小型車は近所へのちょっとした買い物をはじめ、子供の学校や塾への送り迎えなどに便利で、日本の狭い道路事情にも適しているので住宅街などの細い道を走行するのも楽です。また、免許を取得したばかりの初心者や運転が得意でない人にとっても安心して運転できます。
本記事では小型車の購入を検討している人のために国産車から外車まで、おすすめの小型車14車種を取り上げて紹介するとともにメリットとデメリットについても解説していきます。
小型車とは?
小型車といえばコンパクトカーと呼ばれる車を想像する人は少なくないでしょう。コンパクトカーに明確な定義はありませんが、一般的には以下のようなサイズの車をコンパクトカーと呼びます。
[box class=”grey_box” title=”コンパクトカーのサイズ”]- 全長:3,800mm~4,200mm程度
- 全幅:1,690mm~1,750mm程度
- 全高:2,000mm以下
- 排気量:1,000cc~1,500cc程度
このサイズは普通自動車に比べると小型車と呼べなくもありませんが、本当の小型車とはコンパクトカーよりもさらに小さいサイズの車ではないでしょうか。そこで本記事では、全長3,800mm以下、全幅1,690mm以下の5ナンバーサイズの車を小型車と定義します。
法律で定められている「小型自動車」とは違うの?
法律で定められている小型自動車の基準は、排気量2,000cc以下、全長4,700mm以下、全幅1,700mm以下、全高2,000mm以下です。このサイズは日産 セレナなどの5ナンバーMサイズミニバンも該当することになり、ここで定義する小型車とはかけ離れるため該当しないとします。
軽自動車は含まれないの?
軽自動車のサイズは、全長3,400mm以下、全幅1,480mm以下、全高2,000mm以下のため小型車と定義するサイズに該当しますが、排気量が660ccと小排気量のため、ここで定義する小型車には該当しないとします。
超小型モビリティは含まれないの?
超小型モビリティは全長2,500mm以下、全幅1,300mm以下、全高2,000mm以下のため小型車と定義するサイズに該当しますが、排気量が125ccと小排気量で最高速度が60km/hに規制されていたり高速道路が走行できなかったりするため、ここで定義する小型車には該当しないとします。
国産の小型車おすすめ7選
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》トヨタ ルーミー
国産の小型車は新車で購入できる現行車から生産中止となったものを含めて、以下の7車種から選ぶことができます。
[box class=”yellow_box” title=”国産の小型車”]- トヨタ iQ
- トヨタ ルーミー
- トヨタ パッソ
- スズキ ジムニーシエラ
- スズキ イグニス
- スズキ クロスビー
- 三菱 デリカD:2
それぞれの特徴やスペックを紹介します。
トヨタ iQ
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》トヨタ iQ
全長がもっとも短いもので2,985mm、長くても3,000mmと軽自動車よりも短い車体で、最小回転半径3.9mと狭い道路でも非常に取り回しがいい特徴をもつ「トヨタ iQ」。それでいて乗車定員が4名なので4人家族なら全員のることも可能です。
短い車体ながら助手席のインパネを大きく削り足元のスペースを確保するなど、居住性を最大限に確保する努力が垣間見れます。エンジンは1.0Lと1.3Lから選択可能で、一人など少人数で走るなら1.0Lでも問題ありませんが、人や荷物を載せてパワフルに走りたい人なら1.3Lがおすすめです。
トヨタ iQは2016年に販売終了となりましたが2008年から8年間も販売されたため、中古車として多くの台数が出回っています。安いものなら10万円台からとリーズナブルに購入可能です。
グレード | 130G |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,000×1,680×1,500 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,560×1,515×1,145 |
乗車定員(名) | 4 |
最小回転半径(m) | 3.9 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC |
エンジン総排気量(cc) | 1,329 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 69(94ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 118(12.0kg・m)/4,400 |
タンク容量(L) | 32 |
JC08モード燃料消費率(km/L) | 20.8 |
当時の新車本体価格(税込) | 1,728,000円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 15万円~490万円 |
(2023年5月現在 トヨタより)
トヨタ ルーミー
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》トヨタ ルーミー
トヨタ ルーミーはLivingとDrivingを掛け合わせた「1LD-CAR」をコンセプトに開発されたトールワゴンタイプのコンパクトカーで、ルーミーという車名の由来は英語で「広々とした」を意味し、小型車ながら広い室内空間を持っているのが大きな特徴です。
エンジン排気量は全グレード1.0Lと小排気量のため、1トンを超える車重に対して69psのNAエンジンでは非力に感じるでしょう。その場合はターボエンジン搭載のG-Tグレードの選択をおすすめします。
ルーミーはトヨタの子会社であるダイハツ工業が製造するトールのOEM車であり、ダイハツ工業がスバルにOEM供給しているジャスティとも姉妹車になります。
新車本体価格は税込みで1,566,500円~2,100,000円、中古車相場は40万円~290万円となっています。
グレード | カスタムG-T/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,705×1,670×1,735 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,180×1,480×1,355 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 4.7 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
エンジン総排気量(cc) | 996 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 72(98ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 140(14.3kg・m)/2,400~4,000 |
タンク容量(L) | 36 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 16.8 |
新車本体価格(税込) | 2,056,000円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 40万円~290万円 |
(2023年5月現在 トヨタより)
トヨタ パッソ
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《画像提供:Response》トヨタ パッソ
「街乗りスマートコンパクト」をコンセプトに、小型車としての基本である「経済性」「使いやすいパッケージ」「コンパクトでありながらも安心感ある走り」を徹底的に追求し開発されたトヨタ パッソ。ダイハツのブーンと姉妹車でもあります。
ドライバーを老若男女問わないベーシックなデザインの「X」と、ヘッドランプがディアドロップタイプでかわいいフェイスをした「MODA」と二つのデザインをラインアップしています。
とくに特別仕様車の「MODA”Charm”」は、ホワイト×ジューシーピンクメタリックなどかわいい車体色が10色から選べ、内装もオシャレでUVカットガラスやシートヒーターなど女性ウケする特別装備が満載です。
新車本体価格は税込みで1,275,000円~1,913,000円、中古車相場は26万円~190万円となっています。
グレード | MODA“G package”/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,680×1,665×1,525 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,975×1,420×1,270 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 4.6 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC |
エンジン総排気量(cc) | 996 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 51(69ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 92(9.4kg・m)/4,400 |
タンク容量(L) | 36 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 21.0 |
新車本体価格(税込) | 1,737,000円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 26万円~190万円 |
(2023年5月現在 トヨタより)
スズキ ジムニーシエラ
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》スズキ ジムニーシエラ
軽の本格的クロスカントリー車として有名で人気あるジムニーの普通車5ナンバーサイズ版となるスズキ ジムニーシエラ。ジムニーの血筋をそのまま受け継いでいることから、ジムニーシエラもオフロードをタフに攻めることができる本格的クロスカントリー車です。
強靭なラダーフレーム、険しい凹凸を走破できるアプローチアングルの確保、2WD⇔4WDが手動で切替可能な機械式副変速機の採用などにより、アウトドアへのお出かけも安心です。軽のジムニーでは物足りないという人にはジムニーシエラがおすすめです。
新車本体価格は税込みで1,863,400円~2,084,500円、中古車相場は179万円~540万円となっています。
グレード | JC/5MT |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,550×1,645×1,730 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,795×1,300×1,200 |
乗車定員(名) | 4 |
最小回転半径(m) | 4.9 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC |
エンジン総排気量(cc) | 1,460 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 75(102ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 130(13.3kg・m)/4,000 |
タンク容量(L) | 40 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 15.4 |
新車本体価格(税込) | 1,985,500円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 179万円~540万円 |
(2023年5月現在 スズキより)
スズキ イグニス
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《画像提供:Response》スズキ イグニス
スズキ イグニスは「シンプルアイコニック、シンプルスタンダード」のコンセプトデザインで開発されたクロスオーバーSUVの小型車です。個性的なフロントマスクに張り出したフェンダーによって、小型車ながらボリューム感が高い存在感あるフォルムが特徴です。
シンプルで機能的なデザインのインテリアはレザー調シートを採用し、タフさと高級感の両方を演出。エンジンルームを最小化したことにより、運転しやすい小柄なボディサイズでありながら広い室内空間を実現しています。
1.2LのK12C型デュアルジェットエンジンにマイルドハイブリッドの組み合わせで、ストレスフリーで快適な走行とWLTCモード燃料消費率19.8km/Lという低燃費を実現。街乗りでもアウトドアでも使い勝手のいい小型車です。
新車本体価格は税込みで1,611,500円~2,059,200円、中古車相場は35万円~220万円となっています。
グレード | HYBRID MF/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,700×1,690×1,605 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,020×1,365×1,250 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 4.7 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC |
エンジン総排気量(cc) | 1,242 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 67(91ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 118(12.0kg・m)/4,400 |
モーター種類 | 直流同期電動機 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 2.3(3.1ps)/1,000 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 50(5.1kg・m)/100 |
タンク容量(L) | 32 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 19.8 |
新車本体価格(税込) | 1,867,800円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 35万円~220万円 |
(2023年5月現在 スズキより)
スズキ クロスビー
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》ススキ クロスビー
「大人5人が乗れるワゴンの広さとSUVらしい走破性を両立した新ジャンル」をコンセプトに開発されたススキ クロスビーは、クロスオーバーSUVタイプの小型車です。外観は軽自動車で人気のハスラーに似ていて、ハスラーの普通車版といった感じです。
丸目のヘッドランプが特徴的で、フロントマスクは優しく可愛らしい印象があります。しかし、1.0LのK10C型ブースタージェットエンジンや、軽量&高剛性のプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」&サスペンションなどにより、オン・オフともに優れた走行性能を発揮します。
インテリアはメカニカルな物理スイッチを採用するなど遊び心をくすぐる演出がされており、撥水加工シートはアウトドアで濡れたり汚れたりしたままでも気兼ねなく乗り降りできます。シートアレンジも多彩で、室内空間を無駄なく目いっぱい使うことが可能です。
新車本体価格は税込みで1,840,300円~2,289,100円、中古車相場は80万円~255万円となっています。
グレード | HYBRID MZ/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,760×1,670×1,705 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,175×1,355×1,280 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 4.7 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC直噴ターボ |
エンジン総排気量(cc) | 996 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 73(99ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 150(15.3kg・m)/1,700~4,000 |
モーター種類 | 直流同期電動機 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 2.3(3.1ps)/1,000 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 50(5.1kg・m)/100 |
タンク容量(L) | 32 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 18.2 |
新車本体価格(税込) | 2,099,900円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 80万円~255万円 |
(2023年5月現在 スズキより)
三菱 デリカD:2
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》三菱 デリカD:2
三菱 デリカD:2は、スズキからソリオのOEM供給を受けて三菱が販売している小型車です。デリカという名前が付いていますが、兄貴分にあたるデリカD:5のようなオールラウンダーSUVではなく5ドアのハイトワゴンタイプとなっています。
室内の高さが1,365mmもあるため、小学生低学年くらいの子供なら立ったまま着替えなども可能です。後席ドアはスライドタイプになっているため、子供やお年寄りも乗り降りが楽に行えます。ボディは小さく、人や荷物をたくさん載せたいという人にはピッタリの1台です。
新車本体価格は税込みで1,883,200円~2,273,700円、中古車相場は100万円~253万円となっています。
グレード | HYBRID MZ/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,790×1,645×1,745 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,500×1,420×1,365 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 4.8 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC |
エンジン総排気量(cc) | 1,242 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 67(91ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 118(12.0kg・m)/4,400 |
モーター種類 | 直流同期電動機 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 2.3(3.1ps)/1,000 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 50(5.1kg・m)/100 |
タンク容量(L) | 32 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 22.4 |
新車本体価格(税込) | 2,055,900円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 100万円~253万円 |
(2023年5月現在 三菱より)
外車の小型車おすすめ7選
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》スマート
外車の小型車も新車で購入できる現行車から生産中止となったものを含めて、以下の7車種から選ぶことができます。
[box class=”green_box” title=”外車の小型車”]- スマート フォーツー
- スマート フォーフォー
- ルノー トゥインゴ
- フィアット パンダ
- フィアット 500
- アバルト 595
- フォルクスワーゲン up!
それぞれの特徴やスペックを紹介します。
スマート フォーツー
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》スマート フォーツー
スマート フォーツーのデビューは1998年と歴史は古く、現行で販売されているモデルは2014年に登場した3代目で、機敏な取り回しと心地いい走りが魅力のプレミアム・シティコンパクトです。
全長2,785mmと軽自動車よりもコンパクトなボディサイズと2名乗車が最大の特徴で、3.3mという最小回転半径は近くの買い物や都心へのドライブで狭い路地に入っても車体を接触させる心配がほとんどありません。
現行型のスマート フォーツーは、エアロパーツやホイールなどのエクステリアからステアリングやシフトノブなどのインテリアまで、ドイツのチューナーである「BRABUS」デザインのパーツが随所に装着されており、パワフルなターボエンジンによって走りも楽しめます。
小型車で心配なのが衝突事故で乗員が守られるのかという点。スマート フォーツーでは強固な高強度スチールの使用率が高い「トリディオンセーフティセル」を採用し、各所に装備されたエアバッグとともに乗る人を衝突事故から守り抜く安全性の高い小型車です。
新車本体価格は税込みで2,660,000円、中古車相場は50万円~278万円となっています。
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グレード | BRABUS スポーツ |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 2,785×1,665×1,545 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 不明 |
乗車定員(名) | 2 |
最小回転半径(m) | 3.3 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCターボチャージャー付 |
エンジン総排気量(cc) | 897 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 66(90ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 135(13.8kg・m)/2,500 |
タンク容量(L) | 35 |
JC08モード燃料消費率(km/L) | 23.1 |
新車本体価格(税込) | 2,660,000円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 50万円~278万円 |
(2023年5月現在 スマートより)
スマート フォーフォー
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》スマート フォーフォー
スマート フォーフォーは2014年に3代目のフォーツーとともにデビューしました。フォーツーの4人乗りバージョンのため、ドアは2枚多く5ドアとなり全長も3,550mmまで拡大されましたが、それでも十分コンパクトなボディサイズとなっています。
スマート フォーフォーもフォーツー同様にドイツのチューナー「BRABUS」デザインのパーツでドレスアップされているのでルックスもカッコよく、「トリディオンセーフティセル」を採用しているので安全性も申し分ありません。
エンジンも同じものが採用されているため、フォーツーに比べると運動性能は劣りますが、コンパクトサイズでありながら4名乗車できるところは大きな魅力です。
新車本体価格は税込みで2,900,000円、中古車相場は23万円~228万円となっています。
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グレード | BRABUS スポーツ |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,550×1,665×1,545 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 不明 |
乗車定員(名) | 4 |
最小回転半径(m) | 4.1 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCターボチャージャー付 |
エンジン総排気量(cc) | 897 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 66(90ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 135(13.8kg・m)/2,500 |
タンク容量(L) | 35 |
JC08モード燃料消費率(km/L) | 21.7 |
新車本体価格(税込) | 2,900,000円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 23万円~228万円 |
(2023年5月現在 スマートより)
ルノー トゥインゴ
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》ルノー トゥインゴ
ルノー トゥインゴは1993年にデビューし、現行型は2014年に登場した3代目になります。初代から「FUN, AGILE, COLOURFUL(楽しく、俊敏で、カラフル)」というルノーが考える最良のコンパクトシティカーを体現し、フランス車らしいオシャレな小型車です。
2代目まではFFレイアウトでしたが、3代目からはRRのリアエンジン・リア駆動とすることで、2代目と比較して全長を100mmも短縮したにもかかわらず、室内長を130mmも延長したことで広い室内空間を確保しました。
エンジンには0.9L直列3気筒ターボエンジンと1.0L自然吸気エンジンの2種類を設定。トランスミッションはATだけでなく5速MTも用意されています。5速マニュアルを選択する場合、エンジンは1.0L自然吸気エンジンになりますが、自分で変速できるのでキビキビとした走りが楽しめるでしょう。
ルノー トゥインゴにはハードトップの他に、ルーフが大きく開く開放的なキャンバストップのモデルもあるので、好みに合わせて選択可能です。
新車本体価格は税込みで2,410,000円~2,700,000円、中古車相場は55万円~250万円となっています。
グレード | インテンス EDC |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,645×1,650×1,545 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 不明 |
乗車定員(名) | 4 |
最小回転半径(m) | 4.3 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCターボチャージャー付 |
エンジン総排気量(cc) | 897 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 68(92ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 135(13.8kg・m)/2,500 |
タンク容量(L) | 35 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 17.4 |
新車本体価格(税込) | 2,550,000円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 55万円~250万円 |
(2023年5月現在 ルノーより)
フィアット パンダ
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》フィアット パンダ
フィアット パンダは1980年にデビューした初代は3ドアハッチバックでしたが、2代目から5ドアハッチバックのSUVに変わり、2011年に登場した現在の3代目も5ドアハッチバックのSUVスタイルを踏襲しています。
使いやすさとデザイン性を両立させた個性的なインテリアは、ステアリングにスイッチを集中させオーディオ操作などが手元で楽に行え、スクワークルをかたどったメーター類やスイッチが印象的です。また、ステアリングやシフトノブにレザーを使用し高級感があります。
ミッションはATですがシーケンシャルシフトを装備し、レーシングマシン同様の引いてシフトアップ、押してシフトダウンというレイアウトなので、ワインディングなどでの走行では車を操る感覚でドライブでき、気分を高めてくれます。
新車本体価格は税込みで2,890,000円、中古車相場は20万円~338万円となっています。
グレード | イージー |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,655×1,645×1,550 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 不明 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 不明 |
エンジン種類 | 直列2気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
エンジン総排気量(cc) | 875 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 63(85ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 145(14.8kg・m)/1,900 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | (kg・m)/ |
タンク容量(L) | 37 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 16.6 |
新車本体価格(税込) | 2,890,000円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 20万円~338万円 |
(2023年5月現在 フィアットより)
フィアット 500
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》フィアット 500
アニメ「ルパン三世」の愛車としても有名なNUOVA 500の発売から50周年を迎えた2007年3月23日に、現行型のフィアット 500が発表され同年9月にヨーロッパ各国で販売されました。
NUOVA 500をオマージュしたデザインは全体的に丸いフォルムでヘッドランプも丸型と、現代版のNUOVA 500のようなスタイルはオシャレでノスタルジックな雰囲気があります。全長3,570mmに全幅1,625mmと非常に小柄なため誰でも乗りやすい小型車です。
パワーユニットではNAエンジンとターボエンジンの他にモーターで走るEV(電気自動車)の500e、ボディタイプではトップが開閉する500Cなど、いろんなタイプからフィアット 500を選ぶことができます。
新車本体価格は税込みで2,620,000円~3,330,000円、中古車相場は15万円~310万円となっています。
グレード | 1.2 CULT |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,570×1,625×1,515 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 不明 |
乗車定員(名) | 4 |
最小回転半径(m) | 4.7 |
エンジン種類 | 直列4気筒SOHC |
エンジン総排気量(cc) | 1,240 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 51(69ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 102(10.4kg・m)/3,000 |
タンク容量(L) | 35 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 18.0 |
新車本体価格(税込) | 2,620,000円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 15万円~310万円 |
(2023年5月現在 フィアットより)
アバルト 595
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》アバルト 595
アバルト 595は、おもにフィアットの改造車や部品を専門に製造・販売していたイタリアの自動車メーカー「アバルト」がフィアット 500をベースにチューンアップした小型車で、高い運動性能を持たせているところが特徴です。
エクステリアではインタークーラーを冷却させるためのエアインテーク付きフロントバンパーをはじめ、ディフューザー一体型リアバンパーなどエアロパーツを装備。インテリアではホールド性を重視したシートやアルミ素材のペダルなどを採用しスポーティーな印象です。
2023年5月現在、アバルトの公式サイトにはアバルト 595の販売が終了したという文言が掲載されています。しかし、新ベースグレードのF595をはじめ、さらに上位となる695ツーリスモや695コンペツィオーネは今でも新車で購入可能です。
アバルト 595の当時新車価格は中古車相場は3,200,000円でしたが、中古車市場には500台が流通しており、中古車相場は79万円~538万円となっています。
グレード | アバルト 595 |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,660×1,625×1,505 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 不明 |
乗車定員(名) | 4 |
最小回転半径(m) | 不明 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ |
エンジン総排気量(cc) | 1,368 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 107(145ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 180(18.4kg・m)/2,000 |
タンク容量(L) | 35 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 14.1 |
当時の新車本体価格(税込) | 3,200,000円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 79万円~538万円 |
(2023年5月現在 アバルトより)
フォルクスワーゲン up!
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》フォルクスワーゲン up!
フォルクスワーゲン up!は、2012年にエントリーモデルとしてデビュー。上位モデルの現行型ポロよりも全長で450mm、全幅で100mmもコンパクトなボディを持ち、フォルクスワーゲンの中でもっとも取り回しのいい小型車です。
エンジンレイアウトを見直し、4本のタイヤは可能な限りボディの四隅へ配置することで、広い室内空間を実現しています。ボディタイプは2ドアと4ドアの2種類をラインアップしているので、好みに合わせて選択可能です。
日本では珍しい2ペダル式の5速MT(ASG)を搭載したモデルもあるので、75psの1.0Lの直列3気筒DOHCエンジンでも、キビキビとした走りと燃費のいい走りができます。
フォルクスワーゲン up!は残念ながら2020年に販売終了となりました。中古車市場では367台が流通しており、中古車相場は16万円~245万円となっています。
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グレード | high up! |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,610×1,650×1,495 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 不明 |
乗車定員(名) | 4 |
最小回転半径(m) | 4.6 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC |
エンジン総排気量(cc) | 999 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 55(75ps)/6,200 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 95(9.7kg・m)/3,000~4,000 |
タンク容量(L) | 35 |
JC08モード燃料消費率(km/L) | 22.0 |
当時の新車本体価格(税込) | 2,056,000円 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 16万円~245万円 |
(2023年5月現在 カーセンサーより)
小型車を選ぶメリット
小型車を選ぶメリットには以下の3つがあります。
[box class=”blue_box” title=”小型車のメリット”]- 小回りが利く
- 燃費がいい
- 税金が安い
それぞれ解説していきます。
小回りが利く
小回りが利くかどうかは、スペック表の「最小回転半径」を見ます。ここの数字が小さいほど小回りが利く車となります。3ナンバーの普通車で5.5m前後、5ナンバーのコンパクトカーで5m前後に対して小型車は3.3m~4.9mで、平均すると3.7mと圧倒的に小回りが利きます。
最小回転半径はボディの全長に関係します。小型車の最小回転半径が小さいのは全長が短いためです。全長がもっとも長い三菱 デリカD:2でも3,790mmで、もっとも短いスマート フォーツーになるとたったの2,785mmしかなく、普通車やコンパクトカーに比べて非常に短いのです。
燃費がいい
燃費の良し悪しは運転の仕方でも変わってきますが、いくら燃費に気を使った運転をしても避けられない条件があります。それは車の重量と排気量です。車が重たいほど、排気量が大きいほど燃費は悪くなります。
その点、小型車は車重が1トンを切るような軽いものがほとんどで、排気量も900cc~1,500㏄までと小排気量のため、燃費がいい車がほとんどです。
税金が安い
車には必ず「自動車税」と「自動車重量税」という税金が課税されます。自動車税は排気量によって、自動車重量税は車の重さによって税額が決まります。
小型車の排気量は900cc~1,500㏄までと小排気量のため、自動車税の税額は1,000㏄以下ならもっとも安い年間25,000円、1,500㏄以下なら30,500円で済みます。車両重量も1トンを切るものがほとんどのため、自動車重量税も1トン以下の2年で16,400円で済みます。
小型車を選ぶデメリット
小型車を選ぶデメリットには以下の3つがあります。
[box class=”blue_box” title=”小型車のデメリット”]- 室内が狭い
- 荷物を沢山積めない
- パワーが足りない
それぞれ解説していきます。
室内が狭い
小型車はコンパクトカーや普通車に比べてボディサイズが小柄なため、どうしても室内空間が狭くなります。乗車定員が4名もしくは5名であっても、全員が大人になると窮屈さは否めません。ハイトワゴンなら天井は高く圧迫感は軽減されますが、足元のスペースはどうしても狭くなるでしょう。
荷物をたくさん積めない
室内空間が狭いため、乗員のためにスペースを確保すると荷室はどうしても狭くなります。なかには乗員が乗るスペースを確保するのに精一杯で荷室と呼べるほどの広さがない小型車も存在します。
パワーが足りない
ボディが小さく軽いため小排気量のエンジンでも走行は可能ですが、元々のパワーやトルクが小さいため、勾配のきつい登り坂や高速道路での合流加速ではパワー不足、トルク不足を感じます。
パワフルに走りたいなら、排気量が1,500㏄くらいあるものか、ターボチャージャーが付いた小型車を選ぶようにしましょう。
まとめ
小型車は小回りが利いて乗りやすいため、近くへの買い物など、ちょっとしたお出かけにはとても便利な車です。また、車種によってはジムニーシエラのような本格的なオフロード走行を楽しめるものから、アバルト 595のようなスパルタンな走りを楽しめるものまで存在します。
同じ小型車でも選択肢はいくつもあるので、自分のニーズと照らし合わせて、ここで紹介した小型車から自分に合った1台を見つけてください。
小型車についてよくある質問
小型車は国産と外車どちらを選べばいい?
国産車は車両本体価格も安く、万が一のトラブルでもディーラーがほとんどの地域に存在するので修理に不安の無いところがいい点です。一方、外車は国産車にないオシャレなデザインや雰囲気があります。どちらを選ぶかは自分の好みで決めていいでしょう。
小型車は安全なの?
小型車よりも車体が大きな普通自動車と比べると安全性に劣る部分もありますが、現在の小型車は安全装備も充実しているため、安全性は高いといえるでしょう。安全な小型車に乗りたいのであれば、自動ブレーキなど先進の安全技術を装備した車を選びましょう。