自動車のバッテリー交換は自分でやれる?費用は?

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自動車に搭載されているバッテリーは、交換が必要な消耗品です。この記事では、自分で交換できるのか、費用はどのくらいかかるのかなどについて解説します。

バッテリーってそもそも何なの?

自動車に搭載されているカーバッテリー。多くはエンジンルームに搭載されています。この消耗品なので、交換が必要なバッテリーですが、何のために必要なものなのでしょうか。ここで解説していきます。

エンジンを動かしたり、カーナビや電装品のため

バッテリーは、自動車のエンジン始動や、電装品全般への電力供給や制御を行っています。

ワイヤーハーネスという電線を通して各部品に接続されており、エンジンコンピューターやライト類、カーナビやメーターなどのアクセサリー類へ電力を供給しています。しかし、バッテリー内に充電されている電力にも限度があるため、バッテリーを充電するためのオルタネーターが搭載されています。これは、エンジンの駆動を利用してモーターを回転させ、電気を生み出してバッテリーに充電をするものです。

ただ、スマホなどのバッテリーと同様に、充電と放電を繰り返すうちにバッテリーも劣化をしていくため、交換が必要となります。

バッテリーに関する規格

バッテリーは、搭載される車種や使用している電装品の数によって、大きさが異なります。主な種類として、ガソリンまたはディーゼルエンジンの車、トヨタ系ハイブリッドモデルの車、アイドリングストップ搭載の車があり、それぞれで使用するバッテリーの種類が異なるため、注意が必要です。

また、使用されている電装品が多い場合は、より多くの電力を必要とするため、バッテリーも大きなものにしなければなりません。そのため、同じ車種でもグレードや搭載オプションによってバッテリーの大きさが異なることもあります。

バッテリーのサイズは英数字で表記されており、性能、サイズ、側面の長さ、端子の位置を表しています。

例1:55B24L(JIS形式、ガソリン・ディーゼルエンジン用)
性能ランクが55、短側面がBサイズ(A~Hの順にサイズアップ)、長側面が24cm、端子のプラスの位置が左側のLタイプ

例2:S34B20R(トヨタ系ハイブリッドモデル用)
排気機構が制御弁式であることを表すS、性能ランクが34、短側面がBサイズ、長側面が20cm、プラス端子の位置が右側のRタイプ

例3:Q-85(アイドリングストップ車用)
外形寸法の区分がQ、性能ランクが85、空欄の場合はプラス端子の位置がLタイプ

バッテリーの交換方法

前述したようにバッテリーは消耗品のため、劣化が進めば交換が必要になります。ここでは、交換方法を紹介します。目には見えない電気に関わる作業のため、十分注意が必要であることも忘れてはいけません。

バッテリーの選定

まず、交換したい車に推奨されているバッテリーを選定します。

バッテリーメーカーもいろいろありますが、メーカー公式HPから検索ができます。交換したい車のメーカー、車名、搭載エンジンの種類や排気量、車両型式などを確認しておくとよいでしょう。

また、前述のように、ハイブリッド車やアイドリングストップ搭載車には専用バッテリーがあるため、間違えないように注意が必要です。

バッテリーの交換

バッテリーを交換する際は必ずエンジンが停止し、キーシリンダーからキーを抜いておきます。スマートキーの場合は、メーターが点灯していたり、他の電装品が起動していないことを確認してから作業をはじめましょう。

1.マイナス側のケーブルを外す
バッテリーを外す際は、必ずマイナス端子のケーブルから抜きます。10mmのナットで固定されているので、対応した工具で外します。この際、外した端子やケーブルをガムテープなどで保護をするとショートや感電を防ぐことができます。

2.プラス側のケーブルを外す
マイナス側のケーブルを外した後に、プラス側を外します。同様に10mmのナットで固定されているので、工具で緩めて外してます。マイナス側と同様に、外した後はガムテープなどで端子を保護しておきましょう。

3.バッテリー固定金具を外す
バッテリーは車体に固定されているため、その固定用の金具を外します。こちらも10mmのナットで固定されているため、工具を使って外します。このとき、ナットは完全に外れるので、紛失やエンジンルーム内の落下に注意しましょう。

4.バッテリーを取り出す
固定用の金具が外れたら、いよいよバッテリー本体を外します。重たいので、滑り止めが付いている手袋などをして作業するとよいでしょう。

5.新しいバッテリーを取り付ける
古いバッテリーを取り出したら新しいものを取り付けます。このときも、バッテリーの端子が他に接触してショートを起こさないようにテープなどでカバーしておくとよいでしょう。購入時にカバーが付いているバッテリーの場合、ケーブルを取り付ける直前に外すようにしましょう。取り付けのあとは作業を逆順で行っていきます。

固定金具の取り付け、プラス側の端子にケーブルを繋ぎ、マイナス側の端子に繋ぎ、作業完了です。端子に接続したケーブルに緩みがないか、再度確認をしておきましょう。

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バッテリー交換を業者に任せる場合

自分で作業をするのが不安であれば、バッテリー交換を業者に依頼することもできます。どこで依頼できるのか、費用はいくらなのか、紹介します。

交換をしてくれる業者

業者によって、バッテリー本体のみの料金で対応してくれる場合もあれば、車種によってはバッテリー本体の料金と工賃、処分費用までかかる場合もあります。

・カーディーラー
カーディーラーに依頼する場合、バッテリーはメーカー純正品が使用されます。また、バッテリー本体だけでなく、工賃や処分費用が発生するケースが多いので注意が必要です。しかし、メーカー純正品を使用することや、バッテリー交換をした際に発生する車種特有の整備などを施行してくれるため、交換後に問題が起きにくいというメリットがあります。

バッテリー本体:10,000円~50,000円前後(車種によって異なります)
工賃:無料~4,000円程度
処分費用:無料~2,000円程度
参考資料:ネッツトヨタ京都 (netz-kyoto.co.jp)

・カー用品店
カー用品店で交換を依頼するメリットは、ディーラーより工賃が安かったり、バッテリー本体を純正同等の安価なものにできたりする点です。また、カー用品店ならではの保証等がある場合も。主なカー用品店を抜粋して紹介していきます。

<オートバックス>
バッテリー本体:5,000円~50,000円程度
工賃:2,200円
処分費用:無料
参考資料:オートバックス公式ブランドサイト (autobacs.com)

<イエローハット>
バッテリー本体:5,000円~50,000円程度
工賃:1,100円
処分費用:無料
参考資料:イエローハット (yellowhat.jp)

・整備工場
整備工場では、カー用品店よりもリーズナブルにバッテリーを購入できたり、工賃も無料だったりするケースもあります。

バッテリー本体:3,000円~50,000円程度
工賃:無料~3,000円程度
処分費用:無料~500円程度

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バッテリーの寿命を延ばす方法

バッテリーの寿命は、2年〜3年といわれています。しかし、使用環境などによってはもっと早いタイミングで交換が必要になることも。ここでは、バッテリーの寿命の延ばし方について紹介します。

定期的なエンジン始動と走行

バッテリーは、オルタネーターという発電機から充電をしますが、オルタネーターが発電していないときは、バッテリーは常に放電状態になります。

オルタネーターは、エンジンの回転を利用して発電機を回して発電する仕組みであるため、エンジンを始動させる=バッテリーの充電ということになります。

そのため、エンジンが停止した状態が長く続くと、バッテリーは放電を続け、やがてバッテリー上がりが発生します。バッテリー上がりは、放電が続き過ぎたために、エンジン始動に必要な電力が残っていない状態のことです。バッテリー上がりが何度も続くと、バッテリーの寿命は短くなっていきます。

バッテリー上がりを防ぐためには、定期的なエンジン始動と走行が重要です。エンジンを始動すればオルタネーターは発電を始めますが、短い時間だと十分な発電はできません。週に1度30分〜1時間程度走行すると、バッテリーにも十分な充電がされ、バッテリー上がりを防ぐことができます。

エンジン補機類の定期的な点検

バッテリーの充電に欠かせないオルタネーターも機械であるため、定期的な点検が必要です。オルタネーターが十分な発電ができない状態の場合、バッテリーに十分な電気が供給されない状態が続くため、悪影響を及ぼして寿命を短くします。バッテリーが上がったかと思ったらオルタネーターが壊れていたという症状もよくあるケースです。この場合、オルタネーターの交換が必要になるために、高額な修理費用が発生する場合があります。このようなことを避けるためにも、定期的な点検をおすすめします。

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まとめ

バッテリーの交換について解説、紹介してきました。バッテリーの交換は自分で行うこともできますが、ディーラーやカー用品店でしかできない整備もあります。自分での交換の場合はあくまで自己責任であるため、ディーラーやカー用品店などの予防整備も含めて行えるところに依頼するのもよいでしょう。オルタネーターの故障やバッテリー上がりは突然起こります。急にエンジンが始動しなくなったり、高額な修理費用が発生することを避けるためにも、定期的な点検やエンジン始動、走行をしておくことをおすすめします。

よくある質問

バッテリー交換に資格は必要なのか

バッテリーの交換のみであれば、資格は不要です。他にも、タイヤ交換やオイル交換に関しては整備士の資格が必要ありません。

バッテリーが寿命を迎える前兆はあるのか

バッテリーが寿命を迎えるのは突然です。しかし、少なからず前兆はあるので注意して確認すればわかることも。前兆として現れる代表的な現象は「ヘッドライトがいつもより暗い」「停車中のエンジンのアイドル回転が一定でない」「ワイパーの動きが悪い」などが挙げられます。これらはバッテリーから供給される電気が不安定であるときに見られる現象で、バッテリーがそろそろ寿命というサインです。また、バッテリー本体からの液漏れや極端に膨らみ始めるなど、バッテリー本体に異変を感じた場合には、すぐに交換をしましょう。