初心者や女性の方は車を選ぶときの条件に運転しやすいことを入れるでしょう。メーカー別に運転しやすいことで評価されている車種をご紹介します。運転しやすい車を選ぶときの条件とは何でしょうか。ペーパードライバーや普段車に乗り慣れていない方でも運転を楽しめる車の特集です。
目次
【メーカー別】運転しやすい車特集21選
車選びにおいて車に乗り慣れていない方が重要視するのは運転のしやすさでしょう。運転しやすいことが特徴である車特集をメーカー別にご紹介します。
トヨタ
スペイド
- 新車価格:182~215万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,995㎜×全幅1,695㎜×全高1,690/1,720㎜
- 車両重量:1,160~1,230kg
- 排気量:1,496㏄
トヨタのスペイドはコンパクトサイズのミニバンであり、プチバンと呼ばれています。コンパクトトールワゴンよりは一回り大きいのですが、ミニバンほど大きくないため、運転しやすいサイズと言えるでしょう。
スペイドはスライドドアを搭載しており、収納スペースも広く確保されていることが魅力的です。スペイドの最小回転半径は4.6mです。女性でも簡単に運転できる小回りの利くスペイドは運転に自信のない方でも乗りこなしやすいでしょう。イージークローザー付きのスライドドアは小さいお子さんがおられる家庭で重宝されています。
パッソ
- 新車価格:117~186万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,650㎜×全幅1,665㎜×全高1,525㎜
- 車両重量:910~960kg
- 排気量:996㏄
トヨタのパッソはコンパクトカーの代表ともいえるボディサイズとなっています。最小回転半径は4.6mとなっており、狭い駐車場や街中の道路もスムーズに運転し、駐車できるでしょう。軽自動車ではないにもかかわらず軽自動車並みのコンパクトなサイズ感は、運転に恐れがある方にとって最適なものといえます。
パッソのドライビングシートは乗る人の体を包み込むかのようなホールド感の強いものです。コーナーが続く道でも安定した姿勢を維持できるでしょう。運転のしやすさには疲れにくさも関係していますのでパッソのようなシートの特徴もチェックするに越したことはありません。
ヴィッツ
- 新車価格:118~207万円
- 駆動方式:FF
- 全長3,945㎜×全幅1,695㎜×全高1,500㎜
- 車両重量:970~1,000kg
- 排気量:996/1,329㏄
トヨタのコンパクトカーは老若男女問わず人気がある運転しやすい車です。最小回転半径は4.5mです。ヴィッツにはガソリンモデルからハイブリッドモデル、さらにスポーツモデルも展開されており、運転に何を求めるかによってモデルの種類を決めることができます。
ヴィッツはハッチバックタイプなので後方の視野を確保することが難しいのですが、小柄なボディであるため車まわりの十分な視界をチェックできます。そのため背の低い女性や初心者でも安心して運転できるでしょう。17色のボディカラーから好きな色を選べます。
アクア
- 新車価格:178~253万円
- 駆動方式:FF
- 全長4,050/4,060㎜×全幅1,695/1,715㎜×全高1,455/1,500㎜
- 車両重量:1,060~1,100kg
- 排気量:1,496㏄
トヨタのハイブリッドコンパクトカーといえば必ず思い浮かぶ車種。それがアクアです。ハイブリッド専用モデルの車種の中で最も取り回しやすいサイズ感です。アクアの最小回転半径は4.8mであり、他のハイブリッド専用モデルカーの中でトップレベルを誇っています。
通常の駐車場はもちろんのこと、縦列駐車やUターンも楽にこなせる小回りの利きは魅力的でしょう。ハッチバックタイプの形なので、ワゴンタイプの車種と比べると後方の視界が狭くなりやすく、その点では運転のしやすさは劣っています。走行性能と燃費性能は申し分なく運転が苦手な方でもストレスレスでドライブができる車です。
日産
マーチ
- 新車価格:115~184万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,825㎜×全幅1,665㎜×全高1,515/1,525㎜
- 車両重量:940~1,030kg
- 排気量:1,198㏄
見た目がキュートな日産のコンパクトカーといえばマーチです。マーチの最小回転半径は4.5mです。カラーバリエーションはビビッドカラーからツートーンまで幅広く、視認性が高いため夜間の運転もしやすいでしょう。女性からの指示が厚いオシャレな車です。
マーチには運転席シートのリフター機能がついています。さらにチルトステアリング機能があるため、体型や身長に合わせた最適なポジションを持てるでしょう。いつでも広くてはっきりとした視界を確保できる車として人気があります。
ノート
- 新車価格:142~216万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長4,100/4,140㎜×全幅1,695/1,705㎜×全高1,525/1,540㎜
- 車両重量:1,030~1,110kg
- 排気量:1,198㏄
日産が力を入れており、魅力満載の運転しやすい車といえばノートです。ノートにはガソリン車とe-powerモデルがあり、燃費の良さが特徴的です。ノートは発進と加速がスムーズに行えるので、アクセルを無駄に踏む必要がなく、運転に苦手意識を持っておられる方でもストレスを軽減できるでしょう。
ノートはコンパクトカーとしても販売されており、コンパクトカーの中では割高の価格設定になっていますが、走行性能とサイズ感から運転しやすいという評価を得ています。
ジューク
- 新車価格:197~346万円
- 駆動方式:FF
- 全長4,135/4,165㎜×全幅1,765/1,770㎜×全高1,550/1,565㎜
- 車両重量:1,200~1,210kg
- 排気量:1,498㏄
ジュークは最小回転半径5.3mでSUV車の中ではコンパクトなボディサイズとなっています。車高は高いので、ドライブポジションも高く確保でき、道路を見下ろすように運転できます。また、全高は低めなので立体駐車場に駐車するときにも便利なサイズ感と言えるでしょう。
内外装色の色を自由に組み合わせることができる点や、個性的なフロントマスクはジュークならではの魅力と存在感を発揮しています。オリジナル性の高い車に乗りたいという初心者の方や運転の苦手な方におすすめです。
ホンダ
N−BOX
- 新車価格:138~197万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,790/1,815㎜
- 車両重量:890~950kg
- 排気量:658㏄
軽自動車の中で最も人気のある車種がホンダのN-BOXです。ドライブポジションが高く設計されているので道路を見下ろす形で運転できます。N-BOXは軽自動車の中では最大クラスのボディサイズであり、小さすぎず大きすぎないので快適に運転できるでしょう。
バック駐車がしやすいように、後席の窓が大きく開かれています。十分な視野を確保できるN-BOXはバック運転や駐車がいつも苦手で、車に傷をつけてしまいやすいという方にもおすすめです。
フリード
- 新車価格:188~285万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長4,265㎜×全幅1,695㎜×全高1,710㎜
- 車両重量:1,340~1,410kg
- 排気量:1,496㏄
初心者や運転に自信のない女性が絶対に選ばないであろう車のボディタイプがミニバンです。品格があり存在感の大きいミニバンは運転しにくいというイメージがついてしまっています。しかし、ホンダのフリードは7人乗りミニバンの中で最小回転半径を持つ車種です。
ミニバンにしてはハイブリッドモデルや4WDモデルや新ルーフ、フロントウィンドなどの運転しやすく視界を確保しやすい作りが徹底されています。運転が苦手な方でも、前方視界がしっかり確保されれば安心してドライブを楽しめるでしょう。
グレイス
- 新車価格:176~198万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長4,450㎜×全幅1,695㎜×全高1,475/1,500㎜
- 車両重量:1,110~1,170kg
- 排気量:1,496㏄
セダンはサイズ感をつかみにくいと言われがちですが、サイズを細かくチェックすれば最小クラスのセダンなら初心者でも取り回しやすいということが分かるでしょう。ホンダのグレイスはセダン最小クラスの回転半径5.1mを特徴としている車です。
見た目とは裏腹に小回りが利くため狭い道路や駐車場でも運転しやすいでしょう。それだけではなく、グレイスは同クラストップレベルの燃費性能を誇っています。JC08モードでは34.8㎞/Lの燃費を記録しており、ハイブリッドモデルも購入しやすい値段設定になっているため家計に優しく運転しやすい車として魅力的です。
フィット
- 新車価格:142~208万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,990㎜×全幅1,695㎜×全高1,525㎜
- 車両重量:1,010~1,120kg
- 排気量:1,317㏄
同クラスの普通自動車の中では、ボンネットが短めに設計されていることで運転しやすい車がホンダのフィットです。軽自動車ではパワーが足りないので普通自動車を購入したいが、サイズ感が心配という方におすすめです。
フィットの最小回転半径は4.7mですので、街中の狭い道もスムーズに通り抜けられるでしょう。小さな段差で反応するような安定性の低い車ではなく、衝撃や振動をできるだけシートに伝えないようにしてくれる設計になっています。テールゲートのガラスは広いので後方視野も確保しやすいでしょう。
スバル
ジャスティ
- 新車価格:152~194万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,700㎜×全幅1,670㎜×全高1,735㎜
- 車両重量:1,070~1,130kg
- 排気量:996㏄
トヨタのルーミーと同じ仕様になっているスバルの車がジャスティです。ジャスティは四角いデザインになっているため、ボンネットが短く、全長・全幅のサイズ感がコンパクトで運転しやすいことが魅力的です。運転の感覚がつかみやすいコンパクトなサイズですが、シートアレンジによっては車中泊ができる広さになります。
アウトドアがお好きな方やレジャーシーンに使いたいという方にもおすすめの車で小。燃費は24.6km/Lを記録しており、家計にも優しいです。スバルの車はアイサイトが標準装備されており、安全運転をするための支援システムにサポートしてもらえるでしょう。
マツダ
デミオ
- 新車価格:154~261万円
- 駆動方式:4WD
- 全長4,065㎜×全幅1,695㎜×全高1,500/1,525㎜
- 車両重量:1,040~1,150kg
- 排気量:1,496㏄
マツダの車の中ではコンパクトサイズで、手が出しやすい価格設定になっている車がデミオまたの名を<MAZDA2>といいます。値段は150万円台からとなっていますが、その値段をはるかに超える高い質感を提供してくれます。
サイズは小さくて運転しやすいのにレザーシートの高級感やインテリアの質の高さから、車にこだわりを持つ方に魅力的に映る車となっいることでしょう。デミオは全車に衝突被害軽減ブレーキが搭載されています。ペダルの踏み間違いによる事故を防いだりして、安全性を確保してくれるため運転しやすい車です。
ダイハツ
タント
- 新車価格:122~168万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,755㎜
- 車両重量:880~930kg
- 排気量:658㏄
ダイハツタントが運転しやすいといわれる理由は視界の良さです。タントはシートポジションが高いので目線を高く維持できます。フロントガラスは広く、前方コーナーにもガラスが埋め込まれているので死角が少なく、運転する際の恐れを軽減してくれるでしょう。
助手席側のサイドアンダーミラーも搭載されており、多角面から車の周囲の状態を把握できるようになっています。また、左右に障害物があるときにはブザー音で警告してくれるため、車庫入れや縦列駐車などの難しい駐車もサポート付きでラクラクと行えるでしょう。
ミラトコット
- 新車価格:107~142万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,530㎜
- 車両重量:720~790kg
- 排気量:658㏄
最近の軽自動車と少し違う個性的な魅力を持ったデザインが特徴的なミラトコット。四角デザインは大きめボディの軽自動車に比べて、さらに運転しやすく前方左右の感覚をつかみやすくなっています。ミラトコットのくらいのサイズ感は女性や初心者にとって運転しやすく感じるでしょう。
軽自動車の中では世界初の前後左右6つのエアバッグ搭載を果たした車です。普通車と比べると確かに劣ってはいますが、軽自動車の中では安全性が高く、万が一衝突してしまった場合でも全席乗員の命を守ってくれると期待できるでしょう。
ムーヴ
- 新車価格:111~147万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,630㎜
- 車両重量:820~880kg
- 排気量:658㏄
ダイハツのコンパクトな軽自動車で人気車といえばムーヴです。ある程度高さがあるので視野を確保しやすく、コンパクトで小回りが利くので女性や運転の苦手な方にも運転しやすいと感じる方です。ムーヴには軽量高剛性ボディが採用されています。
ボディサイズがコンパクトな車の中には安定性が失われて高速道路での運転が危険、というものもあります。しかし、ダイハツのムーヴはほかの軽自動車に比べて高速運転の安定性が高いことでおすすめです。また、運転席のポジションを細かく調整できるので、自分にピッタリの位置を見つけて運転できます。
スズキ
ラパン
- 新車価格:110~151万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,525㎜
- 車両重量:650~730kg
- 排気量:658㏄
ラパンは女性に大人気の可愛い内装が特徴の軽自動車です。ウサギのロゴマークがボディの前後に埋め込まれており、可愛いものが好きな方の心をつかみます。可愛い要素を積極的に内装に取り入れているラパンはスクエアボディなのでサイズ感をつかみやすく運転しやすい車です。
また、現在新車販売されているモデルはマルチインフォメーションディスプレイが標準装備されており、様々な情報を音声と映像で確認できます。ファッションチェックにも使えるバニティーミラーは女性にとって過ごしやすい環境を作る運転しやすい車のポイントとなっていることでしょう。
ワゴンR
- 新車価格:107~154万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,650㎜
- 車両重量:750~820kg
- 排気量:658㏄
運転の技術をサポートしエコ運転を促してくれるワゴンRも運転しやすい車特集に含めるにふさわしい車種と言えるでしょう。燃費効率が現在の走りでどれくらいなのかをメーターの光を使って教えてくれます。自分の運転がどれほどエコなのかを感覚的に理解できるようににあるでしょう。
コンパクトでボンネットが短く小回りが利く軽自動車としての運転のしやすさはもちろんのこと、運転技術を向上させ、どの車でも運転しやすいと思えるほどに成長させてくれる車ともいえるかもしれません。
イグニス
- 新車価格:138~191万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,700㎜×全幅1,660㎜×全高1,595㎜
- 車両重量:850~880kg
- 排気量:1,242㏄
世界中で人気を博している車のボディタイプはSUV車です。SUV車にはコンパクトボディから大柄で存在感の大きいものまでサイズ展開が幅広くあります。スズキのイグニスは国内最小クラスのボディサイズと最小回転半径なので、SUV車ですが、小回りが利いて運転しやすいです。
ヘッドライトやボディ形状に個性があり、見た目が斬新なので車の見た目を気にする方や、ドライブを楽しみたい方のモチベーションを高めてくれる車ともいえるでしょう。スイッチ類は扱いやすく配置されており、コクピット内は最小限の表示になっているので運転しやすい設計といえます。
スイフト
- 新車価格:134~184万円
- 駆動方式:FF/4WD
- 全長3,840㎜×全幅1,695㎜×全高1,500/1,525㎜
- 車両重量:840~930kg
- 排気量:1,242㏄
コンパクトなスポーツカーとして人気を博しているのがスイフトです。見た目からは想像のつかない安さで販売されているので、運転のしやすさだけではなく価格面でも初心者におすすめです。ハイブリッドモデルであれば32.0km/Lを記録しており、家計にも優しい車と言えるでしょう。
エコモードスイッチと標準モードスイッチの選択が可能で、走行状況に応じたスムーズな走りを体感できます。加速しやすいというスイフトのメリットは運転のしやすさを強調してくれることでしょう。
エヴリイワゴン
- 新車価格:147~183万円
- 駆動方式:FR/4WD
- 全長3,395㎜×全幅1,475㎜×全高1,815/1,910㎜
- 車両重量:940~980kg
- 排気量:658㏄
エヴリイワゴンはボンネットが非常に短いので車の先端がどの位置にあるのかを正確に把握できます。車体は小さく、小回りが利くので道が狭い街中の運転もしやすいでしょう。シートポジションが高く設計されているエヴリイワゴンは開けた視野を確保できます。
ボディサイズはできるだけ小さく、それでも走行性能はパワフルなものを求める方におすすめです。エヴリイワゴンは自動ブレーキが標準装備されています。坂道発進時にも落ち着いた加速をみせてくれるので発信しやすく運転に不安を感じにくい車と言えるでしょう。
運転しやすい車の5つの見分け方
車をうっかり傷つけたりこすったりしたくない。いつぶつけるかと気にしすぎて運転をしたくない。そんな方におすすめなのが運転しやすい車です。運転しやすい車かどうかを見分ける5つの方法をご紹介します。
①前方後方視野
1つ目は前方と後方の視野を広く取れるかというポイントです。運転しやすいことには疲れにくいという要素も含まれています。運転するときに最も情報を吸収しているのは運転手の目です。視界に入ってくる情報量が少なくうまく認知できなければ目を凝らしたり、姿勢を変えなければならないため疲れてしまいます。
運転席の高さを自由に調整できる車、またフロントピラーが視界を妨げない細いものを採用している車がおすすめです。ミニバンやSUVはシート位置が高いので前方の視野を広くとるためにおすすめです。
②シートポジション
運転手の体型や身長に合ったシートポジションを確保できる車かどうかをチェックすることも大切です。最近の車はシートの位置や角度や高さを調整できるようにん合っています。調整機能だけでは限界があるため、中にはアクセルペダルが遠くて足が届かないというケースもあります。
購入した後にシートポジションがうまく定まらず、運転中に無理な姿勢を続けてストレスが増えるようなことにならないように、購入する前にチェックしましょう。身長や体型にどんな車が合うのかを車販売店のプロにアドバイスを仰ぐことをおすすめします。
③ボディサイズ
運転に自信がなかったり、初心者の方にとって大きなサイズの車は自分に運転できるのだろうかという不安を抱かせるでしょう。運転しやすいのはコンパクトなボディサイズの車です。全長と全幅が短い車を探してみましょう。
車のサイズ感をつかんで運転することが最初は難しいかもしれません。車のボディサイズが小さければ、道路でも駐車場でも余裕を持って運転できるのでおすすめです。軽自動車やコンパクトカーを中心に探してみましょう。
④ボンネット
4つめのポイントはボンネットの長さです。車の先端がどこまであるかが分からないと車をこすってしまうことが良くあります。ボンネットが長いと運転席と車の先端との距離がそれだけ長くなるので、車の全長がつかみにくく運転しにくいと感じてしまうでしょう。
ボンネットが短いと車の先端位置が把握しやすいので運転しやすいと感じます。例えばハイト系やスーパーハイトワゴンタイプの車は四角型になっているので先端が出っ張っておらず初心者の方でも車のサイズ感をつかみやすい代表例です。
⑤アシスト機能
最新技術が搭載されている車種は運転をもっと楽に楽しめるためのアシスト機能を種類豊富に用意しています。運転自体は好きだけど駐車が苦手、という方や運転は疲れるのであまり楽しくないという方をアシストする機能が存在します。次に挙げるアシスト機能が標準装備されている車を選べば、運転しやすいと感じることでしょう。
- バッグモニター
- 自動駐車機能
- 車間距離自動保持機能
初心者が運転しやすい車を選ぶコツ
免許を取ったばかりの初心者が車を選ぶときのコツをご紹介しましょう。初めての車ということでボディタイプや色などを自分の理想通りに選びたいという気持ちがあることでしょう。こだわりを詰め込んだ車に乗りたいという気持ちはわからなくもないですが、最初の車は傷つけてしまいやすいものです。
- コンパクトボディであること
- 運転席と車の先端との距離が短いこと
運転席と車の先端との距離が短い車はボンネットの長さで判別できます。車の前面にある突き出ている部分をボンネットと呼びます。この部分が短いと、運転席から車の先端がどこにあるかを把握しやすくなるため運転しやすいでしょう。サイズ感をつかみきれず前方の障害物にぶつかってしまったという失敗を避けられます。
女性が運転しやすい車を選ぶポイント
運転しやすい車を重視する女性は多いでしょう。もちろん女性に限ったことではないのですが、前方や後方が広くはっきり見える車は運転しているときのストレスの大きさが違います。試しに今乗っている車でチェックしてみましょう。
まず運転席に座ってシートの位置を決めましょう。背もたれの角度やステアリングの長さや高さを自分が運転しやすい位置に固定してください。では車の前方を見てみましょう。ボンネットの先端が見えますか?後方は車のどの部分まで視界に入っているでしょうか。
車を動かしたときに、車のサイズ感や位置がはっきり認識できれば細かく気を使い続ける必要がないので安心して運転できるでしょう。運転席の高さを調整するときにも何度調整してもうまくいかないという車は選ばない方が吉です。
本当に運転しやすい車を選ぶためにはカタログ情報を鵜呑みにしない
<この車は運転しやすい>というカタログの情報を鵜呑みにして安易な気持ちで車を購入しないように注意しましょう。もちろん、どの車も運転を楽しめるようにさまざまな工夫が施されています。
しかし、カタログでは車の特徴をカタログ映えするように記載しているため、<運転しやすい>と書かれていても取り回しが不便であったり、高速運転で安定しないというデメリットがあったりします。運転しているときにギアの入れ替えに迷いが生じないか、不自然な運転姿勢にならないかを実際に運転席に座って確かめてみる事をおすすめします。
まとめ
運転しやすい車はどのメーカーにもあります。自分の好みやこだわりにマッチしながらも運転しやすい車を賢く選んでいきましょう。運転しやすい車の主な特徴として次のポイントを覚えておくと間違いありません。
- コンパクトなボディサイズ
- 短いボンネット
- 高く広い視野が確保できる
- 身長や体型に合った運転席の位置
- 充実したアシスト機能
初心者でも女性でも、運転に自信がなくても車の選び方次第で楽しめるようになります。傷を付けることや駐車がうまくいかないことを心配せずに過ごせるでしょう。あなたにとって運転しやすい車がこの特集でみつかりますように。