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これさえ読めば丸わかり!車の買い替え時の注意点と手続きの流れ

・「車の買い替えをしようと思っているけど、初めてだから流れがわからない」
・「買い替えの手続きってどれくらい時間がかかるのだろう」
という方も多いと思います。

そこでこの記事ではそんな車の買い替え手続きに関するお悩みを解決していきます。

具体的には、
・車の買い替えの準備
・ローンや税金について
・自動車保険に関する手続きについて
の順番に重要なポイントに絞り、簡単にご説明していきますので、ぜひご一読ください。

目次

車を買い替える手続きの為に


まずは車の買い替えについてざっくりと流れからご説明していきます。買い替えの流れとしては、下記のような順番になります。

  1. 次の車を選ぶ
  2. 次の車の見積もりと今の車の買取見積もりを取る
  3. 次の車を購入し、今の車を売却する
  4. 必要な書類を集め、お店に提出する
  5. 納車と売却車両の引き渡しを行う

ではそれぞれにどれくらいの時間がかかるのでしょうか。ここからはそのあたりを細かく見ていきましょう。

車選びは1ヶ月前から

後悔しない1台を見つけるには、1ヶ月前から車選びを始めましょう。車選びはできるだけ早いほうが良いです。買い替え時期が決まっていなくても、買い替えたいと思ったタイミングで車選びを始めることをおすすめします。買い替えを検討しているということは、今の車に不満や不調がある方でしょう。

もし車に不調がある場合は、急に故障することもありえます。思いがけず買い替えを余儀なくされた際に、何も考えていない状態となんとなくでも車について考えている状態では、車選びで差が出ます。そのため色や乗車人数、どのような形の車が良いかなどは決めておきましょう。

また実際に車を見たり試乗したりしてみるとイメージと違うこともあります。車選びの期間を短く設定していると、焦りなどから納得のいかない車にしてしまうことも。そうなると結局また買い替えてしまうこともあり、高くついてしまうので、時間をかけて納得できる1台を見つけましょう。

見積もり等も2週間以上を目安に

車の見積もりも2週間以上かけて行いましょう。車を買う時は、何店舗かまわり競合させてできるだけ値切ります。今の車を売るときは最低でも3社はまわり、価格交渉を行いましょう。時間が無い方や面倒な方は一括査定サイトを活用し、買取業者を競合させて高値を引き出します。特に車の売却では10万円以上の差がつく時があるので、時間をかけて行いましょう。

書類等の準備に1週間

書類等の準備に1週間程度かかります。車の買い替えの書類と聞くと、たくさんの書類を用意しなければならないように思われるかもしれません。

しかし実際に用意する書類は1つだけです。普通自動車の購入では、印鑑登録証明書と実印の2つ。軽自動車の場合は、住民票と印鑑の2つです。その他の書類は基本的にディーラーの方で用意してもらえます。

ただ必要な書類の中に、車庫証明書があり、自分でも車庫証明書を取得することが可能です。お店に依頼すると1~2万円ほどかかりますので、時間がある方は自分で取得することで費用を抑えることができます。

一方、車の購入と違い車を売る場合は、必要になる書類が下記のように増えてしまいます。しかし基本的には車検証と一緒に車のダッシュボードに保管されているので、心配する必要はありません。

また車検証の住所と住民票の住所が違う場合は、下記の書類に加えて住民票が必要になります。住所の変更を何度も行っている場合は、変更履歴が分かる住民票の除票なども必要です。

中には結婚などによって氏名が変わった方もいるでしょう。その場合は、戸籍謄本が必要になるので注意しましょう。
普通自動車の場合の必要なものは次の6つです。

  • 実印
  • 印鑑登録証明書
  • 車検証
  • リサイクル券
  • 自賠責保険証
  • 自動車納税証明書

軽自動車の場合は、下記の5点になります。

  • 印鑑
  • 車検証
  • リサイクル券
  • 自賠責保険証
  • 軽自動車納税証明書

ローンに関する手続き

車を買い替えたいけど、車のローンをまだ払っているから買い替えできないのではないか、と思っている方もいるでしょう。しかし実はローンが残っていても車を買い換えることは可能です。ただどのような手続きをすればよいのか不安に思う方も多いと思いますので、ここで下記の順番でご説明していきます。

  1. まずはローン残債の確認
  2. 査定額より高額の場合

ローン残債の確認

買い替えを検討し始めたら、まずは今乗っている車のローンがどれくらい残っているのか確認しましょう。実は車の査定額が残りのローンよりも高い場合、そのお金をローンの返済に使うことができます。

例えば、今の乗っている車のローンが残り50万円だとします。この車の査定額が70万円であれば、50万円をローンの完済に当て、残りの20万円が手元に残る仕組みです。そのためローンが残っていても車を買い替えることが出来るのです。

査定額より高額の場合

では仮に査定額が残りのローンよりも少なかった場合はどうなるのでしょうか。その場合でも買い替えをすることが出来ます。方法は至って簡単で、足りない分を自分で払うということです。しかし基本的には車の売却のタイミングで足りない分を一括で支払う必要があります。その点には注意が必要です。

買い換えを同じ業者で行う場合には、足りない分のローン残債と次の車のローンを1つにまとめてくれるサービスがあります。ただすべての業者で行なっているサービスではないので注意してください。ローン残債を確認し、査定額ではまかないきれない場合は、上記のようなサービスを利用することで金銭的な負担を分散できるので良いですね。

税金に関する手続き


車を買い換える際は、当然ですが税金についても考えなければなりません。税金と聞くと難しく聞こえますが、実際には難しくないので安心してください。具体的には、下記の順番でご説明していきますので、順を追って確認していきましょう。

  1. 自動車税の納税を忘れずに
  2. 納税前に買い替える場合

自動車税の納税を忘れずに

自動車税は毎年5月に納付書が送られてきますが、納税義務が発生するのは4月1日にその車を所有している方になります。支払いの期間が5月末までとなっており、支払い期間が短いので、支払いを忘れてしまう方もいるでしょう。

しかし先程ご紹介したように、車の売却をする時には自動車納税証明書が必要になります。つまり自動車税の支払いを忘れていると、車を売却することが出来なくなるのです。そのためしっかりと自動車税を納めましょう。

もし納税を忘れていた場合は、各都道府県の税事務所で支払います。軽自動車の場合は、市区町村の税務課での支払いです。もし納付書をなくしてしまった場合は、上記の支払い先に問い合わせをすれば、再度納付書を送ってもらえます。

納税前に買い替える場合

3月に買い替えを行う場合は、注意が必要です。3月の買い替えの場合、手続きが4月にまたがる可能性があるためです。先程も言ったように、自動車税は4月1日に車を所有している方に納税の義務が発生します。

つまり3月に買い替えを行なっても翌年度の自動車税の納税義務が発生することがあるのです。そのため3月に買い替えを行う場合は、自動車税についてディーラーしっかりと確認する必要があります。

自動車保険に関する手続き


車を買い換える際には、自動車保険も車両入れ替えという手続きを行わなければなりません。では車両入れ替えとはどのような手続きなのでしょうか。下記で詳しくご紹介していきます。

車両入れ替え手続きが必要

車両入れ替えとは、車を買い替えた際に今の保険で契約している車を次の車に変更する手続きです。手続き自体は簡単で、下記の3ステップで完了します。

  1. 保険会社に車を買い換えると連絡
  2. 新しい車の車検証を保険会社に送る
  3. 保険料が変わるので、差額を納めるか払い戻しされる

車両入れ替えの連絡は、必ず納車日よりも前に行う必要があります。加えて、保険が切り替わる日を納車日にする必要があるので、納車日が決まったタイミングでの連絡がおすすめです。そうすることで、連絡のし忘れも防ぐことが出来ます。

また車両入れ替えには新しい車の車検証が必要になるので、契約の段階でディーラーから車検証のコピーをもらいましょう。さらに積算距離計の数値も必要になります。これは新しい車だけでなく、今乗っている車の数値も必要になるので注意が必要です。かならずメモか写真で残しておきましょう。

最後に車が変わるので、当たり前ですが保険料も変わりますよね。保険料が高くなる場合は差額を払う必要がありますが、払い戻されることもあるので、銀行口座の情報が必要です。支払いの場合はクレジットカードで払うことも出来ます。

自動担保特約

もし車両入れ替えの手続きを忘れてしまったら、保険がなくなるのでしょうか。実は自動担保特約という救済制度があります。これは新しい車を取得してから30日以内であれば、新しい車を前の車とみなして取り扱ってもらえる特約です。そのため車両入れ替えを忘れていた場合でも30日間であれば、前の保険内容で補償してもらえます。

しかし30日を過ぎると車両入れ替えができなくなり、等級も引き継げなくなるので注意してください。忘れていた場合は、早急に保険会社に連絡しましょう。

その他車の買い替え時に必要な手続き


ではここからは車の買い替えに関する手続きで、場合によっては必要になってくる手続きについて下記の3つをご紹介していきます。

  • 名義変更が必要か
  • 車庫証明の手続き
  • 納車時の注意

名義変更が必要か

基本的に名義変更は、買取店やディーラーが行う手続きです。しかし場合によっては自分で行う必要があるため、ざっくりと記載しておきます。まず車の名義変更は、次の所有者が行う必要があります。

そして手続きの場所は、自分の管轄の陸運局です。必要な書類は下記の10点になります。手続き自体は必要な書類を揃え、管轄の陸運局行き、費用を払いナンバープレートをもらうという流れです。費用も3,000円かかりません。車庫証明書の取得に関しては次の章でご説明します。

  • 車検証
  • 譲渡証明書
  • 旧所有者の印鑑証明書
  • 旧所有者の委任状
  • 新所有者の印鑑証明書
  • 新所有者の委任状
  • 新所有者の車庫証明書
  • 自動車税・自動車取得税申告書
  • 手数料納付書
  • 申請書

車庫証明の手続き

ではここからは車庫証明書を発行する手続きについてご説明していきます。そもそも車庫証明書とは、あなたの車をちゃんと駐車できるスペースがあるということを証明する書類です。ですからまずは車を駐車できるスペースを見つける必要があります。また駐車場所には条件があり、自宅から直線で2km以内でなければなりません。

また車庫証明を申請する場所は、管轄の警察署で、必要な書類は警察署でもらいます。もらった申請書を記入し、身分証明書と2,200円程度を持って警察署で申請を行います。費用は都道府県によって差があるので、お金は事前に確認しましょう。

さらに申請してから車庫証明書をもらえるまでには、2~4営業日ほど時間がかかります。つまり何度か警察署を訪れる必要があり時間もかかるのです。

納車時の注意

車の買い替えの手続きや自動車保険の手続きが終わり、いよいよ納車となった時にも注意しなければならないことがあります。それは次の3つです。

    • キズが無いか確認する
    • オプション品や装備がちゃんとついているか
    • 書類の確認

新車で購入した場合は、まず外装にキズがないかを確認します。移動の段階でキズがついてしまう可能性もあるためです。もし、キズがあった場合は車の受け取りを拒否しましょう。傷があると車の価値は大幅に下がってしまいます。

次にちゃんと付属のオプション品や装備がついているかを確認します。その後書類に不備がないかのチェックです。書類の確認が1番重要ですので、面倒ですがしっかり行いましょう!

具体的には下記のようなことをチェックします。

  • 車検証と自賠責保険証があるか
  • 車検証の内容(氏名や住所)に間違いがないか
  • 車検証と車両登録番号が一致しているか
  • 車検証とナンバーが一致しているか

まとめ

いかがだったでしょうか?以上が車の買い替えに関する手続きについてでした。それぞれの手続き自体はそれほど難しくないですし、手続きもほとんどの場合で書類を揃えるだけで済みます。分からない場合はディーラーでも教えてもらえるので安心してください。買い替えを考えた際は、お気に入りの1台が見つかるように早めに車を探し始めましょう!

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