今秋新型発売に期待が高まる<トゥアレグ>中古車購入にかかる費用・年間維持費は?

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上質で高級感あふれるドイツ産SUV車といえばフォルクスワーゲンのトゥアレグです。フォルクスワーゲン初の本格的SUV車として2003年に登場しました。現在は新車販売されていませんが、近いうちに新型は登場する見込みです。そんな期待の視線が集まるトゥアレグの維持費を今のうちにチェックしておきましょう。

トゥアレグの特徴

堅実なドイツメーカーフォルクスワーゲンらしいゴージャスでどったりとした趣のトゥアレグは2003年に発売開始されました。高級SUVブームの風を巻き起こした世界的に知名度の高い車です。そんなトゥアレグの大きなポイントは次の3つでしょう。

  • 4MOTIONシステム搭載で本格的なオフロード走行が可能
  • ラゲッジスペース容量最大1642L
  • 総排気量3598㏄の心地よい加速力&走破性

トゥアレグの基本スペック

  • 新車価格:640.8~923.7万円
  • サイズ:全長4.8m~4.82m×全幅1.95m×全高1.74m~1.75m
  • エンジン駆動方式:4WD
  • エンジン排気量:3598㏄
  • 燃費:5.9~13.8㎞/L

トゥアレグのボディカラー

  • ピュアホワイト
  • ディープブラックパールエフェクト
  • オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト
  • リーフブルーメタリック
  • ムーンライトブルーパールエフェクト
  • サンドゴールドメタリック
  • ブラックオークブラウンメタリック

https://anshinkuruma.jp/guide/1000%E4%B8%87%E5%86%86%E8%B6%85%E3%81%88%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%A0suv%E3%81%AE%E3%83%88%E3%82%A5%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%B0%EF%BC%81%E5%9B%BD%E5%86%85%E8%B2%B7%E5%8F%96%E7%9B%B8/

トゥアレグでかかる維持費は年間どのくらい?

トゥアレグを維持していくためには1年間でどれくらいの費用宇が掛かるのでしょうか。

税金

自動車税

1年ごとに支払う必要のある自動車にかかわる税金は自動車税です。毎年4月1日の時点で車を持っている人すべてに課税されます。道路の整備費用などがこの税金の目的です。自動車税は各都道府県に納税するものであり、総排気量によって金額が決められています。軽自動車の場合は都道府県ではなく市町村に支払うものとなります。

総排気量1000㏄までは29,500円の課税額となっていますが、500㏄増えるごとに税金も増えていきます。トゥアレグのエンジン排気量は3598㏄ですから3500㏄超4000㏄以下の自家用車に義務づけられている税金額となります。1年間当たりのトゥアレグの自動車税は66,500円です。

重量税

自動車税とは違い1年ごとではなく車検時に請求される税金が重量税です。重量税は車両の重さ500kgごとに決められています。新車登録時から13年以上経過すると税金は高くなり、18年経過するとさらに高くなるため13年経過までに買い替えを検討される方は少なくありません。

自動車重量税は自家用車の場合500kgごとに4,100円が基本の金額となっています。トゥアレグの車両重量は2190kgです。つまり2t超2.5t以下の車に義務付けられている自動車重量税を支払う必要があります。

新車登録後~13年 13年経過 18年経過 エコカー
2t超2.5t以下 41,000円 57,000円 63,000円 25,000円

トゥアレグはエコカー減税対象車ですから、トゥアレグの実質納付する自動車重量税は25,000円となります。

保険

自賠責保険

自動車損害賠償責任保険を略して自賠責保険と呼びます。自賠責保険に加入せずに運転すると50万円以下の罰金または1年以下の懲役が科され、免許停止処分となります。また自賠責保険契約期間を切れた車は車検を通すことができない為、法律上乗ってはいけない車となります。

自賠責保険では人身事故のみ補償されます。介護が必要な重度の後遺症を負わせた場合は最大4000万円の賠償金、死亡した場合は最大3000万円の賠償金を支払えるよう保証されています。自賠責保険は4種類の車種系統と保険契約期間によって決められています。トゥアレグの車種系統は普通乗用車ですので自賠責保険料は次のようになります。

  • 13カ月:16,380円
  • 24カ月:25,830円
  • 25カ月:26,680円
  • 36カ月:35,950円
  • 37カ月:36,780円

自賠責保険の継続加入の際は1カ月余分に支払わなければならないため、13カ月・25カ月・37カ月の契約期間が存在しています。

任意保険

任意保険とは自動車保険のことです。自賠責保険とは違い加入が義務付けられているものではありませんが、自賠責保険では補償されていない部分の損害賠償も契約によっては補償してもらうことができます。自分自身が損害を被った場合、車や物が損害を被った場合にも自動車保険に加入していれば補償されます。

形式別料率クラスによって任意保険の料金は異なります。料率クラスとは車の形式ごとの事故実績に基づいて決められている数字のことです。4つの項目で9段階評価がされており、料率クラスの数字が小さいほど保険料が安くなります。セルフで保険料を計算する際に役立つ料率クラスを表で簡単にご紹介しましょう。

対人賠償責任保険 対物賠償責任保険 搭乗者傷害保険 車両保険
7LAXQA 6 4 5 6
7LAXQS 7 6 5 7
7LAZZS 5 5 5 7
7LBARA 6 5 4 6
7LBHKA 6 5 4 8
7LBHKS 6 5 4 7

この表で示されている料率クラスは、保険始期が2019年1月1日から2019年12月31日のものに限定されます。

任意保険の金額はあらゆる要素が関係しています。例えば運転者の年齢、免許の種類、走行距離などです。では、トゥアレグの任意保険料の1例をご紹介しましょう。

形式:7LBHKS
年齢:30歳以上40歳未満
等級:20
年間走行距離:3000㎞
免許の種類:ゴールド
運転者限定:家族限定
運転者の年齢制限:30歳以上
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
車両保険:一般

この設定で見積もりをすると1年間当たりの任意保険料は87,500円となります。しかし、運転者の限定や年齢制限をはずすことでかなり安くなりますし、年齢が20代になったり、走行距離が増えると保険料は高くなります。

その他費用

ガソリン代

最近値上がりが著しく、維持費に大きな影響を与えているものがガソリン代です。ガソリン代は燃費によって異なります。一例として、<トゥアレグV6>の実燃費は4.87㎞/Lが登録されています。この燃費をもとにの年間ガソリン代を算出してみましょう。

1年間に10000㎞走行するためには約2053Lのガソリンが必要になります。現在、全国平均のハイオク価格は159.2円(2019年6月現在)です。

約2053L×159.2円=326,837円(約327,000円)

トゥアレグで1年間当たり10000km走行するにはガソリン代が約327,000円かかるということです。

駐車場代

駐車場を必要とする方は、年間維持費の中に駐車場代も含めましょう。月極駐車場は全国平均で月8,000円が必要です。そのため、年間で必要な駐車場代は次のようになります。

約8,000円×12カ月=約96,000円(更新料が必要なところもあります。)

車検代

新車購入から3年後、それ以降は2年ごとに必ず行わなければならないものが自動車検査登録制度、つまり車検です。車検は道路運送車両法第58条で定められており、国土交通大臣によって車の登録が行われます。車検を受けていなければ免許の停止、取り消しや6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されることになります。

車検費用には法定費用と車検基本料の2種類がありますが、法定費用に関してはディーラーで車検を受けようと、整備工場で受けようと金額は変わりません。しかし、車検基本料はどこで車検を受けるかによって大きく異なるため節約するポイントとなります。一例としてトゥアレグの車検見積もり費用をご紹介しましょう。

自動車重量税 25,000円~
自賠責保険料 25,830円~
印紙代 1,100円~
車検整備費用 16,000円~
車検代行料 8,000円~
消費税 1,000円~
車検費用合計 76,930円~

トゥアレグにかかる車検費用は76,930円~となっています。では1年間当たりで計算するとどれくらいの費用になるでしょうか。新車購入時から初回車検時までは約25,000円、それ以降は約39,000円を年間維持費に含められます。

また、車検を受けるときに整備や部品交換を行うことがあります。エンジンオイルやブレーキパッドの交換、ラジエータークーラントの交換などです。どれも定期的に交換を行わなければならないものですが、車検毎に行うとすると追加料金がかかるでしょう。修理費用なども合わせると100,000円~の追加料金を予想しておくと安心です。

トゥアレグの購入時にかかる費用は?

トゥアレグを維持するために必要な費用を算出してきました。現在トゥアレグの購入を検討しておられる方は購入時の費用も気になることでしょう。

車体価格

トゥアレグは現在新車販売は行っていません。トゥアレグの中古車価格の相場を簡単にご紹介しましょう。

  • V6(2008年式・6.6万㎞):1,298,160円
  • V6 CDCエアサスペンション装着車(2008年式・1.4万㎞):1,388,880円
  • V6 ブルーモーションテクノロジー(2012年式・3.9万㎞):2,398,680円
  • V6 ブルーモーションテクノロジー(2014年式・4.5万㎞):3,167,640円

オプション

トゥアレグは現在販売中のモデルはありませんので、新車購入と同時にオプション購入をするということはできません。しかし、中古車を購入した後でフォルクスワーゲン純正のアクセサリーを後付けすることは可能です。

  • フロントアンダープロテクションシルバー:86,400円
  • キャリングロッド:49,680円
  • リヤスポイラー:60,480円
  • サイドステップシルバー:183,600円
  • マッドフラップ:27,000円~
  • ラゲージトレー:15,120円
  • コートハンガー:5,400円
  • サングラスホルダー:4,320円
  • フラットベッド:20,520円

自動車重量税

新車を購入する際には3年後の車検までの重量税を支払わなければなりません。しかし、中古車購入の場合は違います。中古車購入と同時に車検を通す場合は2年分の重量税が必要となりますが、車検済みの中古車の場合は支払う必要がありません

購入時にトゥアレグを車検に通すのであれば、自動車重量税が25,000円必要です。

自動車取得税

自動車取得税はグレード別に設定されています。トゥアレグの中古車を購入する際は新車購入時の取得税から50,000円が控除されます。ただし、中古車価格が50万円以下の場合は課税されません。

グレード 自動車取得税 中古車購入時
V6 160,700円 78,560円
V6アップグレードパッケージ 173,200円 88,560円

リサイクル料金

リサイクル料金とはリサイクル法に基づいて定められています。リサイクル料金は新車購入時に支払われ、買取される際にはリサイクル料金もともに買い取られます。そして中古車を購入する方がリサイクル料金を支払います。つまりその車を保有している人に支払いが必ず求められるものであり、中古車だからと言って例外はありません。

トゥアレグのリサイクル料金は18,760円です。

ディーラー代行手数料

ディーラー代行手数料には次のようなものがあります。

  • 納車費用:10,000円~
  • 検査登録代行費用:15,000円~
  • 車庫証明代行費用:5,000円~
  • 下取り車手続き代行費用:5,000円~
  • 下取り査定量:0円~

新車購入時と同様、最も予算を削減できるポイントが代行手数料です。中古車の場合ネットで探して近場では見つからなかったため、自力で車を取りにいけないというケースも少なくありません。ディーラーではない場合、納車費用が0円で済むこともありますが、あらかじめ、代行手数料にどれほどの費用が掛かるかを相談しておくとよいでしょう。

壊れやすいところや注意するべき点

トゥアレグにかかわらず外国製の車を日本で使用するなら、不具合や故障が生じやすくなるというのは避けては通れないことです。ではトゥアレグの壊れやすいところはどんなものがあるのでしょうか。

プロペラシャフトの故障と修理費用

アクセルを踏んだ時に思うように加速せず、がたがたと揺れを感じたり異音が生じるケースが多く報告されています。これはプロペラシャフトのセンターベアリングという故障が原因です。プロペラシャフトが故障した場合の修理費用は100,000円~です。

オイル漏れと修理費用

トゥアレグやその姉妹車カイエンで報告数の多い故障個所がオイル漏れです。冷却水やオイルが漏れてしまうとオーバーヒートしてしまうこともあるため、早急な対処が必要です。多くの場合原因は経年劣化ですから定期的なメンテナンスを行っていれば避けられる故障かもしれません。緊急停止まで進んでしまった場合の修理費用は100,000円~ですが、早めに対処すれば数千円で済むこともあります。

エアサスペンションの故障と修理費用

エアサスペンションが故障すると衝撃吸収するものがなくなるため揺れを強く感じたり、他の部品負担が加わることになります。故障に気づかず放置していれば走行不能になりますので早めにディーラーで修理してもらう必要があるでしょう。高温多湿環境での経年劣化ゆえに故障といわれています。エアサスペンションの修理費用は300,000円~です。

まとめ


トゥアレグは新車販売が終了していますが、今でも中古車市場で人気を集めているゴルフトゥーランの車です。2019年秋には新型トゥアレグが登場するということもあり、注目が高まっていることでしょう。

維持費は国産車と大差ありませんが、大切に扱わなければ修理費用は高くつくことが予想されません。定期的にメンテナンスを行い、できるだけながく良い状態で維持できるようにしましょう。

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