<RC>はレクサスが販売するスポーツクーペ。国産車では2ドアクーペタイプのモデルは年々数が少なくなっていて、RCは貴重な存在です。
今回は「RCを高額で買取してもらうポイント」と「最新の買取相場の情報」を紹介します。
目次
レクサスRCの特徴
2013年に開催された第43回東京モーターショーでワールドプレミアされたレクサスRCは、その美しくダイナミックなボディから、注目を集めた1台です。
2014年のリリースでは、発売後約1カ月で月間販売目標台数を約21倍も上回る約1700台を受注するという記録を樹立。
大人気となったRCは、レクサスらしい知的で大胆なスピンドルグリルが特徴です。
フロントビューも低めに設定され、上質なインテリアが選ばれ、レクサスブランドの高級感が楽しめます。走りにおいても、最短0.2秒での変速を可能にしました。
さらに、パワフルでありながらも滑らかに加速する8速ATと3.5L V型6気筒自然吸気エンジンのコンビネーションによりプレミアムスポーツクーペとしての魅力を最大限に活かした車です。
国内外で高い評価を得ているレクサスRCは、誕生当時には3.5LV型6気筒自然吸気エンジンのモデルと2.5L直列4気筒エンジンに大出力モーターが組み合わされたハイブリッドモデルの2つがラインアップされていました。
その後、2015年10月に2.0L直列4気筒直噴ターボエンジン搭載のガソリンタイプが加わっています。
LCの流れを汲む優雅さが楽しめる新型RC
レクサスRCは、レクサスのフラグシップモデルとなるLCの独創的で優雅なデザインを継承したモデルです。スポーティーさを大切にしながら、LCのエレガントなデザインを追求して作られました。
レクサスRCのダイナミックなプロポーションは、レクサスらしいエレガントな魅力であふれています。フロントからキャビン、リアまで連続する一体感が、RC特有のダイナミックさを生み出しました。
さらに、低めのフロントビューはワイド設計にこだわり、張り出したホイールフレアが、タイヤの存在感を強調します。これらの形状がレクサスRCの運動能力の高さを予感させ、走ってみたい車としての輝きを放っているのです。
そのうえ、リアビューには精緻なレンズ技術によって宝石のようなきらめきが与えられました。L字に発行するLEDランプとのコンビネーションにより、レクサスらしさを印象付けています。
Lexus Safety System +が標準装備
レクサスRCは、レクサスが誇る最先端の予防安全システムである「Lexus Safety System +」が標準装備されているのも魅力のひとつです。
2種類のミリ波レーダーと単眼カメラを搭載するLexus Safety System +は、世界でもトップレベルの歩行者検知機能付衝突回避支援システムとして知られています。
レクサスならでは高い安全性を提供していることから、ユーザーの安心感が高い1台であるといえるでしょう。
RC 350
- ボディサイズ(全長×全幅×全高):4695×1840×1395mm
- 室内サイズ(全長×全幅×全高):1875×1520×1120mm
- エンジン:V型6気筒
- 総排気量:456L
- 燃費:9.8km/L
RC 300h
- ボディサイズ(全長×全幅×全高):4695×1840×1395mm
- 室内サイズ(全長×全幅×全高):1875×1520×1120mm
- エンジン:直列4気筒
- 総排気量:493L
- 燃費:23.2km/L
RC 300
- ボディサイズ(全長×全幅×全高):4695×1840×1395mm
- 室内サイズ(全長×全幅×全高):1875×1520×1120mm
- エンジン:直列4気筒インタークーラー付ターボ
- 総排気量:1.998L
- 燃費:13.0km/L
レクサスRCの買取価格例
RCの最新の買取事例をご紹介します。
2017年式 (平成29年)<RC 300h Fスポーツ> 橙系
走行距離 2.3万km 新車販売価格 627万円 参考買取価格 336万円 残価率53%
2015年式 (平成27年)<RC 350 Fスポーツ> 白系
走行距離 2.4万km 新車販売価格 678万円 参考買取価格 309万円 残価率45%
2014年式 (平成26年)<RC 300h バージョンL> 赤系
走行距離 7.5万km 新車販売価格 629万円 参考買取価格 261万円 残価率41%
レクサスRCの人気グレードと残価率
レクサスRCの残価率はRC300で58.4%と高い数字がみられます。同じRC300であってもF SPORTの場合には61.8%にまで上昇するのです。そのため、レクサスRCはグレードによって残価率が異なるといえるでしょう。
RC300hの場合にはF SPORTで55.3%、RC300h version Lでは53.4%です。この2つを比較してもF SPORTの残価率が高いことがわかります。
人気のRC350F SPORTでも51.6%と高く評価されていますので、査定に出すと高額買取が期待できます。
人気グレードはF SPORT
レクサスRCでは、F SPORTに高い人気が集中しています。F SPORTは後輪操舵とギア比可変ステアリングを統合制御するレクサスダイナミックシステムが搭載されているのが特徴です。
フロントグリルにはメッシュが採用されています。さらに、室内では可動式の専用メーターが搭載され、専用の本革シートが標準装備されました。
そのほかにも、RC350のF SPORTにはフロントブレーキに357mmの大径ベンチレーテッドディスクと専用高摩耗パッドが装備されているのが特徴です。
レクサスRCを少しでも高額で買い取ってもらうポイント
レクサスRCの買取では、人気のカラーやオプションをおさえておくことで高額査定につながります。そこで、ここからは、レクサスRCの人気のカラーとオプションについて紹介しましょう。
人気のカラーはコレ!
レクサスRCのボディカラーは全部で10色が用意されています。そのなかでも、全てのモデルに共通しているカラーが、マーキュリーグレーマイカ、ソニックチタニウム、ブラック、グラファイトブラックガラスフレーク、スパークリングメテオメタリックの5色です。
RC350とRC300h 、RC300のベースグレードまたはversion Lでは、これらの5色に加えてソニッククーツが標準カラーに追加されます。
オプションであれば、ラディアントレッドコントラストレイヤリングも選ぶことが可能です。RC350とRC300 、RC300の F SPORTグレードであれば、ホワイトノーヴァガラスフレークと。ラヴァオレンジクリスタルシャインが標準カラーとして選べます。
さらに、ラディアンレッドコントラストレイヤリングとネープルスイエローコントラストレイヤリング、ヒートブルーコントラストレイヤリングがオプションカラーに加わるのです。
どのカラーもレクサスらしい高級感のある輝きに満ちているといえるでしょう。この中で人気のカラーは、漆黒のブラックです。
レクサスの高級感を引き出すブラックのRCは、多くのユーザーの高い評価を得ていることから、リセールしやすく、高値がつけられています。
また、ホワイトやグレーといったベーシックなカラーも人気があるといえるでしょう。これらのカラーである場合には、高額査定が期待できます。
人気のオプション
レクサスRCは、ほとんどの快適装備が標準仕様ですので、グレードを選ぶことで走行性能の選択が可能です。
しかしながら、プリクラッシュセーフティなどのアクティブセーフティシステムはどのグレードであってもオプション装着となります。
スポーツクーペとして誕生したレクサスRCのユーザー多くは走りを追求する人が多く、アクティブセーフティシステムの搭載はめずらしいといえるでしょう。
そのため、アクティブセーフティシステムのオプションを選んでいる場合には、希少価値から高値がつく可能性があります。
また、海外への転売も視野にいれると、ムーンルーフのオプションも人気です。海外では、ムーンルーフ付きのレクサスが高く評価されていますので高値がつく可能性が高いといえるでしょう。
まとめ
徹底的な優雅さを走りの鋭さを極めたレクサスRCは、運転の楽しさを感じられる車として高く評価されています。フラッグシップカーであるLCのデザインを活かしたボディは極めて美しく、人気のある1台です。買取に出すと高値がつきやすいといえますので、まずは査定を依頼してみてはいかがでしょうか。