【最新】サポカー補助金はいつまで?再延長はあるの?自動車補助金について徹底解説

サポカー補助金 対象者

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サポカー補助金は高齢ドライバー向けにつくられた制度ですが、皆さんは知っていますか?“サポカー補助金”というワードを、各自動車メーカーのCMで耳にしたことがあるのではないでしょうか。

サポカー補助金は、高齢ドライバー以外には直接関係ないかもしれませんが、親族やお知り合いにサポカー補助金が適用される方がいるかもしれません。

残念ながら、サポカー補助金は2021年11月29日に受付終了済ですが、今後も再受付はあるのでしょうか?気になる情報をお届けします。

サポカーとは

サポカー

そもそも、サポカー(セーフティ・サポートカー/安全運転サポート車)とは「衝突軽減ブレーキなどの先進安全技術を備えた車の略称」のことで、「サポカー」と「サポカーS」に分類されます。

サポカーは衝突軽減ブレーキを備えた全ての運転者推奨の車、サポカーSは衝突軽減ブレーキに加え、踏み間違い時サポートブレーキなどを搭載した、特に高齢運転者に推奨の車です。

最新の車には安全装備として衝突軽減ブレーキをはじめ、運転支援システムや衝突回避システムなどの安全装備が標準設定されている車が増えています。つまり、皆さんの愛車にも、こういった機能が装備されていれば、「サポカー」ということになります。

サポカー補助金とは

サポカー補助金

サポカー補助金とは、安全運転サポート車の導入を促進することで、高齢ドライバーの安全対策を行うことを目的として始まった制度です。これはペダルの踏み間違いによる事故が多発したことを受け、制定されました。

しかし、安全装備を備えた車は高価なことが多く、乗り換えたくても、なかなか手が出しにくい価格設定です。鉄道やバスなどの公共交通機関が充実している地域ではさほど問題ではありませんが、そうでない地域にお住まいの方は車が必需品です。

そこで、少しでも多くの方に安全装備が充実した車に乗ってもらいたいということから、補助金を利用して購入意欲を上げる目的もあります。また、サポカー対象車の購入だけでなく、後付けペダル踏み間違い急発進抑制装置の取り付けにも、この制度は利用可能です。

サポカー補助金の申請状況は?

サポカー補助金の予算総額は1,098億円で、2021年11月29日16時までの到着分をもってサポカー補助金申請受付は終了しています。

サポカー補助金はいつまで申請できる?

前述のとおり、サポカー補助金は、2021年11月29日16時までの到着分をもって終了しているため現在は申請できません。

サポカー補助金の延長はある?

2022年12月時点で、補助金制度の延長・再開等の情報は出ていませんが、今後の政府の動向に注目したいところです。

サポカー補助金の対象者について

サポカー補助金 対象者

サポカー補助金は高齢ドライバーに向けて設立された制度です。より安全な車の購入促進や、ペダル踏み間違い防止装置の装着により事故を減らすという目的であることから、65歳以上の方(令和3年3月31日までに満65歳以上となる方)が対象とされました。

サポカー補助金の対象車について

サポカー補助金の対象車は、

・新車については令和元年12月23日以降の登録(以降に、対象車種として追加された車種については、追加された日から対象)

・中古車については、令和2年3月9日以降の中古新規登録(登録車)または中古新規検査届出(軽自動車)もしくは移転登録されたが対象

・後付け装置については、認定された店舗における、令和2年3月9日以降の取付が対象

かつ、以下の機能を有している車となっています。

・衝突軽減ブレーキや踏み間違い時サポートブレーキを搭載している

・後付けペダル踏み間違い急発進抑制装置

これらの機能は、最新モデルであれば搭載されていることが多い装備です。車種によってはグレード毎で差がある場合もあるので、購入時には確認をおすすめします。

対象車であれば新車や中古車問わず適用されますが、メーカー希望小売価格1,000万円(税抜)を超える車種は対象外となるので注意が必要です。

サポカー補助金はいくら?

サポカー補助金の金額は各条件によって変わります。

新車か中古車、普通車なのか軽自動車なのか、安全装置の種類、後付け装置かといった形で補助額が違います。わかりやすいように一覧にまとめてみました。

サポカー購入補助の場合

対歩行者の衝突被害軽減ブレーキ+ペダル踏み間違い急発進抑制装置(サポカーS) 対歩行者の衝突被害軽減ブレーキのみ(サポカー)
普通車 10万円 6万円
軽自動車 7万円 3万円
中古車 4万円 2万円

後付けペダル踏み間違い急発進抑制装置購入補助

障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進抑制装置 4万円(※)
ペダル踏み間違い急発進抑制装置 2万円

※障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進抑制装置を後付け装着した場合、中古車で衝突被害軽減ブレーキの補助金(2万円)をすでに申請していた場合は、上限2万円となるので注意が必要です。

サポカー補助金の例

実際にサポカー補助金を利用した場合、いくらお得になるのか気になりますね。サポカー補助金使用時の購入シミュレーションをしてみましょう。

【新車購入の場合】

車種:トヨタ ヤリス(ハイブリッドZ 2WD)

価格:2,136,364円(消費税抜き)

区分:サポカーS

サポカー補助金額:10万円

補助金無しの場合:2,136,364円(消費税抜き)

補助金利用の場合:2,036,364円(消費税抜き)

参考URL:トヨタ公式サイトより

上記車種の場合、普通車かつ衝突被害軽減ブレーキとペダル踏み間違い時加速抑制装置を搭載しているため、補助金10万円の申請が可能です。

10万円の補助金は車の購入において大きな金額ですよね。その分高性能なドライブレコーダーや純正オプションに充てることもできます。こういった補助金制度を活用して、よりお得に車を購入したいものです。

サポカー補助金は各自治体で実施してる?

サポカー補助金 自治体

サポカー補助金は、国が補助金を支援する制度ですが、各自治体でも同様の取り組みを行っている地域もあります。

例えば、東京都だと「高齢者安全運転支援装置設置促進事業補助金」として、令和3年度中に70歳以上となる方を対象に、自家用車に限り、ペダル踏み間違い等による急発進等を抑制する機能を有する安全運転支援装置の取り付け購入、設置に要する費用を都が費用の5割を補助(上限額6万円/台)していました。※令和4年3月末で終了済。

国の場合は、障害物検知機能付きペダル踏み間違い防止装置は4万円まで、ペダル踏み間違い防止装置は2万円までとなっていますよね。つまり、東京都の補助金を利用するほうが負担が少なくなります。

この記事では東京都を一例として挙げましたが、その他の地域でもこういった制度があるので、お住まいの自治体ホームページ等を確認してみましょう。

2022年に申請できる自動車補助金について

自動車補助金

ここまでサポカー補助金について説明してきましたが、残念ながら現在サポカー補助金申請は受付終了済です。しかし、サポカー補助金以外にも自動車購入時に利用できる補助金制度があるので、ここからは、2022年現時点に利用できる補助金を紹介します。

令和4年度(2022年)では、「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」が利用可能です。簡単にいうと、環境に配慮した自動車購入に対して補助金を出します、ということ。この補助金は「CEV補助金」と呼ばれています。

対象車両は、EV、軽EV、PHEV、FCV(水素車)、超小型モビリティ、電動二輪、クリーンディーゼル、ミニカーで、補助金の上限金額を一覧にしました。

上限額:給電機能なし 上限額:給電機能あり
EV 65万円 85万円
軽EV 45万円 55万円
PHEV
FCV 230万円 255万円
上限額
超小型モビリティ 定額25万円(個人)、定額35万円(サービスユース)
電動二輪 6万円(一種)、12万円(二種)
クリーンディーゼル 15万円
ミニカー 定額30万円(個人)、定額40万円(サービスユース)

実際は、車種やグレードによって補助金の金額が変わります。詳しくは、販売店やCEV補助金窓口に問い合わせてみましょう。また、国以外にも補助金制度がある自治体もあります。地域によって条件や金額に差はありますが、せっかくの制度なので利用しない手はありません。

こういった補助金は改めて調べないと気づかないことも多いので、車購入時には自分の購入車両が補助金対象かどうか調べてみるといいでしょう。

まとめ

残念ながら、サポカー補助金は終了してしまいましたが、CEV補助金など、現在でも車購入時に利用できる補助金があります。気の利く販売店であればその制度を紹介してくれますが、事前に知っておいて損はない知識です。

国や自治体が、私たちのために補助金制度を制定してくれたので、ありがたく利用させてもらいましょう。こういった補助金は、予算額に達すると早期終了になるケースが多いので、早めの申請を心掛けてお得に車を購入しましょう。

よくある質問

サポカー補助金 Q&A

サポカー補助金はいつまで?

サポカー補助金は2021年11月29日16時までの到着分をもって終了しています。

サポカー補助金の再開はあるのか?

2020年から始まり2021年11月29日に終了したサポカー補助金ですが、現時点で補助金制度の再開等の情報はありません。