自転車ヘルメットを着用しないと罰則はある?おすすめの自転車ヘルメットも紹介

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自転車のヘルメット義務化はいつから?

自転車ヘルメットの着用は、現在努力義務とされています。

2022年4月27日に公布、2023年4月1日に施行された、道路交通法第63条の11の一部改正により、これまでは児童または幼児が対象だったヘルメットの着用が、運転者全員が対象になりました。

自転車の乗車用ヘルメット着用努力義務化 – 埼玉県警察 (saitama.lg.jp)

自転車用ヘルメットの着用 警視庁 (tokyo.lg.jp)

なぜ義務化されたのか?

近年、自転車事故の件数は増加傾向にあります。

自転車事故で死亡した人の約7割が頭部に致命傷を負っている事故であったことや、ヘルメットを着用していない場合、致死率が2.3倍も高く、事故から命を守るという点において、ヘルメットの着用によって致死率が大きく下がることもわかっています。

また、年齢層別の事故に関しては、従来の13歳未満ではカバーできない13歳~18歳が最も自転車事故が多いという調査結果もあります。

以上のようなことから、13歳以上もヘルメットが“努力義務”になったのです。

参考URL:年齢別の事故率 2003年8月 (jitensha-anzen.com)

自転車のヘルメットを着用していないと罰則はあるのか?

現段階で、努力義務であるヘルメットを着用していなかった場合の罰則は設けられていませんが、今後罰則が設けられる可能性は考えられます。

また、法律上努力義務であるため、着用していなかった場合に事故を起こしてしまった際、加入している保険が適応外となる可能性もあります。

自転車のヘルメットの選び方

自転車用のヘルメットは、日常ユースや競技用から、ファッション性を重視したものまで、種類がたくさんあります。大人用・子供用・トライアスロン用・エクストリーム用・カジュアルなどの種類があり、用途に合わせて設計されています。種類によって見た目やサイズが異なるため、自分に合ったサイズ選びが重要です。

また、自転車用ヘルメットの規格には、日本では「SG(製品安全協会)」「JCF(日本自転車競技連盟)」が流通しているほか、米国や欧州でもそれぞれ規格があります。基準をクリアするとマークが貼付されているので、購入の際に安全性の目安にするとよいでしょう。

おすすめの自転車のヘルメット

自転車のヘルメットは、着用義務化によって、以前よりデザインや種類が豊富になってきています。

好みで選ぶのも良いですが、通学に使用する場合には、カラーなどの指定があることもあるので購入前に学校に確認しておくとよいでしょう。

ここからは、おすすめのヘルメットを紹介します。

OGK KABUTO REZZA-2

キッズ用ヘルメットです。カラーバリエーションも豊富で、、性別を問わずに共に使用できるデザインです。

OGK KABUTO SB02シリーズ

通勤通学用として使用できるように、デザインはシンプルに抑え、カラーも2色のみ。その分価格もリーズナブルです。

LAZER Cameleon

デザインは控えめですが、かなり軽量に作られています。アジアンデザインなので、日本人の頭にもフィットしやすい設計です。

OGK KABUTO FR-KIDS

キッズ用ヘルメットです。カラーバリエーションも複数あり、少し目立つデザインなので、人混みでも紛れにくく、遠くからでも認識しやすいデザインです

OGK KABUTO SB-03M

他のヘルメットと違い、キャップのようなツバが特徴的なデザイン。お値段も、比較的手を出しやすい価格帯です。

まとめ

自転車のヘルメットの着用が2023年4月1日から努力義務化されましたが、現段階では罰則等もありません。しかし、義務化された理由に関して考えてみたとき、事故での致死率を大幅に減らせたり、頭部への損傷を防ぐといった意味で有効性があることから義務化となったのです。こういった背景を念頭に置いてヘルメットを着用するか考えた場合、自ずと着用すべきかどうかが決まってくるでしょう。これから自転車に乗る際は、ぜひヘルメットを着用してくださいね!

よくある質問

自転車のヘルメットは強制?

自転車のヘルメット着用に関しては、道路交通法 第63条の11に「自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない」とあるため、法律上は“努力義務”で、着用に対しての強制力はありません。

ヘルメットをかぶらないとどうなる?

ヘルメットを着用しなくても、2023年7月時点の法律上では罰則等はありません。しかし、加入している保険が適応されない場合や、事故にあった際に、ヘルメットを着用していなかったことによる大きな傷害を負う可能性もあります。