【アルトラパン VS ミラトコット】女性に人気の軽自動車を徹底比較

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ビッドちゃん
軽自動車の人気に伴い、各メーカーは競うようにさまざまな軽自動車の開発を行っています。走行性能や燃費性能はもちろんのこと、多種多様なデザインを投入し、男性だけでなく女性にも好かれる車を作っているのです。

女性に人気の軽自動車に特徴には、かわいらしいフォルムがあるでしょう。丸みを帯びたデザインや優しい雰囲気を持つカラーなどを擁しているモデルは、女性から選ばれる傾向にあります。

スズキのアルトラパンやダイハツのミラコトコットも、女性向けに開発された1台です。ただ、両車にはどのような違いがあるのでしょうか。軽自動車の購入を考えている女性のために、アルトラパンとミラココットの違いについて検証します。

目次

女性向けの軽自動車として誕生したアルトラパンとミラトコット

女性のための車として誕生したアルトラパンとミラココット。アルトラパンは2002年、ミラトコットは2018年に販売が開始され、以降、多くの女性の心をつかんできました。

2015年に3代目が誕生したアルトラパンは、これまでのスクエアなボディを維持しながらも丸いヘッドライトを組み合わせ、かわいらしさをアップ。随所にウサギのモチーフが散りばめられ、遊び心たっぷりの車に仕上がりました。

2018年に誕生したミラトコットは、ミラココアの後継モデルとして誕生します。誰でも優しく乗れ、エフォートレスな車をコンセプトとして開発され、低価格な車としても高く評価された1台です。

女性向けに開発された車でありながらも、かわいさを前面に押し出していないのが特徴で、女の子すぎない車としても人気を博しています。

アルトラパンの基本概要

  • 新車価格:1,127,500円~(税込)
  • 全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1525
  • ホイールベース(mm):2460
  • 総重量(kg):680~730
  • 排気量(cc):658
  • 燃費(km/L):27.4~35.6

<ボディカラー>

  • フレンチミントパールメタリック ホワイト2トーンルーフ
  • コフレピンクパールメタリック ホワイト2トーンルーフ
  • フォーンベージュメタリック ホワイト2トーンルーフ
  • シフォンアイボリーメタリック ホワイト2トーンルーフ
  • フレンチミントパールメタリック
  • コフレピンクパールメタリック
  • フォーンベージュメタリック
  • シフォンアイボリーメタリック
  • アーバンブラウンパールメタリック
  • フェニックスレッドパール
  • ノクターンブルーパール
  • ピュアホワイトパール

ウサギのキャラクターで女性から大人気のアルトラパン

アルトラパンの名前の由来となるのは、フランス語で<うさぎ>を意味する<Lapin(ラパン)>です。そのため、ラパンのCMにはうさぎのキャラクターが起用され、そのかわいらしさから、車に興味がない女性にも知名度を広げました。

ラパンのうさぎのキャラクターは、ボディや車内にも採用され、車に乗る楽しさも広がるのも魅力です。そんなアルトラパンは、スピアーノという名称でマツダからOEM販売も行われていました。

スピアーノにはうさぎのシンボルはつかず、極めてシンプルに仕上げられています。さらに、スピアーノはアルトラパンよりも安価で販売されていたのも特徴でしょう。

しかしながら、どうしてもうさぎのキャラクターが欲しい、アルトラパンに乗りたいというファンが多く、少々高額であっても、アルトラパンの売れ行きがスピアーノを上回る結果となったのです。

そんなアルトラパンは、2015年に3代目へとモデルチェンジを行い、温かみを感じる車へと生まれ変わっています。これまでの四角いフォルムの角を丸め、ヘッドランプやドアミラー、リアコンビネーションランプに丸型を採用したのです。

なごみを感じるそのデザインは好評で、新たな女性ファンを獲得する結果となりました。また、新型アルトラパンのデザインはかわいらしさだけでなく機能も兼ね備えているのが特徴です。

明るく開放感のある広いガラスエリアが採用されることで視界がよく、運転しやすい車へと生まれ変わりました。箱型のボディは車両間隔もつかみやすいことから、狭い道の走行や駐車も楽に行えると高く評価されています。

かわいいだけじゃない性能の高さも人気の秘密

アルトラパンには<エネチャージ>と呼ばれるシステムが搭載され、その性能を高めています。これは、減速時に高効率・高出力のオルタネーターを使って発電し、アイドリングストップ車専用の鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーに充電するシステムです。

蓄えた電力を電装品に供給することで、ガソリンの消費を抑えられるようになり、燃費性能の向上を実現しました。それだけでなく、エネチャージを使用することでエンジンへの負担も軽減されるのがメリットでしょう。

さらに、高効率リチウムイオンバッテリーは、軽量かつコンパクトでありながらも効率よく電気が充電できるのが特徴です。よって、走行時の発電を最小限に抑え、ガソリンの節約につなげています。

ミラトコットの基本概要

  • 新車価格:1,094,500~(税込)
  • 全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1530/1540
  • ホイールベース(mm):2455
  • 総重量(kg):720~790
  • 排気量(cc):658
  • 燃費(km/L):27.0~29.8

<ボディカラー>

  • セラミックグリーンメタリック〈G61〉
  • ジューシーピンクメタリック〈R73〉
  • サニーデイブルーメタリック〈B84〉
  • パールホワイトⅢ〈W24〉
  • ブラックマイカメタリック〈X07〉
  • プラムブラウンクリスタルマイカ〈R59〉
  • レモンスカッシュクリスタルメタリック〈Y13〉
  • ファイアークォーツレッドメタリック〈R67〉
  • ライトローズマイカメタリック〈T22〉
  • ブライトシルバーメタリック〈S28〉

女性目線で誕生したミラトコット

ミラココットは女性目線で誕生した車です。これまで、各メーカーの作り出す女性の軽自動車には、かわいさを強調するために、必要以上のかわいさを詰め込んできました。

デフォルメされたかわいさに疑問を感じる女性も多く、シンプルで女性らしい車を求める声も多く聞かれたのです。そこで、ダイハツは素の魅力にこだわり、シンプルで女性らしい車としてミラトコットを開発します。

しかしながら、ダイハツ内にはこれまでと同じような女性らしさにこだわり続ける保守派も多く、その抵抗を突き崩すことにかなりの時間を要したのです。

女性はかわいいものが好きであるといった固定観念を崩し、新しい女性らしさを提唱する日々は続けられました。そういったダイハツの女性たちの奮闘により誕生したのがミラトコットです。

面と線で構成されたフォルムは極めてシンプルであり、女性らしいと考えられてきたデコレーションは全て排除されました。無駄を全てそぎ落とし、骨格のよさを押し出すことで勝負に出た車です。

女性仕様というルックスはないものの、気取らないスタイルが評判を生み、女性にも男性にも乗れる車として高く評価されています。

スクエアで水平な落ち着いたデザイン

ミラトコットのデザインは、スクエアさと水平さが基調になっています。ボディだけでなくインテリアにも垂直と水平のラインが意識され、車両間隔が掴みやすく、運転しやすい車にもなったのです。

フロントピラーも立ち気味にセットさせたことで視界がよくなり、後方もよく見えると評判の1台。上級グレードにはパノラマモニターコーナーセンサーなどの安全性の高い装備もつけられ、安心して乗れる車です。

女性が乗る車として開発された経緯から、小柄な女性でも適切なポジションがとれるよう、シートリフターの調節幅を広くとっているのも特徴でしょう。

グレード別に見るアルトラパンの特徴

アルトラパンに用意されているグレードは、X・S・L・Gの4つです。ただ、どのグレードを選べばいいのか分からないという人も多いでしょう。そこで、アルトラパンの人気グレードであるSとXについて詳しく紹介します。

S

  • 新車販売価格:2WD・1,331,000円 4WD・1,435,500円(税込)
  • 燃費性能:JC08モード 35.6/33.2km/L
  • 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1525
  • エンジン:水冷4サイクル直列3気筒
  • 最高出力:38kW[52PS]/6,500r.p.m.
  • 最大トルク:63N・m[6.4kgf・m]/ 4,000r.p.m.

アルトラパンのエントリーモデルとなるのがL。その1つ上のグレードに設定されているのがSです。Lグレードと比べると8万円程度高くなるのが特徴ですが、Lグレードでは選べない装備が充実しています。

まず、Lグレードで選べるのは単色の8色のみです。しかし、Sグレード以上の場合には選べるカラーが12色になり、2トンルーフ仕様の選択もできるようになります。

ホワイトのルーフは非常に人気が高く、オシャレな女性から高く評価されているといえるでしょう。また、Lグレードにはない装備も充実しているのが特徴です。

Sグレードから備えられる装備は以下の5つです。

  • ディスチャージヘッドランプ(ハイ/ロービーム、オートレベリング機構付)
  • ドアトリムクロス
  • メーター音声案内機能
  • フロントアームレストボックス
  • オートライトシステム

装備が増えるのは5つだけですので、Lグレードとそれほどの差はありません。しかし、2トンルーフ仕様にこだわりたいという人はSグレード以上を選ぶ必要があります。

X

  • 新車販売価格:2WD・1,437,700円 4WD・1,542,200円(税込)
  • 燃費性能:JC08モード 35.6/33.2km/L
  • 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1525
  • エンジン:水冷4サイクル直列3気筒
  • 最高出力:38kW[52PS]/6,500r.p.m.
  • 最大トルク:63N・m[6.4kgf・m]/ 4,000r.p.m.

アルトラパンの最上級グレードとなるのがX。Sグレードに10万円以上の差がつくグレードであり、装備面で充実感がみられます。

最上級グレードのXに装備されるのは以下の通りです。

  • 「ナノイー」搭載フルオートエアコン(エアフィルター付)
  • 外気温計(エアコンパネル内)
  • インパネシフトガーニッシュ(一部シルバー塗装)
  • メッキドアハンドル
  • LEDサイドターンランプ付ドアミラー
  • 14インチアルミホイール
  • 6スピーカー(フロント2、リヤ2、ツイーター2)

最上級グレードであるXにのみ搭載されたナノイー搭載のオートエアコンは、室内の除菌や消臭にも効果があるといわれています。美容家電としても活用されているナノイーは、肌や髪に優しい弱酸性であり、女性からの人気の獲得に一役買っているのです。

グレード別に見るミラトコットの特徴

ミラトコットには非常にたくさんのグレードが用意されているのが特徴です。ここからは、ミラトコットの人気のグレードを2つ選んで紹介しましょう。

L ”SA III”

  • 新車販売価格:2WD・1,160,500円 4WD・1,292,500円(税込)
  • 燃費性能:JC08モード 29.8/27.0km/L
  • 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1530/1540
  • エンジン:水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
  • 最高出力:38kW[52PS]/6,800r.p.m.
  • 最大トルク:60N・m[6.1kgf・m]/ 5,200r.p.m.

ミラトコットのエントリーモデルとなるのがL。そのLにダイハツが誇る衝突回避システムの<スマートアシストⅢ>が搭載されたのが L ”SA III”です。

基本的な装備はLグレードと同じであり、必要最小限の機能が備わっているため、不便を感じることはありません。車にたくさんの性能を必要とせず、シンプルで便利に使いたいという人から選ばれているグレードです。

G ”SA III”

  • 新車販売価格:2WD・1,320,000円 4WD・1,452,000円(税込)
  • 燃費性能:JC08モード 29.8/27.0km/L
  • 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1530/1540
  • エンジン:水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
  • 最高出力:38kW[52PS]/6,800r.p.m.
  • 最大トルク:60N・m[6.1kgf・m]/ 5,200r.p.m.

ミラトコットの最上位モデルとして誕生したのがG ”SA III”。G ”SA III”は快適性能が充実しており、このグレードにしか備わっていない装備があるのが特徴です。

G ”SA III”のみに搭載されている装備は以下の通りです。

  • シートヒーター(運転席/助手席)
  • スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)
  • オートライト
  • ファブリックドアトリム表皮
  • メッキ:インナードアハンドル/シフトレバーボタン/フトベゼル/エアコンレジスターノブ
  • パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパック
  • 14インチ2トーンカラードフルホイールキャップ
  • スーパークリーンエアフィルター

上位グレードらしく、室内に上質な空間を生み出す装備快適装備が充実しているといえるでしょう。

【アルトラパン VS ミラトコット】どちらの走行性能が魅力?

ビッドちゃん
女性的でオシャレなアルトラパンとミラトコット。しかし、車である以上、それなりの走行性能を求める人も多いでしょう。また、アルトラパンとミラトコットではどちらの走行性能が優れているのかも気になりますよね。

そこで、アルトラパンとミラトコットの走行性能について調べてみました。

女性の車とは思えないほどの走行性能を持つアルトラパン

アルトラパンの最上級グレードとなるXには、スズキが得意とする副変速機付きのCVTが搭載されています。これは、エンジンの上昇に素直に速度がついていくのが特徴で、リニア感のある走りが楽しめるといえるでしょう。

また、アルトラパンにはターボエンジンのラインアップがないのも特徴です。なぜなら、ボディの軽量化によってターボエンジンを搭載していなくても加速ができるようになったからです。

気持ちのいい加速や軽やかな走りは高速道路でも可能であり、加速しても鈍さを感じることがありません。走行安定性も高く、横風に流されることも少ないでしょう。

さらに、静粛性にも優れ、高速走行時にも快適なドライブが楽しめる車です。風切り音もおさえられていることから、アルトラパンであれば、長距離のお出かけも楽しくなります。

女性でも扱いやすい!走りが魅力のミラトコット

ミラトコットにはムーヴやキャストなどを同じ仕様のエンジンが搭載されました。最高出力38kW[52ps]/6800rpm、最大トルク60Nm[6.1kgm]/5200rpmといった力強さを持つ0.66リットル3気筒自然吸気+CVT(無段変速機)です。

たくさんのグレードを抱えるミラトコットですが、パワートレインはこの1本のみであり、全グレードにおいてパワフルな走りが楽しめます。

女性をターゲットとした車であるだけに、シャシーには軽い操作力を持たせ、ソフトな乗り心地に仕上げているのも特徴でしょう。

フロントストラットにはスタビライザーの代わりとしてリバウンドスプリングが追加されています。さらに、上下方向に柔らかく左右方向には硬いブッシュを採用し、旋回時のロールも低く抑えることに成功した車です。

必要最低限の走りをこなすだけの性能を持たされた車ではありますが、力不足を感じることなく走れるのが魅力でしょう。ワインディングでも、リバウンドスプリングと軽量ボディにより、軽快な走りを可能にしています。

【アルトラパン VS ミラトコット】どちらの内装が人気?


ビッドちゃん
女性に選ばれる車の特徴には、オシャレで便利なインテリアがあるでしょう。女性らしい快適さや使いやすさにこだわる車が多く、機能性も高いのが魅力です。

ただ、アルトラパンとミラトコットにはどのようなインテリアが採用されているのでしょうか。ここからは、両車のインテリアについて解説します。

自分の部屋のような快適さが魅力のアルトラパン

アルトラパンのインテリアのコンセプトとなったのは<わたしの部屋>。ソファやテーブルなどがモチーフとして取り入れられ、自分の部屋にいるようにくつろげる空間が演出されています。

色使いにもこだわり、ぬくもりが感じられるベージュの内装色を使用。上位グレードとなるSやXには白木木目調のインパネデザインが採用されました。

シートの表皮には3種類が用意され、SとXにはパイピング加工も施して高い質感を生み出しているのが特徴です。置時計のようなメーターパネルは非常に愛らしく、フォトフレームのような大型のナビケ―ションも搭載しています。

天井にはキルティングをイメージしたパターンも採用され、女性らしいやわらかい雰囲気が漂う車に仕上がりました。

シンプルかつ機能性にこだわったミラトコット

ミラトコットがインテリアとしてこだわったのはシンプルさです。心地よく運転を楽しむために余計なものを取り払い、快適で上質な空間を生み出しています。

シンプルでありながらも機能性は高く、非常に使いやすい独立したハザードボタンを採用しているのも特徴です。さらに、携帯電話を置くための場所が設けられているなど、利便性を考えた仕様となっています。

インパネガーニッシュはセラミックホワイトが採用され、上質感を生み出しました。あくまでもシンプルにこだわり、一般的な女性らしさとして考えられる柔らかさを持たないのが特徴です。

それでいて、随所にしっかりと女性目線でのこだわりが反映されました。背もたれの汚れやすい部分に暗い色を配置したツートンを採用。オシャレ度を高めながらも実用性に徹底的にこだわり抜いたデザインが選ばれています。

そんな落ち着いた雰囲気の漂うミラトコットは、男性からも好まれる1台です。

【アルトラパン VS ミラトコット】燃費性能に優れているのは?

ビッドちゃん
お財布に優しい車というのは、車両本体価格が安いだけではありません。燃費がよく、ガソリン代が節約できる車であれば、維持費もおさえられるのです。

一般的に軽自動車は燃費がいいといわれていますが、アルトラパンとミラトコットの燃費性能はどうなのでしょうか。

アルトラパンとミラトコットの燃費性能を比較してみましょう。

驚きの低燃費を実現したアルトラパン

アルトラパンには、停車前からエンジンを止め、無駄なガソリン消費をおさえる<新アイドリングストップシステム>が搭載されています。

これは、停車前の減速時にアクセルを離すとガソリンの供給がストップされ、ブレーキを踏んで13km/h以下になると自動でエンジンを停止するシステムです。

減速から再始動までのガソリン消費がおさえられることで、驚くほどの低燃費を生み出しました。35.6km/Lという燃費性能を持つアルトラパンは、まさに、お財布に優しい車であるといえるでしょう。

十分な燃費性能を持つミラトコット

ミラトコットは燃費性能を追い求めたモデルではありません。一方、アルトラパンの燃費性能は極めて高いため、比較してみると大幅に劣っているといえるでしょう。

しかし、2WDで29.8km/Lという十分に経済的な燃費性能を実現しています。同じ軽自動車のN-ONEやムーヴキャンパスなどを比較すると、ほぼ同等か、わずかに優勢というケースもあり、満足のいく燃費性能であることはいうまでもありません。

【アルトラパン VS ミラトコット】安全装備が充実しているのは?

ビッドちゃん
万が一の事故を予防するためには、充実した安全装備が必要不可欠だといわれています。軽自動車にもしっかりとした安全装備が供えられるようになり、アルトラパンやミラトコットの安全性能も高められているのです。

ただ、どちらの安全装備が充実しているのか気になりますよね。そこで、アルトラパンとミラトコットの安全性能を比較してみました。

物足りない印象のアルトラパン

可愛らしくボディを持ち、走行性能が高く、燃費性能にも優れているアルトラパン。しかし、アルトラパンに唯一足りないとされているのが安全装備です。

運転支援装備として備えらえれているのは低速時衝突被害軽減ブレーキのレーダーブレーキサポートであり、誤発進抑制制御機能も前進時のみ物足りない印象を持つ人も多くみられます。

充実した安全装備のミラトコット

ミラトコットに採用された安全装備は<スマートアシストⅢ>です。スマートアシストⅢには、前進に加えて後進でも誤発信抑制機能が対応することから、アルトラパンよりも充実しているといえるでしょう。

また、車線をはみ出して走行しそうになった場合には音と表示で警告がある車線逸脱警報機能も搭載。先行車発進お知らせ機能オートハイビームなども装備され、極めて高い安全性能が期待できます。

【アルトラパン VS ミラトコット】買取価格や残価率が高いのは?

ビッドちゃん
車を購入する際には、将来的にどのくらいの価格で売れるのかという点も注意する必要があります。買取価格が高い車であれば、次の車の購入資金を用意しやすいともいえるでしょう。

買取相場は年式に左右されることが多いため、今回は年式ごとにアルトラパンとミラトコットの買取相場を比較してみます。

2019年式の買取相場

  • < アルトラパンX 全方位モニター用カメラパッケージ装着車>
    年式:令和1年(2019年) 走行距離:1万km カラー:パール系
    新車価格:152.7万円 買取価格:88.4万円 残価率:約57%
  • < ミラトコットG SAⅢ>
    年式:令和1年(2019年) 走行距離:1万km カラー:グリーン系
    新車価格:132.0万円 買取価格:75.0万円 残価率:約56%

2018年式の買取相場

  • < アルトラパンS オーディオレス仕様車>
    年式:平成30年(2018年) 走行距離:1万km カラー:ピンク系
    新車価格:137.7万円 買取価格:87.4万円 残価率:63%
  • < ミラトコットG SAⅢ>
    年式:平成30年(2018年) 走行距離:1万km カラー:イエロー系
    新車価格:132.0万円 買取価格:64.0万円 残価率:約48%

どちらの年式であってもアルトラパンの買取相場が上回る結果となりました。

まとめ

ビッドちゃん
アルトラパンとミラトコットは女性をターゲットとして開発された車です。しかし、女性らしさを押し出したアルトラパンに対し、ミラトコットは女性が求めるシンプルさをベースに生み出されています。

走行性能や燃費性能に関してはアルトラパンが優勢であるといえるでしょう。しかし、安全性能関してはミラトコットが一歩先を行くという結果がみられます。

それでも、買取価格ではアルトラパンに軍配が上がることから、両車の対決は五分五分だといえるでしょう。どちらの車を選ぶのかは、ユーザーの好みが大きく左右します。

そのため、自分はどのような車に乗りたいのかをしっかりと洗い出し、アルトラパンかミラトコットかを上手に選びましょう。

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