エコカー減税がポイント!ホンダ・シャトルの維持費は?

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一見するとミニバンのようなデザインをもつシャトルは、HONDAが誇るステーションワゴンとして進化を続けるクルマです。

多くのファンをもつ秘密は維持費にもあるでしょう。そんなシャトルの魅力を、維持費の観点から紹介していきます。

シャトルの特徴

国内では数少ない5ナンバーサイズのコンパクトなステーションワゴンのシャトル。かつて各メーカーが競って販売し、ブームとなった5ナンバーサイズステーションワゴンでしたが、ミニバンの登場と共に、次々とライバルが姿を消すことになります。

それでも、HONDAは5ナンバーサイズのステーションワゴンとしてのシャトルの存続を決意。使い勝手を追求してデザインを変更し、遊び心あふれたクルマとして販売を続けています。

大容量が人気の秘密

シャトルのフロントフェンダーやドアパネルには、ベースとなる3代目フィットと同じデザインを採用することで、フィットからの伝統を継承。フィットから拡大されたラゲッジルームにより、利便性が向上しています。

2列目使用時でも570Lという大容量を確保。さらに2列目を倒すと1,141Lものスペースが広がり、大きな荷物を積むこともできます。

スペースの確保のためにサイドブレーキもフットリリース式に変更し、スペース効率を上げているクルマです。

安全運転システムが標準装備に!

2017年に行われた一部改良では、安全運転支援システムが全車に標準装備となりました。

この安全装備は、ミリ波レーダーと単眼カメラ、2つのセンサーの組み合わせで高い検知機能を実現した「Honda SENSING」です。衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能、車線逸脱抑制機能といった8つの運転支援装備がつけられています。

モデルによっては、前席用サイドエアバッグや後席までカバーするサイドカーテンエアバックも装備。衝突時の安全にも十分に対応します。

ハイブリッドカーの登場で燃費性能がアップ

シャトルにはガソリン車だけでなくハイブリッド車も登場し、環境性能も向上させているのが特徴でしょう。ハイブリッドカーのシャトルは2020年の燃費基準を+50%達成しています。

そのうえ、モデルによっては自動車取得税や重量税が免税になるものもあり、次年度からの自動車税などの割引も受けられるのが特徴です。

環境にやさしいシャトルを選ぶと、維持費まで格段に安くおさえられることが、人気の秘密であるといえるでしょう。

シャトルのスペック

HYBRID Honda SENSING FF

  • 全長×全幅×全高(mm):4,400×1,695×1,547
  • エンジン:水冷直列4気筒横置
  • トランスミッション:7速オートマチック
  • 排気量(CC):1,496
  • 燃費JC08モード(km/L):34.4

シャトルでかかる維持費は年間どのくらい?

税金

HONDAシャトルにかかる税金には、<自動車税>と<重量税>の2つがあります。ここからは、これら2つの税金について紹介していきましょう。

自動車税

自動車税というのは、排気量ごとに異なります。排気量が多ければ多いほど自動車税は高くなると考えましょう。
シャトルの総排気量は1500ccですので、自動車税は年間34,500円です。

ただし、これはガソリン車のシャトルの場合です。ガソリン車のシャトルも燃費基準をクリアしたエコカー減税対象車ですが、自動車税の減税はありません。したがって、ガソリン車の場合には34,500円を支払います。

しかしながら、ハイブリッド車のシャトルを2019年3月31日までに購入した場合には翌年の自動車税は減税の対象です。HYBRID・Honda SENSINGのFFであれば、登録翌年度の自動車税は75%軽減されます。

よって
ハイブリッド車のシャトルの登録翌年度の自動車税は、34,500×75%=8,625円です。

重量税

自動車重量税は車両重量ごとに決定し、0.5トンごとに4,100円が加算される計算で求められます。しかしながら、2018年4月30日までに燃費基準をクリアしたエコカー減税対象者を新登録した場合には0.5トンごとに2,500円ずつ増えていくのです。

そのうえ、HONDAシャトルのエコカー減税対象車であれば、購入時に支払う3年分の自動車重量税も安くなるのが特徴でしょう。

シャトルの車両重量は1130kgです。そのため、実際の自動車重量税は、エコカー減税対象の場合には年間7,500円ががかかります。エコカー減税対象外のシャトルは12,300円であると考えましょう。

保険

自動車を所有すると、<自賠責保険>の加入が義務付けられています。<任意保険>に加入するかどうかは選べますが、万が一に備えて加入する人も多いでしょう。

任意保険の場合には車種や補償内容などによって保険料が異なります。ここでは、シャトルを所有する際の一般的な自賠責保険と任意保険の料金を紹介します。

自賠責保険

自賠責保険は、新車の購入時に3年分をまとめて支払います。シャトルの新車購入時の自賠責保険料は3年間で35,950円です。その後、車検の度に2年分の25,830円がかかります。

1年あたりの自賠責保険料は最初の3年間はおよそ11,983円です。4年目以降には1年あたり12,915円と考えましょう。

任意保険

任意保険は年齢制限や保証内容などによって保険料が大きく異なります。家族限定で保証される保険にすると安く済むケースが多いでしょう。また、運転者の年齢を35歳以上などに制限すると保険料を安くおさえられます。

一般的な任意保険料の平均は年間約65,000円です。

その他費用

HONDAシャトルの維持費として考えられるのは、自動車税や保険だけではありません。車を動かすためガソリン代や、車検や修理代などのメンテナンス費、さらに、駐車料金がかかることもあるでしょう。

これらの、費用についても詳しく説明していきます。

ガソリン代

ここでは、年間1万kmを走行したと仮定してガソリン代を計算していきましょう。シャトルのカタログ燃費は21.8km/Lです。実燃費で考えると15.3km/Lだといえるでしょう。これに、1Lあたりのガソリン価格を125円として計算すると

カタログ燃費21.8km/L:1万km÷実燃費15.3km/L×125円/L=81,900円

シャトルの年間あたりのガソリン代は、およそ81,900円です。

駐車場代

シャトルは5ナンバーサイズのステーションワゴンですので、一般的な駐車場であれば駐車が可能です。そのため、駐車場を選ばないのも魅力でしょう。

駐車場にかかる費用は、土地によって異なります。都心は駐車場が高く、地方では安いと考えましょう。各都道府県の駐車場平均相場を合算し、都道府県数の47で割って求めると、駐車場代の全国平均が求められます。

2017年6月現在の駐車場代の全国平均は8288円です。

車検代

自家用車の場合には、新車登録後3年、その後は2年ごとに車検を受ける必要があります。車検にかかる費用は、業者によって異なりますが、ディーラー車検と比べるとユーザー車検は安い傾向にあるでしょう。

ディーラーや車検業者などに車検を依頼すると、手数料が追加されます。車検にかかる費用の相場は、20,000~100,000円です。走行距離などによって部品の交換が必要な場合には、車検の値段も高くなります。

ただし、車検時に支払う重量税や自賠責保険料、印紙代などは一定です。シャトルのなかでも、自動車重量税が免税となるグレードの場合には、初回の車検が2019年4月40日までであれば、その時に支払う2年分の自動車重量税の免税が適用されています。

その車種の購入時にかかる費用は?

車体価格

  • G・Honda SENSING<FF>:1,770,120
  • HYBRID X ・Honda SENSING<FF>:2,310,120

オプション

シャトルで人気のオプションと料金は以下の通りです。

  • スピーカーイルミネーション:21,600円
  • サイドステップガーニッシュ:27,000円
  • ステアリングホイールカバー:9,720円
  • ドアアームレストパッド:10,800円

自動車重量税

HONDAシャトルのエコカー減税には、25%の減税が適用されます。よって、新車購入時に支払う自動車重量税は5,600円です。シャトルハイブリッドであれば、エコカー減税で新車購入時の自動車重量税は免税となります。

グレードによっては初回の車検が2019年4月30日までであれば、その時に支払う2年分の自動車重量税も免税の対象です。

自動車取得税

シャトルハイブリッドの自動車取得税はエコカー減税により非課税です。そのため、非常にお得に購入できるといえるでしょう。

自賠責保険

シャトルを新車で購入した際には、3年分の自賠責保険料を一括で支払います。3年分の自賠責保険料は35,950円です。

リサイクル料金

自動車の部品には特別なリサイクルが必要なものが含まれています。これらのリサイクルにかかるお金は、購入時にオーナーが負担することが義務付けられているのです。

リサイクルが必要となるのは、<シュレッダーダスト><エアバッグ類><フロン類>の3つです。リサイクル費用は、リサイクルにかかる費用のほかにも自動車リサイクルシステムを運営するための費用として充てられます。

2015年以降に販売されたシャトルハイブリッドのリサイクル費用は以下の通りです。

  • シュレッダーダスト(円):5,870
  • エアバッグ類(円):1,850
  • フロン類(円):1,750

合計:9,470円

ディーラー代行手数料

シャトルを購入する際には、ディーラー代行手数料がかかることがあります。書類の手続きや印紙代のほかに、業者の設け分として構成される料金です。

ディーラー代行手数料は業者によって異なりますが、15,000円程度を相場として考えましょう。ただし、手数料が高い分だけ、サービスが充実しているケースもありますので、安い方がいいとはいいきれません。

ディーラー代行手数料は業者ごとに異なりますので、複数の業者に見積もりを依頼して検討してみるのがいいでしょう。

壊れやすいところや注意するべき点

HONDAシャトルは、エアコンコンプレッサーの不具合が起こりやすいクルマです。夏場にエアコンが使えなくなってしまったという声も聞かれていますので、購入時には注意したいポイントでしょう。

エアコンプレッサーの修理費用の相場は10万~20万円程度です。年式が古い場合には、高額になることもありますので注意しましょう。

DCTの不具合もシャトルにはよく見られる故障です。DCTというのは、自動変速機であり、シャトルのベースであるフィットに日本で最初に採用されました。

1速にギアが入りづらいといった不具合が多く、急にギアが入ってしまうこともあります。その結果、発進時にトラブルが起こることや、坂道で下がってしまうケースもみられているのです。

こういったトラブルは万が一の事故につながりかねませんので、早急な修理が必要でしょう。DCTの修理にもたくさんの費用がかかりますので、中古車の購入時には修理履歴などもしっかりと調べておくと安心です。

まとめ

HONDAのシャトルはハイブリッド車を選ぶと大幅な減税が受けられることから、維持費がかかりにくいのが特徴です。また、燃費性能も高いことから環境にも優しいクルマであるといえるでしょう。

ただし、車検代や自賠責保険料などは他のクルマと同じようにかかります。今回紹介した相場を参考に、必要となる費用を前もって準備しておくと安心です。