日本を代表する高級車として知られるクラウンは、多くの有名人や芸能人からも愛される車です。そんなクラウンは買取ではどのような評価を得ているのでしょうか。大切な愛車は少しでも高く売りたいですよね。そこで、クラウンを高値で売却するためのポイントを紹介します。
目次
クラウンの特徴
クラウンは昔ながらのセダンのスタイルが生かされた車種です。タクシーならではの使用もあり普通の感覚よりも高級感を持って乗ることができます。クラウンは数多くの種類があり、それぞれの車種によってスペックや燃費など全く違います。
今回はいくつかのクラウン車種に特化して特徴などをご紹介していきます。
クラウンコンフォート
ボディーサイズ 4695mm
全幅 1695mm
全高 1515mm
最大出力 83kW/4800rpm
最高トルク 186N・m/3600rpm
エンジン 1TR-FPE型2.0L 直列4気筒DOHC
燃費 9.8km/L
正統派セダンの形になります。現在ではとても貴重な存在になっている車種です。最終の車と比較すると燃費もあまり良いものでは無いのですが、排気量などを考えると納得できる車種なのではないでしょうか。
新型クラウン
ボディーサイズ 4910mm
全幅 1800mm
全高 1455mm
最大出力 235ps
最高トルク 35.7kgm
エンジン 178ps/22.5kgm
燃費 30km/L
新型クラウンは欧州車を超える走行性能を目標に作られています。今までにも数多くのクラウン車が発売されましたが高級感や快適性は感じられるものの、走りがつまらないと言われていることが多かったです。そこで作られたのがモデルチェンジされた新型クラウンです。クラッシックさが少し薄くなり、昔ながらのクラウンぽさがなくなったようにも感じます。しかし、エンジンは新開発のものですしダイナミックフォースエンジンと呼ばれ、世界トップレベルの熱効率を実現しました。力強くも走りやすいようになっているので、もう走りがつまらないとは言わせません!
クラウンの最新相場
現在のクラウンの最新買取相場をご紹介します。年式でご紹介していきますので、買い取ってもらいたいという方は相場を押さえておくと良いでしょう。
クラウンの買取査定相場
クラウンの最新の買取相場は以下の通りです。
- グレード:RSアドバンス
年式:平成30年
新車価格:559.4万円
買取相場:4542.2万円
残価率:約80% - グレード:アスリートG-T
年式:平成28年
新車価格:533.0万円
買取相場:220.8万円
残価率:約41% - グレード:アスリートGi-Four
年式:平成26年
新車価格:513.0万円
買取相場:154.9万円
残価率:約30%
価格に大きな幅がありますが、車の状態やモデルによって価格が変動します。例えば、エンジンを劣化していたり、車に傷が付いていたりすると買取価格は下がってしまいます。年式が下がるにつれ買取価格の相場は下がってしまいますが、状態が良ければより高額で買い取ってもらえますよ。
クラウンの人気グレードと残価率
クラウンで人気のグレードは「2.0S-T」です。こちらのグレードでは直噴ターボエンジンモデルがマイナーチェンジで新たに加えられたものです。他のグレードよりも比較的価格がお手軽で、それだけではなく速度性能やトルクも、大排気量エンジンに負けない強い力を持っているのも魅力ポイントです。
ボディーカラーもスタンダードカラーでは6色、ジャパンからセレクションでは12色から選ぶことができるので、自分の好きな色のグレードを手に入れることができます。
もう一つ人気のグレードがハイブリッドの「アスリートS」です。階級でいうと中間グレードにあたるものになります。価格は約495万円になります。アスリートエスもカラーが豊富にあるので、自分の好きな色のグレードを手に入れることができます。
では、残価率はどのようになっているのでしょうか。
ハイブリッドモデルですと、ガソリン車と比べてもあまり大きな差は見られません。ただし、中古車市場ではハイブリッド車の方が好まれるので、人気要素がある分、売りやすい車種にはなります。それだけではなく車の状態、つまり劣化等はないか、傷等はついていないか、などでも価格は変動します。
より高額に買い取ってもらうポイント
世の中には数多くの車種の車が走っていますが、その中でもクラウンはお金持ちの人が乗る車として人々に認知されているため、「高級車」という位置づけで販売されています。とはいっても、現在では中古車でも比較的手に入りやすくなっていますし、ローンやリースでも購入することができるので、誰でもクラウンに乗れるようになってきています。
また、クラウンに乗っている人でもライフスタイルの変化や、新しい車に乗りたいという思いから買取に出す人も多いことでしょう。そのような場合は少しでも高値でついた方がお得ですよね。次により高額に買い取ってもらうためのポイントをご紹介していきますので、買い取ってもらう際の参考にしてください。
人気のカラー
やはり、人気のカラーですとその分売れやすくなるため買取価格が高額になるようです。中でも1世代目、2世代女は若者から人気があります。若者の気持ちとしては、「かっこよくて高級感のある車に乗りたい」とあるようです。現在のモデルは少しクラウンぽさが薄くなってきているものもあるので、以前の世代の方が人気なのです。また、カラーは白か黒のモノクロカラーが人気です。モノクロカラーはより高級感を目立たせてくれる色なので、需要がとても高いです。
人気のオプション
2つ目のポイントはオプションが付いているかどうかです。快適性や所有欲を乱されるような必要な装備が整っているかどうかが重要なポイントとなります。重要な装備を挙げてみると、
- アルミホイール
- エアロパーツ
- カーナビなどの装備
などです。
カーナビに関しては現在の車ではついていて当然だと思われがちですが、昔のグレードですとついていないものもありますし、古いオーディオの場合もあります。オーディオ類は過去5年以内の物や、SDカードやDVDに対応している者は特に買取価格が高くなります。たとえ純正品以外であっても価格は数万円ほどアップするので、無視するわけにはいきません。カーナビ以外の外装パーツに関しては、純正品のみ高額買取の対象となっています。純正品でなければそこまで高い価格で買い取ってもらう事はできません。
クラウンを購入する年代によっては購入ポイントが違います。先ほどもお伝えした通り1世代目、2世代目モデルのものは比較的若い年代の人が好む傾向にあります。昔のモデルの方が「かっこ良い車に乗りたい」という欲を満たすことができるからです。
一方、3世代目モデルや現在販売されているモデルは比較的高い年齢の方が好む傾向にあります。機能性などを重視しているので純正品を好むからです。
10年落ちの場合値段はつくか?
クランは初代販売当時から60年以上もの歴史を持っています。日本を代表する車といっても過言ではありません。古いモデルのものでもクランを乗り継いで行くオーナーが多く、いつかはクラウンに乗ってみたいと思っている人も多いです。
結論から言うと10年落ちのクラウンでも値段はつきます。日本では車の走行距離の基準として1年で10,000キロメートルと言われています。10年落ちのクラウンでも10万キロメートル近くの車が多くなっているので、人気クラウンといえども査定相場には大きく関係してくることでしょう。
では、10年落ちのクラウンの買取相場を表で表していきます。
- クラウンロイヤルサルーン シルバー 64,000円
- クラウンロイヤルサルーンG シルバー 151,000円
- クラウンロイヤルサルーン ブラック(13〜14万km) 226,000円
- クラウンロイヤルサルーン ブラック 709,000円
- クラウンロイヤルサルーン ホワイトパール 886,000円
- クラウンロイヤルサルーン ホワイトパール(6〜7万km) 367,000円
- クラウンアスリート ブラック 624,000円
- クラウンアスリート ホワイトパール 318,000円
- クラウンアスリート ホワイトパール(11〜12万km) 408,000円
- クラウンアスリート ホワイトパール(16〜17万km) 290,000円
10年落ちのクラウンの買取相場は人気のカラーや走行距離によって価格がだいぶ違ってきます。やはり走行距離が少ない方が価格相場は高いですし、人気カラーのブラックやホワイトであっても相場が高くつきます。
10年落ちとなれば価格は安くはなりますが、買取価格がつくので安心してくださいね。
まとめ
クランは日本を代表する車種といっても過言ではありません。60年以上ものモデルが販売されており、現在でもその人気は落ちることを知りません。世代やカラーによっても人気度は違ってきますが、幅広い年代の人に愛されている車種です。今回はクラウンの買取について詳しく説明していきました。新しい車に乗りたい、新しいモデルのクラウンに乗りたいと思って自分の今乗っているクラウンを買い取ってもらいたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。