まもなくはじまる2024年ゴールデンウィーク(GW)!今年は3連休と4連休があり、間の平日を休むと最大10連休にもなる大型連休。そんな2024年ゴールデンウィーク(GW)の高速道路はいつ、どのぐらいの混雑になるのでしょうか。
NEXCO東日本・中日本・西日本及び首都高速道路株式会社から、発表された2024年ゴールデンウィーク(GW)期間(2024年4月26日から5月6日の11日間)における渋滞予測から各管内でいつ、どこが混雑するのか、また帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつからはじまるのかチェックしましょう。
目次
2024年 ゴールデンウィーク(GW)はいつからいつまで?
2024年のゴールデンウィーク(GW)は4月27日(土)から4月29日(月)の昭和の日の3連休、3日間の平日を経て、5月3日(水)の憲法記念日、5月4日(木)のみどりの日、5月5日(金)のこどもの日、そして振替休日の5月6日(月)の4連休となる日程です。
中日の4月30日から5月2日の平日を休みにできれば、今年2024年のゴールデンウィーク(GW)は最大10連休に。平日に休みが取れなくても、前半の3連休に出かけるか、後半の4連休に出かけるかで高速道路をはじめ、公共交通機関や観光地の混雑状況は変わってきそうです。
2024年ゴールデンウィーク(GW)の渋滞は連休後半の4連休に集中!
NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速、(公財)日本道路交通情報センターから発表された2024年ゴールデンウィーク(GW)の渋滞予測によると、渋滞はゴールデンウィーク(GW)後半に集中するとされています。
こちらではNEXCOから発表された全国版の情報をもとに、混雑しやすい日程をざっくり確認していきましょう。
下り線:ピーク日(帰省ラッシュ)は?
帰省ラッシュにあたる下り線の混雑ピークは5月3日(金)と4日(土)と予測されており、2日間で10km以上の渋滞が合計で83回発生する見込み。
この渋滞回数はゴールデンウィーク(GW)期間における下り線全体の約50%となっており、この2日間には各高速道路で長い渋滞が増加することが予測されます。
上り線:ピーク日(Uターンラッシュ)は?
Uターンラッシュにあたる上り線の混雑ピークは5月3日(金)から5日(日)となり、3日間で10km以上の渋滞が合計で132回発生する見込みです。
3日間の合計渋滞回数はゴールデンウィーク(GW)期間における上り線全体の約60%となっています。
上記の渋滞予測から、2024年ゴールデンウィーク(GW)の渋滞は上下線ともに連休後半に集中することがうかがえます。
連休後半にお出かけを計画中の方は、各管内で特に長い渋滞がどのあたりを先頭に何時頃に発生するのかも確認し、出発・戻りの時間帯やルートを調整したほうがよさそうです。
各社の特に長い渋滞発生予測はこちら
高速道路各社発表!2024年ゴールデンウィーク(GW)の最新渋滞予測
ここからはNEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、首都高速道路に4つに分けて、それぞれから発表された2024年ゴールデンウィーク(GW)の最新渋滞予測を紹介します。
予定しているお出かけ先で通過する日程やルートを事前に確認のうえ、渋滞に巻き込まれにくい移動計画を立てておくのがおすすめです。
NEXCO東日本 2024年ゴールデンウィーク(GW)の最新渋滞予測
NEXCO東日本管内における10km以上の渋滞規模は、昨年実績が97回に対して、今年の予測は125回。今年のゴールデンウィーク(GW)の渋滞回数は昨年と比較すると増加する見込みです。
なお、下り線・上り線それぞれでの混雑ピークは以下の通りです。
下り線(帰省ラッシュ参考)
下り線は午前中を中心に渋滞が発生し、5月3日(金)・4日(土)が混雑のピーク。最大の渋滞は、5月3日(金) 8:00をピークに、東北道 羽生PA付近を先頭に40kmの見込みです。
上り線(Uターンラッシュ参考)
上り線は夕方から夜を中心に渋滞が発生し、5月4日(土)・5日(日)が混雑のピーク。最大の渋滞は、5月5日(日) 16:00をピークに、関越道 高坂SA付近を先頭に40kmの見込みです。
NEXCO中日本 2024年ゴールデンウィーク(GW)の最新渋滞予測
NEXCO中日本管内における10km以上の渋滞規模は、昨年実績が104回に対して、今年の予測は171回。今年のゴールデンウィーク(GW)の渋滞回数は昨年と比較すると増加する見込みです。
なお、下り線(帰省ラッシュ参考)は、5月3日(金)・4日(土)が混雑のピークに、上り線は、5月3日(金)から5日(日)の3日間が混雑のピークになる見込みです。
特に長い渋滞発生箇所の予測
NEXCO西日本 2024年ゴールデンウィーク(GW)の最新渋滞予測
NEXCO西日本管内における10km以上の渋滞規模は、昨年実績が87回に対して、今年の予測は81回。今年のゴールデンウィーク(GW)の渋滞回数は昨年よりやや減少する見込みです。
NIXCO西日本管内における渋滞は、下り線では5月3日(金)・4日(土)、上り線では5月3日(金)から5日(日)に多く発生する見込みです。
特に長い渋滞は、下り線では、九州自動車道 筑紫野IC付近を先頭に5月3日(金)の朝から昼過ぎにかけて最大30km。上り線は、E1 名神高速道路 大津IC付近を先頭に5月3日(金)の朝から夕方にかけて最大35kmとなっています。
下り線(帰省ラッシュ参考)
下り線では5月3日(金)・4日(土)が混雑のピークになる見込みです。
上り線(Uターンラッシュ参考)
上り線では5月3日(金)から5日(日)が混雑のピークになる見込みです。
特に長い渋滞発生箇所の予測
首都高速道路 2024年ゴールデンウィーク(GW)の最新渋滞予測
首都高速道路では、ゴールデンウィーク(GW)後半の連休初日5月3日(金)に渋滞が多くなる見込みです。なお、ゴールデンウィーク(GW)後半祝日前の5月2日(木)においても業務交通等の集中により、渋滞が多くなる見込みです。
まとめ
昨年2023年のゴールデンウィーク(GW)は天候が悪い日も多く、出控えや高速道路以外の交通機関を利用する傾向もありました。天候が良ければ、今年のゴールデンウィーク(GW)は人出も増え、比例して高速道路の利用も増え、結果渋滞が多くなる可能性もあります。
今回ご紹介した高速道路各社から発表された最新渋滞予測とあわせて計画を調整するのとあわせて、いざ渋滞に巻き込まれた場合に備え、車載の水分補給やトイレグッズなどを事前に確認しておくのがよいでしょう。