車のローンに通らない?不安になる前にチェックしたい8つのポイント

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マイカーローン(自動車ローン)の審査結果は人によって違います。車は欲しいけど現金がないのでローンを組みたい…。ローン審査に通らないかも……と不安な方に是非チェックしていただきたい8つのポイントをご紹介します。

あなたでもマイカーローン(自動車ローン)の審査に通る可能性は十分にあります!

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マイカーローン(自動車ローン)とは

マイカーローン(自動車ローン)とは一括で車を購入するための現金が用意できない、または現金はあるが一気になくなるのが心もとないという方が選ぶ支払方法です。マイカーローン(自動車ローン)は一般的なローンよりは金利が低く設定されており、種類によっては車本体が担保となります。

マイカーローン(自動車ローン)の種類
  • ディーラーローン(車の所有権はディーラーor信販会社・金利約5%)
  • 銀行ローン(所有権は自分・金利約3%)
  • 残価クレジットローン(買取or返却を条件とするディーラーローンの一形態)

マイカーローン(自動車ローン)は新車と中古車両方の購入の際に使用できます。ディーラーローンは車両台にしか使えませんが、銀行ローンは車検・修理費用・免許取得費用などにも使える場合があります。

マイカーローン(自動車ローン)はディーラーローンが最も金利が高く審査に通りやすいことが特徴です。その反対に銀行マイカーローンは金利が低く審査に通りにくいことで知られています。

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マイカーローン(車のローン)が通らない8つの理由

「この車が欲しいけど現金がない!そうだローンを組もう!」
このような軽い気持ちでローンに申し込んでもローン審査に通らないかもしれません。

マイカーローン(自動車ローン)の審査は様々な要素から判断が下されています。ローン審査に通らなかった方はもちろん、通るか心配な方も8つの理由をチェックしてみてください。

①過去に金融事故を起こしている

ローンやクレジットカード、キャッシングなどで金融事故を起こしていると高確率でマイカーローン(車のローン)審査に通らない結果になります。

金融事故の種類
  • ローン・クレジットカード・割賦払いなどの長期延滞
  • 債務整理
  • 代位弁済
  • 金融業者からの強制解約

金融事故は信用情報からチェックできます。信用情報機関という団体で管理されている個人信用情報は開示請求できますので、ローン審査の前に確認しておくと良いでしょう。

金融事故は最短1年最長10年で記録が消えますので、金融事故を起こしたのであればその期間が経過するまでローンを組むことはあきらめたほうが良いかもしれません。

②過去に延滞したことがある

金融事故の種類の中にもありましたが、ローンやキャッシングの延滞履歴があるとマイカーローン(車のローン)に通らない可能性は高まりません。長期延滞は金融事故として扱われますが、短期の延滞であっても信用情報に記録が残ってしまいます。

ですから、もし、何度も短期延滞をしてしまっていたり、長期延滞の記録があった場合にはマイカーローン(車のローン)の審査に通ることは厳しいでしょう。毎月計画的に支払いを行ってくれるお客さんであると判断してもらえないということです。

③現在多額のローン返済額を抱えている

現時点で他社から借り入れをしている場合のローン審査に通らない可能性も高いものです。マイカーローン(自動車ローン)の審査において返済負担比率は重要なポイントとなっています。

返済負担率の計算方法
返済負担率=年間返済額÷年収×100

これは年収における年間返済額の割合を指しており、この返済額には次のようなものが含まれています。

  • 各種ローン
  • カードローン・クレジットカードキャッシング
  • クレジットカードの分割払い・リボ払い
  • 割賦払い
  • 奨学金

もちろん信販会社によってなにを年間返済額に含めるかは違いがありますので注意が必要です。返済負担比率は35%以上になるとローン審査に通らないというケースが増えてきます。

④キャッシングの借り入れが多い

キャッシングの借り入れが多いこともマイカーローン(車のローン)審査に通らない理由となります。先ほども述べましたが、年収における借り入れの割合つまり年間返済額が大きいと、年収に比べて返済に充てられる金額をこれ以上増やすと生活できなくなると判断されます。

つまり、ローンを組んでこれ以上返済額を増やすと支払いが滞る可能性が高まると考えられてしまうのです。現時点で借り入れている金額と申し込むマイカーローン(自動車ローン)の合計金額が年収の50%を超えると審査には通らないでしょう。

⑤ローンの同時申し込みをしている

マイカーローン(車のローン)を申し込む前に他社のローンを申し込んでいると審査に通りにくくなります。この点は審査の基準として明確に定められているわけではありませんが、3日以内に5件以上のローンやクレジットカードの同時申し込みをしていると審査に通らない結果になるかもしれません。

また、高金利のローン申し込みの場合1~2か月以内の同時申し込みが審査に落ちる対象となってしまうかもしれません。マイカーローン(車のローン)に申し込むときには他社のローンはすべて返済期間が終了していることを確認してからにしましょう。

⑥年収200万円以下orアルバイト

マイカーローン(車のローン)審査に通らない6つ目の理由として挙げられるの職業と年収です。信販会社によって異なりますが年収が一定の条件をクリアしていなければマイカーローン(車のローン)審査には通りません。

ホームページやローンを組む際にもらう説明書にある申し込み資格の欄に年収が記載されている場合は、申し込む前に自分が当てはまっているかをチェックしておきましょう。

ほとんどの場合年収200万円以下の職業、アルバイトの方はマイカーローン(車のローン)審査に通らないといえます。また、年齢にもよるようですが50代以上で年収300万円以下の方は審査に通りにくいと言えるでしょう。

⑦勤続年数が1年未満

職業や年収がマイカーローン(車のローン)審査の判断材料になっているということは明確ですが、勤続年数も忘れてはいけません。自営業の場合は事業年数、どこかに勤めている方は勤続年数が短いと審査に落ちる可能性は非常に高くなります。

特に勤続年数が1年未満であると審査に通らないでしょう。ただし勤務先からの見込み年収証明書が提出されるなら例外です。現在ついている職場でどれほど働いていけるのか、これから年収がどれほどもらえそうなのかがはっきりしていない段階でマイカーローン(車のローン)審査に通ることは難しいと考えて間違いありません。

⑧虚偽の申告をした

これは審査に通らないかもしれない云々の話ではなく、信頼できなければローンの審査に通らないのはあたりまえです。申し込みの際に勤務先などの入力欄に虚偽の申告をしたなら100%ローン審査に落ちます

例えばすでに退職している以前の勤務先をさも現在継続勤務しているかのように申告するかもしれませんが、在籍確認がなされればすぐにばれてしまいます。銀行ローンは必ず在籍確認がされますので虚偽がばれることを免れられません。また、今後の取引すべてを断られるケースも少なくありません。

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マイカーローン(車のローン)が通らない?満たさなければならない基準とは

車を購入したいというタイミングは人それぞれです。新卒で就職先では車が必要になるかもしれません。免許を取得したばかりのアルバイトやフリーター、パートの方も車を購入したいでしょう。家族が増えた時にも新車購入を検討します。

では、どの状況にある方でも車をローンで購入できるのでしょうか。マイカーローン(車のローン)審査に通らない!と嘆く前に、まずは自分がローン審査に通る資格を有しているかどうかをチェックしましょう。

20歳以上・完済時70歳未満

ローン審査に通るための一つの条件は現在成人しており、ローン返済期間が終了した時点での年齢が70歳未満であることです。残念ながら未成年の方はローン審査に通りません。ただし、保証人を付けるならローンを組むこともできます。

また、60歳以上の方でローンを組むことを検討しておられる方も要注意です。完済時に70歳になっている10年ローンは組むことができないので審査に通りません。ただし、支払い年数を工夫して月々の支払額を増やせばローンを組めます。

年間ローン返済額は年収の40%まで

加えて年間ローン返済額は年収の40%を超えているとマイカーローン(車のローン)審査に通らない結果になります。

先ほどローン審査に通らない8つの理由のなかでも紹介しましたが、一年間で返済しなければならない総額が年収のほとんどを占めていると、新しくローンを組んでも毎月支払ってもらえると信用してもらえないのです。

年間返済額の計算例
◎年収150万円・フリーターの場合
年収の40%=150万円×0.4
1年間に支払うローン返済額上限=60万円
1カ月に支払うローン返済額上限=5万円

月々5万円までならマイカーローン(車のローン)審査に通る可能性大
ただし既存のローンやキャッシングがある場合は差し引いて計算

マイカーローン(車のローン)に申し込む前のチェックポイント

ローン審査に通らないかもとマイカーローン(車のローン)を組むことをあきらめてしまう前に。
とりあえずローンに申し込んで審査を受けてみよう!と行動する前に。
知っておいてほしい2つのポイントを解説します。

ローン審査では信用情報を調査される

マイカーローン(車のローン)審査では必ず信用情報を調査されます。先ほどから何度も出てきていますが、延滞記録や金融事故の記録、キャッシングやローンの既存情報が審査に通らないか通るかの判断材料となるでしょう。

これはローンを組もうとしている人に返済能力があるかどうかをチェックするためのものです。マイカーローン(車のローン)の審査では現在持っている借金、返済が計画的に行えているか、過去の事故情報などが大きなポイントとなります。

ですから、信用情報にできるだけ傷がついていない状態でローンを申し込むようにしましょう。そうすれば、何も考えずに申し込んでローン審査に通らない…なんで?とあたふたせずに済みます。

ローン申込みに必要な書類

ローンを申し込んだものの、書類がそろっていなかったために審査に移行できなかった、時間を取られ過ぎた、という苦い経験をされた方は少なくないでしょう。ローンに申し込む前に手続きに必要な書類を用意しておきましょう。

ローン申し込みに必要な書類
  • 年収を証明するもの
  • 顔写真付きの本人確認書類
  • 自動車を購入することを証明する書類
  • 借り入れ後の支払い済み確認書類
  • 印鑑登録証明書
  • 銀行印

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<番外編>マイカーローン(車のローン)審査を不利にする条件

マイカーローン(車のローン)審査に通らない理由をたくさん紹介してきましたが、実はほかにも意外な審査落ちになる条件が存在します。マイカーローン(車のローン)審査に通らない、もしくは審査において不利になる条件を3つご紹介します。

反社会勢力関係者

反社会的勢力に対して金融機関は非常に敏感です。ですから、反社会的勢力と関係のある人とローンを組むことに対しても慎重になることでしょう。

車の購入者本人は何らかかわりがなくても、家族や親せきが反社会的勢力と関係を持っているとしたらそれだけでも銀行マイカーローンではかなり審査に不利になります。

税金滞納者

税金をきちんと納付しているかどうかは信用情報に記録されていません。ですから、税金を滞納したからブラックリストにのるということはありません。

しかし、税金滞納しすぎて預金口座が差し押さえられてしまうと銀行の記録に残り、金融機関側で半永久保存されます。一度口座を差し押さえられてしまうと、その銀行系列でマイカーローン(車のローン)を組むことはできないでしょう。

収入が安定していない職業

アルバイトやフリーター、パートの方、年収200万円以下の方など商業柄、マイカーローン(車のローン)審査に通らない可能性が高いものも紹介しました。

さらに、自営業や水商売の方など安定していない職業とみなされがちな職に就いておられる方はローン審査に通らないかもしれません。収入がどれほど多いかではなく、安定しているかが判断基準となりますので注意が必要です。

マイカーローン(自動車ローン)に通らない人もローンを組める?

希望していたマイカーローン(車のローン)審査に通らなかったら、もう車をローンで購入することはできないのでしょうか。現金での一括支払いが不可能であればもうあきらめるしかないのでしょうか。銀行のマイカーローンの審査に通らないとしても以下の方法で車を購入することができます。

フリーローン

フリーローンは自動車にかかわらず用途の幅が広く目的を問わないローンの種類です。ただし自由に借り入れ出来るわけではありません。また、目的が決まっているローンよりも金利は高く平均金利は14%前後です。

フリーローンでも審査は甘くないのですが、金利が高くお金の使い道が異なるので審査内容も銀行マイカーローンとは違います。そのため、銀行マイカーローンの審査は通らなくてもフリーローンでは通る可能性があります。

ディーラーローン

銀行マイカーローンが難しくてもディーラーローンなら審査に通るかもしれません。ディーラーローンは銀行などの金融機関ではなく自動車販売店が直接ローンを取り扱っています。土日祝日にも対応して得いますし、スピーディに審査結果が分かります。

他のローンよりも金利が高く約5~8%が設定されています。銀行マイカーローン審査に通らなかったら、できるだけ返済期間を短く設定したディーラーローンに申し込むことをおすすめします。

対象車のグレードを下げる

どんな車を買うかということに一度戻って、対象車のグレードを下げるならローンを組む料金も少なくなるので審査に通りやすくなるでしょう。中古車にすれば、断然新車を購入するよりも借入金額が少なくなります。

高級車や新車を購入しようとしてローン審査に落ちてしまったのであれば、少し車のグレードを落として支払額を減らしましょう。どうしてもこの車でなければ!というこだわりがなければなおさらです。

家族に申し込んでもらう

最終手段として所有権を他の人に譲るという方法があります。家族など購入する車を一緒に利用するであろう人にローンを組んでもらいましょう。自分よりも家族の方が職業属性や信用情報が優れていればローン審査に通りやすいでしょう。

もし、手続きが面倒だと言われて断られそうになったら、すべての手続きを代行することを申し出ましょう。ただ、ローンに関しては契約した本人が全責任を負いますので安易な気持ちでお願いする内容ではありません。細心の注意を払いましょう。

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ローン審査に通らないかもと不安な方は事前審査がおすすめ

ローン審査に通らないかも…とどうしても不安なのであれば事前審査または仮審査を行いましょう。信用情報の記録には残りませんので、ローンの申込件数が増えて他のローン落ちのリスクを高める心配もありません。

事前審査の結果は3~7日ほどで分かります。もし仮審査が通ったとしても本審査で虚偽内容が見つかれば通らなくなりますし、その後の取引にも悪影響が及びますので入力内容の正確性には十分注意してください。

まとめ

マイカーローン(車のローン)審査に落ちてしまった。ローン審査に通らないかも……。
そのように落ち込む前に、ローン審査に通らない理由として考えられることを挙げてみましょう。自分がそのうちのどれかに当てはまっているのであれば、まず対処から始めましょう。

信用される顧客となり、お目当ての車をマイカーローン(自動車ローン)を組んで購入できるように普段から信用情報に傷を付けないお金の使い方・返済の仕方をするようにしてください。