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【知って得する】車を少しでも高く売るには?売る時期こそが全て

大切な愛車を少しでも高く売りたい場合、皆さんならどうしますか?実は車を高く売ろうと考えた時、1番最初に考えないといけないのが、車を売る時期なんです!そこで今回は、車を高く売る時期について詳しく説明しますので、愛車を売る時の参考にしてみて下さい。
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目次

車を売るには時期も重要

1年を通じて車が最も売れる時期は、メーカーや車種に関係なく1月~3月と6月と9月が1年の中で最も販売台数が多い月なのは知っていましたか?

車を高く売るなら、買取相場が最も高い時に売らなければいけないので、車を売る時期が1番重要になります。車が高く売れる時期について説明していきますね。

走行距離や車種が同じでも時期によって価格が異なる

全く同じ車種・年式・走行距離・グレードの車でも、売る時期が違えば、買取査定の金額が違うと言うのはご存知ですか?納得のいかない現象ですが、売る時期が違うだけで買取の相場も変わってくるので、少しでも高く売りたいなら手放す時期を1番に考えなければいけません。

極端な話、同じ車種・年式・走行距離・グレードの車でも下手をすれば数十万円もの差が出ますから、少しでも損をしないためにも売る時期を間違えないようにしなければいけません。

より高く売るためには時期を見極めなければならない

愛車をより高く売るためには、売る時期はいつ頃が良いのかを明確にする必要があります。車が高く売れる時期について、更に説明していきますね。

車が高く売れる時期

買取市場が活発に動く時期は、車の販売台数が多い時期とは違って、販売台数の多い月の前月と前々月にあたる12月~2月と5月と8月と言われています。中古車販売店は、1月~3月と6月と9月が1年の中で最も車が売れる時期なので、その月に合わせて在庫を仕入れなければいけませんから、12月~2月と5月と8月は仕入れ月にあたるため、中古車相場が急激に上がります。

中古車市場での相場が上がるので、買取専門業者も買い取った車を中古車販売業者が在庫の仕入れに走る12月~2月と5月と8月にあわせて買い取っておく必要があります。そのため、買取専門業者は少々無理をして買い取っても高値で売却することが出来る為、積極的に買取をしてくれることが期待出来ます。

特に人気のある車種に乗っている人は、多少強気で買取専門業者と商談をしても、買取専門業者は突っ込んで買い取ってくれる可能性が高いので、高額査定を狙うなら12月~2月と5月と8月に売ることをオススメします。

車の購入が増える3月に向けて在庫確保の時期

先ほども説明しましたが、新車や中古車に関係なく車が一番売れるのは1月~3月と6月と9月です。販売台数が稼げる月の前月までには、車をたくさん販売するためにも、中古車販売業者は程度の良い車を仕入れておく必要があります。

転勤・大学入学・新社会人などが4月から車を利用する人の需要で、2月~3月は新車・中古車の販売台数が1年の中でも最も伸びる時期です。

中古車業界も食べ物と同じで、在庫を仕入れるのも車の鮮度が重要で、ユーザーから直接買い取る車は鮮度が良く、業者のオークションでもユーザーコーナーが設けられるほど人気があって、たくさんある出品コーナーの中でも特にユーザーコーナーは高値で取引が行われています。

決算の時期のため相場も上がりやすい

3月は新卒者をターゲットにした販売時期でもありますが、各自動車メーカーの本決算月も3月なので自動車業界全体が活気づく3月は販売台数が多くなります。各自動車メーカーの決算は、3月が本決算で6月と12月が四半期決算、9月が中間決算のところが多いです。

何度も言いますが、車が1年間で最も販売台数が多い月は1月~3月と6月と9月なので、各自動車メーカーの決算時期と重なりますよね。販売台数が伸びる月にあわせて中古車業界でも在庫を仕入れるので、その前月にあたる2月と5月と8月が高額査定を狙う売る時期となります。

車を売る前に自動車税の課税も注意

車を売る時に自動車税のことを気に掛ける人が少ないのですが、車買取業界でトラブルが起こる原因の1つとして、車を先月売ったのに自動車税の請求が自宅に届くと言ったトラブルが良くあります。そこで今後トラブルが起こらないように、自動車税の課税について少し説明しておきますね。

毎年4月1日に課税される

自動車税は、4月1日時点の自動車検査証に記載されている所有者に対して課せられる税金のことで、都道府県から送られてくる納税通知書で青森県と秋田県は6月中、その他の都道府県は5月中に納めなければいけない税金です。

気を付けなければいけないのは、車検が切れている車でも、一時抹消や永久抹消手続きが行われていなければ自動車税を納めなければいけません。車検が切れているからと言って、自動車税を支払わずに放置してしまうと後で大変な事になるので、身に覚えがある人は早急に納付するようにして下さいね。

課税される前に売った方が得

4月1日になってしまうと自動車税を納めなければいけないので、車を売ることを決めている人は、3月中には売るようにして下さい。

3月末に売ることになってしまった場合、買取専門業者も買い取った車を自社の名義へ変更するのですが、車庫証明などの手続き上、4月1日に間に合わない場合があります。車はもう売ってしまったのに、自動車税の納付書が自宅に届いたと言うケースがこの時期のトラブルで1番多く見られます。

3月末に車を売る場合は、買取商談の中で買取専門業者へ自動車税も含めた金額で買い取るようにお願いをして、自宅に自動車税納付書が届いた時は買取専門業者が支払うように話をしておくと良いでしょう。

フルモデルチェンジの時期を見極める

車を売る時期については、何となく理解して頂けたと思いますが、買取に出そうと思っている車種のフルモデルチェンジが発表されたらどうでしょうか?買取相場が最も活気のある2月でも、自分の乗っている車がフルモデルチェンジをして2月に発売されたら嫌な予感がしますよね?そこで、車を高く売る時期に関わるいくつかのパターンを紹介します。

車種が型落ちすると買取価格が下がる

フルモデルチェンジの発表が出ると、それにあわせて愛車を下取に出して、新車を購入しようと考える人が意外と多いのはご存知でしょうか?フルモデルチェンジの販売が開始されてしまうと、同じ年式なのに旧モデルとなってしまうので、年式は新車と同じにも関わらず、旧モデルになってしまって一気に古く見えてしまいます。

また、同じ車種をフルモデルチェンジをする度に買い替えるユーザーも多く中古車市場に旧モデルの同じ車がたくさん出回ってしまって、中古車市場で在庫過多が起こり中古車相場が更に下がる現象が起きてしまいます。

フルモデルチェンジの情報が出る前に売るのが良いのですが、なかなかその判断も難しいので、フルモデルチェンジが分かった時点で売る決断をするのが有効な手段かもしれませんね。

軽自動車とエコカーはとくに注意

軽自動車とエコカーは、日進月歩。フルモデルチェンジの頃には、装備内容や安全装備が現行型と比べてかなり変わって販売されます。手頃な価格で購入出来ることと、販売台数も軽自動車は多い為、軽自動車は特にフルモデルチェンジが出てしまうと旧モデルが中古市場に溢れかえってしまいます。

また、スズキに多く見られるのは、新車登録台数を稼ぐ為に新車を自社で登録を行い、業者オークションで未使用車として大量に流してしまうので、フルモデルチェンジが発売された当月には中古車市場で新車が新古車として販売されます。

その為、旧モデルは価格を安くしないと販売出来ない為、中古車相場が急激に下がる傾向にあります。エコカーは、最近の自動車業界の流れで燃費合戦になっているのもあって、フルモデルチェンジする時には飛躍的に燃費の良い車が誕生しています。

その為、旧モデルは価格が高いにも関わらず、燃費面でも大きく劣ってしまうので、どうしても旧モデルの中古車相場が大きく下がってしまいます。軽自動車やエコカーを売るのであれば、フルモデルチェンジが発表される前には売るようにしましょう!

車を売る前に車検を確認

車を高く売る時期で、もう1つのパターンとして車検があります。車検の残り月によっても買取相場に差が生じるので、車検の残り月で気を付けないといけないことをいくつか紹介しますね。

車検が切れる12カ月前からプラス査定にならない

中古車業界で車を仕入れる時のポイントとして、車検が残っているか切れているかが重要な要素になります。一般的な仕入れでは、車検が1年以上残っている車を仕入れるのですが、時には車検の残りが1年を切っている車を仕入れる事もあります。

その理由は、車検が1年以上残っている車よりも、車検が1年を切っている車の方が安く仕入れる事が出来るからです。もちろん、車検がすでに切れている車はもっと安く仕入れる事が出来ます。

皆さんが中古車を買うとしたら、車検の残りが1年を切っている車と、車検が1年以上残っている車では、どちらの車を購入しますか?車検の残りが1年を切っている車を買ったのは良いけど、納車して1年も経たない間に車検を受けないといけなくなって、車検費用が何十万も必要となってしまいますよね。

それなら、車検が1年以上残っている車が少し高くても、車検がたっぷり残っているので納車した後の気持ちも全然違いますよね。そう言う理由もあって、車検が1年を切った車は、売る時にも安い査定しか得られないと言う事になります。愛車を少しでも高く売るなら、車検を1年以上残した時期に売るようにして下さい。

車検の費用を考えると1~2カ月前に売却した方がいい

先ほどは車検が1年以上残っている車の場合でしたが、車検満了日が近い車を売るのはどうでしょうか?車検がたくさん残っている車が高値で取引されるなら、車検を受けてから売った方が車検が満タンと言うセールスポイントで、高額査定が期待出来そうですよね?

確かにセールスポイントにもなりますし、通常の買取相場よりも高値で買い取ってくれますが、車検に掛かった費用以上に高値になるのかがポイントになります。車検が切れるギリギリまで引っ張ってしまうと、それこそ大きく買取相場が下がってしまう可能性があるので、車検が切れる1ヶ月~2ヶ月前に売ることを今回はオススメします。

買取相場が10万円ほど下がったとしても、車検を受ける費用を考えたら車検を受けずに車を売った方がリスクも少ないですし、無駄な費用も抑えることが出来ます。

車検が切れて1年以上放置するとマイナス査定になる

最後のパターンですが、車検が切れた状態で1年以上放置したままの車を売る場合はどうでしょうか?あまり無いパターンかもしれませんが、故障してしまってそのまま放置して、その間に車検が切れてしまった場合などが考えられます。

1年以上も動かさずに放置していた車は、毎日乗っている車に比べて、色々な箇所に錆びや劣化が進んでしまい、車検を受けるにもかなりの整備費用が掛かることが予測出来ます。多額な車検費用が掛かるならそのまま売ってしまおうと考えることは普通ですが、ここで1つ大きく査定を下げてしまった原因があります。

それは、1年以上も車検を受けずに放置してしまったことで、定期的に車検を受けていた車に比べて年式と正常な車検サイクルに1年以上の誤差が生じてしまいます。中古車業界では、良くある話で長い期間、売れ残ってしまった在庫車両の車検が切れてしまい、展示場に何年も置かれた状態になっていることがたまにあります。

中古車販売業者の場合は、たまにエンジンを掛けて動かしながら調子が悪くなることを防いでいますが、それでも車検証上では車検サイクルに誤差生じますし、整備記録簿も日付が不揃いになってしまいます。車検が切れた状態で1年以上も放置した車は、エンジンの調子もおかしくなりますし、内外装の劣化もありますから、買取査定としてはマイナス評価になってしまいます。

車検が切れてしまって当面の間、車検を受ける気持ちが無い場合は、車検が切れていても売ることは出来ますから、早めに売るようにしてください!

まとめ

車を売る時期について紹介して来ましたが、車が高く売れる時期さえ覚えておけば高値で取引を行うことが出来ます。買取市場が最も活気のある12月~2月、5月、8月が高値で売れると言うことだけを覚えておいても損はないでしょう。

最近では、昔と違って免許すら持っていない若い世代も多く、車の販売台数も年々下降していっています。その為、中古車相場全体が昔ほど安定していませんから、車を売ると決めた時には、早めに買取専門業者へ相談するようにして下さい。
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