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【2019年最新版】女性ファンが半数を占める!ミニの買取相場は?

現在のミニ3ドアは、ローバーミニを基本のベースとして、日本では2002年3月からBMW JAPANより販売されているモデルです。昔ながらのレトロな雰囲気を保ちつつ、現代の先進技術を取り入れながら多彩なラインナップや、カスタムパーツで自分好みのミニを楽しむことができます。

今回は、ミニ3ドアの最新買取相場情報を紹介していきます。

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目次

ミニ3ドアの特徴

1994年にBMWがローバーを傘下に収めましたが、ローバーの業績悪化を止めることができず、ローバーを完全に切り離した形で現在のミニはスタートしています。ローバーミニは、世界中に愛好家やマニアが多数存在する人気車種ですが、VWビートルと同じで販売台数が年々減少していました。

2002年からBMW JAPANより日本でもミニ3ドアの販売が開始され、2014年4月に行われたフルモデルチェンジで現在の第3世代のミニ3ドアが誕生しました。ミニ3ドアは、ミニの中でも最もポピュラーな車種で、飾り気のないレトロな雰囲気が世界中で愛されています。

BMW MINになっても、昔のミニを彷彿させる1:1のようなクイックなハンドリングは健在で、コミカルなドライビングを楽しむことができます。

ミニ3ドアの醍醐味はミッション車ですが、ミニの購入者の約50%が女性で、その中の約90%がオートマティック車を購入しています。

最近の女性はオートマティック限定免許しか持っていない人も多いのですが、ミニ3ドアはオートマティック車でもミッション車のようなシフト操作を味わうことができる「スポーツ・オートマチック・トランスミッション」をクーパーSにメーカーオプションで選択することができます。

ミッション車を運転することができない人でも、ミッション車の雰囲気を愛爾和うことができるため、スポーツ・オートマチック・トランスミッションは人気のあるメーカーオプションです。

BMW MINIには、ミニ3ドアのようなハッチバックタイプや、クロスオーバーSUVタイプなど様々な車種がラインナップされていますが、半数近くの人がミニ3ドアやミニ5ドアのハッチバックタイプを購入しています。

サイズスペック

・全長     :3,835mm~3,860mm
・全幅     :1,725mm
・全高     :1,430mm
・ホイールベース:2,495mm
・トランク容量 :211L
・車両重量   :1,240kg~1,290kg

ミニ3ドアは、フルモデルチェンジを行いながらボディサイズを現在まで拡大し続けています。私達が昔から知っているミニクーパーは、軽自動車並みに小さなボディで可愛いサイズでしたが、現在のモデルは、全長・3,835mm×全幅・1,725mm×1,430mmで、3ナンバーサイズになっています。

ボディサイズが拡大されたことで、ホイールベースも長くなり、ミニとは思えないほど後部座席の足元のスペースが広くなっています。先代では160Lしかなかったラゲッジルームも、現行型では211Lまで拡大され、リアシートを倒すことで最大731Lもの大容量を確保することができます。

エンジンスペック・燃費

●1,500cc 直列3気筒DOHC直噴ツインパワーターボエンジン

・グレード :ONE
・最高出力 :102ps
・最大トルク:18.4kgm
・変速機  :6速MT/7速DCT
・駆動方式 :2WD(FF)
・燃費   :17.8km/L~20.2km/L(JC08モード)

●1,500cc 直列3気筒DOHC直噴ターボエンジン

・グレード :COOPER
・最高出力 :136ps
・最大トルク:22.4kgm
・変速機  :6速MT/7速DCT
・駆動方式 :2WD(FF)
・燃費   :17.4km/L~17.7km/L(JC08モード)

●2,000cc 直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン

・グレード :COOPER S
・最高出力 :192ps
・最大トルク:28.6kgm
・変速機  :6速MT/7速DCT
・駆動方式 :2WD(FF)
・燃費   :15.1km/L~16.4km/L(JC08モード)

●2,000cc 直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン

・グレード :JOHN COOPER WORKS
・最高出力 :231ps
・最大トルク:35.7kgm
・変速機  :6速MT/7速DCT
・駆動方式 :2WD(FF)
・燃費   :14.5km/L~15.8km/L(JC08モード)

●1,500cc 直列3気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン

・グレード :COOPER D
・最高出力 :116ps
・最大トルク:27.5kgm
・変速機  :6速AT
・駆動方式 :2WD(FF)
・燃費   :23.9km/L(JC08モード)

●2,000cc 直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン

・グレード :COOPER SD
・最高出力 :170ps
・最大トルク:36.8kgm
・変速機  :6速AT
・駆動方式 :2WD(FF)
・燃費   :23.8km/L(JC08モード)

2014年4月のフルモデルチェンジで第3世代目となったミニ3ドアは、高効率の新世代エンジンを搭載しています。ミニ3ドアには、各グレードごとに違うタイプのエンジンが搭載されています。

ONEには、「1,500cc 直列3気筒DOHC直噴ツインパワーターボターボエンジン」が搭載され、最高出力・102ps&最大トルク・18.4kgmを発揮します。

COOPERとCOOPER Dには、効率性を高めた「1,500cc 直列3気筒DOHCエンジン」が搭載され、ガソリン車のCOOPERは最高出力・136ps&最大トルク:22.4kgm、クリーンディーゼル車のCOOPER Dは最高出力・116ps&最大トルク・27.5kgmを発揮します。

COOPER SとCOOPER SDには、「2,000cc 直列4気筒DOHCエンジン」が搭載されて、ガソリン車のCOOPER Sは最高出力・192ps&最大トルク・28.6kgm、クリーンディーゼル車のCOOPER SDはディーゼル車最強の最高出力・170ps&最大トルク・36.8kgmを発揮します。

JOHN COOPER WORKSには、専用チューニングが施された「2,000cc 直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン」が搭載され、最高出力・231ps&最大トルク・35.7kgmを発揮し、ガソリン車最強のパワーを誇っています。

今まではガソリンエンジンの設定しかありませんでしたが、クリーンディーゼルエンジン車がラインナップに加わり、使用目的に応じて車種選択をすることができます。クリーンディーゼルエンジンは、軽油が燃料のため「燃料費の節約」や「エコカー減税対象車」「低燃費」など、ガソリンエンジンと比べてランニングコストを低減することができます。

グレードとボディカラー

ミニ3ドアのグレードには、ガソリンモデル「ONE」「COOPER」「COOPER S」「JOHN COOPER WORKS」の4種類と、クリーンディーゼルモデル「COOPER D」「COOPER SD」の2種類、ボディカラーには、全部で12色が用意されています。ミニ3ドアのグレードとボディカラーを紹介します。

●ミニ3ドアのグレード

・ONE DCT AT
・ONE MT
・COOPER DCT
・COOPER MT
・COOPER S DCT
・COOPER S MT
・COOPER D AT
・COOPER SD AT
・JOHN COOPER WORKS AT
・JOHN COOPER WORKS MT

●ミニ3ドアの人気グレード

・COOPER S DCT
・JOHN COOPER WORKS AT
・COOPER SD AT

ミニ3ドアで人気があるグレードは、スタンダードグレードのCOOPERをベースに、「LEDヘッドライト」や「ナビゲーションパッケージ」などが標準装備されたスポーツグレードの「COOPER S」です。2番目に人気があるグレードは、ミニ3ドアのハイパフォーマンスモデルの「JOHN COOPER WORKS」で、最高出力・231psを発揮する2,000cc 直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンが搭載されています。

JOHN COOPER WORKSは、そのままサーキット走行が可能なほど成熟しています。3番目に人気があるグレードは、クリーンディーゼルエンジン搭載車の最上級グレードの「COOPER SD」で、豪華な装備に加え、ランニングコストが安いことが人気の理由になっています。

●ミニ3ドアのボディカラー

・ペッパー・ホワイト・ソリッド
・チリ・レッド・ソリッド
・ラピス・ラグジュアリー・ブルー・ソリッド
・レベル・グリーン
・ホワイト・シルバー・メタリック
・ミッドナイト・ブラック・メタリック
・サンダー・グレー・メタリック
・スターライト・ブルー・メタリック
・ムーンウォーク・グレー・メタリック
・エメラルド・グレー・メタリック
・ソラリス・オレンジ・メタリック
・エレクトリック・ブルー・メタリック

●ミニ3ドアの人気ボディカラー

・ペッパー・ホワイト・ソリッド
・チリ・レッド・ソリッド
・ミッドナイト・ブラック・メタリック

ミニ3ドアで1番人気のあるボディカラーは、先代でも人気があった「ペッパー・ホワイト・ソリッド」で、手入れがしやすいことに加え、シーンを選ばずに気軽に乗ることができるスタンダードカラーが人気を集める理由です。

2番目に人気なのが「チリ・レッド・ソリッド」で、昔からミニではレッドの人気が高く、第3世代ミニ3ドアでも高い支持を集めています。3番目に人気があるのが「ミッドナイト・ブラック・メタリック」で、スポーツ志向の強いユーザーにはメッキパーツの似合うブラックやダークグレーが人気です。

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ミニ3ドアの最新中古車相場

ミニ3ドアを新車で購入してから2019年が初めての継続検査となる【2016年式】の最新中古車相場を流通量が多いグレードのみ調べてみましたので紹介します。尚、2016年式は新車購入から3年が経過する車のため、1年間で走る走行距離を10,000kmと想定して、30,000kmまでの車を対象に調べています。

・2016年 ONE DCT AT     :¥1,267,593-~¥1,666,667-
・2016年 COOPER DCT     :¥1,340,741-~¥1,950,000-
・2016年 COOPER S DCT    :¥1,805,556-~¥2,683,333-
・2016年 COOPER D AT     :¥1,574,074-~¥2,111,111-
・2016年 COOPER SD AT    :¥2,036,111-~¥2,759,259-
2016年 JOHN COOPER WORKS AT:¥2,266,667-~¥3,147,222-

※上記の価格には消費税は含まれておりません。

ミニ3ドアの最新買取相場

ミニ3ドアを新車で購入してから2019年が初めての継続検査となる【3年落ち】、2019年が2回目の継続検査の時期にあたる【5年落ち】、売却できる最後のチャンスと言われている【10年落ち】の、最新買取相場を流通量の多いグレードを中心に調べてみましたので紹介します。
尚、1年間で走る走行距離を10,000kmと仮定して調べています。

3年落ち買取相場

●2016年 ONE DCT AT

・型式      :DBA-XM12
・当時新車価格  :¥2,222,222-
・最新買取相場  :¥874,000-~¥1,558,000-
・リセールバリュー:39.3%~70.1%

●2016年 COOPER DCT AT

・型式      :DBA-XM15
・当時新車価格  :¥2,592,593-
・最新買取相場  :¥902,500-~¥11,862,000-
・リセールバリュー:34.8%~71.8%

●2016年 COOPER S DCT

・型式      :DBA-XM20
・当時新車価格  :¥3,138,889-
・最新買取相場  :¥1,273,000-~¥2,090,000-
・リセールバリュー:40.6%~66.6%

●2016年 COOPER S MT

・型式      :DBA-XM20
・当時新車価格  :¥3,009,259-
・最新買取相場  :¥1,349,000-~¥2,099,500-
・リセールバリュー:44.8%~69.8%

●2016年 COOPER D AT

・型式      :LDA-XN15
・当時新車価格  :¥2,777,778-
・最新買取相場  :¥1,358,500-~¥2,042,500-
リセールバリュー:48.9%~73.5%

●2016年 COOPER SD AT

・型式      :LDA-XN20
・当時新車価格  :¥3,370,370-
・最新買取相場  :¥1,567,500-~¥2,346,500-
・リセールバリュー:46.5%~69.6%

●2016年 JOHN COOPER WORKS AT

・型式      :DBA-XMJCW
・当時新車価格  :¥3,842,593-
最新買取相場  :¥2,014,000-~¥2,669,500-
・リセールバリュー:52.4%~69.5%

※上記の価格には消費税は含まれておりません。
※オークション相場情報の価格が、一般的な相場よりも5%ほど高く設定されているため、5%ほど価格を下げて最新買取相場を記載しています。
※車両の状態は、業者オークション査定で標準評価点でもある4点以上を対象にしています。

5年落ち買取相場

●2014年 ONE DCT AT

・型式      :DBA-XM12
・当時新車価格  :¥2,222,222-
・最新買取相場  :¥788,500-~¥1,349,000-
・リセールバリュー:35.5%~60.7%

●2014年 COOPER DCT AT

・型式      :DBA-XM15
・当時新車価格  :¥2,592,592-
・最新買取相場  :¥921,500-~¥1,472,500-
・リセールバリュー:35.5%~56.8%

●2014年 COOPER S DCT

・型式      :DBA-XM20
・当時新車価格  :¥3,074,074-
・最新買取相場  :¥1,102,000-~¥1,757,500-
・リセールバリュー:35.9%~57.2%

●2014年 COOPER S MT

・型式      :DBA-XM20
・当時新車価格  :¥2,944,444-
・最新買取相場  :¥1,349,000-~¥1,947,500-
リセールバリュー:45.8%~66.1%

●2014年 JOHN COOPER WORKS AT

・型式      :DBA-SUJCW
・当時新車価格  :¥3,842,593-
最新買取相場  :¥1,995,000-~¥2,175,500-
・リセールバリュー:51.9%~56.6%

※上記の価格には消費税は含まれておりません。
※オークション相場情報の価格が、一般的な相場よりも5%ほど高く設定されているため、5%ほど価格を下げて最新買取相場を記載しています。
※車両の状態は、業者オークション査定で標準評価点でもある4点以上を対象にしています。

10年落ち買取相場

●2009年 ONE DCT AT

・型式      :ABA-ME14
・当時新車価格  :¥2,237,963-
・最新買取相場  :¥28,500-~¥589,000-
・リセールバリュー:1.3%~26.3%

●2009年 COOPER DCT AT

・型式      :ABA-MF16
・当時新車価格  :¥2,552,778-
・最新買取相場  :¥76,000-~¥684,000-
・リセールバリュー:3.0%~26.8%

●2009年 COOPER S DCT

・型式      :ABA-MF16S
・当時新車価格  :¥2,952,778-
・最新買取相場  :¥152,000-~¥798,000-
・リセールバリュー:5.2%~27.0%

●2009年 COOPER S MT

・型式      :ABA-MF16S
・当時新車価格  :¥2,828,704-
・最新買取相場  :¥47,500-~¥855,000-
・リセールバリュー:1.7%~30.2%

●2009年 JOHN COOPER WORKS MT

・型式      :ABA-MFJCW
・当時新車価格  :¥3,486,111-
最新買取相場  :¥598,500-~¥1,206,500-
リセールバリュー:17.2%~34.6%

※上記の価格には消費税は含まれておりません。
※オークション相場情報の価格が、一般的な相場よりも5%ほど高く設定されているため、5%ほど価格を下げて最新買取相場を記載しています。
※車両の状態は、業者オークション査定で標準評価点でもある4点以上を対象にしています。

ミニ3ドアの買取相場の分析

新車から3年落ちのミニ3ドアは、値落ちの激しい輸入車にしては、どのタイプもリセールバリューが70%前後で安定しています。ただ、走行距離や車両の状態が年式相応の車両は、リセールバリューが50%を切ってしまうため、車両の状態や走行距離などによって買取相場に大きな差が出てしまいます。

3年落ちで最も流通量が多いのは、ガソリンモデルが「COOPER S」「JOHN COOPER WORKS」と、クリーンディーゼルモデルが「COOPER SD」ですが、リセールバリューが高いのは、ガソリンモデルもクリーンディーゼルモデルもスタンダードな「COOPER」になっています。

3年落ちで高価買取を狙う場合は「JOHN COOPER WORKS」で、損得勘定だけで見るとリセールバリューが高いのは「COOPER」か「COOPER D」となっています。5年落ちのミニ3ドアは、3年落ちと同じモデルのため、多少の値落ちは仕方がないのですが、輸入車としては3年落ちと比べてもそこまで大きな差がありません。

走行距離が50,000kmを超えてしまうと買取価格も大きく下がってしまいますが、走行距離が50,000km以内の場合は状態の良い車両でリセールバリューが60%前後はあります。

輸入車の場合は、どんなに綺麗な車でも走行距離が増えると故障する確率も増えるため、走行距離の多いミニ3ドアは買取相場も厳しくなります。同じモデルの場合では、年式よりも走行距離が重視されるため、走行距離が多いミニ3ドアの場合には、定期的にメンテナンスを行っている証として「整備記録簿」の存在が買取査定に影響してきます。

5年落ちで高価買取を狙う場合は、人気のボディカラーに関係なく「低走行距離車」と「内外装の綺麗な車」が最も重要なポイントになります。10年落ちのミニ3ドアは、普通に使用した場合には、走行距離が100,000km近くになっています。故障が心配されるミニ3ドアでは、走行距離が100,000km近くになってしまうと、買取としての価値はゼロに近い状態になります。

ターボエンジンの場合は、タービンの故障率が大幅に上がりますし、ミッション車はクラッチの滑り、オートマティック車では変速するときのショックなどが起こる時期でもあります。また、エアコンの故障も心配される時期なので、買取相場としては大きな期待が持てません。

10年落ちのミニ3ドアで高価買取を望むことは不可能なので、リセールバリューが20%を超えるように日頃のオイル管理やボディメンテナンスを怠らないようにして下さい。

ミニ3ドアを高く売却する方法

ミニ3ドアを少しでも高く売却する方法は、買取査定のときにプラス査定になるよう、日頃から気を付けることが大切です。買取査定のときに査定員がチェックするポイントを抑えておけば、高価買取を狙うことができます。買取査定時のポイントを紹介します。

車両の基本情報

査定員がまず買取査定で確認するのは「車検証」です。新車で購入しているのか?中古で購入しているのか?を車検証で確認します。新車で購入している場合は「ワンオーナー車」となるので、プラス査定になります。

類別型式などを車検証で確認して、年式やグレードのチェックをします。ミニ3ドアの場合は、最低限「COOPER以上」なら高価買取の期待が持てます。また、車検有効期間の確認もしなければいけません。

車検が3ヶ月以上残っているとまずマイナス評価をされることはありませんが、1ヶ月ほどしか車検有効期間が残っていない場合は、若干のマイナス評価になります。所有者が本人かどうかを所有者欄にて確認をします。ローン会社の場合は、ローンの残債を完済しなければ買取することができないため、意外と重要なポイントです。

走行距離の確認

新車を購入してから1度も車検を受けていない場合は、走行距離メーターと整備記録簿などを照らし合わせて確認をします。継続検査を受けたことがある車は、車検証に記載されている走行距離と実走行距離を確認します。

走行距離が疑わしい場合は、走行不明車になってしまうため、買取ができない場合もあるので査定員も慎重に調べます。ミニ3ドアの場合は、最低限「50,000km以内」、高価買取を狙えるのは「30,000km以内」が最低条件になります。

ボディ状態の確認

ボディカラーによって買取価格も違ってきますが、ミニ3ドアの場合は「ホワイト系」「ブラック系」「イエロー系」「レッド系」が高価買取を狙える人気のボディカラーです。ホワイト系やシルバー系だと色褪せが分かりにくいため良いのですが、イエローやレッドは塗装が弱いため、経年劣化によって色が褪せていまいます。

過走行車や低年式車の場合には、色褪せがあると大きなマイナス評価になるので、日頃のボディメンテナンスが重要になってきます。修復歴(事故歴)があると通常の買取相場よりも半値以下になることがあるので注意が必要です。内外装は、凹みは仕方ありませんが、小さな傷がある場合は磨けば取れる傷もあるので、処理できる箇所は綺麗に磨いてから買取査定を受けるようにして下さい。

●装備品などの確認

安全装備やメーカーオプション、または社外パーツなど、査定員にアピールできる装備品は小さなパーツでもアピールして下さい。パーツをプラス評価してくれない業者では、決して売却してはいけません。業者オークションでは、パーツが付いている車は必ずと言って良いほど、予想価格よりも高く売買が行われています。

このように、ミニ3ドアを少しでも高く売却する方法として、査定員が何を見て査定評価を決めているのかを簡単に紹介させて頂きました。ちょっとしたことでも、買取価格は変わりますし、査定員に装着しているパーツなどをアピールすることで、高価買取に繋がることもあります。

ミニ3ドアのモデルチェンジ情報

ミニは、2014年4月に現在のモデルが販売されてから、2017年12月にダブルクラッチトランスミッションが導入され、2018年5月のマイナーチェンジではエンジンが一新されました。2019年8月現在時点では、ミニハッチバックのモデルチェンジ情報はありません。モデルチェンジ情報がありましたら、またアナウンスさせて頂きます。

まとめ

BMWの傘下に入ったばかりの2000年代の頃のミニは、販売不振が続いて一時は消滅の危機もありましたが、日本では2018年に輸入自動車メーカー別販売台数ランキングで、堂々の第4位にランクインしています。ミニは、3ナンバーになったとは言え、日本の道路事情にも適したサイズ感に加えて、愛嬌のあるエクステリアが女性からの高い支持を受けています。

ミニ3ドアに限らず輸入車は、国産車と比べて値落ちが激しい車種のため、「年式」「ボディカラー」「グレード」の内容は、もちろん買取査定でも重要ですが、輸入車を売却するときには「走行距離の少ない車」が高価買取の絶対条件になります。

また、故障も国産車と比べると多少多くなるのと、修理費用が国産車の1.5倍以上は必要なため、買取査定では車の診断カルテにあたる「整備記録簿」も重要になります。

買い取った車を次のお客様へ販売するときにl整備記録簿が必要となるため、いつ?どの部品を?どこで修理したのか?などが分かる書類が必要になります。ちょっとしたことで、ミニ3ドアの買取価格は変動するので、書類関係は大切に保管をして、最低限の日常メンテナンスも心掛けて高価買取を目指して下さい。

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