エンジンから異音がする5つの原因と対策法|セルフチェックできる?

[PR]本ページはプロモーションが含まれています

⏳この記事は約3~4分で読めます。

愛車でドライブを楽しんでいると急にカラカラ・キュルキュルと異音がしだして不安になった経験はあるでしょうか。メンテナンス不足の状態が続くと起きやすいエンジンの異音。

なぜ異音が発生し、どうすれば対策できるのでしょうか。本記事では、エンジンから異音がするときに考えられる5つの原因と対策法について解説します。車の変な音が気になっている人はぜひ参考になさってください。

エンジンから異音がする原因と対策法!修理費用も解説

車を運転しているとエンジン部当から変な音が聞こえる、と感じている方は愛車の状態を不安に思われるでしょう。エンジンの異音を生じさせる原因は複数あるため、理由を知って正しい対策を取ることが大切です。

では、エンジンの異音へとつながる主な原因を5つ取り上げましょう。

エンジン異音の主な原因
  • 冷却水不足によるオーバーヒート
  • ウォーターポンプの故障によるオーバーヒート
  • エンジンオイルの不足・オイル漏れ
  • ベアリングの破損による摩擦音
  • タイミングベルト・ステアリングベルトの劣化

では、それぞれの原因と対策について解説します。また、修理が必要になった場合に予想される費用についても紹介するので参考になさってください。

冷却水不足によるオーバーヒート

エンジンから異音がする1つの原因は冷却水不足です。エンジン内部は、ガソリンの燃焼や部品の摩擦により高温状態になっています。ですから、冷却水を使って定期的にエンジンを冷やさなければなりません。

しかし、冷却水は消耗品ですから時間が経つごとに徐々に減っていきます。冷却水が不足してエンジン内部を冷やせなくなるとオーバーヒートを起こしてしまい、異音が生じるのです。

冷却水の不足が原因として考えられる場合は、車専用の冷却水を追加してください。カー用品店やガソリンスタンドで購入できます。冷却水の交換には約2,000〜3,000円かかると予想しておくと良いでしょう。

ウォーターポンプの故障によるオーバーヒート

エンジンの異音が生じる原因の2つ目は、ウォーターポンプの故障により起きたオーバーヒートです。ウォーターポンプは、エンジンがオーバーヒートを起こさないために、冷却水を循環させる役割があります。

圧力を使って、冷却水を吸い上げたり送り出したりしてエンジン内部を冷却するサポートをしているのです。しかし、ウォーターポンプが正常に作動しなくなると、冷却水は十分にあってもエンジンの冷却ができなくなります

エンジンの異音だけではなく、冷却水の漏れが見られる場合はウォーターポンプの故障が原因でしょう。対処するためには、修理工場へ車を持ち込みウォーターポンプを交換しなければなりません。修理費用は約30,000〜50,000円です。

エンジンオイルの不足・オイル漏れ

エンジンから変な音がする3つ目の原因は、エンジンオイルの不足やオイル漏れです。エンジンオイルは、エンジン部分の冷却・潤滑・防錆・防食など重要な働きをしています。エンジンの気密をキープしたり、清浄したりするためにもエンジンオイルは欠かせません。

エンジンオイルは消耗品ですから、こまめに点検して交換しなければ劣化していきます。悪いオイルはエンジンに影響を与えてしまい、最悪の場合オイルだけではなくエンジンごと交換しなければならなくなる可能性があるため要注意です。

エンジンオイルの残量を確認して、減りや劣化が分かるようであれば交換しましょう。もし、オイル漏れが懸念されるのであればプロの目で見てもらいましょう。

エンジンオイルの交換はオイルの質にもよりますが、約2,000〜10,000円かかります。エンジン本体を交換する必要が生じた場合の修理費用は100,000円以上が予想されるため、早めのメンテナンスを心がけましょう。

ベアリングの破損による摩擦音

エンジン異音の原因として4つ目に考えられるのはベアリングの破損。機械が作動すると、どうしても部品同士に摩擦が生じます。常に発生する摩擦を放置していると部品の劣化スピードは早まるため、摩擦を軽減するためにベアリングが設けられているのです。

経年劣化や破損、エンジン内部の冷却不足による焼き付きなどが原因で、ベアリングは故障します。摩擦を軽減する部品が故障すると、他の部品も正常に動作できなくなりエンジンに悪影響を与えるのは言うまでもありません。

ベアリングの故障がエンジンの異音を生じさせている場合は、オーバーヒートやシャフト折れなどのより深刻なトラブルにつながりかねません。

早めに修理工場や購入した販売店に持ち込んで修理しましょう。ベアリングの交換費用は約20,000〜50,000円です。

タイミングベルト・ステアリングベルトの劣化

5つ目にエンジン異音の原因として紹介するのは、ベルトの劣化です。エンジンにはたくさんのベルトが使用されていて、ひとつでも劣化すると正常な動作ができなくなります。エンジン機構にあるベルトは、タイミングベルト・ファンベルト・ステアリングベルトの3つ。

車種によっては採用されていないベルトもありますが、エンジンから異音がするときにはベルトの劣化が疑われるので専門業者でチェックしましょう。

ベルトは種類ごとに交換時期が設定されているため、まだ使えているから交換しなくても良いという考え方をせずに正しいメンテナンスを行いましょう。

ベルトの交換費用
タイミングベルト:約30,000〜60,000円
ファンベルト:約3,000〜10,000円
ステアリングベルト:約8,000〜20,000円

エンジンからする異音の種類で原因が分かる?

愛車でドライブに出かけようと、いざエンジンをかけると異音が聞こえてきます。では、その原因をできるだけスピーディに見極めるにはどうすれば良いのでしょうか。

車がトラブルを抱えているSOS発信は異音の種類で見分けられます。車はいろいろなところから音を発していますが、アイドリング時のエンジンは、等間隔で一定のリズムを刻んだ音がします。

トラブルが発生しているときの異音には次のようなものがあります。

エンジン異音の種類
  • キュルキュル
  • カラカラ・カタカタ
  • ウォーン

では、上記の異音は一体どんなトラブルのSOSを発しているのでしょうか。

「キュルキュル」は部品が擦れている音。エンジン周りの部品が滑っている可能性があります。特に、タイミングベルトやステアリングベルトが劣化して滑っているときにキュルキュルと音がするので要注意。

「カラカラ・カタカタ」は部品・補機類の故障が考えられる異音。小さな地震が起きたときに家具が揺れる音に似ています。故障している部品が金属であれば高音、樹脂であれば低音にと音の高さが変わるので覚えておきましょう。

「ウォーン」という機械音はベアリングやベルト系の故障が主な原因です。完全に故障しないうちに部品交換すれば異音をなくせます。場合によってはオイルを補充したりウォーターポンプを交換したりするだけで改善するケースもあるので、詳しい対処法は修理工場のプロに相談しましょう。

エンジンの異音が発生したときのセルフチェック方法

エンジン部分から聞こえる嫌な音に気づいたものの、すぐには修理工場に持ち込めない時もあるでしょう。旅行中や外出中にエンジンの異音が生じたらどうすればいいのでしょうか。異音の原因をセルフチェックするときのポイントは、どこから・何から・いつの3つです。

ディーラーや修理工場に相談する前に、愛車の状態を正しく把握して伝達するためにも以下の項目をチェックしておくのは大切です。

異音のチェックポイント
  • 異音がするのはエンジン始動時か走行中か
  • アイドリング時でも異音が出るか

アイドリング中にもエンジンから異音がするなら、エンジンをかけたままボンネットの中を観察しましょう。ただし、高温状態になっているため安易に手を入れて触ったりしないようにしてください。

懐中電灯などの明るく照らす道具を使って観察します。エンジンルームを4当分して、エリアを絞りながら異常がないか確認しましょう。見てもわからないときは、音をスマートフォンなどで録音してプロに聞かせるという手段もありますよ。

知っておきたい消耗品の寿命と走行距離・年数の関係

そもそも、エンジンの異音を発生させないために定期的なメンテナンスやチェックは欠かせません。エンジンルーム内の部品が劣化したり故障したりすると、エンジンに大きな影響を与えるからです。

メンテナンスの時期や部品交換の目途を把握するために、消耗品の寿命を知識として取り入れておくことは大切です。

部品 寿命の目安
タイミングベルト 走行距離80,000〜100,000km
ファンベルト 3〜5年
走行距離50,000〜100,000km
ステアリングベルト 走行距離50,000〜100,000km
エンジンオイル 半年〜1年
走行距離5,000〜10,000km
冷却水 2年
エンジンプラグ 走行距離15,000〜20,000km
プラグコード 走行距離100,000km

車種によってはベルト系でタイミングベルトやファンベルトを採用していない場合もあります。また、エンジンオイルの交換時期はオイルのタイプによって異なるため注意しましょう。

まだ動くから大丈夫、使えるからお金をかけたくないと言った考えをしたくなる気持ちもわかりますが、エンジンの異音は車がトラブルをかかえているSOSですから放置は危険です。

もちろん部品の寿命は車に乗る頻度や運転の仕方によって変わりますが、目安を基準に定期的なメンテナンスを行いましょう。

修理や部品交換には数千円〜数万円かかりますので、予算を計算して計画的に用意しておく必要があります。

後々、愛車を売却しようと考えているなら余計に部品の寿命やエンジンの状態を知っておくことは大切です。

買取査定でエンジンの状態は重要ポイント

将来、車を買取業者に引き渡そうと考えているなら、エンジンの異音は早急に対策する必要があります。そもそも、買取査定時にはどのような基準で見積もりを出しているのでしょうか。

買取査定時の基準
  • 外装・内装
  • エンジンの状態
  • 年式・走行距離
  • 事故歴・改造歴

では、それぞれの基準について簡単に解説しましょう。

外装・内装

言うまでもなく、車買取時の価格に大きく影響するのは外装や内装の見た目です。傷や凹み、塗装の剥げなどはマイナスのイメージにつながるので注意しましょう。タバコやペットの匂いなども例外ではありません。

エンジンの状態

また、エンジンの状態は重要な査定ポイントです。バッテリーが上がっていたりエアコンが故障していたりなどは数千円程度の減額で済む場合がありますが、エンジンの場合は数十万円単位で減されてしまいます。

ですから、エンジンを良好な状態でキープするためにもエンジンルーム内の消耗品を定期的にチェックして、劣化や故障により異音が生じないように注意しましょう。万が一「カラカラ・キュルキュル・ウォーン」と異音がした場合は、できるだけ早く修理工場に持ち込んで、対処するようになさってください。

また、修理するときには純正パーツを利用することをおすすめします。買取査定時に純正パーツ以外の部品へ交換していることがわかれば、減額される可能性が高いからです。

年式・走行距離

また、走行距離や年数は少ないほど高額買取が期待できます。5年未満、走行距離は10,000km未満が理想的。

走行距離の目安
10,000km 査定額が下がる1段階目。
10,000km未満であれば査定が上がる可能性は高い。
50,000km 多走行車。
他の要因を含めると大きく査定額が下がらない場合もある。
100,000km 過走行車。
査定額は低下。
人気車種やフルモデルチェンジ前なら高額買取を見込める。

最近の車は性能がどんどん向上しているため、走行距離が100,000kmを超えていても問題なく走行できます。そのため、人気が落ちていなければ高額買取してくれる買取業者もあるでしょう。

愛車をできるだけ高く買い取ってもらって、新しいオーナーのもとに渡るように今のうちから意識しておきましょう。

エンジンから異音がしたらすぐに専門業者へ相談しよう

エンジンから聞こえる異音はどれも車のSOS。特に緊急度が高いトラブルが生じていると言えます。いつもとは違う変な音がするな、と感じたらできるだけ早く専門の業者や修理工場に持ち込みましょう。

最悪の場合、エンジン自体の交換になり高額な修理費用が請求される可能性があります。エンジンの異音は放置せず、分かる範囲でどこから・何から・いつ音がするのかをはっきりさせてプロに相談するようおすすめします。