自分の好みを反映させることのできる持ち物はできるだけ個性的で理想的なものを選びたいですよね。車もその一つです。他人と被らず安く購入できて個性的な愛車は不人気車がおすすめです。不人気とはいっても性能が高くオーナーを満足させる車を12車種厳選して紹介します。
中古車を買うなら不人気車が狙い目
コスパの高い中古車を購入するために不人気車を狙う人が増えてきています。そもそも人気がないので中古車市場でも価格が低く販売されており予算内でできるだけグレードの高い車を購入できるのです。
不人気な理由が何であるかによって、自分の理想に合わせた好み通りの中古車を不人気車の中から探すことができます。デザインに特にこだわりがないのであれば不人気車の中でも選択の幅が広がるでしょう。
車の性能やエンジンなどの重要な部分は問題なく良好な車が、コスパ良く購入できるので不人気車の中古車はおすすめです。質の高い満足のいく不人気車を探すための3つのポイントを解説します。
ボディタイプはセダン
一つ目の不人気車を選ぶポイントはボディタイプです。最近では見た目がスタイリッシュなSUV車やクーペの人気が高いのですが、その反動でセダン車は人気が年々落ちてきています。
例えばSUV車のヴェゼルとセダン車のグレイスの中古車平均価格を比較して考えてみましょう。新車価格は10万円以上の差がなく、排気量も同じく1500㏄ですが、中古車平均価格になると30万円近くの差が生じます。
[box class=”glay_box” title=”中古車価格”]
ヴェゼル:86~334万円
グレイス:45~230万円
https://www.carsensor.net/usedcar/souba
[/box]
中古車として販売されるようになると、新車とは違い需要の少ない不人気車はかなり価格が下がります。売却する側として不人気車はデメリットの大きいものとなりますが、中古車を購入する側としては不人気車の方が気軽に購入を検討できる価格帯になっているのでおすすめです。
不人気の車種をチョイス
2つ目のポイントは車種です。ボディタイプを選んだらもっと絞るために不人気の車種をチェックして検討していきましょう。同じボディタイプの車でもデザインの違いによって人気の出具合がかなり異なります。
セダンの車種は不人気車の中でも遠くに狙い目のタイプです。ハイブリッド車や比較的新しく登場した車種は人気があっても、ベースグレードで長年あるセダン車はどんどん人気が落ちてきています。
例えば同じセダン車でもトヨタのプリウスと日産のティアナとでは中古車の販売価格が異なります。ベースグレードで比較してみましょう。
[box class=”glay_box” title=”中古車価格”] プリウス:6~498万円ティアナ:4~273万円
https://kakaku.com/kuruma/used/maker
[/box]
同じボディタイプでも、車種によって中古車価格が200万円近く変わることを考えると不人気車のコスパの良さが分かりますね。ボディタイプを選んだらその中で不人気の車種を選んでみましょう。
定番色以外のカラーで絞る
ボディタイプと車種を絞ることができたら、カラーで絞っていきましょう。中古車市場ではモノクロカラーやシルバーなどのベーシックなカラーが非常に人気があります。その反対に奇抜な色やデザインカラーは人気が落ちているので狙い目です。
特に、赤やブルーといった不人気カラーは中古車市場でも売れ残るので、安く購入できる可能性が高まります。現在の車の不人気カラーをチェックしてみましょう。
[box class=”green_box” title=”車の下取り・買取に不利になる不人気カラー”]- レッド
- ブルー
- パープル
- グリーン
- イエロー
不人気車を購入するメリット
不人気車を選ぶメリットなどあるのでしょうか。不人気車を購入するメリット2つについて解説します。
[box class=”blue_box”]
- 価格が安い
- 性能がいい
価格が安い
不人気車を購入する一番のメリットは価格が安いことです。できるだけ費用を出さずに車を一台購入しようと思うのであれば、まずは中古車を候補に入れることでしょう。中古車の中でも市場で特に人気が出ない車種は価格が下げられるので予算内に収まる車もたくさんみつかります。
不人気車は販売して新しいオーナーを見つけるためにどんどん価格が下落していく傾向にあります。新車よりも中古車、人気の中古車よりも不人気車が大きく値下がりしているのでコスパ良く性能の高い車を購入できますよ。
性能が良い
中古不人気車を購入する2つ目のメリットは価格が安いが性能は良いという点を挙げられます。不人気車になってしまう理由のほとんどはデザインです。トレンドマッチしていなくて、あらゆる世代に受け入れられるデザインではなかった場合、なかなか売り上げが伸びないということがよくあります。
不人気車は価格が安いからと言って性能が悪いという訳ではありません。それどころか人気の車種とそう変わりありませんし、同じ値段で購入できる人気車よりも性能が高い場合も考えられます。ですから、不人気車を中古車で購入することはコスパを考えた賢い選択と言えるでしょう。
不人気車を購入するデメリット
不人気車を購入することは非常に賢い選択と述べましたが、メリットだけの選択というわけではありません。不人気車を購入することによって考えられるデメリットや注意点を紹介します。
次のようなデメリットが考えられます。
[box class=”pink_box”]
- 売却するときに価格が下がる
- 好きなデザインやカラーが見つからない
- 乗り心地に満足できない可能性がある
売却時に不利
一つ目のデメリットは不人気車は売却する際に高価買取を望めないということです。不人気車はそもそも売れないことを懸念して安い価格で販売されています。ですから、売却するときのリセールバリューはほとんどないことが予想できるでしょう。
購入よりも売却時を重視して考えるのであれば人気車の方がメリット大です。不人気車はいくら年数がたっても急に人気が沸騰するということはほとんどありません。ですから頻繁に乗り換えするための1台として不人気車を選ぶことはお勧めできません。
デザインにこだわりがなく、1台を乗りつぶすつもりであるなら売却するときの心配をしなくていいので出来るだけ安く中古車市場で人気のなく性能の高い一台を購入することをおすすめします。
好きなデザインを選べない
2つ目のデメリットは中古車全てにいえることですが、好きなデザインやカラーを見つけられない可能性が高いことです。特に不人気車はバリエーション豊富に中古車市場にでてくることはないため、好みのデザインやカラーとマッチする車種を探し出すのは困難です。
特にデザインが難ありの不人気車が多いので車の見た目を最重要視する空にとってはデメリット大といえます。カラーも黒や白などの人気カラーを選ぼうとすると不人気車種であっても割高になるので注意が必要です。
乗り心地が良くない可能性がある
3つめのデメリットとして考えられることは乗り心地と動力性能の劣化です。不人気車の中にはデザインよりも乗り心地が悪くて人気がないということもあります。実際に購入する前にできれば乗り心地を注意深くチェックしてみるのがおすすめ。
[box class=”glay_box” title=”乗り心地チェック3項目”]
- シートのクッション性はあるか
- シート素材の質感は理想的か
- シートは体にフィットするか
不人気車の中にはしばらく動いていないため、エンジンや足回りがさび付いてしまっている可能性もあります。どれほどの期間使用されていないのかという点と同時に乗り心地を確認してください。
不人気車なら高級車を購入しやすい
高級車や外車の中にも不人気な車種はどうしても存在します。新車や人気の高級車は購入できずに手が届かない…という方は不人気車の高級車や外車を探してみるのはいかがでしょうか。予算内でもステータスになる車を持てる可能性が広がります。
では、不人気ではありますがおすすめできる中古車をいくつかご紹介します。これから車の購入を検討している方は是非参考になさってください。
トヨタの不人気車
まずはトヨタから販売されているおすすめの不人気車を紹介します。
ハリアー
1999年から販売されているハリアー。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FF
- 排気量:2000㏄
- 乗車定員:5名
- 燃費:11km/L
特に2代目ハリアーは中古車市場で価格が下落傾向にあるので、お得に今では人気の高いハリアーをお買い得に購入できるのです。
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- S:309.9万円
- Z:417.8万円
- プレミアム:289.9万円
マークX
不人気なボディタイプであるセダン車のマークX。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FR
- 排気量:2500㏄
- 乗車定員:5名
- 燃費:11.8㎞/L
生産終了の噂もあるほど、セダンの人気はどんどん加工しているので、今も新車販売が続いているアークXを中古でお得に購入するのはいかがでしょうか。
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- 250S GRスポーツ:450.0万円
- 250S ファイナルエディション:369.0万円
- 350RDS:239.0万円
ブレイド
トヨタのブレイド。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FF
- 排気量:2000㏄
- 乗車定員:5名
- 燃費:13.4㎞/L
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- G:64.8万円
- ブレイド:71.5万円
- マスターG:119.9万円
アリオン
カローラの上級クラスであるアリオン。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FF
- 排気量:1500㏄
- 乗車定員:5名
- 燃費:16.4㎞/L
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- A15:205.0万円
- A15 G+パッケージ:169.0万円
- アリオン:179.0万円
ヴェロッサ
トヨタの名車の後継車種であるヴェロッサ。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FR
- 排気量:2500㏄
- 乗車定員:5名
- 燃費:9.4㎞/L
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- VR25:218.0万円
- V25:194.0万円
- 20Vパッケージ:35.0万円
マツダ
プレマシー
マツダの不人気車、プレマシーはコンパクトミニバンです。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FF
- 排気量:2000㏄
- 乗車定員:7名
- 燃費:14.4km/L
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- 20S スカイアクティブ Lパッケージ:171.0万円
- 20C スカイアクティブ:129.8万円
- 20C:130.0万円
ビアンテ
マツダが販売しているビアンテ。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FF/4WD
- 排気量:2000㏄
- 乗車定員
- 燃費:9.4~14.8km/L
エンジンには4WDシステムが組み込まれており、路面の状況に合わせてトルクパワーが適切量割り振られるようになっています。雪面道路など悪路であっても走行性能を高く発揮してくれるのがビアンテのエンジンです。
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- グランツー スカイアクティブ:196.9万円
- 20S スカイアクティブ:189.8万円
- 20C スカイアクティブ:99.0万円
日産の不人気車
日産で販売されてきた不人気車を紹介します。
デュアリス
日本では不人気でも海外で絶大な人気を誇るデュアリス。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FF
- 排気量:2000㏄
- 乗車定員:5名
- 燃費:15㎞/L
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- 20G:115.0万円
- 20G:FOUR:98.0万円
- 20G FOURアーバンブラックレザーⅡ:89.9万円
ラフェスタ
ミニバンの覇権争いの中現れた日産ラフェスタです。ユーザーを他のミニバンに奪われることによって戦いから退き不人気車となりました。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FF
- 排気量:2000㏄
- 乗車定員:7名
- 燃費:15㎞/L
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- ハイウェイスターG:135.0万円
- ハイウェスター:99.0万円
- ハイウェイスターG スプレモ:127.6万円
ムラーノ
車体サイズが不人気の原因となってしまったフルサイズSUV。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FF
- 排気量:2500㏄
- 乗車定員:5名
- 燃費:11.6㎞/L
本革シートやナビゲーションなどの装備を標準設定されているムラーノは高級感を重視される方におすすめです。
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- 250XVモード・ビアネロ:188.8万円
- 350XV FOURモード・ロッソ:159.5万円
- 250XL FOUR:129.8万円
その他の不人気車
その他の不人気車でおすすめの車yスを紹介します。
ホンダ【エアウェイブ】
2005年から5年か販売されているホンダのエアウェイブ。
[box class=”green_box” title=”基本スペック”]
- 駆動方式:FF
- 排気量:1500㏄
- 乗車定員:5名
- 燃費:18㎞/L
[box class=”glay_box” title=”中古車価格例”]
- M:23.0万円
- M Sパッケージ:29.8万円
- ST:46.8万円
不人気車は中古車販売専門店で探そう
車の種類にかかわりなく購入するにはディーラーや販売店、オークションなどを利用して目当ての車を探す必要があります。不人気車を探すための特別なルートがあるわけではありません。
不人気車を探そうとしておられる方は、まず中古車販売専門店にいってみてください。中古車を専門として扱っているのであればリーズナブルな値段で理想とする車を探してもらえる可能性が高まります。特にディーラーとのつながりがある業者は信頼できます。
中古車を購入する3つの注意点
不人気車は安く販売されていることが多いため、特に購入前のチェックを怠れません。ここでは3つの忘れてはいけないポイントを紹介します。
①修復歴・事故歴
1つ目のポイントは修復歴と事故歴です。中古車は「修復歴有・無」に分かれています。車の骨格となっている部分を修理している車は完全に元通りになっているわけではないので常に故障のリスクがともないます。
修復歴や事故歴のある車はできれば選ばない方がいいでしょう。事故歴があるとかなり価格が安くなるので魅力的に映るかもしれませんが、後々メンテナンス費用にかなりの額を奪われることになりかねません。
②年式の確認
2つ目の注意点は年式です。年式が古いからと言って100%悪いとは言い切れません。また、不人気車で年式が古い車はかなりの値下げを期待できます。しかし、古すぎるとエンジンや足回りが劣化してる危険性が考えられます。
綺麗な状態を維持して長年乗り続けたいのであれば、6年落ちまでの不人気車を探す余殃おすすめします。価格とのバランスを考えたいのであれば7~10年落ちの中古車がおすすめです。
③走行距離を確認する
3つ目の注意点は走行距離です。10年落ちや10㎞以上の走行距離の中古車は大幅に価格が値下げされます。故障のリスクが高まるからです。ですから、走行距離が10㎞を超えているものは極力避けたいものです。
しかし、できるだけ安く車を購入したいのであれば8~12万㎞の中古車を検索してみる事をおすすめします。
まとめ
コスパ良く個性的で性能の高い車を購入したいと考えている方にとって、不人気車は狙い目です。人気がないからと言って質が劣るわけではありません。デザインやカラー、ボディタイプに難ありの車は多いものの走らせる部分には何の問題もないのです。
逆に個性的でほかの人と被らない愛車をゲットできるかもしれません。おすすめの不人気車を参考に、費用を抑えて性能の良い中古車を探してみてください。