ゴールド免許が恥ずかしいと思うのはなぜ?ゴールド免許の特典やメリットまで解説!

ゴールド免許 恥ずかしい

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運転免許証には「グリーン」「ブルー」「ゴールド」の3色があります。中でもゴールド免許は、無事故・無違反を続けないと取得できません。誰でも取得できるわけではないゴールド免許ですが、中には「ゴールド免許が恥ずかしい」と感じている人が少なからず存在するようです。なぜ「ゴールド免許が恥ずかしい」と感じるのでしょうか。本記事ではゴールド免許が恥ずかしいと思う場面や理由、さらにゴールド免許を取得するメリットについて解説していきます。

ゴールド免許とは?

ゴールド免許は、優良ドライバーの証です。ゴールド免許を取得するには、以下の3つの条件をすべて満たしていなければなりません。

5年以上継続して運転免許証を保有している

免許を取得してから5年未満の人は必然的にゴールド免許は取得できません。

免許更新年の誕生日の41日前から遡って5年間無事故・無違反である

人身事故のみが対象で、物損事故は起こしても影響ありません。(飲酒運転や速度超過が起因の場合を除く)また、違反に関しては、反則点数が加算される違反が対象です。

重大違反教唆幇(ほう)助・道路外致死傷をしたことがなく、危険運転致死傷罪を犯していない

重大違反教唆幇(ほう)助:運転者に対して同乗者が、交通違反行為を促したり容認したりすること。
道路外致死傷:駐車場など公道以外の場所で、人身事故を起こすこと。
危険運転致死傷罪:危険な運転をしたことによって、人を死傷させた場合に成立する犯罪。

取得に条件があるゴールド免許ですが、2022年のゴールド免許所持率は約62.6%という結果が出ています。(警視庁の資料参照)運転免許証を所持している人の6割以上の人が、ゴールド免許を所持しているのです。

ゴールド免許を恥ずかしいと思う理由

どのような場面でゴールド免許が恥ずかしいと思うのか、実際に調べてみました。

https://twitter.com/AR30056019/status/1323053519058857985

「普段ほとんど車を運転しないペーパーゴールドだから」という理由が圧倒的に多かったです。車を運転しないがためにゴールド免許の条件を満たしてしまい、「ゴールド免許だけど運転は上手くない」ということに引け目を感じている人が多数いるようです。

また、「理由はないけど、ゴールド免許を見せるのが恥ずかしい」という意見もいくつか見られました。

しかし、ゴールド免許が恥ずかしいという意見よりも、以下のような意見の方が多かったです。

普段運転をするかどうかに関係なく、ゴールド免許は無事故・無違反を証明するものなので、ゴールド免許を恥ずかしく思う必要は全くありません。本来は、ゴールド免許を所持するべきなのです。

ゴールド免許の特典とメリット

ゴールド免許 メリット 特典

優良ドライバーの証であるゴールド免許を所持することで、さまざまな特典やメリットが得られます。

ゴールド免許の特典、メリットを4つ紹介します。

保険料割引

ゴールド免許を所持していると、任意保険の割引が受けられる場合があります。

「ゴールド免許割引」という名称で割引をしている保険会社がほとんどで、割引率は保険会社や契約内容によって異なるため一概にはいえませんが、10%前後から最大20%割引としている保険会社が多いです。

割引の適用開始日は、保険の開始日なので、保険期間中にゴールド免許になった日から割引を受けられるわけではないので、注意が必要です。

逆に、保険期間中にゴールド免許ではなくなった場合でも、保険満期日まではゴールド免許割引が適用されます。

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SDカードの取得

1年以上無事故・無違反を継続すると、SD(Safe Driver)カードを取得できます。1年以上無事故・無違反なので、ゴールド免許でなくても取得可能ですが継続年数によってカードのデザインが異なります。

SDカードの取得方法は以下の2通りです。

・ゴールド免許更新時に申請
・自動車安全運転センターに無事故・無違反証明書もしくは運転記録証明書を郵送して申請(証明書は免許センターや警察署などで入手可能)

交付手数料として670円掛かりますが、SDカード優遇店でカードを提示することで割引を受けられます。SDカード優遇店は全国に約16,000店舗あり、自動車安全運転センター公式サイトで店舗の検索が可能です。

割引適用期間は、カード発行から1年間しかないので、よく利用する店舗がSDカード優遇店かどうか調べてみて、SDカードを発行するか検討しましょう。

免許証の有効期限が長い

ゴールド免許の有効期限は、70歳以下の人は5年間、71歳の人は4年間、72歳以上の人は3年間となります。グリーン・ブルーの場合、有効期限は年齢に関係なく3年間なので、ゴールド免許の方が有効期限が長くなります。

有効期限が長いことによって、更新頻度が少なくて済みます。免許更新の回数を減らせるのは、ゴールド免許のメリットといえるでしょう。

更新手続きがお得(手数料、講習時間、更新場所など)

先ほど、ゴールド免許は更新頻度を減らせると書きましたが、実は更新手続きの費用もお得になり、講習時間も短縮されます。

更新手続きに必要な費用や時間を表にまとめました。

免許証の色 グリーン ブルー ゴールド
更新手数料 2,500円 2,500円 2,500円
講習手数料 1,350円 800円 500円
講習時間 120分 一般運転者講習:60分
違反運転者講習:120分
30分
有効期限 3年 3年 70歳以下:5年
71歳:4年
72歳以上:3年
更新場所 免許センター
運転免許試験場
免許センター
運転免許試験場
免許センター
運転免許試験場
指定警察署

ゴールド免許の場合、更新にかかる費用が3,000円と最も安く、講習時間も30分と短時間です。また、警察署での更新が可能なため、わざわざ免許センターや運転免許試験場まで足を運ぶ必要もありません。

ゴールド免許を所持することで、免許更新にかかる時間や費用を節約できますね。

まとめ

今回はゴールド免許が恥ずかしいと思う理由と、ゴールド免許のメリットについて解説しました。ゴールド免許は、無事故・無違反の証明になるので全く恥ずかしくありません。恥ずかしいどころか、任意保険が安くなったり、更新手続きが楽になったりとメリットしかありません。

安全運転を心掛けて、ゴールド免許を目指しましょう。そして現在ゴールド免許の人は、ぜひ維持し続けてくださいね。

よくある質問

違反してから何年でゴールド免許になる?

違反の回数やタイミングによって変わってきますが、最短でも5年かかります。その間に違反をしてしまうとリセットされてしまうため、さらに期間がかかります。

ゴールド免許を持っている人の比率は?

2022年のゴールド免許所持率は約61.7%という結果が出ています。