中古車の査定での評価ポイントと査定額を上げる方法

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車を中古車買取店に売却する場合、査定によって買取額が決められます。交渉することもできますが、おおよその金額は査定によって決まるので、その重要性は高いです。そのため、査定額をなるべく上げられるように、査定での評価ポイントを知っておきましょう。

中古車の査定でチェックされやすい5つのポイント

車を中古車買取店でなるべく高く売るためには、査定で良い評価を得る必要があります。査定の基準は業者ごとに異なりますが、重要視されるポイントはほぼ共通しています。

1:ボディ

ボディに傷やへこみなどがあると、当然ながら査定額は下がってしまいます。また、修理やパーツ交換などをしている場合も評価を下げる原因に。とくに、事故履歴が残りやすいリアや保管状況が現れやすいルーフは評価を大きく下げやすい箇所です。

また、ボディを塗り替えた場合も査定額は下がる傾向にあります。買い手がつきにくいカラーにすると、大きな減額になる可能性もあるので注意が必要です。

2:ミラー

ドアミラーやルームミラーに、破損や歪みなどがあれば交換が必要なため、査定額は下がります。

ボディと比べると下がる査定額は少ないですが、ミラーは破損しやすい箇所のため、査定額を下げたくないのであれば、普段からミラーの破損には注意しておきましょう。

3:窓

窓が割れていたり、目立つ傷があると、査定額は下がります。とくに、フロントガラスの査定は他の窓よりも厳しく、ワイパーでついた細かな傷も減額要因となってしまうことがあります。

また、フィルムを貼っていたり、標準以外のガラスへの交換なども査定額を下げるので注意しましょう。

4:内装

内装は傷や汚れがあると査定額が下がります。とくに、タバコのヤニやニオイ、ペットの毛やパーツ交換が必要なほどの破損や汚れは大きく査定額を下げてしまいます。

また、査定額を下げたくないからと車内クリーニングを依頼したり、シートの張替えやパーツ交換などをしてしまうと、逆に査定額を下げてしまう場合もあるので注意が必要です。

5:エンジンや電装部品

エンジン周りやランプ類、バッテリーなどの電装部品に、修理や交換の必要な部分があれば査定額を下げてしまうことになります。しかし、定期点検を受けているのであれば、これらの部分が原因で大きく査定額を下げることはないでしょう。

中古車の査定額を上げる方法

車をなるべく高く売却するためには、いくつかコツがあります。そのコツを把握しておき、査定額を上げられるようにしておきましょう。

査定額が上がりやすい時期を狙う

3月と9月は企業にとって決算月となることが多い月です。中古車買取店によっては車の販売数を増やすために、これらの時期の前になると買取が積極的になり、査定額も上がる傾向があります。そのため、1〜3月、8〜9月頃が査定におすすめの時期です。

また、春は生活スタイルが変わりやすい時期でもあり、車の購入を検討する人も増えることから、とくに1〜3月が狙い目といえるでしょう。

モデルが古くなる前に査定に出す

車は新しいモデルが登場すると前のモデルは人気が落ちるので、査定額が下がります。そのため、車を売却するつもりであれば、自分の乗っている車に新しいモデルが登場する前に査定に出してしまうことが望ましいです。

また、長く乗ることにより、年式が古くなったり、走行距離が長くなることでも、査定額は下がります。査定額を下げたくないのであれば、なるべく早く売却する方が良いでしょう。

普段からきれいに使う

ボディに傷やへこみ、内装に汚れなどがあると査定額は下がります。また、車を丁寧に扱っていないことで、「しっかりとメンテナンスがされていないかもしれない」と査定担当者に思われてしまい、査定の目が厳しくなってしまう可能性も。

査定額を下げないためにも、車は普段からきれいに使うよう心がけましょう。

純正品は保存しておく

車の査定では、純正品の方が高評価を得られる傾向にあります。純正品以外の物を取り付ける場合には、査定額が下がることを前提にしておくか、純正品を保存しておき、純正品に戻してから査定に出しましょう。

中古車を査定に出す注意点

車を中古車買取店の査定に出す場合、事前にいくつか注意点があります。査定額で損をしたり、トラブルを避けるためにも、それらの注意点を把握しておきましょう。

相場の把握

車を査定に出す前に、自分の車の相場を調べておきましょう。査定額が適正か判断することができるので、相場を把握しておいて損はありません。

売却に必要な書類を準備しておく

査定額に納得ができれば契約に進みます。その手続きには、自動車検査証や自賠責保険証明書、自動車納税証明書や印鑑証明書など、必要な書類がいくつかあります。

これらの書類の中には、発行が必要な物や紛失していれば再発行が必要な書類もあります。

手続きが進んでから書類を準備し始めると、車の売却がスムーズにできないこともあるでしょう。そのため、事前に車の売却に必要な書類を把握しておき、先に準備できる物は用意しておくようにしましょう。

査定は複数社で

査定の基準は中古買取業者によって異なります。そのため、車の売却先を決める際には、1社の査定だけで判断するのではなく、複数社に査定をしてもらって、査定額を比較しましょう。

査定額を比較することで、他の業者で売却すれば良かった……という状況を避けることができます。

名義を確認しておく

車を購入する際にローンを組む人は多くいます。車のローンが残っていると、その車の名義はローン会社やディーラーになっていることがあります。

他人名義の車を勝手に売却することはできないので、事前に車の名義を確認しておきましょう。

中古車の売却で起こりやすいトラブル

車は高価であり、売却する際には複雑な手続きが必要です。そのため、注意をしないとトラブルが起ることも。トラブルを避けるためにも、どのようなことに注意しておかないといけないか、確認しておきましょう。

契約後の減額

契約が済んでいるにもかかわらず、車を引き渡してから「査定時には見つからなかった故障箇所が見つかった」「人気が急落した」などと理由をつけて、買取金額を下げようとしてくる業者には注意しましょう。

知識のない人であれば、減額に応じてしまいそうですが、査定時の見落としや人気の見誤りは業者側のミスです。

そもそも、すでに契約は済んでいるので減額に応じる必要はありません。そのため、一方的に買取額を下げるように要求されても、断って問題ありません。

契約のキャンセル拒否

契約が済んでいれば、簡単に契約解除はできません。しかし、業者ごとに設けている条件を満たす必要はありますが、多くの場合はキャンセル料金を支払えば契約をキャンセルすることができます。

ただし、条件を満たしていても契約をキャンセルしてくれなかったり、あまりにも高額すぎるキャンセル料を要求する業者には注意が必要です。

キャンセルはトラブルを生みやすいので、契約をキャンセルしなければいけない可能性があるうちは、車の売却は控えましょう。

売却する車の査定額を上げよう

車の査定額を上げるには、査定で良い評価を得る必要があります。査定で良い評価を得るためにも、査定での評価ポイントや注意点を事前に押さえておき、査定額を上げられるようにしておきましょう。