予算別にみるオススメ中古車を紹介!失敗しない中古車選びも解説!

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中古車の最大の魅力は、新車と比べて価格が安いところにあります。また、新車では高嶺の花になってしまう高級車も、年式や走行距離によってはリーズナブルに手に入れることができます。

しかしながら、価格を優先した中古車選びは後々トラブルに繋がる可能性もあることから、中古車を選ぶポイントを押さえておくことが重要です。

この記事では、中古車選びのポイント、それぞれの予算別におけるオススメ中古車を紹介していきます。

中古車とは

中古車とは、自動車メーカーにおいて生産された後、自動車登録(ナンバー登録)をされた車のことを指します。

中古車の中にも、前オーナーが使用した車、使用されていない未使用車、第三者機関やメーカー独自基準を満たし品質が保証された認定中古車などがあります。

中古車には定価がないことから、相場をベースに価格が設定されるため、同じ車でもボディカラーやグレード、オプション装備の有無によって価格が異なるため、予算に応じて見定めていきましょう。

中古車のメリット

中古車における最大のメリットは、新車と比較して安くで購入できる点です。

新車では手の届かない高級車でも、ある程度年数が経過した状態であれば無理なく購入できるケースも。

また、昨今購入者を悩ませる長納期化問題も、中古車であれば現物があることから短い納期での納車できます。

中古車であっても、状態の良い極上車は多く、新車に強いこだわりがなければ中古車を選択することで、無理のない予算で満足できる車を手にすることができます。

中古車のデメリット

中古車におけるデメリットとして、一度使用された車であるため新車同様のコンディションではないという点が挙げられます。前オーナーがしっかりメンテナンスを行っていればさほど心配はいりませんが、故障歴があったり修復歴があったりなど、車によって様々です。

また、欲しいグレードやボディカラー、オプションなど、細かい条件に合う車を探すのが新車に比べて困難な点も中古車ならではのデメリットでしょう。

価格の安い中古車であっても、購入後に故障が多く修理費用がかさむようでは本末転倒です。故障歴や修復歴の有無などはしっかりと見極める必要があります。

中古車選びのポイント

中古車選びを失敗しないためには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。価格だけで判断せず、総合的に見て選ぶことが大切です。

それぞれのポイントを確認していきましょう。

予算を決める

まずは予算の決定です。中古車では同じ車種であっても、その状態によって価格差に幅があります。事前に予算を決めておくことで、車両の絞り込みができるほか、その後の商談もスムーズに進められます。

注意点として、中古車に掲載されている車両価格には各税金などが含まれていない点です。そのため、車両価格だけでなく、支払総額もしっかりと確認しておきましょう。必要です。

また、実際の商談時にはコーティングや保証などに、別途費用がかかる場合もあります。

予算内に確実に抑えたい方、予算に対して多少ならオーバーしても許容範囲の方など、人によって懐事情は様々です。

日常生活に支障をきたさない、身の丈に合った価格の車両を選ぶことが大切です。

年式、走行距離

高年式・低走行の車は、新車に近い状態ともいえることから中古車相場において価格が高い傾向があります。

そのため、予算を考慮するのであれば現行車と比べて古さを感じないデザインや装備、購入後も長く乗れる3〜5年落ち程度の車がオススメです。

反対に、低年式・過走行の車であってもそれまで走行してきたという事実、同モデルと比べて価格が安いといったメリットもあることから、年式や走行距離に加えて、後述するポイントも考慮して選ぶと良いでしょう。

修復歴の有無

中古車を検索する際に修復歴という項目があります。修復歴とは、車の骨格部分を修理・補修・交換をした経歴のことをいいます。

主に懸念されることとして、安全性や耐久性の低下、故障のリスクが挙げられます。そのため、修復歴のついた車は比較的価格が安くなっているのも特徴の一つです。大きな修理でなければ、お得な車とも捉えられますが、リセールバリューも低くなるでしょう。乗り換え時の下取りも考慮するのであれば、修復歴のない車を選ぶのがオススメです。

現車の確認

実際に車を確認することも大切です。車の傷や汚れ、下回りのサビ、内装のダメージ具合などは写真ではわかりにくいため、実際に目で見ることでわかることも多くあります。

また、車内の臭いも現車確認でないと確認できません。

店舗へ出向くことで、お店の方と話しながら確認できるため、手間はかかりますがメリットのほうが大きいでしょう。店舗が遠い地域の場合などの理由でなければ、買った後に後悔しないよう現車確認はしておくことをオススメします。

予算別おすすめモデルの紹介

それぞれの予算毎におけるおすすめモデルを紹介します。

軽自動車やコンパクトカー、ミニバンや輸入車と、中古車でも十分に満足できる車を選ぶことができます。

50万円で選ぶおすすめモデル

予算50万円以内でオススメするモデルは軽自動車、コンパクトカー中心ですが、ハイブリッド車も十分狙える予算となっています。

ホンダ N-ONE

 

《画像提供:Response》〈写真提供:本田技研工業〉ホンダN-ONE

ホンダのN-ONEは、丸いヘッドランプが特徴で、2トーンカラーをはじめ多くのカラーバリュエーションにより個性あふれる軽自動車です。

ボディカラーに合わせてコーディネートされた多彩なインテリアなどお洒落な内装が女性にも人気で、ターボモデルも用意されており優れた発進性能、28.4km/L(JC08モード)の低燃費などもポイントとなっています。

予算50万円で選択する場合、修復歴なし前提としてオススメしたいモデルは2018年式まで。ただし、高年式の場合は走行距離が10万kmに近いモデルが多いため、5万kmを目安とすると2014年〜2015年式までの車両がオススメです。グレードは、スタンダードモデルのGや特別仕様車のSSパッケージなどが狙いどころでしょう。

【ホンダ N-ONE G(2014年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,395mm×1,475mm×1,610mm
ホイールベース 2,520mm
最大乗車定員 4名
車両重量 840kg
燃費 28.4km/L(JC08モード)
エンジン種類 水冷直列3気筒横置
658cc
エンジン最高出力 43kW(58ps)/7,300rpm
エンジン最大トルク 65N・m(6.6kgf・m)/4,700rpm
駆動方式 FF
トランスミッション 無段変速オートマチック
(トルクコンバーター付)
新車価格 1,097,222円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 1.0万円~250.0万円

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ダイハツ ミラ イース

《画像提供:Response》〈写真提供:ダイハツ工業〉ダイハツ ミラ イース L SA III 10thアニバーサリーエディション

ダイハツのミラ イースは、後席でもゆとりをもって座ることのできる快適性や立体駐車場に入る全高、最小半径4.4mの取り回しの良さ、25.0km/L(WLTCモード)の低燃費といったバランスに優れた車です。

また、新車車両価格が税抜き782,000円〜と100万円以下から販売されているのもミラ イースの強みといえるでしょう。

ミラ イースは、予算50万円であれば、2021年式、走行距離5万km以下(修復歴なし)でも良質な車両があります。2017年5月〜の現行モデルでも、低予算で入手可能です。

ミラ イースのグレードは、B < L < X“SA Ⅲ” < G“SA Ⅲ”の順で、X“SA Ⅲ”以上では、LEDヘッドランプや電動格納式ドアミラーなどが標準装備となるため、可能であればX“SA Ⅲ”〜のグレードを探すのがオススメです。

【ダイハツ ミラ イース X“SA Ⅲ”(2017年~2021年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,395mm×1,475mm×1,500mm
ホイールベース 2,455mm
最大乗車定員 4名
車両重量 670kg
燃費 25.0km/L(WLTCモード)
エンジン種類 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
658cc
エンジン最高出力 36kW(49ps)/6,800rpm
エンジン最大トルク 57N・m(5.8kgf・m)/5,200rpm
駆動方式 FF(前2輪駆動)
トランスミッション CVT
新車価格(現行モデル) 1,002,000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 1.0万円~149.5万円

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スズキ スペーシア

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉スズキ スペーシア 新型

スペーシアはスズキの軽自動車で、スライドドアを備えた軽ハイトワゴンです。

ライバル車であるホンダ N-BOXやダイハツ タント以上の室内長により、広々とした室内空間が強み。ワンアクションパワースライドドアの採用、エネチャージ搭載による22.4km/L(WLTCモード)~の低燃費など、利便性や快適性に優れた1台です。なにより、スライドドアを備えている点は、子育て世代にとって高ポイントであることは間違いないでしょう。

スペーシアを予算50万で選ぶ場合、多くは2017年式以前のモデルとなります。走行距離を加味しない場合、現行マイナーチェンジ前の2019年式もヒットしますが、台数が少ないことに加え走行距離が10万km超えとなる場合が多く、あまりオススメできません。

2017年モデル以前であれば走行距離5万km程度のものもあり、まだまだ長く乗ることができます。両側パワースライドドアを備えた車両もあるため、装備などをチェックするのも忘れないようにしましょう。

【スズキ スペーシア G(2013年~2017年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,395mm×1,475mm×1,735mm
ホイールベース 2,425mm
最大乗車定員 4名
車両重量 840kg
燃費 32.0km/L(JC08モード)
エンジン種類 水冷直列3気筒DOHC12バルブ
658cc
エンジン最高出力 38kW(52ps)/6,500rpm
エンジン最大トルク 63N・m(6.4kg・m)/4,000rpm
駆動方式 FF
トランスミッション CVT
新車価格(2017年モデル参考) 1,158,546円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 9.8万円~294.0万円

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日産 ノート

《画像提供:Response》

日産の人気コンパクトカーであるノートも、予算50万円以内で選ぶことができます。

2017年モデル以降は、ノートとして初めてVモーショングリルの意匠を纏った洗練されたデザインが特徴的です。コンパクトなボディでありながらゆとりのある室内空間、各所にドリンクホルダーや小物入れ、フル乗車してもベビーカーが1台積載できるなど使い勝手にも優れています。

予算50万円以内では、2018年モデル以前であれば走行距離も少なめの個体が多くあります。

グレードは、Xグレード、X DIG-Sが狙い目です。高グレードは価格が高い、もしくは走行距離が多いといったこともあり、これらのグレードがオススメです。中には認定中古車もあるので、中古車に不安を感じる方は認定中古車を選ぶと良いでしょう。

【日産 ノート X(2016年~2021年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,100mm×1,695mm×1,525mm
ホイールベース 2,600mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,040kg
燃費 23.4km/L(JC08モード)
エンジン種類 DOHC水冷直列3気筒
1,198cc
エンジン最高出力 58kW(79ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 106N・m(10.8kg・m)/4,400rpm
駆動方式 2WD
トランスミッション エレクトロニックCVT
新車価格(2016年モデル参考) 1,385,000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 7.9万円~315万円

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トヨタ アクア

《画像提供:Response》〈写真提供:ヨタ自動車〉トヨタ・アクア

トヨタ アクアは、コンパクトボディならではの取り回しの良さと33.6km/L(WLTCモード)の高い燃費性能から、大人気のコンパクトハイブリッド車です。

2011年のデビュー以降、2度マイナーチェンジが行われBi-Beam LEDヘッドランプの採用やさらなる燃費性能の向上、安全装備の設定など、多くの改良が施されています。2021年にフルモデルチェンジをした現行モデルは、最新のトヨタセーフティセンスが標準装備となっているほか、給電機能やアクセル操作による加減速を可能とする快感ペダルなど、最新技術が組み込まれています。

予算50万円以内でアクアを選ぶ場合、2014年式以前のモデルを選択すると良いでしょう。50万円の高年式は走行距離が多く、購入後も長く乗り続けるのであれば5〜6万km以内で選びたいところです。

【トヨタ アクア S(2011年~2020年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,995mm×1,695mm×1,445mm
ホイールベース 2,550mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,080kg
燃費 37.0km/L(JC08モード)
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC
1,496cc
エンジン最高出力 54kW(74ps)/4,800rpm
エンジン最大トルク 111N・m(11.3kg・m)/3,600-4,400rpm
モーター種類
交流同期電動機
モーター最高出力 45kW(61ps)
モーター最大トルク 169N・m(17.2kgf・m)
駆動方式 前輪駆動方式
トランスミッション 電気式無段変速機
新車価格(2014年モデル参考) 1,747,273円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 22.0万円~299.8万円

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100万円で選ぶおすすめモデル

予算100万円では、年式も比較的新しく走行距離も少ない個体を選ぶことができます。衝突軽減などの安全装備を備えた車種も多いため、先進性の高い車も狙える価格帯です。

ホンダ N-BOX

《画像提供:Response》〈写真提供:ホンダ〉ホンダ N-BOX

軽自動車で不動の人気を誇るのが、ホンダ N-BOXです。スライドドアを備えたハイトボディにより広々とした居住空間など、利便性に優れているところが特徴です。

ホンダの新世代軽自動車「Nシリーズ」として登場し、2代目では先進安全装備でもある「Honda SENSING」の採用やコーナリングでの安定感を高めるアジャイルハンドリングアシストなど、軽自動車ながら多くの技術が結集しています。

予算100万円では、比較的新しい3〜5年落ちモデルを狙うことができます。走行距離5万km以内も多いため、かなり状態の良い車両を選ぶことができるでしょう。

N-BOXは両側スライドドアがグレードによりオプション設定となっています。搭載されている装備も注目しましょう。

【N-BOX G(FF)(2017年~2023年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,395mm×1,475mm×1,790mm
ホイールベース 2,520mm
最大乗車定員 4名
車両重量 890kg
燃費 21.2km/L(WLTCモード)
エンジン種類 水冷直列3気筒横置
658cc
エンジン最高出力 43kW(58ps)/7,300rpm
エンジン最大トルク 65N・m(6.6kg・m)/4,800rpm
駆動方式 FF
トランスミッション 無段変速オートマチック
(トルクコンバーター付)
新車価格(2023年モデル参考) 1,335,000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 1.0万円~285.0万円

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ダイハツ タント

《画像提供:Response》〈写真提供:ダイハツ工業〉ダイハツ・タント

ダイハツ タントは、開発コンセプトでもある「しあわせ家族空間」のとおり、ファミリーにピッタリの広い室内空間をもつロングヒットモデルです。

2代目モデルでは、助手席側のピラーをなくすことで大開口となるミラクルオープンドアを軽自動車で初採用。ハイトワゴンジャンルのパイオニアともいえる存在です。

その後もモデルチェンジを重ね、現行となる4代目では衝突回避や運転支援をはじめとした安全装備、キーフリーシステムや前席シートヒーターの設定など充実した機能により快適性が高くなっています。

100万円の予算でも、高年式、低走行車が多く、現行モデルも射程圏内です。両側パワースライドドアや運転支援でもあるアダプティブクルーズコントロールなどはオプション設定となっているため、装備内容は確認しておきましょう。

【ダイハツ タント L(2019年~現行モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,395mm×1,475mm×1,755mm
ホイールベース 2,460mm
最大乗車定員 4名
車両重量 880kg
燃費 22.7km/L(WLTCモード)
エンジン種類 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
658cc
エンジン最高出力 38kW(52ps)/6,900rpm
エンジン最大トルク 60N・m(6.1kgf・m)/3,600rpm
駆動方式 FF(前2輪駆動)
トランスミッション CVT
新車価格(現行モデル) 1,230,000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 1.0万円~275.0万円

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ホンダ シャトル

《画像提供:Response》ホンダ・シャトル改良新型プレビュー

ホンダ シャトルは、普段使いから旅行まで幅広いシーンで活躍するコンパクトなステーションワゴンです。

2015年に登場し、2022年に惜しくも生産終了しています。

ハイブリッド車では、25.2km/L(WLTCモード)の低燃費を実現、乗り心地と操舵安定性を高める「振幅感応型ダンパー」の採用など、走行性能も高くなっています。

さらに、広々とした570Lの荷室は、後席を倒さなくてもゴルフバッグが4個も積載できるほどの広さです。

2017年式以降のモデルでは安全運転支援システムのHonda SENSINGを全グレードに標準搭載し、安全性能の高さも嬉しいポイントです。

100万円の予算で、走行距離を加味すると2017年式までのモデルを選ぶと良いでしょう。走行距離を気にしないのであれば、2020年や2019年など最終モデルを選ぶことができますが、10万kmに近い個体も多くなります。

初期モデルとなる2015年ではハイブリッドモデルの上位グレードも選択可能です。Honda SENSINGは搭載していないものの、衝突軽減ブレーキなど予防安全装置は搭載されています。

また、前席シートヒーターやプラズマクラスターを搭載したエアコンなど、豪華な装備が魅力です。

【ホンダ シャトル ハイブリッド Z(FF)(2015年~2017年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,400mm×1,695mm×1,545mm
ホイールベース 2,530mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,240kg
燃費 22.8km/L(WLTCモード)
エンジン種類 水冷直列4気筒横置
1,496cc
エンジン最高出力 81kW(110ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 134N・m(13.7kgf・m)/5,000rpm
モーター種類
交流同期電動機
モーター最高出力 22kW(29.5ps)/1,313-2,000rpm
モーター最大トルク 160N・m(16.3kgf・m)/0-1,313rpm
駆動方式 FF
トランスミッション 7速オートマチック+パドルシフト
新車価格(2017年モデル参考) 2,370,000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 43.3万円~253.8万円

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トヨタ ルーミー

《画像提供:Response》トヨタ・ルーミーGコージーエディション

トヨタ ルーミーは、全長3,700mmほどのコンパクトボディでありながら、キャッチコピーである「使える!動ける広い部屋」のとおり、フル乗車しても余裕のある広い室内空間、乗り降りしやすい低床スライドドアなど、ミニバンのもつ魅力が詰まった1台です。

高いアイポイントに加え、最小回転半径4.6mと軽自動車並に小回りが効くため運転のしやすさもルーミーの強みといえるでしょう。

便利なスライドドアには、ワンタッチ機能やドアオープンやロック予約などの機能が搭載され、多彩なシートアレンジや室内のいたるところに設けられた収納スペースなど、使い勝手抜群です。

予算100万円でルーミーを探す場合、3〜5年落ちの比較的新しい個体も購入範囲にはいります。グレードによりパワースライドドアが助手席のみとなるほか、装備面を考慮すると、Gグレード以上がオススメでしょう。

【トヨタ ルーミー G (2016年〜現行モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,700mm×1,670mm×1,735mm
ホイールベース 2,490mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,080kg
燃費 18.4km/L(WLTCモード)
エンジン種類 直列3気筒DOHC
996cc
エンジン最高出力 51kW(69ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 92N・m(9.4kgf・m)/4,400rpm
駆動方式 2WD(前輪駆動方式)
トランスミッション CVT
新車価格(現行モデル) 1,594,091円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 48.0万円~274.0万円

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スズキ ソリオ

《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ ソリオ ハイブリッドSZ(ピュアホワイトパール ガンメタリック2トーンルーフ)

スズキのコンパクトワゴンとして人気なのがソリオです。元々はワゴンRをベースとして開発されましたが、2015年に登場した3代目よりデザインやプラットフォームが刷新され、ソリオとして独立しています。

ワゴンボディであることで、室内空間は広々としており、後席でも余裕のある足元スペース、リクライニングやスライド機構を備えたシートにより、高い快適性を誇ります。

3代目ソリオよりマイルドハイブリッドが追加され、高い燃費性能をもったコンパクトワゴンです。その後、2016年にはハイブリッドを追加したことでモーターを使ったEV走行も可能に。さらに高い燃費性能となりました。

ソリオを予算100万円で選ぶ場合、走行距離によりますが3〜5年経過したモデルがオススメです。ガソリン車であれば低年式が豊富ですが、ハイブリッド車を探す場合、2018年以前であればマイルドハイブリッドのモデルが多くあります。ハイブリッドやマイルドハイブリッド車は、搭載されている装備がガソリン車より多くなっているので機能面でみてもお得といえるでしょう。

【スズキ ソリオ ハイブリッド MX(2WD)(2015〜2020年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,710mm×1,625mm×1,745mm
ホイールベース 2,480mm
最大乗車定員 5名
車両重量 950kg
燃費 27.8km/L(JC08モード)
エンジン種類 水冷4サイクル直列4気筒
1,242cc
エンジン最高出力 67kW(91ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 118N・m(12.0kg・m)/4,400rpm
モーター種類
直流同期電動機
モーター最高出力 2.3kW(3.1ps)/1,000rpm
モーター最大トルク 50N・m(5.1kg・m)/100rpm
駆動方式 2WD(前2輪駆動)
トランスミッション インパネシフトCVT
新車価格(2015年モデル参考) 1,34,7000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 9.8万円~282.0万円

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200万円で選ぶオススメモデル

200万円の予算になると、ミニバンやSUV、輸入車なども探しやすくなります。

ハリアーやセレナをはじめとした人気モデルも多く、メインカーとして選ぶのであればこの価格帯から考えていきたいところです。

《画像提供:Response》〈写真撮影:雪岡直樹〉日産 セレナ e-POWER ハイウェイスターV

ファミリー層から多くの支持を受け人気の日産 セレナは、予算200万円で選ぶ車としてオススメ車種です。

ミニバンクラスにおいてトップレベルの3列シートを備えた広い車内や、視認性の良い大きなフロントウィンドウ、スリムなピラーなど、運転のしやすさもセレナのこだわりです。

セレナにはハイウェイスターとよばれるエアログレードが設定されているほか、ガソリンエンジンとモーターを融合した日産独自のパワートレイン「e-POWER」など、多くのグレード展開も魅力です。

e-POWER非搭載車でも、コンパクトなハイブリッド機構が備わっており、アシストやアイドリングストップなどによるエコドライブを実現しています。

予算200万円でセレナを選ぶ場合、3〜5年落ちと比較的新しい年式も選択可能です。

5代目モデルでは、自動ブレーキなどの先進安全装置が備わっているほか、アクセルやブレーキ、ハンドル操作をアシストするプロパイロットを装備している車両も。

中でも、ハイウェイスターVはエアロボディによるスポーティなスタイルに加え、プロパイロット搭載車であることから人気グレードでもあり、おすすめモデルとなります。

【日産 セレナ ハイウェイスターV(2WD)(2016年〜2022年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,770mm×1,740mm×1,865mm
ホイールベース 2,860mm
最大乗車定員 8名
車両重量 1,720kg
燃費 13.2km/L(WLTCモード)
エンジン種類 DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒
1,997cc
エンジン最高出力 110kW(150ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 200N・m(20.4kg・m)/4,400rpm
モーター種類
交流同期電動機
モーター最高出力 1.9kW(2.6ps)
モーター最大トルク 48N・m(4.9kg・m)
駆動方式 2WD
トランスミッション エレクトロニックCVT
(無段変速機)
新車価格(2020年モデル参考) 2,791,000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 4.8万円~499.9万円

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トヨタ プリウス

《画像提供:Response》トヨタ・プリウス

トヨタ プリウスは、ハイブリッド車のパイオニアとして高い人気を誇っています。

プリウスの強みは、普通車でありながらも圧倒的な燃費性能をもっている点です。2015年にモデルチェンジを行った4代目では、カタログ値において40.8km/L(JC08モード)と脅威の数値を叩き出しています。

また、TNGAプラットフォームによる低重心化、高いボディ剛性、気持ちの良いコーナリングを実現したショックサスペンションなど走りにおいても高い性能をもっています。

プリウスを200万円で選ぶ場合、3代目プリウスなどの低年式モデルが選択肢となります。走行距離においても5万km以下の車両が多いので、長く乗ることもできるでしょう。

3代目プリウスは、Toyota Safety Senceとよばれる衝突回避支援などの先進的な安全装備が搭載されています。

また、マイナーチェンジ前後でエクステリアデザインも大きく異なっており、アグレッシブなスタイルを好む方には、型式が多少古くてもあえてモデルチェンジ前のモデルを選ぶのもアリでしょう。

【トヨタ プリウス S(2WD)(2015年〜2022年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,575mm×1,760mm×1,470mm
ホイールベース 2,700mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,350kg
燃費 37.2km/L(JC08モード)
エンジン種類 直列4気筒
1,797cc
エンジン最高出力 72kW(98ps)/5,200rpm
エンジン最大トルク 142N・m(14.5kgf・m)/3,600rpm
フロントモーター種類
交流同期電動機
フロントモーター最高出力 53kW(72ps)
フロントモーター最大トルク 163N・m(16.6kgf・m)
リヤモーター種類 交流誘導電動機
リヤモーター最高出力 5.3kW(7.2ps)
リヤモーター最大トルク 55N・m(5.6kgf・m)
駆動方式 2WD(前輪駆動方式)
トランスミッション 電気式無段変速機
新車価格(2018年モデル参考) 2,375,000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 4.5万円~628.0万円

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トヨタ ハリアー

《画像提供:Response》ハリアー(トムスパーツ装着車)

都市型SUVの新ジャンルを開拓したトヨタのラグジュアリーSUVでもあるハリアーは、1997年に登場以来、人気モデルとして支持を集めているモデルです。

クーペのような流麗なスタイルに洗練されたデザインが高級感を高め、従来あったタフなスタイル=SUVという概念を覆しました。

現在4代目となるハリアーは、スタイリングの美しさに加え横一文字のテールランプは視認性の向上だけでなく先進的なスタイルを印象づける個性的なデザインが特徴です。

また、ハリアーに搭載される4WDシステムでは前後輪トルク配分を100:0〜20:80へと制御することで、降雪時や雨天時など滑りやすい路面に対し安定感ある操舵性能を誇っています。

ハリアーを中古で選ぶ場合は、60系とよばれる3代目モデルがオススメです。3代目モデルは予算200万円以内で選べることに加え、走行距離5万km以下の車両も多く、上位グレードを狙うこともできます。

ハリアーのグレード構成は、ELEGANCE < PREMIUM < PROGRESSとなっており、プレミアムグレード以上になるとパワーバックドアやハイブリッドモデルではアルミホイールのデザインなどに違いがあります。

また、マイナーチェンジ後のモデルではフロントウィンカーがシーケンシャルとなっているのもポイントです。

2017年後期モデルで、プレミアムグレード以上を狙うと満足度が高い車両を手にすることができるでしょう。

【トヨタ ハリアー プレミアム ガソリンモデル (2013〜2020年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,725mm×1,835mm×1,690mm
ホイールベース 2,660mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,580kg
燃費 16.0km/L(JC08モード)
エンジン種類 直列4気筒DOHC
1,986cc
エンジン最高出力 111kW(151ps)/6,100rpm
エンジン最大トルク 193N・m(19.7kg・m)/3,800rpm
駆動方式 2WD(前輪駆動方式)
トランスミッション CVT
新車価格(2019年モデル参考) 3,009,000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 39.8万円~669.8万円

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マツダ MAZDA3

《画像提供:Response》〈写真提供 マツダ〉マツダ3 ファストバック 20S プロアクティブツーリングセレクション(ソウルレッドクリスタルメタリック、2WD)

アクセラの後継モデルとして誕生したMAZDA3は、曲線ラインの美しさが際立つ欧州車のような佇まいで、デザイン性の高い1台です。

現行モデルでは、ガソリン、ディーゼル、マイルドハイブリッドと豊富なパワートレインがラインアップしているのも特徴といえるでしょう。

中でも、ディーゼル車は低回転域からの力強いトルクと低燃費さが魅力です。また、MAZDA3にはグレードによってMT車が設定されており、MT車を選択すれば、車を操る楽しさを堪能することができます。

MAZDA3を中古で選ぶ場合は、最新の2022年式を選ぶことができます。ただし、マイルドハイブリッドモデルは、2022年9月以降の車両なので注意が必要です。グレード名は以前と変わらず、「20S プロアクティブ」となっているため、しっかり確認しておきましょう。

走行距離も比較的少ないモデルが多く、年式も3〜5年と低年式で、MAZDA3はオススメしたいモデルです。

【マツダ MAZDA3 ファストバック 15S Touring(2019年〜現行モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,460mm×1,795mm×1,440mm
ホイールベース 2,725mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,340kg
燃費 16.6km/L(WLTCモード)
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
1,496cc
エンジン最高出力 82kW(111ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 146N・m(14.9kgf・m)/3,500rpm
駆動方式 2WD(FF)
トランスミッション 6EC-AT
新車価格 2,271,000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 133.3万円~355.0万円

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アウディ A4

《画像提供:Response》アウディA4

ドイツのプレミアムブランド、アウディからラインアップしているA4は、1995年の日本発売以降、長く支持されているモデルの一つです。

シングルフレームグリルによりワイド感が強調され、洗練されたスタイリングの中に個性的なマトリクスヘッドランプのデザインが先進性を感じさせてくれます。

A4には、セダンとワゴンボディのアバントが設定されており、ビジネスシーンから日常使い、レジャーまでそれぞれのライフスタイルに合わせて選択可能です。また、最新の安全装備や運転支援システムも搭載され、カメラやレーダー、センサーにより走行状況を認識、様々な場面でアシストを促してくれることから安心して運転することができるでしょう。

予算200万円以内でA4を選ぶのであれば、2016年デビューの現行モデル(5代目)が狙い目です。5代目は2020年にビッグマイナーチェンジが行われているので、2017年式や2018年式が価格も比較的リーズナブルでおすすめです。

選択の際、マトリクスヘッドランプなどのオプション設定は確認しておきたい項目です。また、品質を求めるのであれば認定中古車を選ぶのも良いでしょう。

年式としては6〜7年落ちとなりますが、スタイルや装備は他車と比較しても決して引けを取らず、アウディの良さを体感することができます。

【アウディ A4 35 TFSI(2016〜現行モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,760mm×1,845mm×1,410mm
ホイールベース 2,825mm
最大乗車定員 1,520kg
車両重量 840kg
燃費 14.3km/L(WLTCモード)
エンジン種類 直列4気筒DOHC
インタークーラー付ターボ
1,984cc
エンジン最高出力 110kW(150ps)/4,000-6,000rpm
エンジン最大トルク 270N・m(27.5kg・m)/1,350-3,850rpm
駆動方式 FWD
トランスミッション 7速Sトロニックトランスミッション
新車価格(現行モデル参考) 4,427,273円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 29.9万円~618.0万円

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300万円で選ぶオススメモデル

予算が300万円ともなると、大人気ミニバンのアルファードやBMW3シリーズなど、憧れともいえる車種を選ぶことができます。

また、中には新型車も狙うことができるなど余裕ある予算ともいえるでしょう。

トヨタ アルファード/ヴェルファイア

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉 トヨタ・アルファード

トヨタの最高級ミニバンであると同時に、ミニバンジャンルにおける王者ともいえる車がアルファード/ヴェルファイアです。

2023年にフルモデルチェンジを行い40系となったアルファードとヴェルファイアは、アルファードはよりラグジュアリーに、ヴェルファイアはスポーツ志向を高めたモデルへと変化しました。

それぞれ、威風堂々とした迫力のあるフェイスに広い車内、グレードによっては2列目にエグゼクティブシートが備わるなど、後席における満足感は他車と大きな差があります。

12.3インチのメーターに14インチのディスプレイオーディオなどコックピットとなる前席では運転に必要な情報を見やすく取得することができるのと同時に、大きなフロントガラスやピラー部の三角窓など視野を広げ安全確認がしやすくなっています。ほかにも、40系ではトヨタ初となるスーパーロングオーバーヘッドコンソールや後席用パワーサイドサンシェードを採用。サードシートの跳ね上げ位置を2箇所とすることで操作性を格段に向上するスペースアップシートは世界初など、様々な機能を備えています。

しかし、あまりの人気ぶりに新車では現在納期目処立っておらず長納期化しています。中古を選ぶ場合は、30系でもある1世代前のモデルがオススメです。30系後期モデルはまだまだ人気で、年式や走行距離、オプションによっては新車と同価格に近い車両が多いため、狙い目はモデルチェンジ前の車両でしょう。

2015年〜2018年式であれば台数も多く、走行距離や後席モニターなどの装備も予算300万円以内で揃っています。

人気車だけあって、台数も豊富でサンルーフや社外ナビ、各エアロなど様々な装備があるため、中古車でありながらかなり満足感のあるモデルを手に入れられるでしょう。

【トヨタ アルファード S(2WD・7人乗り)(2015年〜2023年モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,935mm×1,850mm×1,880mm
ホイールベース 3,000mm
最大乗車定員 7名
車両重量 1,960kg
燃費 11.6km/L(JC08モード)
エンジン種類 直列4気筒DOHC
2,493cc
エンジン最高出力 134kW(182ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 235N・m(24.0kgf・m)/4,100rpm
駆動方式 2WD
トランスミッション 自動無段変速機(Super CVT-i)
新車価格(2015年モデル参考) 3,313,636円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 25.0万円~2299.0万円

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ホンダ ZR-V

《画像提供:Response》〈写真撮影:小林岳夫〉ホンダ ZR-V 純正アクセサリー装着車(e:HEV X)

2023年に登場した、ホンダのクロスオーバーSUVとなるZR-Vは、欧州車のような凛々しいスタイリングが特徴的で、従来のホンダ車とは異なるプロポーションでクラスを超えた上質な1台です。

インテリアでは、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)に基づいた操作性に優れた造りとなっています。

シンプルな左右独立温度コントロール式のエアコン操作部、10.2インチのデジタルメーター、左右独立レイアウトのハイデッキセンターコンソールなど使い勝手の良さに加え、デザイン性の高さもZR-Vの魅力でしょう。

安全装備のHonda SENSINGも搭載しており、フロントカメラと前後8つのセンサー、レーダーを用いて歩行者や車両との衝突を軽減してくれることで安心して運転できます。

先進的な装備、上質な内外装を誇る新型ZR-Vも、予算300万円以内で中古車を購入することができます。ZR-Vのグレードはガソリン、ハイブリッド共に、X < Zとなり、Zの方が本革シートや本革ステアリング、運転席パワーシート、BOSEプレミアムサウンドシステムなど装備面で充実しています。

300万円の予算であれば、ガソリン車のZ、もしくは燃費性能に優れたe:HEV Xが狙い目でしょう。

【ホンダ ZR-V Z(2WD)(2023年〜現行モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,570mm×1,840mm×1,620mm
ホイールベース 2,655mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,490kg
燃費 14.5km/L(WLTCモード)
エンジン種類 水冷直列4気筒横置
1,496cc
エンジン最高出力 131kW(178ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 240N・m(24.5kg・m)/1,700-4,500rpm
駆動方式 FF
トランスミッション 無段変速オートマチック
(トルクコンバーター付)+パドルシフト
新車価格(現行モデル参考) 3,317,000円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 242.2万円~423.0万円

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BMW 3シリーズ

BMWの人気モデルといえば3シリーズ。現行で7代目でとなるロングヒットモデルです。

BMWの中核を担うシリーズとあって、モデルチェンジを繰り返す度に最新の技術を取り入れ、進化しています。

デザイン性の高さも3シリーズが人気の一つで、2022年にビッグマイナーチェンジを行い、エクステリアでは、大型化したキドニーグリルに、シャープなヘッドランプにはコの字型のデイライトがデザインされ、鋭い眼光が迫力あるフロントフェイスを演出しています。

また、インテリアではカーブドディスプレイとよばれる12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイが一体化したかのようなデザインにより造られ先進的なコックピッド周りとなっています。

予算300万円で3シリーズを選択する場合、マイナーチェンジ前のモデルである2020年〜2021年式がオススメです。

デイライトデザインや、メーター周りなどに違いはあるものの、3〜4年落ちのまだまだ高年式モデルを手にすることができるでしょう。

G20型とよばれる現行モデルでは、ドライビングアシストプロフェッショナルが装備されており、一定条件においてハンズフリー走行が可能となる運転支援を搭載しているなど最新の先進技術が装備されています。

新車価格+オプション費用を考慮した場合、お得感の高い車両といえるでしょう。

【BMW 320i M Sport(2019年〜現行モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,720mm×1,825mm×1,440mm
ホイールベース 2,850mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,550kg
燃費 13.0km/L(WLTCモード)
エンジン種類 直列4気筒DOHCガソリン
1,998cc
エンジン最高出力 135kW(184ps)/5,000rpm
エンジン最大トルク 300N・m(30.6kg・m)/1,350-4,000rpm
駆動方式 後輪駆動
トランスミッション 8速スポーツAT
新車価格(現行モデル参考) 6,236,364円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 23.0万円~799.9万円

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メルセデス・ベンツ Aクラス

《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉メルセデスベンツ A220d

高級車メルセデス・ベンツの中でも、エントリーモデルでもあるAクラスはプレミアムコンパクトカーの代表格ともいえる存在でしょう。

現行モデルとなる4代目Aクラスは、2023年にマイナーチェンジを行い、さらに特別なモデルとなっています。

エントリーモデルでありながらも、Aクラスには音声アシスタント機能を搭載したMBUXを搭載、ARナビゲーション機能などメルセデスのフラッグシップモデルでもあるSクラスと同世代にアップデートしている点も注目です。

Aクラスのエクステリアは、スターパターンがちりばめられたフロントグリルにエアロ造形のフロントバンパーなど存在感が高く、スポーティな印象を受けます。

全長4,430mm、全幅1,800mmのコンパクトボディは、取り回しに優れ市街地や狭い道でも扱いやすく運転しやすい車です。

Aクラスには、BSGを搭載したガソリン車のA 180、力強いトルクを発揮するディーゼルモデルA 200 d、さらにハイパフォーマンスモデルとしてAMG A 35、A 45と豊富なラインアップとなっています。

300万円の予算でAクラスを選ぶのであれば、2019年〜2021年モデルがオススメです。走行距離も5万km以内で状態の良い車両が多くあります。中には、専用のエアロパーツ、ホイールを纏ったAMGラインパッケージを装備した車両も。見た目にかなり違いがあるので、こうしたパッケージオプションを装備した車両は要注目です。

【メルセデス・ベンツ A 200 d(2018年〜現行モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,430mm×1,800mm×1,440mm
ホイールベース 2,730mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,490kg
燃費 19.1km/L(WLTCモード)
エンジン種類 直列4気筒
1,949cc
エンジン最高出力 110kW(150ps)/3,400-4,400rpm
エンジン最大トルク 320N・m/1,400-3,200rpm
駆動方式 前輪駆動
トランスミッション 電子制御8速A/T
新車価格(現行モデル参考) 5,027,273円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 20.0万円~570.0万円

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アウディ Q5

《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸》 アウディ Q5 40 TDI quattro S line

アウディ Q5は、2009年より販売が始まったプレミアムミッドサイズSUVです。2017年にフルモデルチェンジを行い2代目へと進化を遂げ、その後2021年にはエクステリアデザインを大幅にアップデートを行ったマイナーチェンジが行われています。

Q5のデザインは、フロントいっぱいのシングルフレームグリルにより迫力あるフェイス、先進的なデザインのヘッドランプが特徴的で、2021年に追加されたSportbackは、クーペのような流麗なスタイリングが美しいSUVとなっています。

Q5は、SUVであるためゆったりとした室内空間と、最大積載量1,550Lの荷室は使い勝手に優れています。

さらに、12.3インチのデジタル液晶メーターにはマップ情報やメーターなどを備えたバーチャルコックピット、車両のセッティングやインフォテイメントとして新たなインターフェースとなったMMIナビゲーションなど先進的なデザインとなっています。

Q5を予算300万円以内で選ぶ場合、2018年や2019年式がオススメ。ディーゼルエンジンは2019年以降に登場したモデルのため、ディーゼルを探す場合は2019年式〜となります。

Q5は、S lineグレードとよばれるスポーティさを高めたモデルなどもあることから、そういった点にも注目して選ぶと良いでしょう。

【アウディ Q5 2.0TFSIクワトロ(2019年~現行モデル)】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,680mm×1,900mm×1,665mm
ホイールベース 2,825mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,820kg
燃費 13.9km/L(JC08モード)
エンジン種類 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
1,984cc
エンジン最高出力 185kW(252ps)/5,000-6,000rpm
エンジン最大トルク 370N・m(37.7kg・m)/1,600-4,500rpm
駆動方式 FULL4WD
トランスミッション 7AT
新車価格(現行モデル参考) 5,972,727円(消費税抜)
中古車相場(車両本体価格) 55.0万円~698.0万円

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中古車をネットで探す

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まとめ

中古車は同一車両、同モデルにおいても価格差があるため、どうしても安い車両に目が行きがちです。しかし、オプションなどの装備や走行距離、年式、故障歴など確認する項目も多くあるため、価格だけで判断すると後悔する場合も。

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よくある質問

中古車選びで失敗しないためには?

様々な状態の車がある中古車。新車のような車両やかなり走行した車、修復歴のある車などそれぞれの車両により状態が違うからこそ注意するポイントがいくつかあります。

特に気を付けたいポイントとして、予算を決めておくこと。中古車には車両本体価格と総支払額があり、実際に購入する際は総支払額が適用されます。これには、整備費用や車検再取得、各種税金などの費用が含まれた価格となります。

これとは別に、コーティングや保証サービスなどは別途用意する必要があるため、予算を決めることで明確に適正な価格の車を選ぶことができるでしょう。

他にも、年式や走行距離、骨格となるフレーム修理の有無を意味する修復歴などは最低限確認すると良いでしょう。

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