【新・みんなのエコカー】ダイハツのミライースの維持費は年間どれくらい?

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あらゆる人の暮らしに身近で使いやすく、地球にもやさしい車として話題になっているミライースは年間でどれくらいの維持費が必要なのでしょうか。

低燃費であることはもちろん、快適な走行をサポートしてくれる車として、運転が得意ではない人からも絶大な支持を集めています。

ミライースの特徴

ダイハツのミライースは、環境意識や低価格志向の高まりを受け、誰もが気軽に乗れる【第3のエコカー】をコンセプトに開発された自動車です。

ダイハツが採用している独自の技術により、車両の軽量化、トランスミッションの改良、エンジンの改良により、従来比で約40%燃費性能を改善した【e:Sテクノロジー】を採用しました。

ミライースは8段階のグレードがありますが、どの車種もカタログ燃費は25.0km/Lと表記されています。ご自身の運転の技術や使い方にもよりますが、実燃費はおよそ20〜23.0km/Lだと考えられます。

運転のしやすさを最優先にされており、室内長2,025mm×室内高1,240mmと快適な空間を実現させています。非常にコンパクトな車種ですが、前後乗員間距離は910mmを確保しているので、後部座席でも足をノビノビ伸ばすことができます。

衝突警報機能や、衝突回避支援ブレーキ機能、誤発進抑制制御機能などが搭載していることにより、自分だけではなく、クルマや歩行者もサポートしてくれます。最近では、高齢者による運転事故で尊い命が失われていることが多いので、ミライースのようなサポートカーの需要も高まるでしょう。

ミライースでかかる年間の維持費はどれくらい?

ミライースには、〈G SA Ⅲ〉〈X SA Ⅲ〉〈L SA Ⅲ〉を始めとする8種類のグレードに分かれています。各グレードによって、燃費が異なるので、当然ガソリン代などの維持費は異なってきます。

税金

自動車を購入する際に必須になるのが、【自動車税】と【自動車重量税】です。車体価格がガソリン代を重視しがちですが、税金は支払うことが義務付けられているので、購入前に確認しておくべきです。

自動車税

自動車税は毎年4月1日の時点に車を所有している人に対して支払いが義務付けられている税金です。自動車の総排気量によって税額が定められています。電気自動車などの環境に配慮した自動車に対しては自動車税の負担が軽くなる軽減措置が取られます。

軽自動車の税額は、最初に登録された年月によって税額が変わります。2015年4月1以降に新車として登録された場合、自家乗用車で¥10,800を納めます。

しかし、軽自動車には〈軽自動車税グリーン化特例〉という制度があります。2015年4月1日から2019年3月31日までに登録された新車登録された自動車は翌年の自動車税が減税されるのです。

また、ミライースの中でも〈X SAⅢ〉〈G SA Ⅲ〉〈L SA Ⅲ〉を始めとする8種類のグレード全てがエコカー減税対象車であるので、自動車税は概ね50%減税されます。つまり、ミライースの自動車税は¥5,400です。

重量税

自動車重量税は、新車購入時と継続車検を受ける際に自動車の重量によって課せられる税金です。ミライースの車体重量は670kgとなっており、自動車重量税は¥3,700です。

保険

自動車に関する保険は自賠責保険と任意保険の2つがあります。自賠責保険は加入が義務付けられている強制保険になるのですが、任意保険は自分で保険会社を選びます。

自賠責保険

自賠責保険は自動車を保有する全ての人に加入が義務付けられています。新車購入時と継続車検を受ける際に保険料を支払います。自賠責保険に加入していないと、車検に通らないだけではなく、一般道を走行することが禁止されています。

ミライースの自賠責保険料は3年(37ヶ月)で¥35,610です。なぜ36ヶ月ではなく37ヶ月なのかと言うと、自賠責保険と車検の満了期限にズレを持たせる必要があるからです。

同じ期限にしてしまうと、自賠責保険が先に切れてしまうことになり、一般道を走る権利を失うため、車検を受けることができなくなります。そのために自賠責保険は1ヶ月先延ばしにする猶予を持たせているのです。

ミライースの自賠責保険料を1年間の維持費として計算すると、【¥35,610÷3年=¥11,810】です。もし、未加入のまま走行したことが発覚した場合、罰金や免許停止になるので注意してください。

任意保険

自賠責保険の補償範囲は人に限定されるものですが、任意保険の場合は相手の搭乗者や車体、破損した建物に対しても適用されるため、自賠責保険では補えない範囲まで補償してくれることが魅力です。

万が一のことを考えると、加入はしておくべきなので、加入するのは自由と言われていますが、自動車を保有している約7割が加入をしているので、必須と言えるでしょう。

任意保険は、保険会社やサービス内容、等級、免許証の種類などによって保険料が異なります。下記の費用はある保険会社で見積もりをした一例です。

  • 年齢:30歳以上
  • 等級:16等級
  • 年間走行距離:11,000km
  • 免許の種類:ゴールド
  • 運転者限定:家族
  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限
  • 年間の保険料:¥23,5000

ミライースを求めるユーザーは、ファミリーカーやセカンドカーとして購入すると考え、通勤や通学で使用すると想定した走行距離にしています。

任意保険は各保険会社によって保険料が異なるので、加入する前にいくつもの保険会社から見積もりをしてもらい、最適なサービスを選択することで、年間の維持費を抑えることができます。

また、保険契約更新時に保険会社を乗り換えても、等級は引き継がれるので、いきなり保険料が上がることもありません。

その他費用

ミライースに限らず、自動車を保有するときに大きなウエイトを占めるのがガソリン代や車検代です。特にガソリン代は燃費によって左右されます。比較的燃費が良いとされているミライースは年間でどれくらいのガソリン代が必要になるのでしょうか。

ガソリン代

年間のガソリン代を算出する計算式は【年間走行距離÷カタログ消費燃費×燃料代】です。今回はファミリーカーとしての使用を想定して、年間の走行距離を10,000kmとして計算しています。

  • 年間走行距離 :10,000km
  • 消費燃費:2WD(25.0km/L)4WD(23.2km/L)
  • 燃料代:¥150(2019年5月時点の全国平均価格)
  • 燃料:無縁レギュラーガソリン

ミライース年間ガソリン代【2WD:¥60,000 / 4WD:¥64,655】

参照:ガソリン価格NAVI https://oil-stat.com/

駐車場代

ミライースは軽自動車なので、駐車する場所を選びません。カメラや衝突センサーなどの安全装備も万全なので、狭い場所でも容易に駐車することができます。

ここでは、月極駐車場に契約すると想定して、各都道府県の平均相場をご紹介します。

  • 北海道の月極駐車場平均価格:¥8,784【年間:¥114,192】
  • 東京都の月極駐車場平均価格:¥31,077【年間:¥372,924】
  • 大阪府の月極駐車場平均価格:¥26,475【年間:¥317,700】
  • 福岡県の月極駐車場平均価格:¥11,798【年間:¥141,576】

日本を代表する地域でもこれだけの価格差があることが分かりました。広大な土地がある北海道では一軒家を建てることが一般的なのか、月極駐車場を利用するユーザーは少ないのかも知れません。

一方で、高層ビルが立ち並ぶ東京は、立体駐車場や月極駐車場の数も多く、需要と供給の関係から価格が高騰していると考えられます。

車検代

車検は2年に1度のペースで受けることになります。下記の費用は大きな修理もなく車検に通ったことを想定した金額です。

    • 自動車重量税:¥5,400
    • 自賠責保険料:¥17,805(2年)
    • 印紙代:¥1,200
    • 車検整備費用:¥30,000〜
    • 車検代行費用:¥10,000〜
    • その他費用:¥10,000〜
    • 車検費合計:¥74,405

車検は2年に1度の頻度なので、1年間の維持費として計算すると【¥74,405÷2年=¥37,202】です。車検の時にはオイル交換や細かい部品交換をすることが想定されるので、その他費用として¥10,000を入れました。

ミライース購入時にかかる費用は?

ミライースには8種類のグレードが分かれており、それぞれの車体価格は異なります。

車体価格

  • 特別仕様車 Gリミテッド SA Ⅲ:¥1,225,800
  • G SA Ⅲ:¥1,209,600
  • 特別仕様車 Xリミテッド SA Ⅲ:¥1,096,200
  • X SA Ⅲ:¥1,080,000
  • L SA Ⅲ:¥939,600
  • L:¥874,800
  • B SA Ⅲ:¥907,200
  • B:¥842,400

オプション

ミライース用意されているオプションをご紹介します。

  • 寒冷地仕様:¥16,200
  • エアロパック:¥54,626
  • レッドカラープラン:¥20,088
  • 安心ドラレコプラン:¥202,349

その他、オプションはダイハツの公式サイトをご覧ください。https://www.daihatsu.co.jp/cata/mitsumori/index.htm

自動車重量税

自動車重量税は、自動車の購入時と継続車検を受ける時に支払いが義務付けられている税金です。自動車の重量によって金額が異なります。ミライースの車体重量は670kgとなっており、自動車重量税は¥3,700です。

自動車取得税

自動車取得税とは、自動車の価格が50万円以上だった場合に課せられる税金です。車体だけではなく、カーナビやエアコンなどのオプションに対しても適用されます。

ミライースの自動車取得税は¥10,000です。

自賠責保険

自賠責保険は自動車を保有する全ての人に加入が義務付けられている税金です。自賠責保険に加入をしないと一般道を走行できないので強制保険となります。

ミライースの自賠責保険は37ヶ月で¥35,610です。

リサイクル料金

新車購入時に、解体処理費用としてリサイクル料金を支払うことが義務付けられています。

ミライースのリサイクル料金は¥7,010〜¥7,190です。

ミライースリサイクル料金表 https://www.daihatsu.com/jp/recycle/kv071l0000001dmk-att/kei_jyou.pdf

ディーラー代行手数料

車を購入したときに、名義変更や車庫証明などの手続きを行う必要がありますが、一般的にはディーラーなどのお店に委託することになります。

  • 新規検査登録代行費用:¥15,000〜¥30,000
  • 車庫証明費用:¥2,000〜
  • 車庫証明代行手続費用:¥5,000〜
  • ナンバープレート代:¥1,500

手数料などは地域や店舗によって異なります。

壊れやすいところや注意するべき点

ミライースの故障事例として挙げられているのが、バッテリーの劣化です。バッテリーがすぐに上がる、エンジンがかからない、加速が鈍い、エアコンが冷えないなどの故障が見られます。

ミライースには他の軽自動車よりも容量の大きいバッテリーが搭載されているのですが、アイドリングストップ機能が採用されているため、バッテリーに充電される時間が短く、その割に他の部位へ電力供給が必要になるので、追いつかなくなってしまうのです。

ディーラーなどでバッテリーの充電や交換をする必要があります。その他、オイル交換などを行うと考えると、年間の修理費として5〜10万円は準備しておきましょう。

まとめ

ミラの後継車として絶大な人気を誇っているミライースは、パワフルな走行と低燃費を実現した軽自動車であり、定期的なメンテナンスを行うことで、維持費も高くないことが分かりました。

この記事を参考に、購入を検討してみてくださいね!

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