日本で生産されているデザイン、走行性能では満足できない方が魅力的に感じる外車。外車の中でも特に愛されている人気車種6選を紹介します。
外車を選ぶときの注意点や外車ならではの魅力について解説していますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
目次
外車の魅力
日本に住んでいながら外車を購入したいと感じるのはなぜなのでしょうか。国産車にはない外車の魅力を3つ紹介しましょう。
- 国産車にはない個性的なデザインがある
- 多くの視線が集まる存在感・ステータス
- ラグジュアリー感にこだわった外装・内装
では、それぞれの魅力を一つずつ解説します。
国産車にはない個性的デザイン
外車の一番の魅力は国産車には見られない個性的なデザインです。ブランド一つ一つが個性を発揮し、王道なカーカテゴリーの中でも独自路線をアピールするデザイン性があります。
トレンドを追いかけるわけでも、古いデザインを直接的に取り入れているわけでもなく、伝統的なデザインの考えを受け継ぎながら個性をアピールするのが外車の魅力です。
多くの視線が集まる存在感
外車の2つ目の魅力は所有しているだけで周りの視線を集めることができる圧倒的存在感です。待ちで見る外車に自然と引き寄せられるのではないでしょうか。
所有していることがステータスとなる外車は、社会的地位のある男性にとっても非常に魅力的です。
ラグジュアリー感にこだわる外装・内装
外車は環境モデルであってもラグジュアリー感にこだわる外装・内装を取り入れています。国産車は機能性を重視するあまり、ハイブリッドモデルのラグジュアリーさが欠けているのが難点。
最近のトレンドである電気自動車をとっても、ブランドのこだわりを失うことなく、走りへの追及も忘れないデザインを施しています。
外車の人気車種6選
トレンドと伝統をバランスよく取り入れた個性的なデザインが魅力的な外車。長年愛され続けている有名なブランドの中から人気車種6選を紹介します。
ボルボV40
- 新車価格:304~477万円
- 最小回転半径:5.2m
- 燃費:16.5~17.1㎞/L
- 全長4,370㎜×全幅1,800㎜×全高1,440㎜
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンモデルのラインナップ
ボルボV40はコンパクトなプレミアムスポーツカーです。エンジンはガソリンエンジンとディーゼルエンジンがラインナップされています。
特に人気なのは2015年に追加された「クリーンディーゼルモデル」。最も低燃費なモデルでありながら最高出力190ps、最大トルク400N・mを実現していて、滑らかで力強い走行を期待できます。
世界トップクラスの安全性能を標準装備
ボルボV40は世界トップクラスの安全性能を標準装備している外車。ボルノの安全装備である「インテリセーフ」は全グレードに標準装備されています。
「安全はオプションで付けるものではない」というボルボならではの理念の元、すべてのボルボオーナーが安心してドライブを楽しめる装備を搭載しています。
- 衝突回避・被害軽減ブレーキシステム
- インターセクション・サポート
- 対向車対応機能
- 対向車線衝突回避支援機能
- レーン・キーピング・エイド
- ドライバー・アラート・コントロール
- ロード・サイン・インフォメーション
- 道路逸脱回避支援機能
静かに主張する落ちついた外装デザイン
ボルボV40の外装デザインは、外車を選ぶメリットを最大限に感じさせ、静かな存在感を主張するものです。
LEDヘッドライトとショルダーラインの力強い存在感が特徴。縦型のテールランプはボルボらしいデザインになっています。
内装デザインで思わず注目してしまうのはチェック柄のシート地。女性も男性もスマートに乗りこなせるおしゃれなカラーデザインが北欧を感じさせます。
メルセデスベンツCクラス
- 新車価格:613万円
- 最小回転半径:5.2m
- 燃費:11.4㎞/L
- 全長4,700㎜×全幅1,810㎜×全高1,405㎜
Sクラスと見間違える上質なデザイン
ベンツCクラスのデザインは導入クラスと思えないSクラス並みの上質なデザインに合っています。ヘッドライトは「涙目」になっており、エレガントで流れるようなボディ形状が特徴です。
内装のデザイン性も追及されています。センターコンソールにはウッドパネルが採用され、内壁にはレザーが張られていることにより上質で高級感あふれる室内空間です。
経済的な価格・高いリセールバリュー
Cクラスセダンは経済的な価格で購入できる外車です。ベンツにあこがれるけど一生手に入らないと諦めかけている人におすすめの「頑張ったら買える」値段設定になっています。
購入しやすく、Sクラス並みの外見を引き継いでいるためCクラスの人気は長年衰えていません。そのためリセールバリューが高く、買い替え時の査定額は高い価格を期待できるでしょう。
マイルドハイブリッド仕様
Cクラス「C200 アバンギャルド」にはマイルドハイブリッドが設定されました。ターボエンジンと48Vシステムの組み合わせにより、これまでのCクラスよりも燃費性能が高く環境に優しいモデルになっています。
ハイブリッドよりはエンジン主体ですが、ストップ&ゴーが多い都会で活躍するシステムです。9ATが採用されているおかげで、質の高い走行感覚を楽しめます。
アウディA4
- 新車価格:455~627万円
- 最小回転半径:5.5m
- 燃費:
- 全長4,760㎜×全幅1,845㎜×全高1,410㎜
ヘッドライトが特徴的な高級感あふれる外装デザイン
高級感あふれる外装デザインを追求したい外車好きにはアウディA4がおすすめです。アウディならではのヘッドライト「マトリクスLEDヘッドライト」を装着できます。
このヘッドライトは対向車や先行車を検知して、自動的にハイビームのON/OFFをしてくれるので安心です。
メルセデスベンツなどの有名高級外車と比較しても十分魅力の高い、高級感あふれるエクステリアがアウディA4の特徴です。
ワイドな室内空間
アウディA4の全幅サイズは1,845㎜。室内空間も広く設計されています。ワイドな荷物も積み込みやすいですし、荷物が多いお出かけのときにも便利な車です。
視界が良好になるようにドライビングポジションが設計されているので、視界が広くないと運転が不安になる方にもおすすめ。全方位の視界が遮られないような設計になっています。
ストレスフリーな加速性能
アウディA4はドイツのアウトバーンで十分な走行性能を感じられるように設計されています。100㎞/Lまでの加速時間はたった5.8秒。
レーシングカーでも誇らしい実績を残してきたアウディらしく、レースシーンでも活躍する知見を活用して設計されているのがA4です。
ファミリーカーとしても使いやすいセダン車ですが、加速がスムーズでストレスフリーな走りを十分に楽しめます。
ミニクロスオーバー
- 新車価格:350~609万円
- 最小回転半径:5.4m
- 燃費:15.7~20.5km/L
- 全長4,315㎜×全幅1,820㎜×全高1,595㎜
狭い道幅でも安心感のあるデザイン
個性的なデザインが魅力的な外車。MINIクロスオーバーのコロンとした丸みのあるフォルムデザインはとても個性的です。大柄なボディサイズであるクロスオーバーも圧迫感を与えることなく、親しみやすいデザインになっています。
角ばっていないので、道幅の狭い街中を走らせるときにも安心感があります。外装デザインだけではなく、内装も柔らかい印象を与えるデザインに統一されている点が魅力です。
視点が高く快適な乗り心地が魅力
MINIクロスオーバーは高い居住性が魅力的です。「セミコマンドシートポジション」を採用することにより、シートの設置位置が高く、視野が広がります。
通常のドライバーシートでは視界が狭いと感じている方におすすめです。コックピットが高めに設計されているため足元に余裕が出来て、快適な乗り心地になります。
ラゲッジスペースからの出し入れが楽
MINIクロスオーバーのラゲッジスペース入口は低めに設計されているので、重い荷物や大きな荷物も出しれしやすいというメリットがあります。
PHEV以外のグレードでは、最大1,390Lの荷室スペースを確保できる点も魅力的です。定員数、大人が乗り込んでも気兼ねなくたっぷり荷物を載せられます。
フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン
- 新車価格:299~476万円
- 最小回転半径:5.5m
- 燃費:18.5~19.3㎞/L
- 全長4,535㎜×全幅1,830㎜×全高1,670㎜
先進的な安全装備が全車標準装備
ゴルフトゥーランは2010年以降、先進技術の安全装備を搭載して、安全面で評価の高い車種となりました。オートライトシステムやレインセンサー、クルーズコントロールACCなどの安全装備が搭載されています。
特に渋滞時追従支援システムは高速道路や街中の道路も渋滞しやすい日本で非常に便利なシステムです。
自動的に運転支援を行ってくれるため、長距離移動が必要な時やアウトドア、レジャーシーンにも便利な外車といえます。
エコカー減税対象車で維持費節約
ゴルフトゥーランは自動車取得税と自動車重量が減税されるエコカーです。特に、クリーンディーゼル車は税金免除となるので、年間維持費を節約したい方におすすめのお財布に優しい外車といえます。
ボディ剛性が高く静粛な走り
開口部の大きいミニバンスタイルの車はどうしてもボディ剛性が低くなりがちです。しかし、ゴルフトゥーランは高速走行ができるようにボディ剛性が高く設計されています。
道路が凸凹していても振動やねじれによる衝撃を最小限にしてくれます。直進安定性が高く、静粛性のある走りが人気の理由です。ステアリングに手を添えているだけで直進走行がしやすいという点で運転しやすい車になっています。
プジョー5008
- 新車価格:425~507万円
- 最小回転半径:5.8m
- 燃費:14.3~21.2㎞/L
- 全長4,640㎜×全幅1,840㎜×全高1,650㎜
操作性に優れたインテリアレイアウト
プジョー5008のインテリアレイアウトには新世代のコクピットが採用されています。ステアリングの上下はフラットにデザインされ、メーターは12.3インチの高精細デジタルスクリーンに内蔵されています。
表示する情報はドライバーによってカスタマイズできます。視界が広く取れて、無駄なインテリアを排除しているため、美しいグラフィックデザインが魅力です。
5種類のエンジンバリエーション
プジョー5008には全部で5種類のエンジンモデルを展開しています。ガソリンエンジンはターボ加給されるものです。
<ガソリンエンジン>
- 1.2L…130ps/6MT・AT
- 1.6L…ATのみ
<ディーゼルエンジン>
- 1.6L…100ps/5MT
- 2.0 L…180ps/AT
今後はハイブリッドモデルも登場する予定ですから、自分好みのエンジンバリエーションを選べるラインナップがプジョー5008です。
グリップコントロールを採用
プジョー5008の走破性も魅力。グリップコントロールを採用しているため、FFとはいえ四輪駆動のような走破性を楽しめます。
グリップコントロールでは、ノーマル・スノー・泥・砂地のモードを切り替えて、道路のコンディションに合わせた走りを実現しています。
外車の選び方
車を買い替える際、車選びの視野を広げると世界中にはたくさんの車が存在しています。
外車を購入するのであれば、まずは自動車メーカーのこだわりからリサーチすることをおすすめします。
また、中古車の外車を購入する際に考慮するべきポイントについても紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
まずはメーカーを知ることから始める
気になる外車が見つかったら、そのメーカーの特徴や歴史を一通りリサーチしてみましょう。デザインの好みや機能性、こだわりなどがそのメーカーのコンセプトとマッチしているかを知るために役立ちます。
その上で次の3つのポイントを押さえておきましょう。
- メーカーが発表している車種
- メーカーの人気車種
- 保証内容
外車は国産車に比べて、故障時の交換部品数が少なく修理対応に時間がかかったり、高額な費用が請求されたりする可能性があります。万が一、故障が発覚したときの保証を確認しておきましょう。
中古車を購入するときのポイント
「外車=高級車」と結びつけて、自分には手が届かない、とあきらめてしまう人もいます。しかし、中古車でも外車を購入できるので、少しでも安くステータスを手に入れたい方は検討してみることをおすすめします。
価格だけにつられて選んでしまわないために、次のポイントをチェックしましょう。
- 認定中古車…ディーラーによる部品交換・整備が行われている
- ワンオーナー…使用状況が見極めやすい
- 左ハンドル…日本で使い勝手が良い
- アフターサービス…メンテナンス時に便利
気になる外車が中古車市場でどれくらいの価格で取引されているのかをあらかじめチェックしておきましょう。
まとめ
周りと差をつけられる個性的なデザインが魅力的な外車。人気車種6選を紹介しましたが、気になる車は見つかったでしょうか。ぜひ、自分好みの車が見つかったら購入を検討してみてくださいね。
購入される際には、今愛用している車を査定・買取に出すようおすすめします。愛車の買取価格で新しく外車を割安で手に入れられます。