日産は街中でのドライブを楽にこなせるコンパクトタイプから、オフロードも安心して走行可能な本格派まで、最新技術を投入したSUVを複数ラインアップ。また日産は、過去にも特徴あるSUVを何台もリリースしています。
今話題のSUVを日産車の中から選びたいという人に向けて、新車でも購入できる新型の人気車種4選と今でも中古車で購入できる歴代の生産終了した人気車種8選の合計12車種について、主な特徴や価格について紹介します。
目次
日産のSUV人気車種4選(新型モデル)
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》日産 アリア
2023年5月現在、日産は新車でも購入可能なSUVを4車種ラインアップしています。
アリア
アリアは日産初となるクロスオーバーSUVの電気自動車(EV)です。日産は世界初の量産電気自動車であるリーフを2010年から生産・販売し続けている自動車メーカーなので、EVについては信頼度があります。
ファストバックスタイルのボディデザインは近未来的でありながら、フロントグリルのシールド部分には、日本の伝統的幾何学模様「組子」を立体的に再現するなど、先進のフォルムと日本の機能美を融合させて美しいスタイルを実現しています。
インテリアは直線を基調としたシンプルなデザインとしながらも、ドライバーの所有欲を満たす上質な雰囲気を演出。センターパネルのスイッチは車の電源を入れると浮かび上がり近未来感が味わえます。タブレットのように使える大型ディスプレイも便利で先進的です。
バッテリーの高さを抑えた新開発のEV専用プラットフォームにより、荷室は9.5インチのゴルフバッグが3セットも積める広さを確保。後席は6:4分割可倒式とし、荷物に合わせてアレンジが可能なので、背もたれを倒してスキー板などの長尺物を載せることも可能です。
1回の充電で470kmの走行が可能となっているのでロングドライブも安心です。またハンズオフドライブが可能なプロパイロット 2.0をメーカーオプションで装備すれば、高速道路のドライブが楽で快適なものになります。
グレード | B6/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,595×1,850×1,655(プロパイロット 2.0装備車は1,665) |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,075×1,540×1,210(パノラミックガラスルーフ装備車は1,170) |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.4 |
モーター種類 | AM67 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 160(218ps)/5,950-13,000 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 300(30.6kg・m)/0-4,392 |
駆動用バッテリー種類 | リチウムイオン電池 |
駆動用バッテリー総電圧(V) | 352 |
駆動用バッテリー総電力量(kWh) | 66 |
WLTCモード交流電力量消費率(Wh/km) | 166 |
WLTCモード一充電走行距離(km) | 470 |
車両本体価格(税込) | 5,390,000円 |
(2023年5月現在 日産より)
エクストレイル
エクストレイルはミドルサイズのクロスオーバーSUVで2000年に初代が登場し、新型は2022年に発売された4代目になります。新型の日産SUVの中では唯一、歴代のエクストレイルを中古車でも狙える車種です。
ヘッドランプを上下二段とし大型のVモーショングリルを配置することで、前から見た印象はスタイリッシュでありながら力強さも感じさせます。ボディ全体は直線的なフォルムでシャープさがあり、リヤフェンダーを張り出すことでリヤから見ると力強く美しい台形デザインとなっています。
シート地には、海や雪山で遊んだ後も気にせず乗り込めるセルクロスの防水シートやシックなブラックのテーラーフィット、そして高級セダンのようなタンのナッパレザーまで用意されていますので、用途に合わせて選択可能です。
セカンドシートはリクライニングだけでなく前後へのスライドも可能で、中央の背もたれを倒せばドリンクホルダーと小物入れがあるアームレストが現れます。X e-4ORCEグレードは3列シート仕様となり、最大7名まで乗車が可能です。
新型のエクストレイルは全車ハイブリッドモデルのe-POWERとなり、走行中は静かで燃費性能が高くなっています。また4WD車には、新開発の4WDシステムであるe-4ORCEが採用され、雪道や未舗装路はもちろん、オンロードでも安定した走行を実現。
SとS e-4ORCEを除く全車に日産の先進技術であるプロパイロット(ナビリンク機能付)を標準装備。NissanConnectナビゲーションシステムと連動させれば、予めカーブやジャンクションを把握でき、車がスムースに曲がれるよう車速をコントロールしてくれます。
グレード | G/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,660×1,840×1,720 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,990×1,540×1,255(パノラミックガラスルーフ装備車は1,215) |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.4 |
エンジン種類 | DOHC・水冷直列3気筒ガソリン |
エンジン総排気量(cc) | 1,497 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 106(144ps)/4,400-5,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 250(25.5kg・m)/2,400-4,000 |
モーター種類 | BM46 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 150(204ps)/4,739-5,623 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 330(33.7kg・m)/0-3,505 |
タンク容量(L) | 55 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 19.7 |
車両本体価格(税込) | 4,448,400円 |
(2023年5月現在 日産より)
キックス
キックスは2020年に国内デビューしたコンパクトクロスオーバーSUVで、日本国内での日産車において初のe-POWER専用車種です。2012年まで発売されていた軽自動車の初代キックス以来の車名復活となりました。
上品なダーククローム調のフロントマスクと一文字デザインのバックドアフィニッシャーを採用。ボディには厚みを持たせコンパクトサイズでありながら、力強い走りをイメージさせるような存在感あるエクステリアデザインが特徴です。
インパネにはステッチをあしらいワンランク上の質感を演出。室内空間は広く、リヤシートの足元スペースにも余裕があるため大人が乗っても快適です。荷室は通常でも423Lと大容量で、6:4分割可倒式のリヤシートにより使い勝手もよくなっています。
駆動方式はFFの2WDと後輪にもモーターを積んだ4WDをラインアップ。パワーユニットはエンジンで発電・モーターで駆動する日産のハイブリッドシステムであるe-POWERを全車に採用し、2WDではWLTCモード燃料消費率23.0km/Lという低燃費を実現しています。
e-POWERドライブでSモードもしくはECOモードを選択すると回生ブレーキを使ったワンペダル走行が可能なため、アクセルペダルだけで加速・減速をコントロールでき、渋滞時やカーブの多い山道などでストレスなくドライブできます。
グレード | X/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,290×1,760×1,605 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,920×1,420×1,250 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.1 |
エンジン種類 | DOHC・水冷直列3気筒ガソリン |
エンジン総排気量(cc) | 1,198 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 60(82ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 103(10.5kg・m)/4,800 |
モーター種類 | EM47 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 100(136ps)/3,410-9,697 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 280(28.6kg・m)/0-3,410 |
タンク容量(L) | 41 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 23.0 |
車両本体価格(税込) | 2,998,600円 |
(2023年5月現在 日産より)
ノート AUTECH CROSSOVER
ノート AUTECH CROSSOVERは、日産のコンパクトカーであるノートをオーテックジャパンがカスタマイズしたノート AUTECHをベースに派生したコンパクトSUVです。
ボディデザインはノートをそのままに、フロントプロテクター・サイドシルプロテクター・ホイールアーチガーニッシュ・ルーフモールなどを装備し、SUVらしいルックスに。またタイヤは16インチへと大径化され、サスペンションも専用設計となり最低地上高は25mmアップしています。
インテリアもAUTECH CROSSOVER専用となり、ダークウッド調フィニッシャーや「AUTECH CROSSOVER」の刺繍が入ったブラックレザレットシートなどを採用。シートをはじめフロントセンターやフロントドアなどにはオーテックのカラーであるブルーステッチがあしらわれています。
駆動方式はFFの2WDと4WDから選択でき、グレードはAUTECH CROSSOVERと、装備がさらに充実しているAUTECH CROSSOVER +Activeから選択可能。ボディカラーはツートンを含め8色をラインアップしています。
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グレード | AUTECH CROSSOVER/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,045×1,700×1,545 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,030×1,445×1,240 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.2 |
エンジン種類 | DOHC・水冷直列3気筒ガソリン |
エンジン総排気量(cc) | 1,198 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 60(82ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 103(10.5kg・m)/4,800 |
モーター種類 | EM47 |
モーター最高出力(kW/rpm) | 85(116ps)/2,900-10,341 |
モーター最大トルク(Nm/rpm) | 280(28.6kg・m)/0-2900 |
タンク容量(L) | 36 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 28.4 |
車両本体価格(税込) | 2,625,700円 |
(2023年5月現在 日産より)
日産のSUV人気車種8選(生産終了モデル)
生産終了した日産SUVの中で、現在でも中古車で購入できる人気車種8選を紹介します。
ジューク
ジュークは2010年~2019年にかけて生産・販売されたコンパクトクロスオーバーSUVです。スポーツカーの俊敏さとSUVの力強さを併せ持つ新しいジャンルのSUVとして登場したジュークは、とくにエクステリアデザインに大きな特徴があります。
ボディは曲線を基調として丸みあるグラマラスなデザインを採用し、アウトドアよりも街中に似合う都会派SUVという印象です。もっとも特徴的なデザインはフロントマスク。ヘッドランプを上下に配置し、上段は切れ長でシャープなデザイン、下段は丸型を採用しています。
パワーユニットは1.5LのNAガソリンエンジンと1.6Lのターボガソリンエンジンの2タイプがあり、ターボには4WDもラインアップされています。販売期間が9年間と長いことでグレードは豊富にリリースされており、特別仕様車やスポーツタイプのNISMO仕様も存在します。
グレード | 15RX Type V/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,135×1,765×1,565 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,835×1,470×1,215 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.3 |
エンジン種類 | DOHC・水冷直列4気筒ガソリン |
エンジン総排気量(cc) | 1,498 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 84(114ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 150(15.3kg・m)/4,000 |
タンク容量(L) | 52 |
JC08モード燃料消費率(km/L) | 18.0 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 27万円~223万円 |
(2023年5月現在 日産より)
ムラーノ
ムラーノはラージサイズのクロスオーバーSUVとして2002年に初代が登場。そして2008年にフルモデルチェンジされた2代目が登場し、2015年まで製造・販売されました。ここでは2代目について解説しますが、ムラーノの中古車には初代と2代目が存在するので、選ぶ時には注意しましょう。
エクステリアはモダンアートをおもわせる曲線をうまく活かした美しいデザインで、大きなボディは街中でもひときわ目立つ存在感があります。装着される18インチや20インチの大径ホイールタイヤはムラーノに迫力と力強さを与えます。
インテリアは高級セダンをおもわせる上質な作りとデザインでドライバーをはじめ、乗る人すべてを満足させてくれるでしょう。グレード別設定ですが前後2つに分かれたサンルーフの設定があり、自然の太陽光を車内全体に取り込み、開放的な空間を演出しています。
パワーユニットは2.5Lの直列4気筒ガソリンエンジンと3.5LのV型6気筒ガソリンエンジンをラインアップ。駆動方式はFFの2WDと、スポーティなドライビングを安心して愉しめる当時の先進4WDシステムであるALL MODE 4×4-iを採用した4WDがあります。
グレード | 250XV/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,845×1,885×1,730 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,040×1,550×1,235 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.7 |
エンジン種類 | DOHC・水冷直列4気筒ガソリン |
エンジン総排気量(cc) | 2,488 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 125(170ps)/5,600 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 245(25.0kg・m)/3,900 |
タンク容量(L) | 82 |
JC08モード燃料消費率(km/L) | 10.6 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 25万円~168万円 |
(2023年5月現在 日産より)
デュアリス
デュアリスは2007年~2014年まで製造・販売されたコンパクトサイズのSUVです。デュアリスは日産の欧州戦略車種という位置づけで開発されたため、日本よりも先に欧州で発売され、日本では製造・販売中止となった現在でもフルモデルチェンジを受けて製造・販売されています。
欧州戦略車種だけあり、エクステリアデザインはヨーロピアンな雰囲気を持っています。ボディの上側は流麗で洗練されたシルエットラインを取り入れ、下側はSUVらしいタフさをイメージさせるデザインを採用。またフロントマスクには輝きを持たせ都会的なイメージを表現しています。
運転席と助手席は連続性のあるデザインを採用し、ドライバーが周りに包まれた感覚により運転に集中できるコックピットを実現。スタイリッシュガラスルーフは前席から後席までの広さがあり、車内全体を明るく開放感ある空間にしてくれます。
パワーユニットに採用したMR20DEエンジンは低中速域で最大トルクをフラットに発生させる特徴があるため、街中ではキビキビと走行することが可能。駆動方式はFFの2WDだけでなく、オフロードや雪道でも安心して走行できる4WDもあります。
グレード | 20G/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,315×1,780×1,615 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,845×1,470×1,225 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.3 |
エンジン種類 | DOHC・水冷直列4気筒 |
エンジン総排気量(cc) | 1,997 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 101(137ps)/5,200 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 200(20.4kg・m)/4,400 |
タンク容量(L) | 65 |
JC08モード燃料消費率(km/L) | 13.0 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 21万円~128万円 |
(2023年5月現在 日産より)
スカイライン クロスオーバー
スカイラインクロスオーバーは2009年~2016年まで製造・販売されたクロスオーバーSUVです。スカイラインの車名ですが、ベースは北米で展開している日産の高級車ブランドであるインフィニティのEX35と同モデルです。
高級車ブランドのインフィニティと同じSUVだけあり、エクステリア・インテリアともに高級感が漂う上質で上品なデザインはまさに高級SUVという印象で、スーツを着て高級ホテルへ乗りつけてもまったく違和感がありません。
フロントミッドシップに3.7LのV6エンジンを搭載した理想的な前後重量配分、短い前後オーバーハング、大径タイヤの採用などにより、スカイラインの名にふさわしい高次元の走行性能を実現。駆動方式はFRの2WDとアテーサE-TSを採用する4WDをラインアップしています。
グレードは370GT、370GT Type Pの2タイプ。上級グレードのType Pには、駐車ガイド機能・フロント/リアワイドビュー機能・ナビ連動フロントワイドビュー機能が採用されたアラウンドビューモニターなどが標準装備されています。
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グレード | 370GT Type P/2WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,635×1,800×1,600 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,875×1,480×1,215 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.5 |
エンジン種類 | DOHC・水冷V型6気筒 |
エンジン総排気量(cc) | 3,696 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 243(330ps)/7,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 361(36.8kg・m)/5,200 |
タンク容量(L) | 80 |
JC08モード燃料消費率(km/L) | 9.0 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 39万円~198万円 |
(2023年5月現在 日産より)
テラノ
テラノは1986年にデビューした本格派クロスカントリーSUVです。テラノは日本国内において1995年にフルモデルチェンジを一度だけ行っているため2代目も存在します。
初代はダットサントラックをベースに製造され、直線を基調としたエクステリア・インテリアデザインを採用し、武骨でワイルドな印象があります。デビュー当初は2ドアのみでしたが、後に4ドアもラインアップされます。
パワーユニットは2.7Lのディーゼルおよびディーゼルターボ、そして3.0LのV型6気筒ガソリンエンジンが設定され、トランスミッションは5速マニュアルと4速オートマの2種類が存在します。
2代目は4ドアのみの設定となり、エクステリアは初代のコンセプトをキープしつつボディ四隅の角は丸くなり初代よりもマイルドな印象です。インテリアも初代の直線的なデザインから当時の流行りに合わせた曲線的なものとなっています。
フレームは乗用車に用いられるモノコックボディをベースに、厚板のサイドフレームをビルトインしたモノフレーム構造を採用。これによりラダーフレームの強靱さとモノコックの軽量でしなやかという特長を併せ持ち、初代に比べ運動性能と居住性が向上しています。
パワーユニットは当初、2.7Lのディーゼルターボと3.3LのV型6気筒ガソリンエンジンが設定され、後に3.2Lのディーゼルターボと3.0Lのディーゼルターボが追加されました。トランスミッションは5速マニュアルと4速オートマの2種類が存在します。
グレード | R3m-R/4WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,640×1,820×1,730 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,915×1,465×1,115 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.7 |
エンジン種類 | OHC・水冷V型6気筒ガソリン |
エンジン総排気量(cc) | 3,274 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 125(170ps)/4,800 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 266(27.1kg・m)/2,800 |
タンク容量(L) | 80 |
10・15モード燃料消費率(km/L) | 7.2 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 35万円~130万円 |
(2023年5月現在 日産より)
サファリ
サファリはラージサイズの本格派クロスカントリーSUVで、日産SUVのフラッグシップ的存在です。1980年に初代が登場してから1987年と1997年に2度のフルモデルチェンジを行い3代目まで継続されましたが、2007年に生産終了となりました。
1987年に登場した2代目は直線基調の角ばったボディスタイルでオーバーフェンダーも目立ち、とてもワイルドで存在感ある印象です。3代目は角が丸くなりアウトドアだけでなく街中でも違和感がないマイルドな印象になっています。
どちらも3ドアのショートと5ドアのロングが設定されており、乗車定員は2代目が2名~7名、3代目は5名~7名です。とくに3代目のロングは全長5m超の全幅1.9m超なので、まさに日産の最高級フラッグシップSUVにふさわしい車です。
グレード | 4ドア ワゴン グランロード/4WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,910×1,930×1,865 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,510×1,520×1,200 |
乗車定員(名) | 7 |
最小回転半径(m) | 6.1 |
エンジン種類 | OHV・水冷直列6気筒ガソリン |
エンジン総排気量(cc) | 4,478 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 147(200ps)/4,400 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 348.1(35.5kg・m)/3,600 |
タンク容量(L) | 95 |
10・15モード燃料消費率(km/L) | 5.5 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 122万円~268万円 |
(2023年5月現在 グーネットより)
ミストラル
ミストラルはスペインの日産モトール・イベリカで生産され、ヨーロッパでテラノIIとして販売されていたものを日本向けに変更し、日産自動車が1994年~1999年まで輸入・販売したミドルサイズのSUVです。
スペイン生まれでヨーロッパ向けに作られた車だけあり、スタイリングは欧州デザインでソフトな雰囲気を持ったSUVに仕上げられています。ボディサイズは5ドアで最大7名乗車できるロングと、3ドアで5名乗車のショートの2タイプ。
インテリアは高級感や豪華さには欠けますが、シンプルなデザインで装備も必要十分に揃っています。パワーユニットは2.7Lの直列4気筒インタークーラーターボディーゼルのみ、トランスミッションは4速ATのみの設定です。
ヨーロッパ生まれで5年ほどしか販売されなかったミストラルは、日本国内では約4万台弱しか流通していないため中古車市場でもなかなかお目にかかれませんが、手に入れたら目立つこと間違いなしでしょう。
グレード | 4ドア ロング タイプX/4WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,580×1,755×1,805 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,480×1,435×1,175 |
乗車定員(名) | 7 |
最小回転半径(m) | 5.4 |
エンジン種類 | OHV・水冷直列4気筒ICターボディーゼル |
エンジン総排気量(cc) | 2,663 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 96(130ps)/4,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 278.5(28.4kg・m)/2,000 |
タンク容量(L) | 80 |
10・15モード燃料消費率(km/L) | 不明 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 138万円~188万円 |
(2023年5月現在 グーネットより)
ダットサンピックアップ
ダットサンピックアップは1989年~2012年まで製造・販売されたピックアップタイプのSUVです。1989年登場モデルは角ばったボディデザインですが、1992年モデルから角に丸みが出てきて乗用車らしくなりました。そして1997年にはフルモデルチェンジを受けます。
4ドアなら後席へのアクセスも容易なため、他のSUVと変わらないユーザビリティがあります。4ドアでも乗車定員が4名・5名・6名とグレードによって変わるため、購入時には注意しましょう。
荷室がオープンになっているため、サーフィンやスキー・スノーボードなど、大きな道具を持っていき濡れたり汚れたりするようなアウトドアスポーツによく出かける人にはおすすめのSUVです。
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グレード | ダブルキャブ AX/4WD |
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,895×1,820×1,715 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 不明 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 6.3 |
エンジン種類 | DOHC・水冷直列4気筒ガソリン |
エンジン総排気量(cc) | 2,388 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 110(150ps)/5,600 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 207.9(21.2kg・m)/3,600 |
タンク容量(L) | 75 |
10・15モード燃料消費率(km/L) | 8.5 |
中古車相場(2023年5月現在 カーセンサーより) | 30万円~270万円 |
(2023年5月現在 グーネットより)
日産のSUV新型モデルのおすすめポイント
日産のSUVを新型モデルから選ぶおすすめのポイントは以下になります。
新車で購入できる
新型モデルの日産SUVは新車で購入できます。マイカーをまっさらの新車で購入できることは、すべてが新品のため故障やトラブルなどの不安が少ないことや変なクセなどが付いていないので運転がしやすいなど多くのメリットがあります。
また安全装備や快適装備などは最新技術が搭載されていますので、SUVに対して安全性や機能性を重視する人にはお勧めです。
最新装備が充実している
新型モデルの日産SUVには、安全性能や走行性能において数多くの最新装備が充実しています。その中でもとくに注目する最新装備はプロパイロットとe-POWERです。
プロパイロットとは高速道路や自動車専用道路を運転者が設定した車速を上限に、先行車と車速に応じた車間距離を保ちながら車線中央付近を走行するための運転支援技術です。
渋滞走行と長時間の巡航走行、2つのシーンでアクセル・ブレーキ・ステアリングのすべてをシステムが自動で制御し、ドライバーの負担を軽減してくれます。
e-POWERとは日産が開発したシリーズ式のハイブリッドシステムで、エンジンが発電機を回すことで生まれる電力をバッテリーに充電し、バッテリーから送られる電力やエンジンから直接送られる電力を使い、モーターのみで走行するシステムです。
EVのような高い静寂性と滑らかな加速が魅力なうえ充電を気にせず走れることから、EVとガソリンエンジン車の良いところを併せ持っており燃費性能にも優れています。
3年後まで車検不要
車を公道で走らせるためには必ず車検を受けなければなりません。たとえ新車であってもナンバーを付けるために必ず車検を受けています。車検は2年ごとに実施されますが、新車だけは次回の車検が3年後となります。
車検を受けずに済む期間が1年間だけでも長いのは時間や手間はもちろん、新車からの車検の場合、乗り方によってはほとんど修理や部品交換も発生しないので、経済的にも大きなメリットです。
新古車・中古車も狙える
新型モデルは発売されて年月が経過すると中古車市場にも出回るため、新古車や中古車でも購入できます。決算時期に出回る可能性が高い新古車なら、新車と同様のコンディションで新車よりも安く手に入れることが可能です。
さらにリーズナブルな価格で手に入れたいなら中古車を狙うのもよいでしょう。新型モデルのため台数は少ないですが、年式はまだ新しく走行距離も少ない中古車がほとんどのため、故障するなどのリスクも少ないでしょう。
日産のSUV生産終了モデルのおすすめポイント
出典:https://response.jp
《画像提供:Response》日産 ムラーノ
日産のSUVを生産終了モデルから選ぶおすすめのポイントは以下になります。
安く購入できる
生産終了モデルは中古車でしか手に入れられませんが、当時の新車価格よりも安く購入できます。例えば、高級ラージSUVであるムラーノの場合、当時の新車価格は297万円~499万円でしたが、中古車市場では27万円~169万円で購入可能です。
納車期間が短い
生産終了モデルは納車までの日数が新型モデルの新車に比べ短いのが魅力です。すでに在庫としてある車なので、新車のように何ヶ月も待つ必要がなく、メンテナンスや手続きなどがスムーズに進めば約1週間~2週間ほどで納車されます。
選択できる車種が多い
新型モデルの日産SUVは4車種しかありませんが、生産終了モデルは倍の8車種もあります。また新型モデルでは設定されていないマニュアルミッションやガソリン・ディーゼルエンジン仕様を手に入れることも可能です。豊富な選択肢の中から自分に合った1台が選べます。
希少車を手に入れられる
生産終了モデルの中には現存している台数が少ない希少車もあります。例えば、1994年~1999年の5年間のみ販売されたミストラルは、2023年5月現在の中古車市場で3台のみです。生産終了モデルから選べば、誰も乗っていない日産のSUVを手に入れることができます。
まとめ
日産のSUVは新車で購入できる新型モデルが4車種に生産終了モデルは8車種と豊富で、エクステリアや走行性能などそれぞれに違った個性があります。
新型モデルの日産SUVでは、プロパイロットやe-POWERといった最新技術が搭載され、より安全で快適にドライブを楽しむことができます。
生産終了モデルの日産SUVでは、個性的なデザインのSUVや本格派クロスカントリーSUV、そして今では存在しないマニュアルトランスミッション車やガソリン・ディーゼルエンジン車を選ぶことが可能です。
この記事を参考に、自分に合った日産のSUVを見つけてください。
よくある質問
新車で購入できる日産のSUVは?
新車で購入できる日産のSUVは、アリア、エクストレイル、キックス、ノート AUTECH CROSSOVERの4車種です。これはトヨタ11車種、マツダ7車種、スバル5車種よりも少なく、三菱4車種、スズキ4車種と同等、ホンダ2車種、ダイハツ1車種よりも多い数になります。
新型モデルの日産SUVの特徴は?
全車種、モーターで走行します。アリアは完全な電気自動車(EV)であり、エクストレイル、キックス、ノート AUTECH CROSSOVERはe-POWERを採用しています。またグレード別設定ですが高速道路でハンズオフドライブが可能なプロパイロットが装備されています。