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エクシーガは高額買取続出!貴重なスバルのミニバンはやっぱり人気車種

スバルから誕生した本格派ミニバンのエクシーガ。ミニバンブームの終息に伴い惜しくも販売停止となったものの、スバルらしさが詰め込まれたミニバンとして人気です。

中古車市場でも人気であり、高く評価されている車だといえるでしょう。そんなエクシーガの最新買取相場と、高く売れやすいグレードやオプションなどを紹介します。

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目次

エクシーガの特徴


<エクシーガ>は2008年に販売開始されたスバルの7人乗りミニバンです。1990年代から始まったミニバンブームにほとんど関与できていなかったスバルが、一念発起して開発した7シーターミニバンが<エクシーガ>だったのです。1,660mmとミニバンとしては低めの全高にターボ付きエンジン装備のグレードも用意され、高い走行性能を備えたスポーティミニバンでした。

エクシーガの歴史

<エクシーガ>はまさにスバルテイストの香りがふんだんにする車で、単純な多人数乗車可能な箱型ミニバンとは一線を画しています。

20代のころにインプレッサなどの「走り」に特化した趣味性の高い車でカーライフをエンジョイしていた車好きなユーザーも、30代、40代になり結婚して家族を持つようになると、乗り心地のあまり良いとは言えない「走りを楽しむ車」を持ち続ける事は厳しくなってきます。

そのようなユーザーが家族との間でお互いに納得できる妥協点として最適なのが、7人乗車可能で広い室内空間を持つファミリー向けモデルでありながら、スバルの高い走行性能も合わせ持つ<エクシーガ>だったのです。ミニバンの最後発組として特徴のない箱型ミニバンを出さずに、個性の尖った<エクシーガ>をエントリーしたスバルの狙いもそこにありました。

<エクシーガ>は2015年にSUV風の車体に変化し、車種名も<エクシーガ クロスオーバー7>に変わりました。<エクシーガ クロスオーバー7>も家族持ちの「走り好き」ユーザーから高い支持を得ていましたが、残念ながら2018年をもって生産停止になっています。

エクシーガのボディサイズ

全幅が1.800mmに収まり、狭い路地や駐車場でも楽に扱えるサイズ感となっています。

<エクシーガ>
全長 4,740mm
全幅 1,775mm
全高 1,660mm

<エクシーガ クロスオーバー7>
全長 4,780mm
全幅 1,800mm
全高 1,670mm

エクシーガのボディデザイン

車高が低めでボンネットも比較的広いそのフォルムは、箱型ミニバンとステーションワゴンの中間のような印象です。ミニバンでありながらそこそこスポーティーな外観を持っていて、他の箱型ミニバンと十分に差別化されたエクステリアになっています。

エクシーガの内装・室内

<エクシーガ>では、2列目、3列目とシートが後ろに行くほど座面が高くなる仕様になっていて、どの座席でも圧迫感のない室内空間になっています。内装の質感は実用性重視で無難にまとまっていると言えるでしょう。<クロスオーバー7>では内装の各所にカラーリングを施すなど、高級感がアップしました。

エクシーガの燃費

<エクシーガ>の燃費効率はあまり良いほうではありません。特にターボ付きエンジンは燃費が悪く、ハイオクガソリンが指定されていますので維持費は高くなります。

<エクシーガ>
・2.5L 水平対向4気筒DOHC16バルブエンジン 13.2km/L
・2.0L 空冷水平対向4気筒DOHC16バルブICターボエンジン 11.2km/L

<エクシーガ クロスオーバー7>
・2.5L 水平対向4気筒DOHC16バルブエンジン 13.2km/リットル

エクシーガの最新買取相場

エクシーガの最新買取相場は次の通りです

<エクシーガ2.5i スペックB アイサイト4WD>
年式:平成25年(2013年) 走行距離:7万km カラー:ホワイトパール系
新車価格:278.0万円 買取価格:98.2万円 残価率:約35%

<エクシーガ2.5i スペックB アイサイト4WD>は特別仕様車として誕生したことから高い人気を得ています。よって、年式の割に高値がつけられました。

<エクシーガ2.0 GT 4WD>
年式:平成20年(2008年) 走行距離:4万km カラー:ホワイトパール系
新車価格:278.0万円 買取価格:94.9万円 残価率:約34%

<2.0 GT>はターボエンジンを搭載したグレードです。ミニバンとはいえスバルブランドの車ですので、ターボエンジン搭載グレードはもちろん人気があります。

<エクシーガ2.5i アイサイト4WD>
年式:平成26年(2014年) 走行距離:6万km カラー:グレー系

新車価格:259.0万円 買取価格:86.1万円 残価率:約33%

安全装備の<アイサイト>装備車が買取査定でプラスポイントとなりました。走行距離6万kmであってもこれだけの残価率がつけられています。

エクシーガの人気グレードと残価率

<エクシーガ>2.0GT

2Lターボエンジンを搭載。<エクシーガ>で加速性能を求めるならこのグレードです。中古車市場での人気も高く、残価率も良くなります。

<エクシーガ>2.5 i アイサイト

2012年に追加設定されたグレード。2.5Lのエンジンは自然吸気エンジンながら低速域から力強いトルクを見せます。スバルの自動安全補助システムである<アイサイト>を装備。フルタイム4WDにCVTと落ち着いた設定のグレードで、残価率もまずますです。

<エクシーガ クロスオーバー7>2.5 i アイサイト

<エクシーガ クロスオーバー7>ではこのグレードのみで販売が開始されました。2.5Lエンジンにアイサイトを装備。非常にバランスの取れたスペックのグレードになっています。SUVという事もあり、残価率は高めです。

エクシーガをより高額に買い取ってもらうポイント

人気のカラー

クリスタルホワイト・パール

<エクシーガ クロスオーバー7>で一番人気のあるカラーです。買取査定でもやはりホワイト系が査定額が高くなりやすい色になります。<エクシーガ>では白系カラーは<サテンホワイト・パール>という名称です。

クリスタルブラック・シリカ

この色は<エクシーガ><エクシーガ クロスオーバー7>ともに設定があり、販売台数もかなり多かったボディカラーです。査定でもプラスポイントになります。

ディープシーブルー・パール

スバル車ですから、ブルー系も人気のあるカラーです。査定でも少し上乗せが期待できます。

エクシーガの人気のオプション

STI フロントアンダースポイラー(エクシーガ)

スバルのレーシング部門を担当する<STI>の開発した<エクシーガ>用パーツです。スバル車においてSTIのブランド力は絶大で、査定でもプラスポイントになります。

サイドシルアンダースカート(エクシーガ)

サイドシル地上高が30mm下がり、ぐっとスポーティな外観に変化します。

SUBARUホーン(クロスオーバー7)

400Hzと500Hzのダブルホーンで、より重厚な音質が得られます。査定時にはオプション品である事をアピールしてください。

カーゴルームプレート(クロスオーバー7)

<クロスオーバー7>はSUVですから、荷室から大きな物を積み下ろしする機会も多くなります。このステンレス製のプレートがあれば車体を保護し、高級感も増す事ができます。査定でもプラスポイントになるでしょう。

エクシーガは10年落ちの場合値段はつくか?


<エクシーガ>は世間一般への認知度はあまり高くないのですが、現状ではスバル唯一のミニバンとして中古車市場でも指名買いの多い状態です。状態の良い車両であれば、スバルの中でもリセールバリューの悪くない車種になっています。10年落ちの車両でもほとんどのケースでは値段が付かない事はないでしょう。

  • 2009年式(平成21年)<エクシーガ 2.0 i>ホワイト
    走行距離8.1万km 参考買取価格 21.4万円

この車体は走行距離が多めなのでこの査定額でしたが、走行距離が5万km以内でしたらもっと高い額が出ますので、希望価格は強気で交渉してみてくださいね。

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まとめ


今回は<エクシーガ>の買取査定についてお伝えしました。スバルには<スバリスト>と呼ばれる事もある熱狂的なスバルファンのユーザーが数多くいます。

そうした熱心なスバルユーザーが多人数乗車可能なファミリーカーを購入しようとすると、<エクシーガ>がたった一つの選択肢となるのです。そのため中古車市場ではまだまだ一定して需要のある状態が続くでしょう。

とは言え、<エクシーガ>は販売停止になった車種で、車の価値は一日ごとに下がっていくものです。<エクシーガ>を売却しようと考えている方は、試しに一度買取査定をしてもらったらいかがでしょうか。

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