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【年収300万】ローンを組んで購入できる車は?3つのポイントを解説

車を購入するときの決め手となるものは何でしょうか。外観、機能、乗りごこちなどもこだわりたいものですが、自分の年収で購入できる金額かどうかは最も大切なポイントです。
年収300万の人を例にして車を購入するときのポイントについてまとめました。

目次

【年収300万円】車ローンを組むときのポイント

車は大きな買い物ですからローンを組んで購入することは珍しくありません。しかし年収や年間返済額に回せる金額を考慮した上で、月々の返済額を決定していく必要があります。

日本では年収300万円以上稼いでいる人は人口の60%以上を占めています。では、年収300万円の人が車をローンで購入する際に注意したいポイントを3つ紹介しましょう。

返金金額は収入の25%程度に抑える

ローンを組んで車を購入する際の返済額は月収の20~25%に収めると家計に負担をかけることなく計画的な返済ができます。返済負担率はローンを組むときの審査要素となるため、自分の年収の25%を把握しておくことが必要です。

仮に年収が300万円ちょうどであるとすると、単純に計算して月収は25万円です。25万円の25%は62,500円。年収300万の人の月々の妥当な返済額は約6万円です。

もし、返済負担率25%、ここでは約6万円を超えるローンを申し込んでも、審査に落ちる可能性が高くなるだけです。返済できる十分な能力がないと判断されることでしょう。どうしても返済負担率を下げることができないのであれば、まとまったお金を頭金として据える必要があります。

月々の固定費も計算する

返済負担率だけではなく、家計の固定費と組み合わせて考える必要もあります。毎月生活していくためには、ローン以外の固定費といえば次のようなものがあるでしょう。

[box class=”yellow_box” title=”ローン以外の固定費”]
  • 家賃
  • 通信費
  • 水道光熱費
  • 食費
  • 交際費
[/box]

ローンを支払い終えるまでは月々の固定費をできるだけ節約することをおすすめします。ローンを組む前に収入と固定費を書きだして返済にどれほどの金額が充てられるかを考慎重に考慮するとよいでしょう。

月々のローン返済額を計算

年収300万の人が、月々どれくらいの金額とペースでローンを返済していけばいいのかを実際に計算して紹介します。

ここでは、一例として元利均等返済方式を用いたローンを利用しているものと仮定しています。ローンの返済額の中には借入金額以外にも金利が含まれています。そのことを理解したうえで返済期間を交えて計算してみましょう。

[box class=”green_box”]借入金額×金利×返済年数÷2[/box]

まず、上記の計算式で利息を求めます。例えば総額200万円の車を購入し、金利3%、返済年数3年で考えると、利息は次の通りです。

200万×3%×3÷2=9万

利息は9万円であることが分かりました。では、続いて月々の返済額を計算します。

200万円(借入額)+9万(利息)÷36カ月=約58,055円(約6万円)

200万円の車を金利3%の金融機関、返済年数3年でローン購入した場合、月々の支払額は約6万円です。先ほど、年収300万円の人の妥当な月々返済金額は6万円であると紹介しましたので、ローン審査には通る可能性が高いでしょう。

ただし、金利や審査内容の基準については金融機関によって異なりますので注意してください。また、大まかな指標を立てるには個人的な計算で賄えますが、確実に審査に通ると保証するものではありません。

車のローンは最長どれくらい?

年収300万円で月々の返済可能額は6万円であることを考えました。では、ローンの返済期間は最長どれくらいなのでしょうか。返済期間が長いほど利息額は増えるということは否めませんが、高額な車を購入できる可能性も高まります。

車をローンで購入する場合の最長支払期間・回数は銀行や信販会社によって異なります。一般的には5~6年と言われています。例外として最長7年間の支払い期間を設けているところもありますので、ローンを組む先を選ぶ際はよく調査してみましょう。

もし、7年つまり84回払いのローンを組んだとするとどれほどの金額の車を購入できるでしょうか。(ここでは利息は計算に含めないことにします)

年収300万の人の妥当な月々支払金額は6万円ですから、単純に考えて6万円×84=504万円の車が購入できます。利息があることを考えると、約450万円以下の車であればローンを組んで購入できると言えるでしょう。

長期ローンのメリットとデメリット

年収300万円でも長期ローンを利用すれば、外観や機能、乗り心地にこだわった車を購入できます。しかし、長期ローンにはメリットとデメリットの両方があるので紹介しましょう。

[box class=”blue_box”]【長期ローンのメリット】[/box]
  • 月々の支払額が少ない
  • 滞納によるリスクが低い
[/box] [box class=”pink_box” title=”【長期ローンのデメリット】”]
  • 利息が高い
[/box]

長期ローンを組めば、月々の支払額を減らせるので家計にかから負担が少なくなるでしょう。その結果、滞納して延滞金の請求が届いたり、車を差し押さえられたりするリスクは低くなります。ただし、年数が長ければ長いほど利息は高くなるので注意が必要です。

年収300万円で購入できる車の額・車種を紹介

では、年収300万の人がローンを組んで購入できるオススメの車をいくつかご紹介しましょう。

日産マーチ

[box class=”glay_box”]価格:117.3~187.7万円
全長:3,780㎜[/box]

1980年にデビューしたコンパクトハッチバックカー。ふっくらとした丸みのあるスタイルにはっきりとした輪郭のライトがギャップを感じさせる近代的なフォルムを備えています。インテリジェントキーを採用しているため両手がふさがっていても乗り降り便利です。

スズキアルト

[box class=”glay_box”]価格:86~97万円
全長:3,395㎜[/box]

特に燃費にこだわっている軽自動車です。燃費を向上させるために軽量化技術を採用しエネチャージを搭載しています。37.0km/Lという数字は軽自動車の中ではトップを誇る低燃費です。

マツダフレア

[box class=”glay_box”]価格:128~154万円
全長:3,395㎜[/box]

全車エコカー減税対象になっており家計に優しい軽自動車です。コンパクトなシステムですが、1回のモーターアシストで最長30秒アシストしてくれるエネチャージを搭載。エネルギーを少しも無駄にせず、静粛性の高い車です。

ホンダN-BOX

[box class=”glay_box”]価格:141~173万円
全長:3,395万円[/box]

利便性が高く人に優しいと人気の高いN-BOX。スライドシートの幅は570㎜もあり、可動域が大きいので車内移動もストレスフリーに行えます。サブファミリーカーとしても親しまれている軽自動車です。

購入したい車が予算オーバーしているとき

どうしても購入したい車が予算オーバーしているならどうすればいいでしょうか。収入が増える見通しもつかないまま、無理にローンを組んでも踏み倒す結果になるだけです。予算オーバーの車は購入しないでください。

購入したい車が予算オーバーしてもほかの方法で代わりとなる車種を見つけることができます。また、ローン審査通過するかギリギリというときは頭金を用意することで通りやすくすることができるかもしれません。

人気車種を避ける

まず、最新機種や人気車種は避けましょう。もし、売れ行きが怪しくなってきた車であればディーラーや販売店が値引き交渉に応じてくれる可能性が高いです。ディーラーローンを利用することを考えているのであれば、金利の値下げも同じタイミングで交渉できます。

中古車を選ぶ

どうしても新車が良いというこだわりがないのであれば、中古車を購入することを検討なさってください。同じ車種でも中古車であればグンと価格が下がります。こだわりのポイントを押さえたうえで予算内に入る車の選択肢も広がることでしょう。

頭金を用意する

頭金を用意することで、ローン審査に通りやすくなり、少し返済利率をオーバーしていても購入できる可能性が高まります。また、月々の支払額を下げるためにも頭金を利用することができます。

金利の低いローンを選ぶ

車体が予算オーバーしているうえに金利まで高ければ返済総額はかなり高額になり、返済不能となってしまうかもしれません。金利が安いキャンペーンを利用したり、銀行のマイカローンを利用したりすれば、金利を抑えてローンを組めますよ。

まとめ

返済能力ギリギリで車のローンを無理に組むことは絶対におすすめできません。もし病気になったり事故に遭ったりして仕事が続けられなくなると返済不能になります。車両価格と維持費、毎月の固定費を考えたうえで賢い選択をしましょう。

年収300万であれば、毎月6万円以下の支払能力があると考えられています。そのことを把握しておけば、車を選ぶときの選択肢をある程度絞って、賢いローン計画を立てられるはずです。年収でカバーできる範囲内で車を購入しましょう。

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