どちらが買いのスーパーハイトワゴンであるのかを、徹底的に検証します。
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N-WGNとeKワゴンが求められる理由
カーライフの変化から、軽自動車の立ち位置も変わり、セカンドカーからファーストカーとなった軽自動車。メインの車として軽自動車を選ぶ家庭も増え、ファミリーカーとしての需要が拡大しています。
また、シニア世代においても、子どもが独立したことで大きい車の必要がなくなり、経済性や合理性から軽自動車を選ぶ世帯も多いでしょう。
そういった軽自動車への需要を受け、各メーカーは多額の開発投資を行って軽自動車の性能や安全性を高めています。その結果、荷室容量が増え、動力性能も向上したことから、買い物からレジャーまで軽自動車でまかなえるようになったのです。
そういった利便性の高い軽自動車として誕生したのがホンダのN-WGNと三菱のeKワゴンでしょう。軽自動車に必要なものが詰まったこの2台は、使える軽自動車として高く評価されています。
N-WGNの基本概要
- 新車価格:1,298,000円~(税込)
- 全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1675~1725
- ホイールベース(mm):2520
- 総重量(kg):850~930
- 排気量(cc):658
- 燃費(km/L):25.4~29.0
<ボディカラー>
- プラチナホワイト・パール
- ルナシルバー・メタリック
- クリスタルブラック・パール
- ミラノレッド
- ピーチブロッサム・パール
- プレミアムアガットブラウン・パール
- プレミアムアイボリー・パールⅡ
- ガーデングリーン・メタリック
- ホライズンシーブルー・パール
- ピーチブロッサム・パール&ホワイト
- プレミアムアガットブラウン・パール&ホワイト
- ガーデングリーン・メタリック&ホワイト
- ホライズンシーブルー・パール&ホワイト
毎日乗ることにこだわったN-WGN
ホンダのNシリーズの第4弾となるN-WGN。第1弾のN-BOXや第2弾のN-BOX+はスーパーハイトワゴンとして開発され、居住性や積載性が追求されてきました。第3弾のN-ONEにはプレミアム感が持たされ、内外装にこだわった仕上がりを見せています。
第4弾として登場したN_WGNに求められたのは、軽自動車のあたらしいベーシックを生み出すことでした。軽自動車の主流となるハイトワゴンのスタイルをもちながらも、これまでの概念を打ち破り、居住性や安全性を向上させています。
いい車ではなく、いい生活ができる車というのが、N-WGNの理想として掲げられたのです。毎日の生活で使用する車の役割を与えられたN-WGNは、ユーザーにとっていい生活を提供するための道具として考え出されています。
いい毎日を作り出すため、大切なものにこだわって生み出されたのがN-WGN。毎日乗る車だからこそ必要となるものがたくさん詰め込まれた1台です。
高い安全性能
ホンダのN-WGNに備えられたのは、一歩先を行く安全性でしょう。これまで各メーカーは度重なる衝突テストを行い、その安全性を高めてきました。
しかし、限られた空間で行う衝突テストでは、実際に起こるさまざまな事故再現することは難しく、想定外の事故もたくさん起こってきたのです。
そこで、事故をより忠実に再現するため、ホンダは世界初となる屋内型全方位衝突実験施設を建設。この施設を利用してさまざまな事故を想定した衝突実験などを行いました。
これにより、ホンダの衝突安全技術は驚くほどの向上を見せ、極めて安全性の高い車が作れるようになったのです。そんなホンダの先進安全性能が搭載されたN-WGNは、高い安全性能を誇る車として評価されています。
eKワゴンの基本概要
- 新車価格:1,320,000円~(税込)
- 全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1460/1660
- ホイールベース(mm):2495
- 総重量(kg):830/890
- 排気量(cc):659
- 燃費(km/L): 2WD 29.4/4WD 24.6
<ボディカラー>
- ホワイトソリッド
- ホワイトパール
- スターリングシルバーメタリック
- ブラックマイカ
- オークブラウンメタリック
- ミントブルーメタリック
- コーラルピンクメタリック
新しくなったeKワゴン
eKワゴンは、三菱自動車と日産自動車が共同で設立した合弁会社<NMKV>によって企画・開発が行われた車です。NMKVでは、三菱自動車の軽自動車作りのノウハウと、日産自動車の先進技術を融合し、新しい車を開発しています。
そんなNMKVによって作られたeKワゴンは、2019年3月28日にモデルチェンジを行い4代目となりました。新型モデルには、衝突安全ボディ<REISE(ライズ)>が搭載されたことで剛性を強化。さらに、吸音材や遮音材を適所に配置し、遮音性も高めています。
フロントガラスの見開き角が広がり、アクセルペダルの角度も踏み込みやすい角度へと最適化されるなど、運転がしやすいように改良された点も魅力です。
広々としたスペースを確保した車内
新型となったeKワゴンには、車内に広がりを持たせ、大人の男性でも余裕を持って座れる空間が生み出されています。これは、セダンよりも広いといわれるほどであり、軽自動車とは思えないほどのスペースとなりました。
天井も高いことから、かがまずに乗れるのがポイントでしょう。シャシーの床面を低く設定したことで乗り込み時に脚をあげる必要もなくなり、シートの角に丸みを持たせたことで乗りやすさも格段にアップしているのです。
後席の快適さを優先すると荷室は狭くなりがちですが、eKワゴンは後席を後ろまで下げてもスーツケースが入るほどの荷室を確保しています。
後席のシートは片手で倒すことも可能で、フルフラットへの操作も簡単です。さらに、床面には収納スペースも設けられ、たくさんの買い物をしたときも安心な車となりました。
グレード別に見るのN-WGN特徴
[voice icon=”https://anshinkuruma.jp/wp-content/uploads/2019/10/icon_point.png” name=”ビッドちゃん” type=”l bid”]
N-WGNに用意されたグレードはGとL・Lターボの3つです。この3つはどのような違いがあるのでしょうか。
代表的なLとLターボを取り上げて紹介します。
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L
- 新車販売価格:FF・1,364,000円/4WD・1,497,100円(税込)
- 燃費性能:WLTCモード23.2/21.2km/L/JC08モード 29.0/25.4km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1675~1725
- エンジン:水冷直列3気筒横置
- 最高出力:43kW[58PS]/7,300r.p.m.
- 最大トルク:65N・m[6.6kgf・m]/ 4,800r.p.m.
Lは、ベースグレードとなるGに装備を充実させたグレードです。インテリアやエクステリアがアップグレードされていることが多く、上質な仕上がりが楽しめます。
例を挙げると、エアコンのアップグレードがあるでしょう。標準グレードにはなかったプラズマクラスター搭載のエアコンが用意され、快適な車内を生み出します。Gの装備では物足りないと感じるユーザーから選ばれるモデルであり、満足度の高い1台です。
Lターボ
- 新車販売価格:FF・1,529,000円/4WD・1,662,100円(税込)
- 燃費性能:WLTCモード 22.0/20.4km/L/JC08モード 25.8/24.2km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1675~1725
- エンジン:水冷直列3気筒横置
- 最高出力:47kW[64PS]/6,000r.p.m.
- 最大トルク:104N・m[10.6kgf・m]/ 2,600r.p.m.
Lのグレードにターボエンジンが搭載され、力強さを向上させたのがLターボです。高い走行性能を持つLターボは、坂道や高速道路でストレスなく走行できるといえるでしょう。
走ることが楽しみになるグレードであり、軽自動車にも走りの満足度を求めるユーザーから選ばれています。また、ターボ車でありながらも静かなため、快適なドライブが楽しめると評判の1台。
軽自動車とは思えないほどの性能を持つLターボは、こだわりの1台を探している人にぴったりの車です。
グレード別に見るeKワゴンの特徴
eKワゴンに用意されているグレードはGとMの2つです。ここからは、それぞれのグレードについて詳しく説明しましょう。
M
- 新車販売価格:2WD・1,320,000円/4WD・1,452,000円(税込)
- 燃費性能:WLTCモード 21.7/18.8km/L/JC08モード 29.4/24.6km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1460/1660
- エンジン:DOHC 12バルブ・3気筒
- 最高出力:38kW[52PS]/6,400r.p.m.
- 最大トルク:60N・m[6.1kgf・m]/ 3,600r.p.m.
eKワゴンのベースグレードとなるのがM。ベースグレードながら、十分すぎるほどの装備が備わっているのが特徴です。まず、電動格納式ヒーテットドアミラーやUVカット&プライバシーガラスが挙げられます。
カラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイは非常に使いやすく、車内で最先端のテクノロジーが楽しめるといえるでしょう。また、電動パワーステアリングにはメーターとオーディオ、電話での通話が操作できるステアリングスイッチも標準装備となりました。
運転席と助手席にはSRSエアバッグが搭載され、安全性を高めています。そのほかの安全性能も充実し、e-Assist(衝突被害軽減ブレーキシステム)や踏み間違い衝突防止アシストなども装備。極めて高い安全性能が楽しめる車です。
G
- 新車販売価格:2WD・1,402,500円/4WD・1,534,500円(税込)
- 燃費性能:WLTCモード 21.7/18.8km/L/JC08モード 29.4/24.6km/L
- 全長×全幅×全高(mm): 3395×1475×1460/1660
- エンジン:DOHC 12バルブ・3気筒
- 最高出力:38kW[52PS]/6,400r.p.m.
- 最大トルク:60N・m[6.1kgf・m]/ 3,600r.p.m.
上位グレードとなるGには、IRカットや99%UVカット機能付きガラスが採用され、Mとの差を見せつけています。キーレスオペレーションやエンジンスイッチも採用され、利便性も向上しているといえるでしょう。
さらに、ゲート側から操作可能なリヤシート・スライドレバーも搭載。エアコンはタッチパネル式のフルオートエアコンへとグレードアップされ、上質さに磨きをかけています。
【N-WGN VS eKワゴン】どちらの走行性能が魅力?
[voice icon=”https://anshinkuruma.jp/wp-content/uploads/2019/10/icon_point.png” name=”ビッドちゃん” type=”l bid”] 走れない軽自動車の時代は終わり、軽自動車にも力強い走りが求められるようになりました。そこで、気になるのがN-WGNとeKワゴンの走行性能でしょう。ここからは、両車の走行性能を検証していきます。
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思いのままの加速を実現したN-WGN
軽自動車は普通車と比べると軽量なため、CVTとの相性がいいのが特徴です。N-WGNも軽量ボディが特徴の車であり、ホンダのパワフルなエンジンとトルクコンバーターを合わせたことで、発進時のもたつきがおさえられるようになりました。
ターボ車も発進時から存分にトルクが発揮でき、極めて高い動力性能を感じられるといえるでしょう。NAエンジンで43kW(58ps)、ターボエンジンの場合には47kW(64ps)という出力を持つ車です。
これまでのホンダには加速性能に問題があるとされてきましたが、その点を解消したのがN-WGNだといえます。思いのままの加速が可能なN-WGNは、坂道でも問題なく登れるのが魅力です。
ストレスのない加速が可能なeKワゴン
新しくなったeKワゴンもまた、先代の加速の鈍さを大幅に改善したモデルとなりました。新しいエンジンには、ノンターボ車で最大15%ものトルクアップを可能にしています。
ただし、改良された後のエンジンでもパワーやトルクは52ps、60Nmにとどまり、ホンダのエンジンほどの力強さは感じられないのが残念な点でもあるでしょう。
それであっても、出だしから中間部の加速は気持ちよく、先代からの改良が実感できるエンジンです。高速道路でも100km/hの連続走行が問題なく行えます。
さらに、エンジンが唸ることもなく、三菱が誇る<MIパイロット>の設定によって安心で快適なドライビングが楽しめるのです。ステアリングもリニアも極めてスムーズであることから、ストレスを感じることがありません。
【N-WGN VS eKワゴン】どちらの内装が人気?
[voice icon=”https://anshinkuruma.jp/wp-content/uploads/2019/10/icon_point.png” name=”ビッドちゃん” type=”l bid”]
快適な車内空間を作り出すのは、内装にあるでしょう。インテリアの良し悪しでドライブの楽しさも違ってきますよね。、N-WGNとeKワゴンでは、内装にどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれのインテリアの特徴を紹介し、その違いを比較します。
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乗り心地を重視したN-WGN
小さな子どもがいる家庭で、ファミリーカーとして選ばれることの多くなった軽自動車。子どもの自転車やアウトドア用品など、大型の荷物がたくさん積めるよう後席を倒してフルフラットにできるモデルが増えています。
しかし、後席をフルフラットにできる車というのは、コンパクトに折りたたむことが優先され、後席の座り心地が損なわれることが多いものです。
その点、N-WGNはもともとファミリーカーとして誕生したのではなく快適さを求めた軽自動車として生み出されました。よって、荷物を積むための空間の確保ではなく、快適性を重視しています。
そのため、後席の座り心地の点において、他メーカーの一歩先を行くといえるでしょう。柔らかい座り心地はまるでソファーのようであり、長時間座っていても疲れることがありません。
また、N-WGNは、N-ONEのようなスライドドアではなく、ヒンジドアが採用されたことでリアのアームレストを設置するスペースも確保しています。
このように、後席もゆったりと快適に過ごせる工夫が随所にみられる車です。運転席にはシンプルでワイドなインパネが採用され、車の幅を広く見せているのも特徴でしょう。インパネは艶やかな高級感と上品さがあり、上質な空間を生み出しています。
そのほかにも、フロントシートにもアームレストが採用され、ゆったりとしたサイズのシートで快適なドライブが楽しめる車に仕上がりました。
男女ともにウケのいいインテリアが魅力のeKワゴン
eKワゴンはベースグレードのMと上級グレードのGの2つで構成されています。それぞれのエアコンやインパネ周りの装備にはそれほど違いはありません。どちらのグレードにも、チルト機構付のウレタンステアリングホイールが装備され、運転しやすい車として高く評価されています。
メーターには認識性の高いデザインを持ったコンビメーターを採用。スピードメーターとタコメーターの間にはマルチインフォメーションディスプレイが装備され、さまざまな情報を映し出してくれることから非常に便利です。
インテリアの要となるシートには、ブラウンとアイボリックのファブリックシートが選ばれました。アイボリーカラーは、ドアトリムにも採用され、ナチュラルテイストに仕上がっています。
非常にニュートラルなインテリアであることから、男性にも女性にも人気があり、性別を問わず親しまれている車です。
【N-WGN VS eKワゴン】燃費性能に優れているのは?
[voice icon=”https://anshinkuruma.jp/wp-content/uploads/2019/10/icon_point.png” name=”ビッドちゃん” type=”l bid”] 車両本体価格が手ごろで、税金なども安い軽自動車。経済的な車として人気があることから、燃費性能も気になる人が多いでしょう。N-WGNとeKワゴンは燃費性能も高いのでしょうか。ここからは、N-WGNとeKワゴンの燃費性能について詳しく紹介します。
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こわだりの燃費性能を持つN-WGN
ホンダN-WGNの燃費性能はNAエンジンの2WDで29.0km/L、ターボの2WDの場合には25.8km/Lとなっています。どのグレードであってもアイドリングストップ機能が搭載され、10km/L以下になるとエンジンがストップするのが特徴でしょう。
10km/Lまでの減速時にも燃料カットが機能し、燃料を使用しない状態で車両を停止させられることから、燃料の消費も抑えています。
このように高い燃費性能が見られるN-WGNですが、eKワゴンの燃費性能にはかなわないのが現実です。よって、N-WGNの燃費性能には改善の余地があるといえるでしょう。
オートストップ&ゴーでガソリンを節約できるeKワゴン
燃費を抑える目的でeKワゴンに搭載されているのは、<オートストップ&ゴー(AG&G)>です。これは、コーストストップ機能と呼ばれるものであり、エコドライブを楽しむために開発されました。
オートストップ&ゴーの特徴は、約13km/h以下の減速時に、エンジンが自動で停止することにあるでしょう。減速中にエンジンが停止してしまうことで、ガソリンの無駄な消費をおさえています。
また、走行時にブレーキを踏み込んで停車すると、エンジンが自動でストップしますが、、走り出しのタイミングではエンジンが速やかさに再始動するのも魅力でしょう。
ブレーキから足を離し、アクセルを踏むとスピーディーにエンジンが再始動するため、走り出しも自然だと高く評価されています。
この、オートストップ&ゴーにより、eKワゴンの燃費は2WDのMグレードで29.4km/hを可能にしました。N-WGNと比べても燃費がよく、ガソリンの消費を抑えてドライブが楽しめる車に仕上がっています。
【N-WGN VS eKワゴン】どちらの安全性能が優れている?
軽自動車は小さくて軽量なボディのため、万が一の事故の際には安全性に不安があるという人も多いでしょう。N-WGNとeKワゴンは安心して乗れる車なのでしょうか。そこで、それぞれが搭載している安全性能について調べてみました。
高い安全性能を装備したN-WGN
N-WGNに搭載されているのは、ホンダ独自の衝突安全技術であるG-コントロールです。衝突時にかかる衝撃である<G>がコントロールでき、衝撃によって人が受けるダメージを軽減します。
G-コントロールの魅力は、車に乗っている人だけでなく、相手車両や歩行者に与えるダメージも軽減することにもあるでしょう。独自のボディ構造を採用することにより、さまざまな衝撃から相手車両や歩行者を守ります。
また、車内には、6つのエアバッグも装備され、極めて高い安全性も期待できるでしょう。さらに、渋滞中などに起こりやすい前車との衝突も<シティブレーキアクティブシステム>により回避できます。
急ブレーキをかけた際には、後続車に<エマージェンシーストップシグナル>を示して知らせ、事故の拡大を防げることも可能。急なハンドル操作によって起こりやすい横滑りも、<VSA>によって抑制します。
これらの充実した安全装備を搭載しているN-WGNは、軽自動車で初めての新・安全性能総合評価において最高ランクである5つ星の評価を獲得しました。さらに、予防安全性能総合でも最高ランクとなる<ASV+>を獲得し、公に認められた安全性能の高さを誇るのです。
MI-PILOT(マイ・パイロット)も選べるekワゴン
ekワゴンは、衝突被害軽減ブレーキシステムや踏み間違い衝突防止アシストを搭載した先進安全パッケージのe-Assistをはじめとしたさまざまな安全装備を全車に標準装備しています。
踏み間違い衝突防止アシストは、走行中だけでなく駐車場での事故なども防げ、高齢者からも人気の安全装備です。また、オートマチックハイビームやオートライトコントロールにより、事故を事前に予防することも可能。あらゆるシーンでの、ひやりとする瞬間を事故につなげないための安全増備が備えられているのです。
そのほか、上位グレードを選択した場合には、アダプティブクルーズコントロールや斜線維持支援機能を組み合わせた高速道路同一斜線運転支援技術である<MI-PILOT(マイ・パイロット)>もオプションで用意されました。
デジタルルームミラーやマルチアラウンドモニターなどもオプションで付けられ、極めて高い安全性能が期待できるでしょう。先進技術のオプションであっても、お手頃価格でつけられることから多くの人に選ばれています。
このように、安全性能の高いeKワゴンは、<サポかーSワイド>に認定され、その安全性の高さが評価されているのです。
【N-WGN VS eKワゴン】買取価格や残価率が高いのは?
N-WGNとeKワゴンはどちらも高い走行性能を持ち、燃費性能にも優れています。そのため、どちらかに決めにくいと感じる人もいるでしょう。そんなときは、買取相場で比較してみるのも1つの方法です。
家族構成の変化や環境の変化により、車を手放さなければならない日がくることもありますよね。そんなときに高く売れる車であると、お得感が得られます。
また、高く買取ってもらえる車というのは、人気の車だともいえるでしょう。よって、どちらの車に人気が集まっているのかを知るきっかけにもなります。
買取では、年式や走行距離により査定価格が異なるため、今回は、年式別にN-WGNとeKワゴンの買取相場を比べてみました。
2015年の買取相場
- <N-WGN G ターボパッケージ>
年式:平成27年(2015年) 走行距離:4万km カラー:ブラック系
新車価格:134.0万円 買取価格:66.8万円 残価率:約49% - < eKワゴン M >
年式:平成27年(2015年) 走行距離:2万km カラー:ホワイトパール系
新車価格:119.0万円 買取価格:30.9万円 残価率:約25%
2014年の買取相場
- <N-WGN G 4WD>
年式:平成26年(2014年) 走行距離:3万km カラー:ネイビー系
新車価格:128.0万円 買取価格:65.5万円 残価率:約51% - < eKワゴン G >
年式:平成26年(2014年) 走行距離:4万km カラー:ブラウン系
新車価格:127.0万円 買取価格:25.8万円 残価率:約20%
年式が古くなると残価率が低くなるのはもちろんですが、大幅に残価率が下がるeKワゴンに対し、N-WGNはおよそ50%と高い残価率がみられます。
走行距離が伸びているN-WGNでも49%もの残価率が出ていることから、N-WGNがいかに人気があるかが分かるでしょう。将来的に売却する際にもN-WGNであれば高値が期待できるといえます。
まとめ
N-WGNとeKワゴンは安全性能が充実していることから安心して乗れる車だといえるでしょう。ただし、加速の力強さにおいてはN-WGNが上回り、燃費性能においてはeKワゴンに軍配が上がることが分かりました。
将来的に買取に出す際にはN-WGNに高値がつけられています。エクステリアやインテリアは、個人的な好みに左右されることから甲乙つけがたいといえるでしょう。
性能面においてはそれぞれにメリットやデメリットがあります。そのため、自分がどんな車を求めているのかまずは考えてみるのがいいでしょう。
そして、今回の記事を参考にN-WGNとeKワゴンのどちらを購入するのか比較していただけると幸いです。
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