<508>はプジョーが販売するセダン・ステーションワゴン。フルモデルチェンジから間もないモデルですが、買取価格はどうなっているのでしょうか。
今回は「508をより高額で買取してもらうポイント」と「最新買取相場の情報」を紹介します。
目次
プジョー508の特徴は?
燃費
プジョーシリーズはこれまで208、308、2008などのモデルを出してきましたが、その中でも2011年から日本で発売開始されたプジョー508が人気を集め始めています。
この車種の特徴はなんといっても前車種であったプジョー407よりもパワーアップした燃費と車内装備。燃費の方はというと初代フルモデルチェンジで11km/Lとセダンにしては上々の燃費です。
また、プジョー508やこれまでのプジョーシリーズの人気の最大の秘訣に故障が少ないということがあります。
外車はトラブルが多いというこれまでの固定概念を破るかのような頑丈さで人気だったプジョーシリーズでしたが、その中でも508は特に頑丈さにパワーアップがかかり、年季がたっても故障例が少ないという信頼性の高いモデルとなっています。
デザイン
車内内装の方はというと、さすがオシャレの国であるフランスの車ということもあって高級感あふれる仕上がりとなっており、特に座席シートは長時間運転していても疲れにくい体にフィットしたという意見が多かったです。
車内容量も通常時には530L、後席を倒すと最大で約1780Lと大容量のスペースが確保されているため、家族連れでも安心して使えるという利便性の高さも利点の一つだと言えます。
プジョー508アリュール(2011年モデル)
- 全長 4,790mm
- 全幅 1,855mm
- 全高1,455mm
- 排気量1600〜1850cc
- ミッションAT
プジョー508(2015年モデル)
- 全長 4,830mm
- 全幅 1,855mm
- 全高1,455mm
- 排気量2000cc
- ミッションAT
プジョー508(2018年モデル)
- 全長 4,750mm
- 全幅 1,860mm
- 全高1,420mm
- 排気量2000cc
- ミッション8AT
プジョー508の買取価格例
508の最新の買取事例をご紹介します。
- 2017年式 (平成29年)<508 GT ブルーHDi> 黒系
走行距離 2.4万km 新車販売価格 434万円 参考買取価格 168万円 残価率38% - 2015年式 (平成27年)<508 グリフ> 白系
走行距離 2万km 新車販売価格 425万円 参考買取価格 126万円 残価率29% - 2013年式 (平成25年)<508 アリュール> 黒系
走行距離 5.1万km 新車販売価格 377万円 参考買取価格 69万円 残価率18%
プジョー508をより高額に買い取ってもらうポイント
走行距離
これはプジョー508に限らず、どんな車種にも言えることなんですが、第一に買取価格に響くのが走行距離。プジョー508のような人気のあるモデルでも必ずこのラインを超えてしまったら買い取り価格が大幅に下落してしまうことがあるのです。
その距離は10万キロ。数値だけだったらあまりピンとはこないかもしれませんが、10万キロと言ったら約地球4周半を越す距離です。車好きでドライブが趣味だからずっと乗り回している人を除けばこの10万キロを越すことはあまりないでしょう。
内装のキレイさ
次に買い取り価格に影響を与えるのが車の状態であったり、内装の汚れです。もちろん、汚れていたり、傷だらけの動くかどうかわからない車なんて乗りたくないですよね。
特に、プジョー508の場合はシートが長所の一つなのでそれを損なってしまっては、価格が下がることはまず間違い無いと言っても過言ではないでしょう。
ですから、買い取り査定をするまでに車内を出来るだけ綺麗にしておくなり、車の動作確認や日々のメンテナンスをしていればより高値で買い取りをしてもらえるでしょう。
人気のカラー
プジョー508のカラーバリエーションは他の車よりは少ないですが、その中で特に人気だと言えるのはレッドとグレーです。
プジョー508のカラーモデルは以下の通りです。
- ペルラネラブラック
- ダークブルー
- ハリケーングレー
- アルタンスグレー
- アルティメットレッド
- セレベス・ブルー
- パールホワイト
プジョー508の最新モデル
プジョーは2018年3月に行われたジュネーブモーターショー2019において新型の508の発売することを発表しました。
車両価格は417万円となっており、フルモデルチェンジされたプジョー508はこれまでのプジョー508とは一味違う低さを強調した力強いデザインを始め、エンジンにはダウンサイジングされた1.6Lの直列4気筒ターボエンジンと2.0L直列気筒ディーゼルを採用してこれまでにない508を体現しております。
また、運転面においてもi- COCKPIT®️という新世代のインターフェースを採用。最新の先進運転システムやナイトビジョンという赤外線カメラによって、夜前方が見えづらい状況でも約300メートル先にある障害物を感知する機能も搭載される予定です。
インテリアではダッシュボード上部に新しく7インチのタッチスクリーンを設備。車両後部の映像やBluetooth、ラジオやテレビなどマルチメディアの操作が楽にできるようなりました。
また、ブラインドスポットモニターシステムを上級グレードにアップグレードしたほか、座席には2色のナッパレーザーシートも新たに追加されています。
まとめ
プジョー508は2011年に発売された比較的新しいタイプのモデルとなっていますが、フルモデルチェンジの508SWが発売されるだけあって今でもまだ市場で人気を維持しております。
注意してほしいのが508の発売年代モデルが非常に重要となっています。高額買取をしてもらうために準備を整えて買取に臨めば、必ず納得のいく買取値段が付くでしょう!