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ホンダの誇る最高級車!レジェンドの維持費は年間どれくらいかかる?

数あるホンダの車の中でもレジェンドは、充実した機能とラグジュアリーな雰囲気を漂わせたハイクラスな車です。

そのため、レジェンドを購入したあとの年間維持費が気になるという方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなレジェンドの維持費や購入にかかる費用を詳しくご紹介していきます。

目次

ホンダの最高級車にふさわしいレジェンドの魅力とは


レジェンドは、ホンダの最高級車種という位置づけで、中高年の富裕層をターゲットとして開発されています。2018年にマイナーチェンジを行い、フロントグリルやバンパーのデザインが変更されました。

また、安全運転支援システムのHonda SENSINGの機能もグレードアップし、ホンダ車で初めてトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)が搭載されています。その時代の最先端の技術とデザインに合わせて進化しているレジェンドは、まさにホンダの最高級車にふさわしい車といえるでしょう。

レジェンドの維持費は年間どのくらい?


ホンダの最高級車種であるレジェンドは、毎年どれくらいの維持費がかかるのでしょうか。高級車となれば購入時にも費用がかかりますが、年間の維持費も非常に気になるところです。

税金や保険料、車検代の他、普段のガソリン代など、維持費としてかかる費用は意外と多いです。レジェンドの年間維持費について各項目ごとに割りだしてみました。

レジェンドにかかる税金

自動車にかかる税金は、自動車税、自動車重量税、自動車取得税の3種類があります。このうち自動車取得税は車の購入時にかかる税金なので、年間維持費には関係ありません。

レジェンドは大型の高級車という事もあり、税金も比較的高額です。レジェンドを所有する上で必要になる、自動車税と自動車重量税を計算してみました。

レジェンドにかかる自動車税

自動車税は毎年4月1日時点での所有者に課税される税金です。税額は排気量によって決まります。レジェンドの排気量は3500㏄で、毎年の重量税は5万8000円です。

レジェンドの場合、自動車税はエコカー減税の対象外なので、税金の優遇も特にありません。毎年6万円近い税金が発生すると考えると、維持費の負担はかなり大きく感じられます。

レジェンドの重量税

重量税は車体の重量に応じて課せられる税金で、エコカー減税の優遇が受けられます。
レジェンドの場合、車体重量が1980kgなので、本来30,000円の重量税がかかるところ、50%軽減なら15,000円です。

レジェンドの自動車保険

自動車保険には加入が義務付けられている自賠責保険の他、加入者が補償内容を自分で決められる任意保険があります。

自賠責保険は補償範囲が狭いので、任意保険には必ず加入しておきたいところです。特にレジェンドは車の価値が高いので、しっかり任意保険に加入して万が一のトラブルに備えておくのがおすすめです。

レジェンドの自賠責保険

自賠責保険は車の所有者にとって加入が義務付けられている保険です。そのため、維持費をどれだけ節約したくても自賠責保険を外すことはできません。レジェンドは排気量も大きく車体重量も重たい車ですが、自賠責保険料に関しては一律の値段が定められているので、レジェンド以下のランクの車と金額は変わりません。

自賠責保険は新車購入時に3年分39,120円を支払います。4年目以降は車検のタイミングで2年分の27,840円を支払います。

そのため、自賠責保険は毎年支払うものではありません。1年あたりで計算すると、1年目から3年目までは13,040円、それ以降は13,920円となります。

レジェンドの任意保険

任意保険は補償内容や運転者の年齢など、細かい条件で保険料が決まります。そのため、自分に合った条件の保険を選ぶのが、任意保険料を抑えるポイントです。

任意保険の保険料が決まる条件のひとつに車両料率クラスというのがあり、これは車の型式によって決まります。車両料率クラスが高いほど保険料も上がりますが、レジェンドは9ランク中の6と、比較的車両料率クラスが高めです。

そのため、レジェンドの任意保険料は一般的な自動車と比べて割高の傾向があります。全国的に見た任意保険の平均金額は年間5万円程度とされていますが、レジェンドの場合は6万円~7万円程度が相場となっています。

レジェンドの維持費に含まれるその他費用とは

税金も保険料も割高なレジェンドですが、年間維持費は税金や保険料だけではありません。ガソリン代や車検代も、年間の維持費に含まれます。

レジェンドの維持にかかる税金や保険料以外の費用について調べました。

レジェンドのガソリン代は年間どれくらい?

レジェンドのガソリンはレギュラーではなくハイオクです。2019年5月のハイオクガソリンの全国平均はリッター155円で、年間1万km走ると想定して計算します。
燃費の測定基準のひとつであるJC08モード燃費の場合、レジェンドは16.4km/Lとなっています。

走行距離 (1万km) ÷ 燃費× ガソリン価格(155円/l )=年間のガソリン代
レジェンドの年間のガソリン代は約94,500円です。

ハイオクガソリンを使用するにもかかわらず、レジェンドは燃費が良いので年間のガソリン代は比較的安いといえます。

レジェンドの駐車場代

駐車場代の全国平均価格は月8,000円程度ですが、地方によって駐車場代には大きな差があります。都内の場合、月々3万円以上する駐車場も少なくありません。

月々の駐車場代が8,000円としても、年間で96,000円かかります。場所によってはさらに月々の料金が高い可能性もあるため、できるだけ安い駐車場を見つけることが維持費を抑える鍵になります。

また、レジェンドは車体が大きいため、サイズ的に対応できない立体駐車場もあります。レジェンドを購入する際は、近隣の駐車場で対応できるかを確認しておく必要があるでしょう。

レジェンドの車検代はどれくらい?

車検は新車登録から3年目に初めて発生し、それ以降は2年に1回車検を受けることになります。一般的な車検費用は法定費用と車検基本料の2つに別れていますが、このうち法定費用は重量税、自賠責保険料、印紙代のことです。

車検基本料は、24ヶ月定期点検を受けるための費用です。車検をディーラーで受けるか民間整備工場で受けるかで費用は変わりますが、平均5万円程度が一般的な価格です。車検は2年に1回なので、1年あたりのコストは約25,000円程度となります。

ディーラーの方が車検代が割高ですが、その分点検や整備を細かくチェックしてくれたり、手厚い補償があります。レジェンドのような高級車の場合は車検代もかかりがちですが、信頼できる場所で点検して欲しい場合はディーラー車検を選ぶのも選択肢としてありでしょう。

レジェンドの購入時にかかる費用は?


自動車を購入するには、車体価格以外にも税金や手数料がかかります。レジェンドを実際購入する際に、どの程度の費用がかかるかを調べました。

レジェンドの車体価格

レジェンドHybrid EXの新車のメーカー希望小売価格は7,074,000円(税込)です。

税込で700万円を越える価格で、さすがホンダの誇る高級車といえるでしょう。

中古車価格を調査すると、平均は約343万円となっています。

ただし、現行のレジェンドは2015年から販売されているモデルのため、年式の新しいものはまだまだ中古車価格も高いです。

レジェンドのオプション価格

レジェンドは高級車という位置づけの車なので、最初から標準装備が充実しています。

レジェンドのオプションでは、安全のために運転状況を音声と映像で記録するドライブレコーダーや、純正ナビと連動してナビの精度を高めるビーコンユニットが人気です。

  • GPSと液晶モニター付きのフロント用ドライブレコーダーの価格は28,080円(税込)
  • 安全運転支援システム(DSSS)対応のVICS光・電波ビーコンユニットの価格は32,184円(税込)

また、19インチのアルミホイールも、車の雰囲気を変えるオプションとして人気で、中古車買取でもプラス査定が期待できるオプションです。

  • ホイール1本につき64,800円(税込)

レジェンドの自動車重量税

レジェンドを購入する際の重量税は30,000円ですが、エコカー減税対応車なら重量税が50%軽減 されます。そのため、車の購入時にかかる重量税は15,000円です。

レジェンドの自動車取得税

車を購入する際に大きな費用となるのが自動車取得税です。これは、新車購入時だけでなく中古車の新規登録をした際にも発生します。

レジェンドの自動車取得税は178,200円です。ただし、エコカー減税対象車であれば自動車取得税が50%軽減となり、89,100円と大幅にお得になります。

レジェンドの自賠責保険

新車、中古車に限らず車を購入する際は自賠責保険の加入が必要です。一般的には新車購入の際は37か月分の自賠責保険を支払うケースが多いです。

レジェンドは自家用普通乗用車に当たるため、新車購入時の自賠責保険37か月分は36,780円です。

自賠責保険は車検のタイミングでまとめて支払うのが一般的なので、中古車として購入した場合は、前のオーナーが車を処分してから次の車検までの未経過分を支払う必要があります。

中古でレジェンドを購入する際は、自賠責保険の残り金額がどれくらいかかるかを確認しましょう。

レジェンドのリサイクル料金

自動車のリサイクル料金は、新車購入時はもちろん、中古車を購入する場合も支払う必要があります。レジェンドのリサイクル料金は12,830円で、リサイクル料金を支払うと、証明としてリサイクル券がもらえます。万が一リサイクル券を紛失しても、リサイクル金の供託状況は保存されているので、イナーネットで照会が可能です。

レジェンドのディーラー代行手数料

レジェンドを購入する際、できるだけ費用を節約するなら、ディーラー代行手数料を見直すのがオススメです。ディーラー代行手数料というのは、その名の通り各種手続きをディーラーや業者に代行してもらう際の手数料です。ディーラーによって手数料の内訳や種類は様々ですが、自分でできる手続きは自分ですることで、この代行費用を抑えることができます。

たとえば、車庫証明の手続きをディーラーに代行してもらうと、1万円~2万円程度の代行手数料が発生します。自分で手続きすれば印紙代の2,600円のみで済むので、費用を抑えるなら自力で手続きしましょう。

レジェンドの壊れやすいところや注意するべき点


現在新車として販売されているレジェンドは特に大きな不具合は報告されていませんが、過去に販売された一部のレジェンドは、リコール事例があります。

平成30年の5月25日から8月6日の間に生産されたレジェンドにはタイミングベルトの製造工程に問題があり、エンストする危険性があります。この期間に生産されたレジェンドはリコール対象となっており、エンジンベルトの点検と無償交換の措置が行われています。

エンジン部分に繋がる重要な箇所なので、中古でレジェンドを購入する際は、リコール対象の車ではないか、万が一対象期間に生産されたものであれば、交換措置を受けているかを確認しましょう。

まとめ

レジェンドは車両自体の価格も高く、大型の高級車のため維持費もそれなりにかかります。エコカー減税を上手く活用したり、任意保険の見直しをするなど、年間の維持費を抑えるようにしましょう。

また、燃費はそれなりに良好でも使用するガソリンはハイオクのためガソリン代もかかります。レジェンドを購入する際は、無理のない維持費を確保できるか検討してから購入するようにしましょう。

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