ヴォクシーの維持費をできるだけ抑える方法は?ヴォクシーの修理費がかかりやすい部分も紹介

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トヨタの人気ミニバンモデルのヴォクシー。角ばったスポーティーなエクステリアに魅了される人は少なくありません。トヨタのミニバン3兄弟の中でも特にスポーティーな顔つきが特徴のヴォクシーの年間維持費はどれくらいなのでしょうか。ファミリーカーとしてもよく選ばれているヴォクシーの維持費や修理費用がかかりやすい部分を紹介します。

ヴォクシーの特徴

ヴォクシーはトヨタのミニバン3兄弟と呼ばれている人気車の一つです。7人乗りか8人乗りかをニーズに合わせ選べます。ヴォクシーは最近ハイブリッドモデルも登場しており、環境にも家計にも優しい車として注目されています。ただ背が高いだけではなくラゲッジスペースをかなり拡大できる広々とした車内空間も魅力的です。

ヴォクシーの基本スペック

  • 新車価格:251~388.2万円
  • サイズ:全長4.7m~4.8m×全幅1.7m~1.74m×全高1.81m~1.87m
  • エンジン:4WD/FF
  • エンジン排気量:1797/1986㏄
  • 燃費:15.00~23.80㎞/L

ヴォクシーの魅力

カッコいい親子に魅せてくれる家族向けMサイズミニバンであるヴォクシー。同じトヨタのミニバンであるノアとプラットフォームが共有されています。

現在販売されているヴォクシーは次世代のスペースミニバンと言われています。快適性・燃費・使用性を融合したスペシャルな箱型の車です。

Mサイズクラスでトップレベルの広々とした室内空間を有していて、小さい子どもから高齢の方まで乗降しやすい設計になっています。

また、本格ハイブリッドシステムが搭載されているので、ガソリン車でも16.0km/L、ハイブリッドモデルは23.8㎞/Lという高い燃費性能を実現しています。

ヴォクシーのグレード

ヴォクシーのグレードは次の通りです。

  • X
  • V
  • ZS
  • HYBRID X
  • HYBRID V
  • HYBRID ZS
  • ZS”SPORT”
  • ZS”煌Ⅱ”
  • HYBRID ZS”煌Ⅱ”

ヴォクシーはどのグレードでもかっこいいといえるデザインが施されていますが、中でもエアロモデルのグレードが人気抜群です。ヴぉ櫛の中で最もおすすめなのはHYBRID ZS”煌Ⅱ”。

パワースライドドアが搭載されているので小さいお子さんでも簡単に開け閉めができます。また、装飾の仕方がトップレベルなので売却時にはリセールバリューが高く残っていると予想できます。

ヴォクシーでかかる維持費は年間どのくらい?

車を所有している人が必ずと言っていいほど悩まされるものがあります。それは維持費です。ヴォクシーを所有している人が年間必要になる維持費とはどれくらいなのでしょうか。基本となる税金や保険料のほかにメンテナンスに必要な費用やガソリン代も維持費には含まれています。それぞれの費用を算出してみましょう。

税金

車を所有している人は基本的な維持費として税金を支払う必要があります。ヴォクシーを維持していくために年間かかる税金費用はどれくらいなのでしょうか。自動車税と重量税という2種類の税金について、それぞれの税金費用を計算してみましょう。

自動車税

エコカー減税なしのヴォクシーの場合は、エンジン排気量2000㏄以下に基づいて年間36,000円の税金がかかります。

しかし、エコカー減税車として登録されているのであれば、自動車税減税されます。

  • HYBRID ZS(7人乗り)(2WD)
  • 特別仕様車 HYBRID ZS“煌 Ⅱ”(7人乗り)(2WD)

上記の自動車税が75%減税されるヴォクシーの場合は毎年の自動車税の納付額は9,000円となります。

重量税

ヴォクシーの自動車重量税は32,800です。

自家用乗用車の場合自動車重量税は0.5トンごとに4100円が加算され、13年目からは0.5トンごとに5700円が加算されます。さらに18年目になると0.5年ごとに6300円が加算されることになります。

ヴォクシーのハイブリッドモデルはエコカー減税対象車です。ヴォクシーは概ね自動車重量税が50%減税されるのでハイブリッドモデルを購入すれば10,000円の支払いだけで済むのです。

保険

ヴォクシーを維持していくときに必要になる年間維持費の一つが保険代です。車にかかる保険には自賠責保険と任意保険の2種類がありますが、自賠責保険は加入が義務付けられています。任意保険の場合は免許やの車の年間走行距離などをもとに費用が定まるため、いろいろなケースを取り上げてヴォクシーの保険代を計算していきましょう。

自賠責保険

自賠責保険は車を所有している人が必ず加入しなければならないものです。車を運転している限りどうしても避けられない問題が交通事故です。いくら気を付けていても交通事故は相手がいる限り起こりえます。

もし、交通事故が起きたときに被害者に対してなにも損害賠償ができないということにならないように自賠責保険の強制加入が必要となるのです。自賠責保険は4種類の車種系統と保険契約期間によって決められています。ヴォクシーの自賠責保険は次の通りです。

契約期間 12カ月 13カ月 24カ月 25カ月 36カ月 37カ月
契約金額 16,350円 17,310円 27,840円 28,780円 39,120円 40,040円

任意保険

強制加入が義務付けられて背ないものの、自賠責保険だけでは補いきれない様々な場面に対応してくれる保険として加入する必要があるものを任意保険といいます。ですから任意保険も半強制のようなものです。

任意保険はどのような車に乗っているかや車の型式別の料率クラス、所有者の年齢や免許証のカラーなどが関係しており、それぞれ保険料が大きく変動します。では、まずヴォクシーの型式別料率クラスを表でご紹介しましょう。

対人賠償責任保険 対物賠償責任保険 搭乗者傷害保険 車両保険
ZRR70W
ZRR75W
ZRR80W
ZRR85W
ZWR80W

料率クラスは毎年見直しがされていますので、いつもこの料率クラスで保険が算出されるとは限りません。上記の料率クラスは保険始期が2019年1月1日から2019年12月31日のものに限定されます。

では、価格.comサイトで公開されている様々なケースの任意保険額をご紹介しましょう。あるアンケートによると、ヴォクシーの任意保険料最安額は10,500円、最高額は100,000円となっています。では、見積もり事例による保険料を表でまとめてご紹介します。

車両保険クラス 年間走行距離 免許 等級 運転者年齢 保険料
エコノミー 6000㎞ ブルー 20 37 45,000円
一般 8000㎞ ブルー 13 38 51,000円
エコノミー 3000㎞ ゴールド 12 53 47,000円
一般 5000㎞ ゴールド 20 43 54,000円
なし 4000㎞ ゴールド 12 41 33,200円

その他費用

税金や保険は必ず支払わなければならず、年間維持費の中で節約できないものといえます。しかし、年間維持費にはその他のガソリン代やオイル交換、タイヤ交換などメンテナンスにかかる費用も含まれています。地域やどの業者を利用するかによってこれらの費用は節約することができます。ではそれぞれの費用を算出してみましょう。

ガソリン代

ヴォクシーを所有している人が年間10,000㎞走るとすると、年間必要になるガソリン代はどれくらいでしょうか。ガソリン代を計算するためには、まずヴォクシーの燃費を調べる必要があります。カーカタログで記されている燃費と実燃費は異なるため、ヴォクシーの実燃費で計算しましょう。

ヴォクシーの実燃費は約10㎞/Lです。では、10,000㎞走るためにはどれくらいのガソリン代が必要なのでしょうか。ヴォクシーの実燃費であるで計算すると10,000㎞走行するためには約100Lのガソリンが必要です。これらの情報をもとに、年間にかかるヴォクシーのガソリン代を算出してみましょう。

現在のガソリン代全国平均はレギュラーが144.2円で、ハイオクは155.0円です。

≪レギュラーの場合≫
約100L×144.2円=144,200円
≪ハイオクの場合≫
約100L×155.0円=150,000円

地域によってガソリン代の価格はかなり違いますが、ヴォクシーの年間にかかるガソリン代は約15万円であると考えられるでしょう。

駐車場代

月極駐車場を必要としておられる方であれば、年間維持費には駐車場も含まれます。全国の月極駐車場の相場で年間にかかる費用を計算してみましょう。
約8000円×12カ月=約96000円(更新料が必要なところもあります。)

このように、ヴォクシーの駐車場代には年間約100,000円以上が必要になるといえるでしょう。

ただし、ヴォクシーの駐車場を見極める注意点としてサイズ感があります。ヴォクシーが入る駐車場として安心できるものはハイルーフの案内表記がある場所です。マンションや立体駐車場では高さに制限がある場合がありますので注意しましょう。ただし、ロック版付きコインパーキングなら問題ありません。

車検代

ヴォクシーを適切に安全に維持していくために2年ごとの車検を必ず受けなければなりません。年間維持費として考えると、車検費用の2分の1が1年間当たり必要となります。では、ヴォクシーの車検にかかる費用を簡単にご紹介しましょう。

自動車重量税 ¥20,000- ~¥32,800-
自賠責保険料 ¥27,840-
印紙代 ¥ 1,200-
車検整備費用 ¥20,000-
車検代行料 ¥ 8,000-
消費税 ¥ 2,240-
車検費用合計 ¥79,280-¥92,080-

このように、ヴォクシーの車検費用は最低約80,000円かかります。ですから、1年間当たり40,000円を維持費に含めておくと良いでしょう。加えて、車検時に発見される修理や部品交換の必要性に応じられるよう、プラスで50,000円ほどを維持費に充てておくこともできます。

オイル交換

トヨタディーラーでオイル交換する場合の費用を計算してみましょう。エンジンオイルは一般的なガソリン車の場合長くても1年に一回は交換が必要とされています。もちろんディーラー以外の場所でオイル交換することもできますが、安心して任せられるのはディーラーでしょう。

トヨタ純正ハイクオリティーオイルは通常価格3330円~、トヨタ純正省燃費オイルは通常価格3940円~となっています。同じトヨタディーラーでも地域によっては会員になることで1000円近く値引きされることもありますので、注意深く選ぶようにしましょう。

タイヤ交換

何年も何十年も同じタイヤを履き続けながら安全な運転を行うことはできません。毎年交換する必要はありませんがタイヤ交換費用も年間維持費として計算しておきましょう。タイヤ交換費用にはタイヤ本体の費用以外にも以下のようなものが含まれています。

タイヤ組み換え工賃1本当たり540円
バランス調整1本当たり540円
空気バルブ1本当たり380円
タイヤ処分費用1本当たり430円

タイヤ本体の費用を別にしても、4本すべてのタイヤ交換には(2160+2160+1520+2160)約8000円近くかかるということになります。ヴォクシーの純正タイヤの中で最も人気の部理事ストンECIOIAは1本当たり5800円ですので、4本で23,200円となります。つまり1回のタイヤ交換で約31,200円の費用が必要なのです。

ヴォクシーの購入時にかかる費用は?


ヴォクシー年間維持費をこれまでご紹介してきました。しかし、最初に車にかかる費用は購入時です。車を購入するときの車体代に+オプションや税金などさまざまな費用がかかります。では、ヴォクシーを購入するときにかかる費用についてご紹介します。

車体価格

ヴォクシーの新車車体価格は251~388.2万円です。中古車で購入するのであれば現在平均250万円で購入できます。

オプション

ヴォクシーの新車を購入する際には好みや必要に応じて様々なオプションを追加購入することができます。それぞれのオプションにはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。人気のヴォクシーアクセサリーを中心に簡単にご紹介いたします。

子育てパッケージ 37,800円
レジャーパッケージ 87,480円
安心ドライブパッケージ 20,196円
アロマブライト 3,024円
プラズマクラスター搭載LED ルームランプ 18,792円
ウェルカムライト 34,560円

自動車重量税

ヴォクシーを新車でを購入する際には、3年後の車検までにかかる自動車重量税を支払う必要があります。3年分の自動車重量税が必要となりますので、ヴォクシーの購入時にかかる自動車重量税はエコカー減税適用ありの3年自家用乗用車となり、30,000円が必要です。

自動車取得税

自動車取得税は車を購入する際に必ずかかる税金です。ヴォクシーの自動車取得税はグレードによってことなるため、それぞれの料金を表にしてご紹介します。ヴォクシーはエコカー減税対象車となっているため、自動車取得税が非課税になる場合もあります。

グレード 自動車取得税
ハイブリッドX 75,300円
ハイブリッドV 78,500円
ハイブリッドZS 81,700円

自賠責保険

車を購入するということは車を所有するということになりますので、加入が義務付けられている自賠責保険料を支払う必要があります。3年後の車検まで自賠責保険の期間が切れないようにするために、購入時には37カ月の自賠責保険が勧められています。ですから購入時にかかるヴォクシーの自賠責保険は40,040円です。

リサイクル料金

ヴォクシーのリサイクル料金は次の通りです。

  • 2014年発売車:12,340~13,470円
  • 2007年発売車:12,400~13,700円
  • 2001年発売車:12,300~13,200円

ディーラー代行手数料

購入時に最も節約できる費用がディーラー代行手数料です。自分の手を煩わせたくないといいう方は、次のようなものをディーラーに代行してもらうことができます。

  • 納車費用
  • 検査登録代行費用
  • 車庫証明代行費用
  • 下取り車手続き代行費用
  • 下取り査定量

これらすべてを代行してもらうとなると、約40,000円の追加料金がかかります。どこに納車してもらうのか、どれほど古い車を下取りに出すのかによっても費用は異なります。予算削減のためにできることはすべて自力でおこなうという方が費用の負担を抑えられるでしょう。

壊れやすいところや注意するべき点

トヨタヴォクシーの壊れやすいところとしてよく上げられるものは燃料ポンプです。特に初代や2代目モデルのヴォクシーは急にエンジンがかからなくなり、燃料ポンプを好感しなければならないというケースが生じています。

この場合の修理費用は燃料ポンプ本体代だけではなく、フィルターやパッキンなどの交換も必要になるため、50,000~70,000円かかると予想できます。

ヴォクシーの維持費を抑えるためのポイント

両側スライドドアを備えた機能的なミニバン、ヴォクシー。男らしい剛性の感じられる外観であらゆる世代の男性やファミリーに愛されています。

ヴォクシーを維持していくのは大変かもしれない…と感じている方にできる維持費節約術をいくつかご紹介します。

ミニバン用に設計されたタイヤで燃費効率アップ

一つ目のコツはミニバン専用のタイヤを装着することです。どのようなメリットがあるのでしょうか。

  • 安定性が向上する
  • タイヤの寿命が延びる
  • 燃費が向上する

ミニバンは主に車高が高く車体が傾きやすいという特徴があります。ミニバン専用に設計されたタイヤはこの現象を軽減してくれます。運転走行中のふらつきを抑制し、タイヤの寿命を延ばし燃費を向上してくれるのです。

長期的な目で見て、メンテナンス費用や部品交換費用、ガソリン代などを節約できるというメリットがあります。

ディーラー車検にこだわらない

何が何でもディーラーで車検を受けなければ心配!と感じている人がいるかもしれません。車検は受ける場所によって費用がかなり変わります。中でもディーラーはいちばん高額。

ディーラーで今まで車検を受けていた方は民間の車検工場に変えると費用が抑えられます。様々な工場で見積もりを取ってもらいましょう。不要なオプションや不要な修理・交換費用が生じていないかを入念にチェックしてください。

自動車保険料を節約

自動車保険料を見直すことで維持費を節約できます。任意保険では対人賠償や対物賠償、人身傷害保険はどうしても外せないものですが特約や車両保険は外せることもあります。

また、年齢制限や運転する人の制限などをかけることでも保険料を節約できます。維持費を節約するためにはライフスタイルに必要のない保険項目は切り捨てることが必要です。

まとめ

スポーティーで存在感の大きなトヨタのミニバン、ヴォクシー。年間維持費には税金や保険だけではなくガソリン代や駐車場代などもかかります。毎年どれほどの費用が掛かるかを算出しておけば着実に貯金していけるでしょう。

メンテナンスをきちんとを行い、丁寧に扱ってあげることで、修理費用を浮かせヴォクシーを快適に維持し続けられるでしょう。