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旧車でも買取できる!高く売るためのポイントと旧車買取業者比較

「旧車を売ろうと思ってるんだけど、そもそも旧車って買い取ってもらえるの?周りに旧車を持っている人がほとんどいないので不安・・・もし売れるのなら、できるだけ高く売るためのコツなどを知りたい。」と考えているあなたへ。

そこで今回は【旧車の買取】について徹底解説します!今やほとんど見かけなくなった旧車ですが、車好きの間では人気を博しています。たしかに、すでに市場には出回っていない車だけあって、売れるかどうか分からないと不安になるかと思いますが大丈夫です。まだチャンスはあります。

旧車をできるだけ高く売るコツ、人気の旧車、おすすめの買取業者、売却での必要書類など幅広くご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次

旧車と中古車の市場の違い

まずは【旧車と中古車の違い】から見ていきましょう。言葉だけ聞くとイマイチ違いが分からないと思いますが、実はハッキリと意味合いが異なるのです。実際に買取に出す前に、両者の明確な違いを理解しておきましょう。

中古車は「ナンバー登録」されたもの

中古車とは文字通り「中古で売買される車」のことです。なかでも【ナンバー登録された車】が中古車と呼ばれています。要するに、一度でも誰かの手に渡った車のことです。名義が付いて誰かの手に渡った時点で、中古車に分類されます。

旧車とは「製造から長年経った車」

ナンバー登録されて再販売された車を中古車と呼びますが、旧車は「製造から長年経った車」のことを指します。ナンバー登録の有無は関係なく、旧車は【往年の名車】と呼ばれることが多いです。要するに年式が古い車をということ。

ただ、明確な定義はあるわけではなく、単に年式が古いだけで旧車に分類されるとも言い切れません。強いて言うなら、数ある古い車の中でも「名車」と言われる車のことを旧車と呼ぶのが適切でしょう。

日本クラシックカー協会では旧車イベントが行われており、そこでは【1975年より前に製造された車】が旧車として扱われています。これより後に製造された車でも旧車と呼ばれるものはありますが、1975年がひとつの基準とも言えるでしょう。

旧車の条件は?

旧車の定義は曖昧ですが、その車を旧車かどうか判断する上で大切な指標があります。それが「外観」です。明確な判断基準はないのですが、現代車にはないレトロ感があったり、ゴツゴツしたボディだったりと昔を匂わせるデザインがひとつの指標となります。

また「往年の名車」と表現されるだけあって、大衆車よりも「高級車」や「スポーツカー」として走っていた車が旧車として認められやすいです。もちろん旧車として認められる大衆車も存在しますが、「誰でも手に入れることのできる車」を名車と呼ぶのは難しいため、物珍しかった車ほど旧車と呼ばれやすいのです。

また旧車にはさまざまな呼び方があり、【クラシックカー】【ヒストリックカー】などと表現されます。クラシックカーと聞くと、なんだか親近感が湧きますよね。なかでも1919~1930年代に作られた旧車を【ヴィンテージカー】と呼んだり、それ以前に作られた旧車を【ベテランカー】と呼んだりします。ベテランカーとなると所有している人がほとんどおらず、おそらく博物館でしか見られないレベルでしょう。

中古車と旧車はそもそも市場が異なる

そもそも中古車(普通車)と旧車は市場がまったく異なります。一般的な中古車であれば買いたい人は「中古車が欲しい人」ですが、旧車の場合は「旧車が欲しい人」となります。旧車の方が圧倒的に市場が狭いのです。

このような背景を知らずしていきなり買取に出せば、たちまち安く買い叩かれてしまいます。「そもそも市場が異なる」ということを前提において、旧車を売りに出すようにしましょう。

旧車を高額で買取する方法

それでは早速【旧車を高く売るコツ】をご紹介します。「古い年代のものだからそもそも売れないんじゃない?」「本当に価値が付くの?」と疑問に思うかもしれませんが心配は不要です。むしろ高額査定を狙うこともできます。できるだけ高く売るためにも、以下のポイントを抑えておきましょう。

日頃から旧車をキレイにしておく

日頃から車をキレイにしておくことが大切です。普通車・旧車問わず車買取において「第一印象」は重要なポイントとなります。「第一印象」という査定項目があるわけではありませんが、査定するのは「人」です。目の前にキレイな車とうす汚れた車があったら、やはりキレイな車に高額査定を付けたくなるでしょう。

日頃から洗車を行なったり、シートやフロアマットを掃除したりと、車を清潔にしておくことが大切です。日頃の手入れをきちんと行なっていれば、査定金額もアップすることでしょう。

キズやヘコミは修理しない方がいい

長いあいだ車を保有していると、キズやヘコミが付くこともあるかと思います。ただ、そういった小さな損傷は「直さなくてOK」です。高額買取を狙うのなら、むしろ直さない方が良いでしょう。

なぜならば、修理費がかさんでしまうからです。たしかに修理をしてから売りに出した方が高額買取はできますが、その分修理費がかかっていれば意味がありません。むしろ赤字になってしまうケースもあります。そのため、お金をかけてまで修理をする必要はありません。

キズやヘコミが付いている場合は、無理に触れないのがベストです。

一括査定サービスを使う

できるだけ高く車を売りたいのなら【一括査定サービス】を使うのがおすすめです。一括査定サービスとは、インターネット上にある専用の査定サイトを使って複数の買取店に査定依頼を出すサービスのことです。一度に複数依頼ができるので大幅に時間を短縮することができます。

また複数の買取店をリサーチできることから競争が生まれ、買取金額も高くなりやすいのです。サイトによってやや異なりますが、「車の基本情報」「所有者の個人情報」を入力するだけで依頼を出せます。

気になる買取店が見つかったら直接アポイントを取って実車査定を受けます。その後の手続きまでスムーズに進めることができるので、ぜひ一括査定サービスを使ってみてください。

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相場の変動が激しいので要注意

旧車売却のデメリットとして挙げられるのが【相場の変動が激しい】ことです。年季の入ったレトロな外観から熱狂的なファンがいる旧車ですが、ブームなどによって買取金額は大きく変動します。メルセデスベンツやBMW、アウディといったドイツ車は根強い人気があります。

一方、アメ車などのあまり知られていないマイナーな車は「故障しやすい」といった理由などで価値が低くなりやすいのが現状です。在庫状況などによっても買取金額は大きく変動するので、細かくチェックしておく必要があります。

おすすめの旧車買取業者

続いて【おすすめの旧車買取業者】をご紹介します。あまり売却先が見つからなさそうに思いますが、実は旧車を取り扱っている業者はたくさんあります。「旧車専門店」なる業者も数多く存在しているので、ぜひ足を運んでみてください。なかでもおすすめしたい旧車買取業者をいくつかピックアップしました。

ヴァベーネ

30年に渡って中古車買取を行う老舗「ウィナーグループ」が手がける旧車部門【ヴァベーネ】。年式が古くて動かない旧車でも、まずは自社で作動できるよう整備し、仮にダメでも価値を付けて買い取ってくれる優良業者です。

そもそも旧車を専門に取り扱っているので信頼度もバッチリ。純正でないパーツを取り付けた車やドレスアップした車でも買い取ってくれますよ。手厚いサービスを提供してくれるので、どんなことでも任せられます。

フライラット町田店

東京は町田市に店を構える【フライアット町田店】。旧車買取を専門に行なっている業者で、業界歴20年の腕を持つ担当者が査定をしてくれます。項目をチェックするだけの機械的な査定でなく「所有者の旧車への思い入れ」も汲み取って査定してくれるのが魅力です。

遠方でなければ、車検が切れている旧車でも出張査定や買取もしてくれます。また、ざっくりとした査定額を出せる「メール査定」も行なっているので気軽に利用できます。

アセス

どんな旧車でも買い取ってくれるのが魅力の【アセス】。「旧車=名車」が一般的ですが、名車でない旧車でも買い取ってくれる優良業者です。

アセスでは、ディーラーや他の買取店で「価値がない」と判断された車でも買い取ってくれます。また即日振込なので、手続き完了から入金までもスピーディー。旧車の所有者に寄り添った対応をしてくれるので、初めて旧車を売るという人でも安心です。

外車王

外車買取業界の重鎮とも言える【外車王】。旧車を専門にしているわけではありませんが、クラシックカーなどの旧車を正しく査定してくれます。旧車の車種を問わない買取業者と比べると、売れる車は限られてしまいますが、ユーザーに寄り添った質の高いサービスを提供してくれますよ。外車であれば基本的に高額査定が可能です。

自社で買取から販売まで行っているため余計なコストがかからず、浮いた分をユーザーに還元できるわけです。修理や修復なども行なってくれるので、基本的にどんな要望にも応えてくれます。

買取で人気の旧車とは?(国産車、外車)

旧車の中でも「人気の旧車」が存在しています。ここでは、数ある中でも特に人気のある車種をいくつかご紹介していきます。国産車だけでなく外車の旧車にもスポットライトを当てているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。あなたが持っている旧車も、もしかしたら高く売れるかもしれません。

【国産車】サニーGX5 クーペ(日産)

日産が販売していた旧車【サニーGX クーペ】。1973年に発売された、まさにクラシックカーらしい外観の国産車です。オレンジモデルを例に挙げると、オレンジの眩しさとボディたくましさが融合し、独特の美しさが演出されています。

また、オレンジと「ブラックのボンネット」の相性は抜群。レトロさを一気に加速させています。車両重量も700kgと軽めで、シフトはマニュアルの5速。軽快な走りを魅せてくれる人気旧車です。

【国産車】サバンナRX-7

マツダが1970年代後半にかけて販売していた名車【サバンナRX-7】。コンパクトボディが魅力的なスポーツカーです。車両にはマツダを代表する「ロータリーエンジン」が搭載されており、そのスポーティーな外観や高い性能などアメリカにも絶賛された経験を持ちます。

ロードスターやRX-8など数々のスポーツカーを生み出しているマツダの「元祖」とも言える一台です。熱狂的なファンも多く、サバンナRX-7が存在していた記憶が消えることはないでしょう。

【国産車】2000GT(トヨタ)

日本が誇るトヨタとヤマハの共同開発によって生まれた【2000GT】。車好きならきっと一度は聞いたことがあるのでないでしょうか。1967~1970年の間に販売されていたスポーツカーで、当時は圧倒的な人気がありました。今もなお熱狂的なファンがいるのも事実です。

今にも走り出しそうなスタイリッシュな見た目ながらもレトロな雰囲気を醸し出す独特のデザインが特徴です。日本の自動車史上において最高との呼び声高い一台です。今では100,000,000円で取引されているとも言われています。

【外車】911ターボ3.3(ポルシェ)

ドイツが誇る高級車メーカー「ポルシェ」が販売していた名車【911ターボ3.3】。高いもので5,000,000円もの買値が付くとも言われており、1970〜1980年台に圧倒的な人気と憧れの的だった一台です。「ターボ」から連想できるようにスピーディーかつパワフルな走りを魅せてくれます。

コンパクトなボディをはじめ、張り出したホイールアーチや丸いヘッドライトなど随所に「名車らしい」デザインが施されています。

旧車買取の必要書類とは

それでは最後に【旧車買取の必要書類】について解説していきます。一般的な車買取と同じように旧車買取にもいくつか書類が必要になるので、ここでしっかりと確認しておきましょう。前もって用意しておきたい書類もあるので、余裕を持って準備しておくことをおすすめします。

実印

車の購入・売却時に必ず必要になるのが実印です。実印とは「市区役所に登録された印鑑」のことで、車の売却においては委任状や譲渡証明書の記入時に必要になります。実印登録をしていないという人は、市区町村の役場にて手続き可能です。

印鑑証明書

実印とセットで覚えておきたいのが印鑑証明書です。実印が登録されたものであることを証明するための書類で、こちらも市区町村の役場にて発行可能です。実印登録さえしていればサービスコーナーでも発行できるので、忘れずに準備しておきましょう。

車検証(自動車検査証)

車検証は、売却時はもちろん買取査定を受けるときにも必要になります。車内への保管が義務付けられているので、多くの人はおそらく助手席のダッシュボードに入れているはずです。もし紛失してしまった場合は「運輸支局」にて再発行ができます。

自賠責保険証

自動車を保有するすべての人に加入が義務付けられている自賠責保険の証明書です。車検証と同じように助手席のダッシュボードに保管している人がほとんどだと思うので、事前に確認しておきましょう。もし紛失してしまった場合は「自分が加入した保険会社」に連絡をして再発行してもらいましょう。

自動車税納税証明書

毎年5月末までに納める必要のある自動車税の納税証明書です。仮に税金を納めていなかった場合、そもそも車を売却することができないので要注意。もし納めていなければ早急に納付するようにしましょう。もし紛失してしまった場合は「税事務所」にて再発行ができます。軽自動車なら「市区役所」で発行可能です。

委任状・譲渡証明書

車の売却を買取店側にお願いするための書類が委任状、車を引き渡すことを証明するための書類が譲渡証明書です。この2つは店側が用意してくれますが「実印」を押す部分があるので覚えておきましょう。

住民票

購入時と住所が異なっている場合は住民票が必要になります。住所だけでなく、結婚などで氏名が変わった場合も住民票が必要になるので覚えておきましょう。市区役所やサービスコーナーですぐに発行できます。

口座番号が分かるもの

旧車の売却手続き、引き渡しが終わったら最後に買取金額が支払われます。多くの場合「銀行振込」となるため、手続き時に口座番号の分かるものを用意しておくと良いでしょう。

まとめ

旧車の買取について詳しく解説しました!いかがでしたか?
今やほとんど見かけない旧車ですが、旧車を所有している人あるいは旧車を売りたい人はたくさんいます。旧車は根強く人気があるので、買い取ってくれる業者も多いです。車種によって人気も異なり、その範囲は国産車だけでなく外車にまで及びます。

また旧車買取の手続きにはいくつか必要書類があるので、いざ売却するときに困らないためにもしっかりと確認しておきましょう。ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしながら、旧車をスムーズに売却しましょう!
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