車のエアコンガス補充は自分でできる?補充方法とプロに任せるべき理由

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暑い季節に車のエアコンの温度が下がらず、灼熱のドライブをするような事態は避けたいもの。この記事では、エアコンの温度が下がらなくなった際に行うエアコンガスの補充方法と、補充をプロに任せるべき理由を解説します。

エアコンガス補充の必要性とは?

エアコンガスとは、エアコン本体に充填されている冷媒のこと。冷媒はエアコン本体内を循環し、車内の温度を下げる役割を担っているため、減少していくとエアコンがうまく作動しなくなります。

また、エアコンガスが不足していると、エアコン本体に負担がかかる場合があります。冷媒となるエアコンガスは、エアコン本体内での圧力調整にも使用されており、不足すると適切な圧力が得られません。その結果エアコン本体の負荷が増えてしまい、エアコン本体自体の寿命を縮める原因にもなります。

エアコンガスの補充は、効きの悪くなったエアコンの修理という側面だけでなく、エアコン本体にかかる負荷を減らして、寿命を延ばすことにもつながります。

エアコンがうまく作動しなくなると、運転中のストレスになるだけでなく、ドライバーの疲れや集中力の低下にもつながりますので、定期的にメンテナンスしておくのがいいでしょう。

エアコンガス補充の頻度と費用

補充頻度はどれぐらい?

エアコンガスは気体と液体に変化しながら循環するため、理論上ガスは減りません。そのため、車の種類や年式、使用環境などによって異なるものの、一般的には7~10年に1回の頻度での補充で問題ないとされています。

ただし、走行中の振動などによってエアコンの配管にガタつきや亀裂などが生じると、ガス漏れがおこる場合があります。乗り始めてまだ交換が必要なほど経っていない車で、ディーラーやカーショップで行うメンテンナンスの際に補充をすすめられた場合には、ガス漏れについても確認してもらったほうがいいでしょう。

エアコンガス補充料金の目安は?

また、エアコンガスの補充料金は車種や地域によって異なりますが、オートバックスやイエローハット、ガソリンスタンドなどの料金を見ると、1万円程度が目安です。

DIYでも補充は可能ですが、ガス圧の調整やガス漏れのチェックは、専門的な知識も必要になり、特に初心者には難しい作業です。そのため、エアコンガスの補充やガス漏れのチェックは、ディーラーやカーショップ、整備工場への依頼をおすすめします。

DIYでエアコンガス補充をするなら何が必要?

それでも、ご自身でエアコンガスを補充してみたいという方のために、実際にDIYでエアコンガスの補充を行う際に準備すべき道具とおおまかな手順を紹介します。

なお、 手順や方法を間違えるとケガをはじめ、車自体の故障を招くリスクがありますので、ご注意ください。

補充に必要な道具と事前に用意すべきこと

補充に必要な道具

エアコンガスチャージホース

 

車種に応じたエアコンガス(冷媒)

チャージホースには、バルブとガス圧を確認するためのゲージがついています。車種によって必要なエアコンガスの量が異なるため、事前に調べておきましょう。

事前に確認しておくべきもの

・整備記録簿
・取扱説明書
・保護メガネ
・手袋

まず、整備記録簿や取扱説明書を確認し、車両にどのようなエアコンシステムが搭載されているかを把握します。また、作業にあたっては、保護メガネや手袋の着用をおすすめします。

必要な道具と用意すべきものを事前に準備し、一連の作業工程を確認したあとに作業に取りかかることが安全かつ確実な方法です。

エアコンガス補充の手順

1.エアコンガス(冷媒)をエアコンガスチャージホースに接続します。バルブのネジを左に回して針を一番上に上げ、缶に穴が開かないようにしておきましょう。

2.エアコンガスチャージホースのもう一方のバルブをエアコン配管の「L」の記載がある低圧側ソケットに接続します。

3.エアコンガスチャージホース内の空気を抜くために、プシュッと音がする一瞬だけエアコンガス(冷媒)を緩めます。

4.窓を全開にし、エンジンを始動してエアコンを最大冷房・最大風量・内気循環で作動させます。

5.エアコンガス(冷媒)側のバルブを開き、ガスを注入します。圧力メーターのゲージを確認しながら、ゲージの針位置が水色の適正値になるまで調整します。

6.適正値までエアコンガスが注入できたらバルブを閉じ、エンジンを止めます。低圧側ソケット側からエアコンガスチャージホースを外します。

ガス漏れのチェック方法と対処法

ガス漏れがある場合は、エアコンガスの交換直後でも問題が発生することも。ガス漏れの原因は、交換時に不注意な操作や、エアコンシステムの故障、部品の摩耗や劣化など様々な要因が考えられます。

ガス漏れをチェックする方法としては、特殊な漏れ検出剤をエアコンシステムに充填し、漏れがある箇所から液体が滲み出させて確認する方法や、UVランプで漏れた箇所を特定する方法などがあります。

いずれにせよ、ガス漏れが発覚した場合には早急な対処が重要です。まずはエアコンシステムを完全に排気し、漏れた箇所を特定して修理する必要があります。

修理には、部品交換やシール材の塗布などがありますが、自己判断での修理は避けたほうがいいでしょう。ガス漏れがある場合は、ディーラーやカー用品店など専門業者への修理依頼がおすすめです。

自分で補充する?プロに依頼する?

エアコンガスの補充はDIYでも可能ですが、ガス漏れのチェックやその後の対処には、専門的な知識が必要であり、補充時に誤った作業を行ってしまうと車の故障にもつながります。

プロに依頼するメリットとしては、正確な診断や修理が期待できること。ディーラーや整備工場には、専門的な知識や経験を持ったスタッフが在籍しており、車の状態や問題点を正確に把握することができます。

また、専用の設備や工具を用いることで、高品質な修理が可能です。さらに、補充や修理の際には、適切なガス量や種類の選定も重要で、プロの手による正確な補充によって、エアコンの性能が最大限に発揮されます。

プロへの依頼には、日程調整や費用、作業にかかる待ち時間などがかかりますが、DIYで補充したときのケガや故障リスク、そしてエアコンガスの補充頻度、料金目安が1万円程度という点をふまえて考えると、プロに依頼するのが安全かつ確実でしょう。