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3008の買取相場を徹底紹介!高く売る為のポイントも【最新情報】

<3008>はプジョーが販売するミドルサイズSUV。ディーゼルエンジンも選択可能なスタイリッシュなSUVです。

今回は「3008をより高額で買取してもらうポイント」と「最新の買取相場の情報」を紹介します。

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目次

3008の特徴

初代<3008>は、2008年のパリモーターショーで発表されたコンセプトカーをルーツとし、2009年3月に公開されました。

初代モデルは、小さくコンパクトなプジョーらしさが色濃く残るデザインでしたが、2017年にフルモデルチェンジ。PSAグループ(プジョー・シトロエングループ)の共通プラットフォームをベースとし、フランスでの発売を皮切りに、日本を含む世界中で新デザインの<3008>が投入されました。

フルモデルチェンジ後の<3008>は動力性能、エクステリア、インテリアが総合的に評価され、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。ちなみに、同賞の受賞はSUV車では初の受賞という快挙で、プジョーとしては5度目の受賞となりました

エンジンはガソリンエンジンとディーゼルエンジンから選ぶことが可能です。

ガソリンエンジンモデルは、スタンダードモデルの<3008 アリュール>、<アリュール LED Package>、<GT Line>、ディーゼルエンジンモデルは、<BlueHDi Clean Edition>、<CROSSCITY>、<GT>の全6種類がラインナップされています。

3008のエンジンと燃費

プジョーは19世紀から自動車製造を行う、世界でも歴史の長い自動車メーカーです。1913年にはアメリカのインディ500で優勝を果たし、1980年代にはラリーでも何度も優勝するなど、エンジンについては信頼性が非常に高いことで知られています。

<3008>は2.0L BlueHDiターボディーゼルエンジンと1.6L ツインスクロールターボエンジンから選ぶことができます。

2.0L BlueHDiターボディーゼルエンジン

欧州ではディーゼルエンジンが主流ですが、プジョーも1958年からディーゼル車を製造する老舗メーカー。60年以上の販売実績を持ち、最新型のディーゼルエンジンは<BlueHDi>と呼ばれています。

<BlueHDi>の一番の特徴は、突出した環境性能です。酸化触媒装置、選択還元触媒、微粒子フィルターといった排気制御メカニズムにより、NOx(窒素酸化物)の90%を除去、発がん性が指摘されているPM(粒子状物質)については99.9%の除去に成功。

CO2排出量の低減性能も高く、同程度の性能を誇るガソリンエンジンと比較しても15%程度CO2排出量が低減されています。環境性能が良く、燃費も向上しています。カタログ燃費の18.7km/Lより劣りますが、実燃費で14〜16km/Lと車体サイズの割には軽量な車体のためよく走ります。

分厚いトルク誇る2.0Lの直列4気筒ディーゼルターボエンジンの最高出力は177PS。車重は1,610kgに抑えられ、十分な加速力を誇るエンジンです。

1.6L ツインスクロールターボエンジン

直列4気筒の<1.6L直噴ツインスクロールターボエンジン>です。<ツインスクロールターボ>は低回転域から過給を始めつつ、中回転域以上では高い最大過給圧を得ることができるので、低回転域でのレスポンスとパワーが高いのが特徴です。

かつてプジョーは2Lの自然吸気エンジンを得意としていましたが、この<ツインスクロールターボ>に切り替えることで、二酸化炭素排出量を減らすと同時に低燃費化を実現しています。

回転数がわずか1,400rpmでありながら最大トルク24,5kgmを発生させるエンジンは、高出力・低燃費を実現させています。最高出力は165PS。ディーゼルエンジンよりも最高出力は低いですが、車重も150kgダウンの1,460kgとなっています。

走りのフィーリングはスポーティー感とリラックス感が両立されており、普段のクルージングは静粛性が非常に高いです。左右の傾き、ロールの動きもしっかりしていて、足回りにこだわりを持った【プジョー】というメーカーらしさが現れています。

SUVでありながら、気持ちのいい走りに重点がおかれており、踏み込んだときのトルク感はとてもスムーズ。運動性能と静粛性が高い次元で成立しているのも、このエンジンのなせる技です。

3008のボディサイズ

モデルチェンジ後の新型<3008>は、その精悍なボディデザインとは対象的に、コンパクトにまとまっているミドルクラスSUVです。

全長 4,450mm
全幅 1,840mm
全高 1,630mm

乗車定員は5名。フルに乗ってもラゲッジスペースが520Lあるのでカーキャンプや小旅行にも十分対応できます。

3008のボディデザイン

クロスオーバー色を色濃く残す先代モデルと比較しても、直立したフロントフェイスと高めのウェストラインが、本格的なSUV感を表現しています。

他車のSUVと比較してもかなりエレガントな作りとなっており、スポーティー感と高級感を併せもったデザインとなっています。

【プジョー】という言葉が想起させる【コンパクト】【ハッチバック】という概念を根底から覆すような、新しいプジョーらしさを提起するデザインは、<3008>が新時代のプジョーを代表する車種であることの現れとも言えるでしょう。

車重は軽量で、ガソリンエンジン車はFF車のみで4WDの設定はありません。ほとんどオンロード、たまにオフロードという使用を想定したSUVというのも、プジョーらしさを表現していると思います。

ガソリン車の<GT Line>ディーゼル車の<GT>にはアドバンスドグリップコントロール機能があるため、タイヤの空転を制御するトラクションコントロールが可能です。

思いがけずに雪道や泥道での走行を強いられた場合も安全に走行できる両モデルは、大事な家族や友人を乗せて走る時も心強い存在です。

また、後部座席のドアはサイドシェルをカバーしているため、乗降時にズボンの裾が泥で汚れない仕様となっており、女性にも嬉しい作りになっています。

3008のインテリア

エクステリア同様、高級感のあるインテリアが<3008>の特徴です。

<3008>のコックピットはプジョーが開発した<new i-Cockpit>と呼ばれる新型コックピットを搭載。もともとプジョーのステアリングはスポーツカーのような小径タイプですが、更に小型化され、他車種よりも下のほうについています。

メーターはステアリングより上にあり、視線移動が少ないヘッドアップインストルメントパネルが特徴です。タッチスクリーンは大型化し、エアコン操作も画面上から行います。

<3008>は居住性の高さも特徴です。後部座席シートの座り心地もよく、実用的なアームレストがついています。後部座席はフラット化することで1482Lものラゲッジスペースを確保でき、<3008>の大きな魅力となっています。

また、トランクにつながるバックドアは、足をバンパーの下にかざすと電動で開くハンズフリーテールゲート機能がついているため(上位機種のみ)、両手がふさがっていてもドアを開けることができます。

3008のマイナーチェンジ情報


3008のマイナーチェンジモデルが2019年5月に日本で発売されました。

ガソリンエンジンのグレードに8速ATの新型エンジンを搭載し、安全装備もパワーアップ。シートヒーターやサンルーフが組み込まれた<ファーストクラスパッケージ>の設定が新たに追加されました。

3008の買取価格例


3008の最新の買取事例をご紹介します。

2017年式 (平成29年)<3008 アリュール LEDパッケージ> 青系
走行距離 2.6万km 新車販売価格 372万円 参考買取価格 227万円 残価率61%

2015年式 (平成27年)<3008 プレミアム> 白系
走行距離 1.6万km 新車販売価格 350.9万円 参考買取価格 112万円 残価率31%

2013年式 (平成25年)<3008 スタイル> 白系
走行距離 4.4万km 新車販売価格 322万円 参考買取価格 57万円 残価率17%

3008をより高額に買い取ってもらうポイント

人気のカラー

<3008>シリーズの人気カラーについてご紹介していきます。中古車市場で高価に買取られているカラーを調べてみました。

第1位:パール・ホワイト(白)
第2位:ペルラ・ネラ・ブラック(黒)
第3位:その他(グレー・青・赤・茶)

<3008>は<2008>や<5008>と同様、白・黒系のカラーが圧倒的に人気です。都市部での走行をメインにしたSUVのため、ボディへの泥跳ねを配慮した色よりも、光の反射によりボディデザインの美しさが際立つ色が人気のようです。

街乗りがメインの方は白や黒、舗装されいてない場所での走行を考えると、他カラーから選ぶのもよいかもしれません。

パノラミックガラスルーフ

<3008>には、ルーフオプションとして、パノラミックガラスルーフを装備することができます。<3008>ではオープンシステムを採用しており、光だけでなく風を車内に取り入れることが可能です。

開放感があるので、街乗りの夜景や自然をダイレクトに感じたい方、お子さんがいらっしゃる方にはおすすめのオプションです。

https://anshinkuruma.jp/bguide/プジョー初!完全自社開発&生産のsuv3008の維持費を/

まとめ

今回は<3008>の特徴と、最新相場、買取ポイントについてお伝えしました。<3008>の所属するCセグメントSUVは世界にもライバル車種が多いですが、【本格さ】だけでなく都市部での軽快さをメインとした独自のポジションを確立し、際立った存在となっています。

フランス車らしくエレガントさを失わない形で作り出したSUVは唯一無二の存在です。

2017年のフルモデルチェンジ後のモデルは買取価格も高価で、国内でもCセグメントSUVは人気なので、買取査定額が高くなる可能性が十分にある車種といえそうです。売却を検討している方は一度、買取査定を受けてみましょう。

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