【車買取の極意】4つのチェック分野と8つのポイントを徹底解説

[PR]本ページはプロモーションが含まれています

⏳この記事は約3~4分で読めます。

大切に乗ってきた愛車を売却するなら、できるだけ高い買取価格で手放したいと思うはずです。では、車を買取業者に売却するときに何をチェックしておけばよいでしょうか。

車買取において知っておきたいチェックポイントを紹介します。車のパーツごとのポイントや査定に出す時期、交渉の際に役立つ知識などを解説するので参考になさってください。

車買取のポイント一覧表でチェック!

車を買取に出す前に、どんなところを査定士は見るのか気になる人は少なくありません。査定金額を決めるためにチェックされるポイントは決まっています。車をできるだけ高く売るためには、売却する側もポイントを把握しておく必要があるでしょう。

車買取の際に必ず確認されるのは基本情報。車種内のグレードや年式、走行距離などがチェックされます。では、その他に査定額へ影響するポイントを4種類取り上げましょう。

車買取のチェックポイント
  • ボディ・外装
  • 内装・シート・荷室
  • エンジン回り
  • 装備や書類

それぞれのチェックポイントを箇条書きで紹介し、詳しい内容を解説していきます。

ボディ・外装のチェックポイント一覧

ボディや外装のチェックポイント
  • 全体的な汚れや傷・凹み
  • カラー
  • エアロパーツ
  • ナンバープレート
  • ガラス
  • サンルーフ・ムーンルーフの状態
  • ボンネット・天井の状態
  • ヘッドライト・テールランプ
  • アンテナ類
  • ドア・ウィンドウの動作

ボディや外装は車の顔ともいえる重要なパーツです。小さくても目立つ傷や凹みやアンテナ類の破損などは査定時にチェックされ、減額の要因になります。カラーも査定額に大きく影響するポイント。トレンドに左右されず、乗る人を選ばないブラック・ホワイト・シルバーなどは高額買取を期待できます

傷や凹みが見られる場合、自分で修理して高額買取を狙おうとする人もいます。しかし、査定士の目に修理跡は明らかで、修理費用分の損をする可能性もあるので注意しましょう。

内装・シートや荷室のチェックポイント一覧

内装・シート・荷室のチェックポイント
  • 全体の汚れ・匂い
  • 喫煙の影響
  • シートの汚れ・劣化具合
  • オーディオ類の状態
  • カーナビの有無
  • ハンドル・メーターの状態
  • エアバッグ
  • トランクスペースの汚れ
  • スペアタイヤ
  • 付属装備品の状態

ボディをピカピカにしていても、車の内装やシートが汚れていては査定に悪影響を及ぼします。買取店はシートやマットの汚れやタバコの匂いなどを厳しくチェックします。目立つ汚れはなくても、タバコやペットの匂いが強い場合は減額ポイント

車買取のために査定依頼を出す前に、シートやマットの汚れはきれいにしておきましょう。消臭剤などを使って匂いもできるだけなくしておくのが高価買取につながります。

エンジン回りのチェックポイント一覧

エンジン・足回りのチェックポイント
  • バッテリーの状態
  • エンジンオイルの劣化具合
  • オイルの漏れやにじみ
  • 修復歴の有無
  • エンジンの状態
  • 改造履歴の有無
  • 車台番号
  • サス・ショック・マフラーの状態

エンジンは車の心臓部分。正常に機能しなければ車として価値がないため、外装や内装よりも慎重にチェックされるポイントです。エンジンをかけた時に異音がないか、修復歴の有無などが確認されます。

もし、修復歴があったり車台番号の改ざんがあったりすると金額云々の前に買取自体を拒否される可能性があるので要注意。不正行為をしないのは当たり前ですが、修復歴は隠さず査定時に申告しましょう。

装備・書類のチェックポイント一覧

その他装備や書類のチェックポイント
  • 車の基本情報
  • 車検証
  • 整備記録
  • 取扱説明書
  • 車検期間
  • キー
  • 純正オプションの有無

車本体はもちろんですが、書類の状態も買取金額に影響します。購入した際に揃っていた書類や備品が大切に保管されていたかがチェックポイント。

とくに、整備記録は車が定期的にメンテナンスされ大切に扱われていたかを証明する書類なので重要です。取扱説明書は家に保管している人もいるため、査定前に取り出しておきましょう。

取扱説明書は大切!
車本体だけでなく、カーナビや各種装備やパーツの取扱説明書も査定ポイントに含まれます。

愛車を買取査定に出す前に知っておきたい8のポイント

車買取にはたくさんの査定ポイントがあり、査定士という車のプロが細かくチェックします。査定時の項目は分かりましたが、高額買取を期待できるさらなるポイントはあるのでしょうか。今後、愛車を売却しようと考えている方のために知っておくべき8つのポイントを紹介しましょう。

車買取査定の前に知っておきたい8つのこと
  • フルモデルチェンジ前に査定する
  • ペットの匂いや毛の残りに注意
  • 決算期は高額買取を狙える
  • ETCやカーナビなどの装備はプラスポイント
  • 洗車や清掃はしたほうがよい
  • マイナスポイントになる項目
  • 一括査定で買取相場を知る
  • 交渉時のコミュニケーションポイント

では、8つのポイントをそれぞれ解説していきましょう。

フルモデルチェンジ前に査定に出す

フルモデルチェンジとは
4~6年周期で行われるモデルチェンジ。基本的な設計が変わるため、内装やエクステリアデザインも大幅に変更される場合がある。

フルモデルチェンジが行われると、現行モデルは旧型になり新型への注目が一気に高まります。多くの人が新型モデルに乗り替えるため、中古車市場には旧型モデルが増加し人気が急低下。中古車市場で旧型モデルの在庫が増えるため、買取金額はマイナス傾向になります。

モデルチェンジは事前情報が流れるため、タイミングを察知してできるだけ減額されないうちに現行モデルの愛車を売却するとよいでしょう。

ペットの匂い・毛などが残っていると減点?

残念ながら、ペットの匂いや毛は中古車査定基準の減点対象です。JAAI(日本自動車査定協会)ではペットの毛は40点減点、匂いと毛の両方が確認された場合は80点減点と定められています。

1点で1,000円減額になるため、ペットの毛が残っていると最低でも40,000円のマイナス査定になってしまうのです。将来、車をできるだけ高い価格で買取してもらいたいならペットを乗せないのが一番。ペットとドライブするならこまめな掃除をして毛や匂いが残らないようにしましょう。

ペットの匂いや毛の対策法
シートやマットに匂いが染みつきやすいため、ペットを乗せた後は消臭スプレーや重曹水を吹きつけましょう。毛は定期的に掃除機やコロコロクリーナーで取り除くのがおすすめです。

車のエアコンは社内の空気を循環させるため、ペットの匂いが染みついてしまう可能性があります。内装だけでなくエアコン内部のクリーニングも定期的に行いましょう。

高い買取価格がつくのは決算期

車の高い買取価格を期待するなら2~3月、8~10月がおすすめです。この時期は新生活スタートやボーナス支給などにより車の購入者が増えます。

需要が高まる前に、販売する車の在庫を確保しておきたい買取店は買取査定に力を入れるのでしょう。また、3月と9月の決算期に実績を上げるため、買取を強化している業者は少なくありません。

ただし、査定価格が高くなる時期を狙いすぎて車の価値がどんどん落ちてしまうケースに注意してください。車は年式が古くなるほど需要が減るため、査定金額が低くなります。決算期を無理に待つよりも、売りたい時期に売る方が適正な買取価格をつけてもらえる場合もあるので慎重に判断しましょう。

ETC・カーナビなどの装備は高額買取になる?

現在、カーナビは標準装備されている車種が出回っており、スマホをナビ代用できるので中古車市場でプラスポイントになることはあまりありません。しかし、最新機種や高性能なカーナビは例外で高額査定の対象になる場合があります

後付けしたカーナビを設置したまま売却するか悩んでいるなら、カーナビありとなしで査定額が変わるかどうかを買取店と相談するのがおすすめです。

ETCは車の査定額にほとんど影響を与えません。取り外して新しい車に付け替えるのが面倒なら、装着したまま査定に出してもよいでしょう。しかし、ETCは付け替えたほうが新品を購入する必要がないのでお得ですよ。

ETCの個人情報
ETCカードではなく、車載器には個人情報が登録されていないので車に搭載したまま売却しても全く問題ありません。

買取や査定前の洗車や清掃に意味はあるのか

洗車や清掃をしてピカピカの状態で車を買取査定に出しても、車本体の価値がプラスされるわけではありません。しかし、泥だらけで汚れた車ときれいにクリーニングされた車では、買取店側が持つ印象が違います

車が普段から丁寧に扱われメンテナンスされているなら、査定士から、見えない不具合や修復歴について疑いの目を向けられにくいでしょう。

しておいた方が好印象なクリーニング
  • 目につくゴミは捨てる
  • 収納ボックスを空にする
  • 消臭剤・芳香剤を取り外す
  • マットは掃除機をかける
  • 全体的に拭き掃除をする

意外と自分では気づいていないものの、クリーニングしておいた方が好印象なのは匂い。買取予定があるなら、無香または微香タイプの消臭剤を使ったり、換気をしたりして車の匂いケアをしておきましょう。

車買取でマイナスになる項目

車買取前の査定では、プロの目で細かくチェックされます。高額買取を狙うのであれば、プラスになるポイントだけではなくマイナスになる項目も知っておきましょう。

外装 ガラスやボディの傷
修復跡
ドアやウィンドウの誤作動
ランプ類の切れ
内装 擦り傷
シールやテープ跡
匂い
ヤニの付着
ペットの毛
エンジン回り バッテリー切れ
エンジンオイルの劣化
ファンベルトやラジエータの劣化

下取りより一括査定の方がおすすめ

下取りと買取の違い
乗り換える車を購入する販売店で旧車を買い取ってもらうのが下取り。買取専門業者に査定してもらい、買い取ってもらうのが買取。

購入する新車の商談をお得にするために、下取り価格が下がりやすいディーラーでの下取りよりも、適正価格で次のオーナーへ渡してくれる買取専門業者を利用するのがおすすめです。

インターネットの一括査定サービスを利用すれば、一度の情報入力で複数の買取業者へ査定依頼できます。見積もり金額をいくつか比較して、高額買取してくれる業者を選びやすいでしょう。

一括査定に参加しているおすすめ買取業者
  • アップル
  • ガリバー
  • ビッグモーター
  • カーズネット
  • ネクステージ
  • オートバックスカーズ

取引実績が多く、全国の買取相場を基準に見積もりする大手中古車買取業者で一括査定できるサービスを賢く活用するのが高額買取のポイントです。

査定士や営業マンとのコミュニケーションは気持ち良く

車だけに目を配るのではなく、営業マンや査定士とのコミュニケーションも重視するべきポイントです。気持ちの良い商談をして、お互い納得できる条件で取引できるようにしましょう。強引で常識はずれな値上げ交渉や上から目線の態度は、印象を悪くします

即決をちらつかせることで査定金額を上げる方法もありますが、契約を急かされる場合は慎重に判断してください。相手の流れに乗せられないように注意しながら、アピールポイントや希望条件をはっきり伝えましょう。

車買取で大切なコミュニケーションポイント
  • 希望金額は買取相場より少し高めに設定する
  • 複数の業者から見積もりを取っていることを伝える
  • 虚偽を言わない
  • 愛車のこだわりをアピールする
  • 売却への本気度を伝える

買取業者は車の状態だけではなく、オーナー自身もチェックしています。スムーズで気持ちの良いコミュニケーションをはかって、高額買取へと交渉を導きましょう。

車買取の査定タイミングで大切な2つのポイント

車買取の契約が行われる前に、必ず査定を受けて買取金額を明確にできます。査定の際に注意するべき2つのポイントを紹介しましょう。

買取前の注意ポイント
  • 不具合や事故歴などは隠さない
  • 疑問や希望は率直に伝える

嘘の申告をしないのは当たり前ですが、高額買取を狙うばかりに修復歴や不具合について隠してしまいたくなる人は多いでしょう。しかし、査定士は車のプロですから注意深くチェックしているうちに気づきます。

もし、査定金額が決定したのちに気づかれた場合は減額されるだけでなく、大きなトラブルに発展する場合があるので注意してください。

愛車に適正な買取金額をつけてもらうために、正しい情報を伝え、疑問は遠慮なくぶつけましょう。気になった点は全て確認し、納得できる金額で買取してくれる業者を選ぶようおすすめします。

ポイントを押さえて賢く車買取してもらおう

愛車を少しでも高く売るためには、査定時のチェックポイントや高く売れる時期を知っておくのが一番。必要な書類をすべて準備し、プラス査定につながるオプションや装備を用意しましょう。車が丁寧にメンテナンスされていた、と査定士が感じられるように少しでもボディや内装をきれいにしておくのもポイントです。

一括査定サービスも、高額買取を期待するなら見逃せません。車を最善の状態にして、複数の買取業者から見積もりを取れば適正な金額で買い取ってくれる業者を見つけられるでしょう。