トヨタの高級車はどんな特徴?ボディタイプ別高級車まとめ!

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トヨタは世界でもトップクラスのカーメーカーですが、これまでに数々の高級車が発売されています。なぜトヨタの高級車は支持されるのでしょうか。今回は、トヨタの高級車について、ご紹介します。

トヨタの高級車の特徴

まずは、トヨタの高級車の特徴や選ばれる理由を検証します。

ブランド力が高い

これは高級車だけに限りませんが、トヨタ車の一番の魅力はそのブランド力です。故障・不具合の少ない車のクオリティや、長年自動車業界を引っ張ってきたトヨタのブランド力は、圧倒的に高い位置にあります。

国内のみならず世界的にも周知の事実で、世界中のどこでもトヨタ車を見かけますが、米国J.D.パワー社による車の信頼度調査でも、トヨタは常に上位を占めています。

車を所有する上で、ユーザーは安心を求めます。車選びの上では、そう言った意味でもブランド力も影響しますが、同スペックの車種同士を比較すると、購入の決め手となるのはバックボーンです。

そう言った意味でも優位性が高く、また購入後のユーザーの期待を決して裏切らないので、相対的に評価が上がっていくという好循環が生まれています。ブランド力の高いトヨタ車の中でも、高級感をウリにしている高級車を所有するということで、必然的にユーザーの満足度は高くなります。

豊富なグレードラインナップ

トヨタの高級車は、豊富なグレードラインナップで知られています。どの車種もグレードごとの性能による差別化が行われ、幅広いユーザー層を想定したきめ細やかさが伺えます。

同じ車でも、エンジンの違いや排気量の違い、上級グレードに特化した装備品など、痒いところに手が届くようなグレードラインナップが見られます。他社メーカーに見られるシンプルなグレード設定は、コンセプトが明確で潔さも感じますが、自由度が少ないので、ユーザーの好き嫌いが分かれるポイントでもあります。

トヨタの高級車は幅広いグレードラインナップから、選ぶ楽しさもあり、その車の新たな魅力に気づくこともできます。

生産体制の確立による品質の高さ

トヨタの生産工場では、ジャストインタイム方式という独自の製造プロセスを設け、自動車メーカーの中でトップクラスに効率が良く、コストを低減する生産方式が採られています。

部品の調達などは、不良品や製造時のミスを想定して多めにストックしておくことが一般的ですが、トヨタに関しては必要最低限の部品しか調達しません。ミスのない作業を含め、在庫管理や生産台数の管理が、緻密に行われることによって、ハイレベルな生産体制を確立しているのです。

もちろん完成後のチェック体制も万全なので、品質に疑う余地はありませんし、ネジ一つにしてもコスト意識が高いので、良質な車を低価格でユーザーに提供することが出来るのです。

ハイブリッド車が高性能

車の選択肢として、すっかりおなじみとなったハイブリッド車ですが、ハイブリッド車の開発において、先陣を切ったのはトヨタです。1997年に初代プリウスを発表して以降、ハイブリッド車市場をリードする存在として君臨しています。

トヨタのハイブリッド車は、モーターとエンジンを併用する技術がベースとなりますが、この技術が車の環境性に与えた影響は、非常に大きなものがあります。

ハイブリッド車のデビュー当初は、ユーザーの認知度も少なく、燃費を優先するあまりに仕様も簡素なものであったことから、高級車志向のユーザーからは敬遠される傾向にありました。しかし技術革新によって、現在ではトヨタの高級車もハイブリッド車のグレード設定が、当たり前になっています。

高級車のハイブリッド車は、燃費や環境性が高いというハイブリッド車特有の特徴に加え、静粛性に優れ乗り心地がより良質な特性もあります。本来高級車が持つ内装や乗り心地のポテンシャルをトヨタのハイブリッド車が、より高みへと押し上げています。

トヨタのボディタイプ別高級車

続いて、現在生産されているトヨタの車種から、車体価格が700万円以上するグレードを持つ高級車をボディタイプ別にご紹介します。

ミニバン

ミニバンの高級車としては、ハイエースなども挙げられますが、近年ミニバン市場での勢いが凄まじい、アルファードとヴェルファイアをご紹介します。

アルファード

  • 新車価格:319.8〜1578.5万円

アルファードは、高級ミニバンというコンセプトのもと、2002年にデビューしました。フロントマスクが印象的なエクステリアのデザインで、LLサイズと表現されるように、非常に大きなサイズ感が特徴です。

インテリアは、サイズ感を最大限に活かした設計と、随所に散りばめられたウッドパネルが、高級感を演出しています。機能性も非常に高く、パワーウインドウ付きの両側スライドドアや、イージークローザーシステムなど、後部座席へのホスピタリティが非常に高いことでも知られています。

今では多く見られるパワーバックドアは、日本の車ではアルファードに初めて搭載されました。乗り心地や走行性能においても、従来のミニバンと差別化を図り、全ての基本性能が高いレベルにある車です。さらに近年では先進的な安全性能や軽量で高剛性なボディによって、安全性の高さも評価されています。

現行モデルは3代目となりますが、モデルチェンジのたびに進化を続け、その乗り心地はまるで高級セダンのようだとも評されています。最上級モデルには、アクセサリーコンセント・高音質のオーディオシステム・読書灯などが標準装備され、まるで高級ホテルの一室にいるかのようなひと時を楽しむことができます。

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ヴェルファイア

  • 新車価格:319.8〜1578.5万円

アルファードの兄弟車として、ヴェルファイアは2008年に登場しました。アルファードがシックな高級感があるデザインなのに対し、ヴェルファイアは若々しい雰囲気が特徴的です。エアロボディが主張するエクステリアに加え、高級感の中に遊び心があるインテリアは、主に若いファミリー層のユーザーに多く支持されています。

源流がアルファードとなるため、大まかな特徴は変わりませんが、ヴェルファイアはより走行性能に特化している点が挙げられます。またミニバンのように車重がある車は、燃費はあまり高くないことが特徴でしたが、ヴェルファイアはガソリン車・ハイブリッド車ともに、非常に高効率なエンジンが搭載され、高級車ながら家族の家計を助ける車としての認知度が高い車です。

そしてToyota Safety Senseなど先進的な安全性能が搭載されることによって、取り回しにも優れているので、運転が苦手な方でも駐車場での操作が非常に楽なメリットがあります。

さらに多彩なシートアレンジによって、乗る人や荷物など状況に応じて、後部座席を使用できるので、ミニバン本来の高い利便性も兼ね揃えています。

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SUV

近年ではコンパクトSUVが台頭している市場ですが、国産SUVの雄といえば、ランドクルーザーの名が真っ先に挙がります。

ランドクルーザー

  • 新車価格:435〜723.6万円

世界中で認められる本格SUVのランドクルーザーは、高級SUVの代名詞的存在と言えます。ランドクルーザーの車名は、1954年から使用され、現在同じ車名で継続生産されている日本車として、最も長い歴史を持っています。

ランドクルーザーは、とにかく耐久性が素晴らしいことで、世界的に知られています。オフロードでの走破性も高く、長年愛用していても壊れにくい特徴を持つため、道路が未整備のエリアが多い国では、80年代・90年代に発売されたモデルが、まだまだ現役で活躍しています。

そしてランドクルーザーのもう一つの魅力は、その高級感にあります。肉厚でいかにも丈夫そうなエクステリアは、どんな道でも守ってくれる安心感をユーザーにもたらします。そしてインテリアは、極上の高級感に加え、想像の一歩先を行く快適性を持っています。

歴代モデルのデザインを見ると、シックな高級感がコンセプトとされていることが伺えますが、その中でもオフローダーとしての機能性が追求され、アウトドアを愛する人たちに、絶大な支持を受けています。

SUV車を好む人たちにとって、ランドクルーザーは憧れの車であり、高級車はセダンという概念を半世紀前に変えた、革新的な車でもあります。各モデルのファンも多く、ランドクルーザー専門店などもあることから、今後も普遍的な人気が続いていくものと予想します。

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セダン

高級車の代名詞とも言えるセダンにおいて、トヨタは長い歴史の中で様々な感動を与えてくれました。皇室をはじめ、国内のVIPが御用達にしていることからも、その信頼性が伺えます。

MIRAI

  • 新車価格:723.6〜727.5万円

地球温暖化を防止する次世代型の車として、MIRAIは2014年に登場しました。あまり高級車としてのブランドイメージはありませんが、世界初のセダン型燃料電池自動車として、最先端のテクノロジーが結集された車のため、車体価格は高めに設定されています。

今後、高価な材料の使用量を減らしシステムの小型化を進めることによって、コストが下がることは十分に想定できますが、乗り心地も高級車の名に恥じない良質なものだと評判です。

凸凹な道路や高速道路の継ぎ目など、足回りに衝撃がある走行状況でも、柔らかく衝撃を吸収し、強風時の車両の安定性も非常に高いです。そして燃料電池自動車ならではの静粛性は、本当に車が走っているのかと疑うほどです。

高級車と言えばインテリアの華美な装飾や上質感がクローズアップされがちですが、MIRAIはナチュラルな佇まいながら、他の車との違いを存分に体感できる高級車です。加速やハンドリングもスムーズで、ドライバーは新たな感覚にワクワクすることでしょう。

クラウン

  • 新車価格:460.6〜718.7万円

日本生まれの高級車と言えば、クラウンの名が浮かぶ方が多いのではないでしょうか。クラウンは、官公庁・企業のトップ・タクシーなど、公共性の高い場面で、愛用されていることが多い車でもあります。

トヨタの量販車の中で、最高級車として長らく君臨してきたクラウンは、<いつかはクラウン>というキーワードも出るほど、成功の象徴として憧れを持たれる車でもあります。1955年のデビューから、高級車としてのコンセプトはぶれることなく、時代の変化に沿って、高級車のあり方を提案し続けてきました。

時代の最先端を行く技術と上質な素材、そして快適な室内空間と、高級車の基準はクラウンが作ると言っても過言ではないでしょう。

一口に高級車といっても、その時代ごとにユーザーのニーズは変わります。走行性能・多様性など車に求められるトレンドも反映しつつ、クラウンらしさを失わないその一貫性は、日本生まれの日本育ちの高級車としてのプライドを感じさせます。

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センチュリー

  • 新車価格:1,113〜 1,960万円

人が乗る車ではなく、人を乗せる車とも表現されるセンチュリーは、VIP専用のおもてなしをするための車として、最高峰の機能性があります。

センチュリーは、トヨタの創業者である豊田佐吉の生誕100年となった1967年に誕生しました。また明治から100年であることも関係し、新たな時代に突入することを感じさせるセンチュリーという名が付けられました。

車体価格が1,000万円を超えるその仕様は、選ばれた人しか所有できないプレミアム感と、比類なき高級感を漂わせています。世界中の名だたる名車と比較しても、遜色ない性能と上質感は、独自の存在感を持たせています。

エクステリアの重厚なデザインは、普通の日本車や輸入車とは違う、重厚で唯一無二の仕上がりです。センチュリーの生産体制においても、トヨタの中で特に優れた技術者のみが生産ラインに立つことが許され、センチュリーに息づく妥協なきこだわりを体現しています。

センチュリーによるおもてなしは、飛行機のファーストクラス以上とも言われ、乗り心地はもちろん安全性も確保されています。ドアの開閉音にもこだわられたセンチュリーの後部座席に、一度は乗ってみたいと誰もが思うのではないでしょうか。

トヨタの高級車の維持費は?

続いてトヨタの高級車を所有した際に、どのくらい税金がかかるのか検証します。先にご紹介した6台の中から、自動車税や自動車重量税が最も高いのは、どの車なのでしょうか。

自動車税が高いトヨタの高級車

自動車税は、車種ごとの排気量によって算定されますが、今回ご紹介したトヨタの高級車の自動車税は下記になります。

  1. センチュリー:88,000円
  2. ランドクルーザー:88,000円
  3. アルファード:45,000円〜58,000円
  4. ヴェルファイア:45,000円〜58,000円
  5. クラウン:39,500円〜58,000円
  6. MIRAI:29,500円(燃料電池車のため排気量は0)

トヨタの高級車の中では、センチュリーに最も排気量が大きい5.0Lのエンジンが搭載されています。そしてランドクルーザーにも4.6Lとハイパワーなエンジンが搭載されています。

意外だったのがクラウンで、最高グレードでも3.5Lエンジンと、走行性能を考えるとパワーの小さいエンジンが搭載されているようです。そしてMIRAIは排気量という概念がそもそもないため、環境性の高さも評価され、トヨタの高級車で最も安い自動車税となっています。

自動車重量税が高いトヨタの高級車

自動車重量税は車両の重量によって算定される税金です。トヨタの高級車に関しては、下記の金額が目安となります。

  1. ランドクルーザー:1年あたり20,500円〜24,600円
  2. センチュリー: 1年あたり20,500円
  3. アルファード:1年あたり12,300円〜16,400円
  4. ヴェルファイア:1年あたり12,300円〜16,400円
  5. クラウン:1年あたり12,300円
  6. MIRAI:1年あたり12,300円

自動車重量税は車重と大きく関わってくる項目ですので、ランドクルーザーやセンチュリーなど、ボディサイズが大きく安定感のある走行性能を持つ車は、重量税が高くなります。

そしてクラウンの現行モデルは、全グレードで2,000kg未満の重量となり、こちらでもコストパフォーマンスの高さをアピールしています。

リセールバリューの高いトヨタの高級車は?

続いて、リセールバリューの高いトヨタの高級車をご紹介します。

残価率の高いトヨタの高級車

残価率は車両価格が安い車ほど、買取価格との差が少ないので、数値が高くなる傾向にあります。トヨタ車は全般的に中古車市場でも人気のため、リセールバリューは高くなっています。

その中でも高級車に目を向けてみると、新車での販売台数が多い、アルファードやヴェルファイアの残価率が、わずかに抜けている状況です。その一方で、センチュリーやランドクルーザーの残価率も高いのですが、車両価格が高い分、残価率が伸びない要因となっているようです。

買取価格が高いトヨタの高級車

トヨタの高級車の買取相場を見ると、シンプルに車両価格の順番に買取価格が高くなっていることが分かります。ただしセンチュリーやMIRAIに関しては、取り扱いが得意な業者とそうでない業者に分かれるようで、業者ごとの買取価格に差が出やすい傾向にあります。

ランドクルーザーは海外での人気が高いので、海外への輸出ルートを確立している買取業者であれば、相場以上の査定額も期待できそうです。

トヨタの高級車を高く売却する方法

トヨタの高級車は全般的にリセールバリューは高いですが、買取業者によっては相場よりも低い査定額を提示される可能性もあります。売却時に損をしないためにも、必ず買取依頼は複数の業者へアプローチをしましょう。

時間や手間をデメリットに感じるのであれば、ネットでの車一括査定サイトなどを利用することをオススメします。複数の業者から概算見積もりが届き、簡単に相場を把握でき高く買い取ってくれる業者を見つけることができます。

まとめ

今回は、トヨタの高級車についてご紹介しました。トヨタの高級車はブランドの信頼性も高いため、多くのユーザーに愛されているイメージです。どの時代においても、伝統と革新の融合を大切にするトヨタの高級車は、今後も我々に嬉しい驚きを与え続けてくれることでしょう。

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