車の買い替え年数の目安は8.5年!その理由とお得な乗り換え方は?

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⏳この記事は約3~4分で読めます。

・「車の買い替えは何年くらいで行うのが良いのだろうか?」
・「お得に車を買い換えるにはどうすればよいかわからない」
・「買い替えの平均年数はどれくらい?」
という方も多いと思います。

そこでこの記事では車の買い替えに関するお悩みを解決していきます。
具体的には、
・車の買い替え年数が8.5年に伸びている理由
・車の買い替え年数が長いことによるメリットやデメリット
・おすすめの買い替え年数について
の順番に重要なポイントに絞り簡単にご説明していきますので、ぜひご一読ください。

車買い替え年数の平均が8.5年の理由


実は近年の車の買い替え年数の平均は8.5年です。その上、買い替え年数の平均は、徐々に伸びてきています。ではなぜ買い替え年数がのびているのでしょうか。またなぜ8.5年が買い替えの目安になっているのか詳しくご説明していきます。

買い替え時期が年々伸びている

車の買い替え時期が年々伸びている理由は、自動車産業の技術の進化により車自体が壊れにくくなっているからです。

数十年前であれば、車が壊れたために車の買い替えを余儀なくされていた人々も多かったでしょう。しかし車が壊れにくくなったため、10年以上同じ車に乗る人も増え、買い替えの平均が8.5年に伸びたと言われています。ではなぜ8.5年なのでしょうか。それには明確な理由があるので、次でご紹介していきます。

4回目の車検時期

実は買い替えの平均が8.5年なのは、4回目の車検を受ける前に車を買い換える人が多いからです。新車で購入した場合、最初の車検は購入から3年後、その後は2年毎の車検になります。ということは4回目の車検は新車購入後から9年経った時ですね。

4回目の車検を受けると次の車検を受ける時には、新車登録から11年が経っています。新車登録から10年を超えると買取価格がつかなくなると言われています。もちろんなかには高額査定が出る車もありますが、基本的にはほぼ値段がつきません。

そのため8.5年を1つの目安にすることで4回目の車検の費用を抑えることができます。さらに買取価格が下がりきる前に買い替えができる。つまりお得に買い替えができるタイミングなのです。

走行距離10万キロ前に

走行距離が10万キロを超えた車は、基本的に中古車買取では値段がつきません。また車の走行距離の目安は、1年で1万キロとされています。つまり10年で10万キロが車の価値がなくなる目安なのです。

1年で1万キロ以上走っている方は、4回目の車検の前でも走行距離が10万キロを超えてしまう可能性があります。その場合は、車の買い替え平均の8.5年よりも早めの買い替えがおすすめです。

車の買い替え年数が長いメリット

綺麗に使えば問題なく使用できる

車が壊れにくくなったことにより、綺麗に車を使ってさえいれば問題なく10万キロ以上乗ることが出来ます。加えて定期的にメンテナンスを行っていれば、20万キロ以上乗ることも可能です。

もちろん走行距離が10万キロを超えた時点で、タイミングベルトの交換が必要になりますし、タイヤやバッテリーも何度か交換する必要があります。しかしそれでも事故に合わない限り走行不能になるような故障はほとんど無いでしょう。そのため車の寿命は乗り手それぞれによって決まってくるとも言えますね。

結果的に一番費用が安い

先程ご紹介したようにタイミングベルトの交換など、長く乗るにも費用がかかります。ただメンテナンスの費用を加味しても、長く乗る方が結果的に費用が1番安いです。車を買い換える時の購入費には、消費税や自動車取得税などの税金も含まれています。つまり買い換える数が多ければ、それだけ税金を払う回数が多くなるということです。

これだけでも同じ車に長く乗っている方がお得に感じるでしょう。この他にも車の買い替えには費用がかかります。それは買い替えに伴うカー用品の買い替えです。

車を綺麗に保つために専用のカバーを買う方であれば、それをまた買わなければなりません。冬タイヤを購入している場合は、次の車に合うタイヤを再度購入することになります。上記の理由から乗り換え年数が長いほうが結果的にお得に済むということが言えます。

車の買い替え年数が長いデメリット


買い替え年数が長い方がお得なのは、わかっていただけたと思いますが、もちろんそこにはデメリットも存在しています。

13年以降から税金が増える

実は日本の自動車の税金制度は、新車登録から13年を超えると税金が高くなるように出来ています。これは古い車の方が、環境負荷が高いという理由から買い替えを促すために税金が高いなる仕組みです。加えて自動車税と自動車重量税の両方で税金が高くなります。ではどれくらい税金が高くなるのでしょうか。具体的に見ていきます。

まず車の排気量で税金が決まる自動車税は、軽自動車で20%、普通自動車で15%の増税です。排気量ごとに税額を見ると下記のようになります。

  • 軽自動車は、10,800円→12,900円
  • 1,000cc以下の普通車は、29,500円→34,000円
  • 1,000cc超~1,500cc以下は、34,500円→40,000円
  • 1,500cc超~2,000cc以下は、39,500円→45,500円
  • 2,000cc超~2,500cc以下は、45,000円→52,000円
  • 2,500cc超~3,000cc以下は、51,000円→59,000円
  • 3,000cc超~3,500cc以下は、58,000円→67,000円
  • 3,500cc超~4,000cc以下は、66,500円→76,500円
  • 4,000cc超~6,000cc以下は、88,000円→101,500円
  • 6,000cc超~は、111,000円→128,000円

一方車の重さで税金が決まる自動車重量税は、軽自動車が年3,300円から年4,100円への増税となり、普通自動車は0.5トンごとに年4,100円から年5,700円になります。重量税は車検の時に納める税金になるので、最初の車検(新車登録から3年目)以外は、2年分納めることになるのです。(車検が2年に1度のため)

つまりまとめると13年を超えた車が車検時に納める重量税は下記のようになります。

  • 軽自動車は、6,600円(年3,300円)→8,200円
  • 0.5トン以下の車は、8,200円(年4,100円)→11,400円
  • 1トン以下の車は、16,400円→22,800円
  • 1.5トン以下の車は、24,600円→34,200円
  • 2トン以下の車は、32,800円→45,600円
  • 2.5トン以下の車は、41,000円→57,000円
  • 3トン以下の車は、49,200円→68,400円

例えば、排気量が1,200ccで1.2トンの車であれば、年間で税金が10,300円増えてしまうのです。これよりも大きい車であればさらに税金が増えます。逆に13年以上長く乗っていると、増税の影響で損をしてしまう可能性もあるので、税金が増えるタイミングでの買い替えも1つの目安になりますね。
・自動車税が、34,500円→40,000円になるので、5,500円の増税
・重量税が24,600円→34,200円になり、2年で9,600円なので、1年あたり4,800円の増税

安全性の不安

もちろん新しい車のほうが、緊急ブレーキなどの装備が充実しており安全性が高いですよね。一方数年前の車となると、それだけ装備も少ないです。さらに長く乗っているため、ブレーキやサスペンションなどが消耗し劣化もしてきます。

そのため長く車に乗っていると安全性に不安が出てきてしまいます。もちらんメンテナンスをしっかりとしていればそこまで心配する必要はありません。

おすすめの買い替え年数

3~4回目の車検前がポイント

車をできるだけお得に買い替えるのであれば、3~4回目の車検の前がおすすめです。このタイミングは、車の価値がなくなる10年10万キロの前にあたるので、車の価値が下がり切る前に買い換えることができるためです。つまり今の車の売却費用を次の車の購入費用に当てることができ、お得に買い替えができます。

4~6年で新型モデルが出る

自動車業界では、4~6年のスパンで新型モデルが発売されることが多いです。燃費や安全性能が高い新型車であれば、維持費を抑えることが出来るため、このタイミングでの買い替えもおすすめです。エコカー減税なども適用される可能性もあり、コストパフォーマンスに優れた買い替えといえますね。

買い替え年数以外に意識すべきこと


実は車を買い替え際、年数以外にも意識してもらいたいことが2つあります。それは、子供も成長と、リセールバリューです。ではこれらについて下記で詳しくご紹介していきます。

子供の成長

車の買い替えの理由として最も多いと言われているのが、子供の成長です。子供が小さい時は、電動スライドドアがついていてベビーカーが載せられる大きさの車でも問題ありません。

しかし、子供が大きくなるにつれ、荷物が増えてくると、軽自動車では手狭になってきます。また旅行やアウトドアによく行く過程であれば、ミニバンよりもSUVの方が使い勝手が良いでしょう。

このように子供の成長に合わせて車を買い換えなければならない時が多々あります。その都度買い替えを行なっていると結果的に高くついてしまうので、最初からある程度大きめの車を購入することがおすすめです。

リセールバリュー

リセールバリューとは、今車を売るといくらの価格で売れるのかということです。リセールバリューは時間の経過と共に下がっていきますが、年間を通して右肩下がりで落ちていくわけではありません。この理由としては中古車の価格は需要によって決まるので、買い手が増える時期には、リセールバリューが一時的に上がるのです。

車の買い替えを検討した時は、一度リセールバリューについて調べましょう。そうすることで今のタイミングでの買い換えがお得なのかを判断することが出来ます。

まとめ

以上が車の買い替えと年数についてでした。乗り換え年数が長い方が結果的にはお得です。しかし13年を超えると税金が高くなり、安全性に対しても不安を持つ方もいます。コストパフォーマンスを考えると、8.5年での乗り換えがおすすめです。これを目安に乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。