自動車工学の傑作BMW7シリーズ!幅広い維持費とは?

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世界中のVIPが愛する7シリーズは、かなり維持費がかかりそうな印象があります。税金・保険料・ガソリン代など、一体いくらかかるのでしょうか。そんな7シリーズの気になる維持費を今回はご紹介します。

7シリーズの概要

BMWのセダンの中でも、最高級の車として認められている7シリーズは、VIPをおもてなしするのにふさわしい、後部座席の充実度が際立ちます。

ゆとりあるボディサイズと安定感のある走行性能で、ラグジュアリーな移動を楽しむことができます。また従来のグレードに加え、現行モデルではPHV車のグレードも設定され、ますますその静粛性に磨きをかけています。

初代モデルの登場から40年以上経過する今もなお、7シリーズは高級セダンの雄として自動車業界に君臨します。

7シリーズの快適性について

多くの方は7シリーズに、後部座席にゲストを乗せるための車、というイメージを持っているのではないかと思います。そんな期待に応えるように、7シリーズの後部座席には、圧巻の機能が備わっています。

7シリーズのリヤシート・エンターテインメント・エクスペリエンスは、リヤシートで素晴らしいひと時を提供してくれます。

リヤシート・エンターテインメント・エクスペリエンスは、先進的なBMWタッチコマンドで操作します。7シリーズには、左右独立型の10インチディスプレイが設置され、Blu-rayプレーヤー、HDMIインターフェイスが含まれ、後部座席で動くことなく、オーディオビジュアル機能を楽しむことができます。

そして空間の心地よさを香りでも演出してくれます。アンビエント・エア・パッケージ搭載車では、ボタン一つで室内空気のイオン化とフレグランス効果を楽しむことができます。

7シリーズのボディサイズ

続いて、7シリーズのボディサイズを検証します。現行モデルは下記のサイズで構成されています。

  • 全長:5.11m~5.25m
  • 全幅:1.9m
  • 全高:1.48m~1.49m

後部座席の快適性については先述した通りですが、足元も驚くほどの余裕があります。5mを超える全長はセダンとしては最長クラスですが、先進的な安全性能が搭載されているので、狭い道を走行する際にも、ドライバーのストレスは軽減されます。

7シリーズの先進的なエンジン

7シリーズには、下記の先進的かつ高性能なエンジンが搭載されています。

  • BMW ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン

優れたレスポンスと卓越したパワーで、どんなシーンでも圧倒的な走行性能を披露します。エンジンオートスタート・ストップ機能は、信号待ちなど短い停車時間で、一時的にエンジンを自動停止させ、燃費の低減に寄与してくれます。

  • BMW ツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジン

ディーゼル仕様にもかかわらず環境性の高いパワーユニットは、どのエンジン回転域においても、安定した走行性能とエネルギーの効率化を実現し、最高のドライブを提供してくれます。

  • V型12気筒 BMW M Performance ツインパワー・ターボ・エンジン

圧倒的なパワーを持つこのエンジンは、自動車工学の傑作とも言われ、究極のドライブを実現しています。洗練されたパワーユニットは、乗る人すべてに最上級の時間を与えてくれます。

これらのエンジンに加え、BMWのサブブランドである、BMW iの電気駆動技術を搭載した、PHV仕様のグレードもあり、高い走行性能と静粛性を兼ね揃えています。7シリーズは、幅広いエンジンの選択肢がありますが、どのエンジンも非常に高性能で7シリーズの上質な走りを支えています。

7シリーズにかかる維持費は年間どのくらい?

7シリーズに発生する維持費をご紹介します。

税金

7シリーズは、2つの税金の支払い義務が生じます。自動車税が毎年4月1日に通知される税金で、自動車重量税は新車登録時・車検時に支払い義務が生じる税金です。

自動車税

自動車税は、排気量によって税率が決まります。7シリーズの最新モデルでは、グレードごとの排気量が1,998~6,591ccと、搭載されるエンジンによって、別の車のように排気量が異なります。その結果、自動車税は年間39,500円~111,000円と、大きな開きが出ています。

重量税

自動車重量税は車両重量によって加算されます。7シリーズの車両重量は、1,900kg~2,320kgとなります。2,000kgを超えるかどうかで重量税は異なるので、7シリーズの場合は、車重が2,000kg 未満のグレードで16,400円、車重が2,000kg 以上のグレードで20,500円の自動車重量税が、1年あたりに発生します。

保険

維持費として保険料の支払いが発生しますが、車の保険は自賠責保険と任意保険に分けられます。

自賠責保険

法律で義務つけられている保険で、公道を走る車は自賠責保険への加入が原則となります。保険料は、新車購入時と毎回の車検時に支払います。7シリーズを使用する場合、保険料は下記になります。

  • 12ヶ月:15,520円
  • 13ヶ月:16,380円
  • 24ヶ月:25,830円
  • 25ヶ月:26,680円
  • 36ヶ月:35,950円
  • 37ヶ月:36,780円

任意保険

任期保険には、あくまで任意ではありますが、自賠責保険で補えない事故など、万が一のリスクを考えると外せません。保険料の基準はやや複雑で、契約する保険会社でも保険料は異なります。保険料を算出する主な要素は下記になります。

  • 登録年月
  • これまでの事故歴
  • 車種・用途・型式
  • 運転者の範囲
  • 運転者の年齢
  • 付保台数(フリート・ノンフリート)
  • 登録する車の安全性能
  • 支払限度額

契約する補償の内容や付帯サービスによって、支払う保険料は変わりますが、中には不要な内容もありますので、しっかりプランの内容を確認しておきましょう。

その他費用

7シリーズを使用する際の、ガソリン代・駐車場代・車検整備費用などは、どのくらいかかるのでしょうか。

ガソリン代

7シリーズは、ガソリン車・ディーゼル車・ハイブリッド車に大きく分けられます。ガソリン車は7.6km/L~12.2km/Lでディーゼル車は15.4km/L、ハイブリッド車は15.6km/Lというカタログ燃費です。

2019年5月のガソリン価格は、平均でレギュラー141円・ハイオク152円・軽油が119円です。年間10,000km走行でガソリン代を予測すると、7シリーズはガソリン車で約125,000~200,000円、ディーゼル車で約77,000円、ハイブリッド車で約97,000円となります。

カタログ燃費ではハイブリッド車が最も素晴らしい燃費性能でしたが、ディーゼル車は軽油でハイブリッド車はハイオクのため、ガソリン代に置き換えると、ディーゼル車のコストパフォーマンスの方が、高くなります。

駐車場代

全国の月極駐車場の平均相場は月額8,288円です。47都道府県のうち、どこで契約するかによって駐車場代は異なりますが、全国の相場で考えると年間100,000円程度、駐車場代として計算する必要がありそうです。

サイズ規定がある機械式駐車場では、全長が5メートルを超える車は駐車できないケースも見られます。7シリーズを駐車する際には、サイズを事前に確認しておくと良いでしょう。

車検代

車検時に費用を抑えたい場合には、日頃からの定期的なメンテナンスが重要です。車検代は、車検基本費、法定費、部品交換費に分けられます。

車検基本費の中でも、定期点検料・検査料・代行手数料があります。7シリーズには、80,000円程度の車検基本費がかかるのが相場のようです。

法定費は、自動車重量税・自賠責保険と、1,800円の印紙代を含めた金額となります。

そして7シリーズの車検で、最も気をつける必要があるのは、部品交換費です。オイル・パッキン・フィルターなどの消耗品は、そんなに高額ではありませんが、タイヤ一つ取っても、他の車に比べて費用が高額になります。

エンジンや電子制御部分に不具合が見つかると、簡単に100万円を超えてしまうケースもあるようです。7シリーズの車検代は、部品交換費によって左右される傾向が見られます。想定外の出費を抑えるためにも、定期的なメンテナンスは必ず行いましょう。

7シリーズの購入時にかかる費用は?

7シリーズの購入時に発生する費用をここではご紹介します。

車体価格

7シリーズの車体価格は、10,960,000円〜25,230,000円となっています。BMW車の中でも高額な部類に入り、基本グレードでも1,000万円を超える価格設定です。

オプション

7シリーズのオプション費用は、車体価格の5%~10%程度が平均相場となります。

自動車重量税

7シリーズは、車重が2,000kg未満のグレードで49,200円、車重が2,000kg以上のグレードで61,500円の自動車重量税が発生します。

自動車取得税

自動車取得税は、税抜き車体価格×0.9の3%が課税されます。7シリーズの基本グレードでも、車両価格は1,000万円を超えるので、数10万円単位の自動車取得税となります。

自賠責保険

自賠責保険に加入していないと、ナンバープレートの交付を受けることができません。7シリーズの自賠責保険は、37ヶ月契約で36,780円です。

リサイクル料金

リサイクル料金は、購入時に前払いをすることが一般的です。廃車時に7シリーズの部品をリサイクルするための費用となります。7シリーズには、26,030円~27,650円のリサイクル料金が課されます。

ディーラー代行手数料

下記のような諸手続きをディーラーに依頼する場合、手数料が発生します。

  • 検査登録代行費
  • 納車費
  • 車庫証明書(印紙代)
  • 下取り車手続き代行費

住民票や印鑑証明書など、自分での準備が必要な書類もありますので、手続きを代行してもらう場合には、必要書類を確認しておきましょう。

壊れやすいところや注意するべき点

7シリーズでは、下記の事例が多く報告されています。

  • 電子パーキングブレーキの不具合

パーキングブレーキを作動させる、モーターの歯車が破損することで、常時パーキングブレーキが効いている状態になってしまう不具合です。

  • ダイナミックドライブの不具合

カーブ時のボディの傾きなど、走行中の揺れを電子制御で抑える機能をダイナミックドライブは、走行中の揺れが、不具合の症状として起こります。

  • ミッションの不具合

ミッションをドライブやバックに入れても、すぐにパーキングに戻ってしまうという不具合です。

これらの不具合が起きた際には、早急にディーラーや輸入車を専門的に取り扱う整備工場へ修理依頼を行いましょう。

まとめ

今回は、7シリーズの維持費についてご紹介しました。BMWの最高級車である7シリーズは、グレードラインナップも幅広いため、どのグレードを選択するかによって、維持費が異なります。予算をシミューレーションし、自分に合ったグレードの7シリーズを選択しましょう。