CANインベーダーから愛車を守れるか!?その対策を解説!

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高級車を中心に横行する車両盗難には様々な手口があります。近年では、車に損傷を与えるような盗難手口よりも、キーレスリモコンの電波を傍受するリレーアタックや、車両の電装、通信経路に不正アクセスするCANインベーダーと呼ばれる手口が主流になりつつあります。CANインベーダーは、まだまだ認知度が低く、ご存じない方も多いのではないでしょうか。ここでは、CANインベーダーにスポットをあて、紹介します。

CANインベーダーとは

CANインベーダーは2017年頃より増えはじめた、新たな盗難手口で、CANとは、IT用語で電子回路や電気系の装置を接続するための通信規格の一つのこと。

現代の車は、ECU(Electronic Control Unit)やエンジン、センサーなどがCANを用いて接続されおり、CANによって機器の情報をOBD-Ⅱと呼ばれるシステムへ集約され、車両の異常を確認、不具合の解消を行っています。

CANインベーダーは、まさにこのシステムを逆手に取った盗難手口で、CAN配線へ盗難に用いる機器を接続することで、ドアロックや純正アラームの解除、エンジンの始動を行います。

リレーアタックのように、電波を傍受しなくても犯行が可能で、かかる時間も数分程度と、従来の対策だけでは、盗難を防げなくなってきています。

リレーアタックやコードグラバーとの違い

リレーアタックは、スマートキーから発せられる電波を専用機器によって受信し、その電波を利用して車両のロックを解除、エンジンを始動させて盗む手口です。

リレーアタックに対しては、スマートキーをエコモードにする方法や、電波を遮断する缶やケースにスマートキーを保管することが有効な対策となります。

また、リレーアタックと似た盗難手口に、コードグラバーと呼ばれる手口があります。コードグラバーは、スペアキーを作成する機器を悪用した手口で、リレーアタックとの大きな違いは、キーそのものを複製する点です。

コードグラバーもスマートキーからの電波を利用しますが、機器によっては100m〜500mと広範囲の場所でも電波を傍受でき、単独でも犯行可能なのが特徴です。

どちらの手口も、スマートキーからの電波を利用しますが、CANインベーダーは、スマートキーの電波を利用せずに実行できるのが大きな特徴となります。

CANインベーダーの手口

CANインベーダーによる犯行は、CAN信号の通る配線へ機器を接続し、車両のシステムへ直接アクセスすることで行われます。エンジンやヘッドランプにもCAN信号が通っているので、窃盗犯はバンパーやボンネット(エンジンルーム内)のCAN配線へ機器を接続し、車両システムへ不正アクセスします。

窃盗犯は車種ごとのCAN配線の位置なども熟知しているため、犯行にかかる時間も短時間です。

この手口の厄介なところは、車外からアクセスできること、単独で実行可能なこと、直接システムへ侵入するため有効な対策手段が少ないこと、などが挙げられます。犯行時間も短く、車を駐車してちょっと目を離したすきに盗まれてしまうケースも。

リレーアタックやコードグラバー、そしてCANインベーダーと、盗難技術も高度になってきているため、日頃から防犯意識を高めておく必要がありそうです。

盗難リスクが高い車種

ここまでCANインベーダーについて紹介しましたが、ご自身の愛車が盗難されやすい車種なのか、気になるところではないでしょうか。

2022年の盗難ランキングを見ると、非常に興味深い結果となっていました。

2022年車種別盗難ランキング

1位 トヨタ ランドクルーザー
2位 トヨタ プリウス
3位 トヨタ アルファード
4位 レクサス LX
5位 レクサス RX
6位 トヨタ ハイエース
7位 トヨタ クラウン
8位 トヨタ アクア
9位 トヨタ CH-R
10位 レクサス ES

トップ10まで、トヨタ車もしくはレクサス車が占めています。日本が誇る世界トップメーカーであり、世界中から人気を博しているトヨタは、多くの国で愛用されている車種です。そのため、車両本体だけでなくパーツの需要もあるのでしょう。

さらに、日本で使用されている車両はメンテナンスがしっかりされ、状態が非常に良い個体が多いのも、盗難されやすい理由の一つです。

これらの車種を所有しているオーナーの皆さんは、日頃から防犯対策をしっかり実施しておくべきでしょう。

盗難されやすい環境特徴

車種以外に盗難されやすい環境も注意が必要です。

安心なのは、インナーガレージを備えた戸建住宅で、リビング等から車を確認できるような環境なのですが、そんな整った環境を実現できる方は一握りでしょう。車好きからしたら羨ましい限りです。

盗難被害場所の割合(TOP3)

自宅(屋外) 39.6%
契約駐車場(屋外) 34.2%
会社駐車場 6.5%

盗難発生時間帯別の割合

22:00~9:00 65.8%
9:00~17:00 12.2%
17:00~2:00 9.7%

盗難されやすいのは、自宅の屋外駐車場で夜22:00〜翌朝9:00頃といことになり、帰宅して翌朝また出かけるまでの間を狙った犯行が多いようです。

もちろん、月極の屋外駐車場といった場所での犯行も多いのですが、自宅駐車場が1位という結果は意外に感じるかもしれません。

また、大通りに面している場所での犯行も多く、盗んだ後に左右どちらにも逃げることができ、他の車等の騒音があることで、盗んだ車のエンジン音が聞こえにくい、などが理由のようです。

自宅駐車場でも安心できない時代となってきました。防犯カメラの設置等の防犯対策を考える必要があるかもしれません。

CANインベーダーへの対策

CANインベーダーに対する絶対的な対策はないのが現状ですが、どの盗難手口にも有効な手段は共通しているため、まずは基本的な盗難対策の実施が大切です。

タイヤロックやハンドルロックなど物理的な対策は、外すのに手間がかかるため、窃盗犯から敬遠されます。また、CANインベーダー対応セキュリティシステムを、専門ショップで施工するのも有効な手段です。

前述のとおり、これらの対策を施せば絶対盗難あわないというわけではありません。

しかし、日頃からこうした防犯対策を行なって、少しでも窃盗犯からマークされないよう行動しておきましょう。

では実際に、盗難対策グッズを購入する際、どの商品を選ぶのか迷ってしまう方のために、オススメ商品をピックアップしました。

タイヤロック

・HORNET LT-50Y

目を引くイエローカラーが、盗難対策をよりアピールできます。鍵はピッキングに強いディンプルキーを採用、素材も簡単には壊せない特殊合金を使用しているため、心強い対策グッズです。

・TRIMAX TCL75

こちらも目立ち度抜群のイエローカラーで、盗難対策を強くアピール。強化鋼鉄フレーム構造で強度は十分。内寸幅は8段階で調節可能なので、SUVを含めた様々な車種に対応しています。

・Felimoa

Felimoaのタイヤロックは、3点でしっかり止められる、セキュリティ性の高い商品です。ホイールナットも隠すことができ、タイヤの盗難対策にも効果を発揮します。挟み込むタイプではないため、タイヤサイズ(適用タイヤ:22〜80cm)には注意が必要です。

ハンドルロック

・HORNET LH-3SR

シートベルトのバックルを利用して取り付けるタイプのハンドルロックです。メタルワイヤーを用いており、簡単に切断できないほか、ピッキングにも強い内溝のキーを採用しているため、防犯効果を期待できます。ワイヤータイプで、コンパクトに収納できるのもオススメポイントです。

・HORNET LH-12R

こちらの商品は、Wロック方式、特殊合金を使用したハンドルロックで、高い防犯性能を誇ります。目立つレッドカラーも周囲へのアピールとなり、盗難意欲の低下も期待できます。ダイヤル式のキーなので、鍵を持つ必要がないのもメリットです。

・TOMS ステアリングロック

ワンタッチで装着して可能、、脱着が簡単で手間要らず、高級感のある見た目のステアリングロックで、センターにあるTOMSのロゴもポイントになってオシャレな印象です。また、ステアリングロックだけではなく、無理に動かすとクラクションを鳴らす機能も備わっています。

トヨタ CANインベーダー対策

トヨタ車・レクサス車は盗難率が高いことから、純正セキュリティをアップデートできる、セキュリティシステムが発売されています。

施工内容は、車外からのCAN配線への不正アクセス信号を遮断する部品(セキュリティシステム)の追加で、この部品により不正なドア開錠やエンジン始動を抑止するとのこと。

現時点での対象は全車種ではなく、一部の車種に限られますが、メーカー純正システムということもあって安心感があり、社外セキュリティのようにリモコンを複数持つ必要がなく、オーナーはこれまで通りの操作でOKなところもメリットです。

CANインベーダー対策用セキュリティシステム

盗難対策の有効な手段として多くの方が考えるのが、社外セキュリティではないでしょうか。

純正イモビライザーは乗り逃げ対策とされているものの、CANインベーダー相手では難なく突破されてしまいます。社外セキュリティを別系統で導入することにより、不正なドアロック解錠やエンジン始動の抑止に効果を発揮します。

また、窃盗犯はできる限り手早く盗むことを考えているため、スキャナー等による光で威嚇するのも効果的です。

オススメのセキュリティは、「AUTHOR ALARM IGLA」です。こちらはデジタル制御セキュリティで、CANインベーダー等でエンジン始動後にシフト操作を行うと、エンジンが強制ストップして自走不可に。オーナーが持つキーを認証しない限り車両を動かせず、CANインベーダーやリレーアタックなど、デジタル盗難手口に対して有効なセキュリティです。

ただし、このセキュリティシステムは、取り付けにかなりの技術が必要なため、正規取扱店かつ取り付け実績が豊富な専門店に任せるのが安心です。

正規取扱店リストのリンク

まとめ

年々巧妙化してくる盗難手口によって、多くの車が盗難被害にあっています。自動車メーカーも対策を講じているものの、窃盗犯もそれらに対して色々な手段を用いて解析してきます。

大切な愛車を守るためにも、セキュリティシステムだけに頼るのではなく、ハンドルロックやタイヤロックなど、防犯対策をしているというアピールも大切です。

今まで盗難された経験がない方も他人事と考えずに、ぜひ防犯対策をして、窃盗犯が盗みにくい環境を積極的に作っていきましょう。

よくある質問

狙われやすい車は?

2022年の車種別盗難ランキングでは、トップ10が全てトヨタ、レクサス車です。どちらも国内外問わず人気なことから、海外への車両流しだけでなく、パーツ取りの目的もあるようです。

TOP3は、ランドクルーザー、プリウス、アルファードで、特にランドクルーザーとプリウスは2020年、2021年においても1位2位と、盗難率が高い車種となっています。

CANインベーダー以外の盗難手口は?

スマートキーの電波を悪用する、リレーアタックやコードグラバーなどのほか、近年は少なくなりましたが、窓等を破壊して侵入後エンジン直結やステアリングロック破壊による盗難もあります。

最近の車両はデジタル制御の普及により、力技での盗難が難しくなっていることから、リレーアタックやCANインベーダーを用いた盗難被害が目立っています。

CANインベーダーへの有効な対策は?

CANインベーダーに限りませんが、タイヤロックやハンドルロック等による物理的な対策は、いつの時代になっても効果があります。

また、CANインベーダー対応のセキュリティシステムを導入するのも有効です。