車を買い替えるなら何年が理想?年数別にメリットとデメリットを伝授!

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新車から乗っていると、次に車を買い替えるなら何年目が良いのか分からないという方も多いと思います。そこで、最もリスクが少なく車を買い替える時期を今回は紹介させて頂きます。次の車を買い替えるときの参考にしてみて下さい。

車は何年で買い替えるか

車は何年で買い替えるのが一番良いのか?それが分かればいいのですが、明確な答えはありません。買い替える理由については、利用する用途や事情によって様々だとは思いますが、昔と比べて車の性能は格段に向上しています。

車が壊れにくくなっているので、車の寿命も年々伸びて、1台の車に長い期間乗る人も増えています。何年くらいで車を買い替えているのかを調べていきます。

平均7~9年

一般社団法人日本自動車工業会のサイトに、車の平均車齢のデーターが集められていますので、それを参考に見ていきます。

●乗用車の平均車齢

  • 2013年:8.07
  • 2014年:8.13
  • 2015年:8.29
  • 2016年:8.44
  • 2017年:8.53

ここで言う、乗用車の平均車齢とは、車を新車で購入してからの経過年数の平均台数を表しています。この数字を見ても、年々使用する期間が延びているのが分かります。上の数字は平均の台数なので、新車で購入した場合は8年~9年で車を買い替えていることが分かります。

車の買い替えは何年目がいいか

車を買い替えるタイミングで一番多いのが、車検のタイミングではないでしょうか?車検を受けるには、税金や車検整備費用など普通車だと数十万円は掛かります。

車検で数十万円掛けるなら、次の車の諸費用に充当する方が良いのでは?と考える人もいると思います。車検前に買い替えるなら何年目が良いのか、メリットとデメリットを紹介します。

3年のメリットとデメリット

車の買い替えるタイミングとして、新車を購入してから3年目が良いというのは、一度も車検を受けないで売ることになるため、車検費用が掛からないからです。最初の車検とは言え、車検費用には数十万円掛かりますから、車検を受けずに買い替えるなら、車検費用分を次の車の頭金などへ回すことができます。

そして、新車で購入してから3年しか経っていないため、中古車としての価値も非常に高く、高額査定で下取りや買取りに出すことができるメリットもあります。逆に3年目に買い替えるデメリットは、車検費用を浮かすことはできても、次の車を購入するのに高額な費用が掛かることです。

新しく車を購入するとなれば、自動車取得税など法定費用や登録に必要な諸費用が車両価格とは別に掛かってきます。また、下取りや買取りに出しても、新車で購入してから3年しか経っていないとは言え、新車で購入した金額を補えるほどの高額査定は難しいでしょう。

特に、ローンで購入した車の場合は、ローンの残債と下取り又は買取り金額にも差が生じてしまいます。新たに購入する車の費用に加えて、ローンを完済するのにも少しお金を足さないといけませんので、かなりのデメリットになってしまいます。新車を購入して3年で買い替えるときは、ローン残債を確認してから考えるようにして下さい。

5年のメリットとデメリット

新車を購入してから5年目で買い替えるときのメリットは、新車のメーカー保証期間内で手放すことができることです。メーカーによって保証期間にも色々とありますが、基本的には5年以内かつ10万km以下と言うのが保証の期間になっています。

5年以内でも10万km以上走行してしまっていたら保証の対象外ですが、普通に乗っている場合は5年で10万kmを超えることはまずありませんから、メーカー保証が切れるまでの5年間は乗って、買い替えてしまう方法です。もう一つのメリットは、2回目の車検を受けなくて済むことです。

初めての車検は、それほど大きな交換部品もなく安く車検費用を抑えることができますが、2回目の車検ともなるとしっかりとした整備が必要になります。最後のメリットは、中古車の相場として5年以上経過した車は大きく価値が下がってしまいます。

2回目の車検を受ける前は、高額査定のラストチャンスと言っても良いです。ローンで購入されている人は、3年か5年でローンを組んでいる人が多いので、5年でローンを組んでいる人は、ちょうどローンが終わっているか、もう少しで終わるかのどちらかだと思います。

下取りや買取りの価格もある程度の期待が持てるので、大きな持ち出しをしないで新しい車に買い替えることができるのは大きなメリットと言えます。逆に新車を購入してから5年目で買い替えるときのデメリットは、3年目と比べると中古車としての価値が下がってしまうことです。

また、新車のモデルチェンジのループが、4~6年というのが多いので、モデルチェンジの発表の後なら、下取りや買取り査定も大きく下がってしまうことがあります。

運が悪ければ、モデルチェンジの車がすでに販売されている可能性も高く、下取りや買取りの価格が恐ろしいほど下がってしまうケースがあります。5年を目処に車を買い替えるときは、モデルチェンジの情報を日頃から気にしておく必要があります。

7年のメリットとデメリット

新車を購入してから7年目で車を買い替えるときのメリットは、中古車としての価値がゼロ円になる前に下取りや買取りに出すことができます。査定価格としては、あまり期待はできませんが、ローンで購入している人も7年ともなると完済している人が殆どです。

車検の件でも、3回目ともなると整備費用にどれくらいの金額が掛かるのかもわかりません。車検での大きな出費を避けて、今乗っている車を下取りや買取りに出して、次の新しい車を少しでも安く購入することができるのがメリットです。

逆に、新車を購入してから7年目で買い替えるときのデメリットは、下取りや買取りとしての価値は5年目と比べても格段に低くなっていますし、車種によっては数万円しか価値のない場合もあります。余程のことがない限りゼロ円にはなりませんが、新車から7年も経過すると、高額査定の期待は持てません。

また、新車の保証も切れている場合があるので、次の車に買い替える前に大きな故障をしてしまう可能性もあります。ローンが終わってホッとしていると、多額の修理代に泣かされることになるかもしれません。

13年のメリットとデメリット

新車を購入してから13年目で買い替えるときのメリットは、新規登録から13年が経過すると自動車税と自動車重量税が高くなります。

自動車税は、普通車で15%、軽自動車が19%税額があがりますし、自動車重量税は、普通車で39%、軽自動車が21%税額があがりますから維持費も大変ですし、車検を受けても車検費用が高くなるので、買い替えるなら新車を購入してから13年が経過する前に行うのがメリットとなります。

逆に新車を購入してから13年目で買い替えるときのデメリットは、下取りや買取りとしての価値はゼロ円になる可能性が高いことです。13年落ちの中古車なので、中古車としての価値は無いと思わなければいけません。

車自体は何年維持できるか

一般社団法人日本自動車工業会の車の平均使用年数のデーターがありますので、それを参考に見ていきます。

●乗用車の平均使用年数

  • 2013年:12.58
  • 2014年:12.64
  • 2015年:12.38
  • 2016年:12.76
  • 2017年:12.91

ここで言う平均使用年数とは、車を新車で登録してから抹消登録手続きを行うまでの平均年数のことを言います。このデータを見ますと、12年~13年が車の寿命と読み取ることができます。

しかし、最近の車で13年で乗れなくなるとは考えられませんし、永久抹消だけのデータではなく、一時抹消も含まれているので一概にデータを鵜呑みにすることはできません。あくまでもデータとして、参考程度に紹介しました。

性能の向上で基本長く使える

最近の車は昔と比べても非常に性能が良くなっています。部品も車種やタイプで併用できるものも多く、使われている素材も非常に良い物が使われていますから、日頃のメンテナンスさえ怠らなければ、基本的には長く使用することができます。

大切に使うと20年は問題なく

一般的な走行距離は、1年で1万kmが目安とされています。20年維持することを考えますと、走行距離としては20万kmですから修理や整備をしっかりと行っていれば問題なく走らせることができます。

特にディーゼル車の場合は、ガソリン車よりもエンジンの構造が簡単でメンテナンスもしやすいので、20万km以上は問題なく使うことができます。

長く乗った車でも高く売れる

過走行車でも、全く価値が無い訳ではございません。車種やタイプによっては、中古車として十分価値がある車もあります。

海外で日本車の需要がある

海外での日本車の人気は電化製品と同じで、Made in Japanの車は非常に人気が高いのが特徴です。特に、ディーゼル車はガソリン車と比べて構造が複雑ではないため、海外でもメンテナンスが行いやすく発展途上国でも多く利用されています。日本では売ることが難しい10万km以上の車が、海外では飛ぶように売れるため輸出に多く出ているのも特徴です。

メンテナンス次第で高額買取も

低年式や過走行車でも、日頃のメンテナンスを行えば高額査定も夢ではありませんが、高額査定を期待するのであれば、きちんとした証拠として整備記録を残す必要があります。

いつ、どこで、どのような整備を行ったのかを書面で残しておけば、次に購入した人が安心して乗れますし、整備を行うにも参考にすることができます。低年式や過走行車で高額査定を期待するなら、最低でも【修復歴なし】【整備記録簿あり】【内外装の痛みが少ない】ことが条件となります。

おすすめは何年で買い替えか

結局、車は何年で買い替えるのが一番良いのかを新車と中古車で紹介します。

新車なら7年

新車のメーカー保証が切れるのが、5年以内又は10万km以下というのが殆どなので、メーカー保証一杯までは安心して乗ることができます。新車から5年目で2回目の車検を受けているので、その次の車検のときが絶好の買い替え時期と言ってよいでしょう。

ローンで購入した人も、7年目だと支払いも終わっていますし、整備費用が大きくなると予想される3回目の車検が来るタイミングでもありますし、買取り相場もゼロ円ではありません。このような理由から、新車で購入した場合は、7年で買い替えをすることをおすすめします。

中古車なら10年

中古車の場合は、購入した時も新車と比べて初期費用が少ないので、安く購入しているはずですし、新車から10年もしくは10万kmで、大きな修理がやってくる時期でもあります。

例えば、タイミングベルトが付いている車は、タイミングベルトの交換をしなければいけませんし、ウォーターポンプも10万kmで交換しなければいけません。

足回りのショックアブソーバーやミッション関係も10万kmともなると故障が怖い時期でもあります。大きな修理がやってくる前の10年目には、車を買い替えるようにおすすめします。

まとめ

車を買い替えるのは何年が良いのか?を紹介してきましたが、車検の節目に買い替えることが得策だと言えます。その中でも最もリスクの少ない買い替え方は、ローンで購入している場合は支払いを完済していることが大切になります。

新車から3年と5年経った車は、メリット・デメリットが半々かもしれませんので、一番リスクが少ないのは新車から7年経ったときに買い替えるのが無難かもしれません。ローンの支払い状況と車検のタイミングを見て、5年若しくは7年で買い替えを検討すると良いでしょう。

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